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アプリでコンビニのフードロスを削減!参加企業の価値を高める認証システムが独自性として高く評価

  • インタビュー
  • 2023.04.26
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プロフィール

優秀賞受賞
企画名:「廃棄レスキュー廃棄食品に救いの手を」
関西学院大学社会学部2年 日高 昴 さん
関西学院大学法学部2年 中塚 大貴 さん

※本記事は「[キャリアゲートウェイ powered by dodaキャンパス]ービジネスコンテスト2022」の受賞者インタビュー記事です。

本ビジネスコンテストは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(14組)、審査員特別賞(1組)の計17組が表彰を受けました。
この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

目次

    起業をテーマにした大学の授業で
    知り合ったメンバーでチャレンジ

    ――「キャリアゲートウェイ ビジネスコンテスト2022(ビジコン)」に出場したきっかけは?

    中塚:もともと大学の「ベンチャービジネス創成」という、起業がテーマの授業のグループワークで日高くんと知り合って、「何か面白いことをやりたいね」と話していたんです。その授業は、IPO(新規株式公開)をした起業家の先輩などが講師となって、組織運営やビジネスモデルについて教えてくれる内容でした。やはり、起業や新規ビジネスには興味がありましたね。

    日高:私は去年もベネッセi-キャリアが主催する「ジョブトライアル2021」に参加していました。今年も同じようなビジコンがあると聞いて、大学の授業で中塚くんという助っ人を得たので、タッグを組んで参加することにしました。

    ――ビジコンで発表したアプリの内容について教えてください。

    日高:コンビニの食品廃棄をゼロにすることを目標にアプリを開発しました。きっかけは、アルバイト先でフードロスの現状を目の当たりにしたことです。この身近な問題を解決するために何ができるか考えました。仕組みとしては、消費期限が間近の商品をアプリで通知して、ユーザーに通知して購入してもらうというもの。商品を安価に購入できることで、ユーザーに普及させようと考えました。

    中塚:まずは大枠としてSDGsの17のゴールがあって、その中で興味のあるテーマを探して、「フードロス」の課題に着目しました。そこからテーマをどう深掘りするか、どんなアプローチをするか……と議論を重ねていきました。

    日高:アプリの展開案としては、まずコンビニのレジ付近やレシートなどにQRコードを掲載して、そこから利用者にアプリのダウンロードを促すのが第一ステップ。次にアプリ上で現在地付近の提携店舗を表示し、そこに消費期限が間近の割引商品情報をアラート通知させるという流れを考えました。あとは利用者が店舗を訪れ、購入するというわけです。最終的なゴールは、コンビニの廃棄食品を年間30万トン減らすこと。さらに、フードロスの問題を身近に感じてもらい、家庭での食品ロス削減にもつなげたいと考えました。

    フードロスに特化した
    認証団体を設立する

    ――実現可能性や持続性の点では、どのような工夫をしましたか?

    中塚:マネタイズに関しては、コンビニなどの店舗は、廃棄するはずだった商品が割引きとはいえ売れるのですから多少の利益が上がりますよね。あとは、「フードバンク」などフードロス削減に取り組む企業の広告掲載もできるのではないかと考えました。もちろん利用者にもお得に商品を購入できた上に、フードロス削減にも貢献できるメリットがあります。

    日高:事業の将来的な拡大方法については、まず大学の生協でテスト導入することを考えました。学生と生協がつながっているSNSを活用して、情報を発信し、フードロスに貢献した学生には、生協のポイントが付与されるような仕組みもつくれないかと検討しましたね。

    ――予選でのフィードバックによって、改善された点はありましたか?

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