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【旅行業界とは?】ビジネスモデルや業界動向、やりがいまで…徹底解説!

  • 業界・企業研究
  • 2023.07.04
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本コンテンツでは、旅行・レジャー・宿泊業界の識者にインタビューを行い、「旅行業界とは?」をはじめ、その関連業界を含めた仕組みやビジネスモデル、やりがい、押さえておきたいキーワードまで解説しています。

時間のない方でもサクッと業界を理解することができますので、毎日少しずつ業界研究を進めましょう。

目次

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    旅行業界とは?

    旅行業界とは文字通り、旅行にまつわる業務に従事する企業群です。

    旅行自体の企画・販売をはじめ、旅行者のための移動手段や宿泊の手配など、その業務は多岐にわたります。

    国土交通省は旅行業法において、旅行業者の対応可能な業務範囲を以下の5つに定義しており、海外旅行と国内旅行については、対応可能な業者が限られている状況です。

    旅行業界の関連業界は?

    旅行業界の関連業界としては、宿泊・レジャー業界が挙げられます。

    これらの業界は文字通り、旅行・宿泊、レジャーという娯楽や非日常体験を、人々の余暇において提供する業界です。そのため、旅行業界・宿泊業界・レジャー業界はそれぞれが密接に関係する業界といえるでしょう。


    旅行業界は、旅行者のための移動手段や宿泊施設を手配し、宿泊業界は旅行者に旅館・ホテルなどの宿泊サービスを提供します。レジャー業界は旅行者だけに限りませんが、旅行業界や宿泊業界といった2つの業界と協業して非日常的な娯楽や体験を提供します。

    旅行関連業界の現状

    このように旅行・宿泊・レジャー業界は、人々の「余暇における」娯楽を提供する業界のため、日常生活に必須の衣食住関連の業界と比較すると、どうしても消費対象としての優先順位が下がってしまうビジネス領域となります。必然的に災害や景気、国際情勢の影響を受けやすく、新型コロナウイルスによる感染拡大が始まった2020年2月ごろからは、国内の旅行者数・旅行消費額は大幅に減少し、業界全体が大打撃を受けました。

    旅行・宿泊・レジャー業界は、人的サービスが主体の労働集約型産業であるため、コロナ禍以前から慢性的な人手不足に直面しています。さらに、季節による変動も大きなビジネスのため、閑散期の稼働率向上が課題です。

    とはいえ、旅行・レジャー業界の名目GDPの規模は約10兆円とも言われ、全産業の中では1.8%程度を占めています。コロナ禍で長く我慢を強いられてきただけに、業績回復への期待感が高まっています。政府の旅行支援などの後押しも受け、観光地では国内外から旅行客が戻りつつあります。(2023/07/04掲載時点)

    業界研究ファイル

    旅行業界の仕組みやビジネスモデル

    旅行業に従事する「旅行会社」と旅行業者代理業をおこなう「旅行代理店」に二分されます。

    ●旅行会社

    旅行者のために移動手段や宿泊施設の手配、パッケージ旅行のプラン作成や販売などをおこないます。旅行会社の収益は、旅行者側と飛行機や鉄道そしてホテルなど移動・宿泊サービスを提供する側の両方から発生します。

    ●旅行代理店

    旅行会社と代理契約を結び、パッケージツアーなどの旅行商品のほか、宿泊券や航空機、JR券などのチケット類を代理販売します。販売した仲介手数料が旅行代理店の収益となります。

    ●インターネット専業旅行会社(OTA:Online Travel Agent)

    店舗維持費や人件費をかけることなく旅行プランを販売できるインターネット専業旅行会社(OTA)が格安旅行の需要を受けて急成長しています。

    従来の旅行会社の自社専用サイトは自ら客室を仕入れ、企画した宿泊商品をネットで販売しているのに対し、OTAはホテルや旅館にサイト上の場所を貸して、独自にプランや価格を設定した宿泊商品を販売することで、それぞれの特色を出しています。しかし、現在ではその垣根も崩れ、競争がますます激しくなっています。

    旅行業界に向いている人とは?

    続いては…

    「旅行業界に向いている人は?」「旅行業界で働くやりがいは?」など、皆さんが気になる質問に回答!

    毎年多くの学生のキャリアカウンセリングを行い、累計20,000名以上の内定支援実績のあるdoda新卒エージェントのキャリアアドバイザーたちが、この後ズバリ本音でお答えします。
    村山和生さん
    Q.旅行業界に向いている人はどんな人ですか?

    A. ホスピタリティとストレス耐性のある人。

    ホスピタリティとストレス耐性はとても大事だといえます。旅行プランの提案だけでなく、旅行前中後のトラブル対応も多い業界だからです。海外の場合だと現地との時差があるため、対応がより大変になります。

    企画職については、イベント企画のようなものではなく、市場調査等が重要に。そのため、細かいことを調べたり分析したりすることが得意な方が向いています。

    旅行業界や関連業界で働くやりがい

    村山和生さん
    Q.旅行業界のやりがいはどんなものが挙げられますか?

    A. お客様に満足していただける旅を提供できることがやりがいだと言えるでしょう。

    自分の担当したお客様が旅行から帰ってこられた際に、感謝のお言葉やお土産(話)などを頂けると素直に嬉しいものです。このようなお客様の喜びの声は、まさにやりがいです。

    また、初めてのお客様がリピーターとなってくださるのも嬉しいことです。お客様の好みやニーズが分かってくると、より深い提案などもできるようになり、旅行の話が広がることも楽しみに。企画職の場合は、自分の作ったツアーが新聞やWebサイトに載ったときにやりがいを感じる方が多いでしょう。

    村山和生さん
    Q.レジャー業界のやりがいはどんなものが挙げられますか?

    A. お客様の感動の瞬間が見えることが最大の魅力です。

    非日常の空間で人を楽しませることが最大のやりがいです。この場所に来て良かった! また来たい!と思っていただけるようなおもてなしを提供したり、考えたりすることはもちろんですが、実際にお客様の反応が見えることが最大の魅力です。

    この質問に回答して下さった方

    株式会社ベネッセi-キャリア 
    doda新卒エージェント事業部 キャリアアドバイザー
    藤井 里花氏

    旅行業界からの転身で2018年にパーソルキャリアへ入社(出向によりベネッセi-キャリア在籍)。新卒採用のキャリアアドバイザーとなる。自身は理系学生だったが、文理系統問わず対応が可能。自らの就活失敗経験を活かし、より将来を見据えたキャリア提案や選択肢を狭めないアドバイスを心がける。

    この質問に回答して下さった方

    株式会社ベネッセi-キャリア 
    doda新卒エージェント事業部 キャリアアドバイザー
    碓井 彩子氏

    新卒でホテル業界へ入社。ベルやレストランといった様々な現場経験を経て、6年間ウェディングプランナーを経験。その後、パーソルキャリアへ転職し、営業職の転職支援業務に従事するも、若年層の新卒領域に興味を抱き異動。キャリアカウンセリングや面接対策、メンバー育成、企画など、幅広く活躍する。

    ※プロフィールは取材当時の内容です

    旅行業界や関連業界の現状や今後、気になる動向をチェック!

    コロナ禍でかつてないほどの苦境に立たされたホテル・旅館業界ですが、最悪の時期は過ぎたといえるでしょう。ここからどう踏ん張るかが鍵です。

    イベントや万博、スポーツを通じたインバウンド需要は今後ますます高まる一方で、SDGsなど環境に配慮する動きも増えてきています。その意味では、個人のお客様に対して価値を提供するだけでなく、社会貢献にも関与できる点で伸張する可能性がある業界といえます。

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    この他にも、宿泊・レジャー業界の動向をはじめ、「その業界で働く魅力」「勉強しておきたいこと」といった、現役大学生から挙がったするどい質問に回答していただいています。また、旅行業界を志望するのであれば押さえておきたいキーワードについても徹底解説!

    続きは、「業界研究ファイル旅行・宿泊・レジャー業界編」完全版PDFにてご覧ください。

     

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