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就活の面接前の事前準備に必要なこと。やるべき準備項目をおさえよう

  • 就活ノウハウ
  • 2020.09.01

書類選考が無事通過し、迎えた面接。紙面上だけで判断される履歴書やエントリーシートとは違い、会話形式の面接であれば特に準備は必要ない、と思っている方もいるのではないでしょうか?実は、面接官にされた質問をその場で答えなければならない面接は、準備している人としていない人の差が顕著に出てしまう場でもあります。

そこで今回は、面接を受ける前の準備を「業界研究・企業研究・自己分析」「頻出質問への回答」「前日」の3つのシチュエーションに分けて解説いたします。適切な準備をしっかりと行って、面接を成功させましょう!

目次

    面接は受ける前の準備が大事!具体的には何をすべき?

    面接前には準備が大事とは言っても、具体的に何をすべきかわからないという方も多いでしょう。ここでは、代表的な2つの準備をご説明します。

    業界研究や企業研究を行う

    「当社を選んだ理由は?」「なぜ他の企業ではダメなのか?」「当社の強みや弱みは?」といった質問に自信を持って回答するには、受ける企業やその業界のことをよく知っている必要があります。そこで必須なのが、業界研究や企業研究。

    企業の事業内容はもちろん、業界内の立ち位置を知り、他社との比較をすることで、企業への理解が深まります。それによって志望動機も説得力のあるものになります。具体的な業界研究や企業研究のやり方については、下記記事を参考にしてみてください。

    業界研究のやり方をやさしく解説|就活を成功に導く業界研究の必須項目3つ

    自己分析を行う

    面接では、就活生の価値観を探るために、深堀りした質問をされることがあります。そのような質問に対応するには、自己分析が必要です。

    自己分析を行って自分の強みや弱み、性格的な特性や価値観などを整理できれば、「自分が企業にどう貢献できるか」のアピールをよりわかりやすく・説得力を持って行えるというメリットもあります。詳しい自己分析の方法は、下記の記事を参照してください。

    業界研究や企業研究、自己分析は早めに取り組むことが大事

    前述した業界研究や企業研究、自己分析は、1日で終わるものではありません。費やした時間に比例して内容を深く掘り下げることができるものです。業界研究や企業研究、自己分析の完成度を高めたいのなら、就活が本格的に始まる前や、始まってすぐに取り組んでおくのがいいでしょう。

    どれもエントリーシートでの志望動機を書く際に役立ちますし、受ける企業を選ぶ判断基準を構築する材料にもなります。できるだけ早い段階で済ませておくと、面接前に焦ることも少なくなります。

    dodaキャンパスでは、25問の質問に答えるだけであなたのキャリアタイプが診断できる『キャリアタイプ診断』をご用意!5分程度でサクッと分析ができるので、ぜひこちらもお試しください。その結果を見た企業から、あなたに合ったオファーを受け取ることができます。

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    面接前に用意しておきたい、頻出質問への回答は?

    面接で聞かれる内容を完璧に予測することはできませんが、“定番”と言われるような頻出質問があるのも事実です。それらを把握して準備しておけば面接で心の余裕が生まれるので、確認しておきましょう。ここでは、主な3つの頻出質問をご紹介します。

    「志望動機」

    必ずと言って良いほど聞かれる質問です。企業はできるだけ熱意のある人材を採用したいと考えているので、この質問で本気度を測っています。「競合他社ではいけない」という部分を明確にして答えましょう。

    志望動機の例

    私が貴社を志望した理由は、これからの日本企業は海外進出が要だと考えているからです。日本の企業の中には海外進出をしないばかりに、倒産してしまう企業が多々あります。高い技術力を誇る中小企業が倒産してしまうのは日本の経済にとって大きな損失のため、貴社のモットーである「海外との架け橋」になり、そうした企業をなくしたいと思っております。

    貴社はコンサルティング業界で1番多くの海外市場とのパイプを持っています。そのため貴社でなら、顧客のニーズに合わせてより多くの可能性を提示できると考え、応募しました。

    ありきたりの言葉では刺さらない! 熱意が伝わる志望動機の書き方

    【例文つき】インターンシップの選考を突破する志望動機の考え方は?参加理由のポイントを解説

    自己PR

    この質問は、企業が採用したい資質や適性を持っている人材かを見極めるためのものです。これまでの体験が就職してからどう活きるか、という点を含めて答えるといいでしょう。

    自己PRの例

    私の強みは、計画性を持って行動・指示できることです。
    私は塾講師として、大学の4年間アルバイトをしてきました。その際、生徒の成績を上げるために、最終的な目標から逆算して今必要な勉強を割り出す、ということを行っておりました。生徒の個性によって進度や最終目標は違うため、生徒一人一人に異なる計画を立てており、それは顧客である中小企業をコンサルティングする貴社の姿勢とよく似ていると自負しております。
    この経験を活かし、顧客に喜んでもらえるサービスを追求して、貴社に貢献したいと考えております。

    【例文付き】自己紹介と自己PRは違う!面接官の心を掴む「自己紹介」の方法

    自己PRが思い浮かばない。エピソードを見つける5つの術

    「学生時代に力を入れたこと」

    自己PRと似ていますが、こちらは物事に対して取り組む姿勢を見るための質問です。どのような困難・課題があったのか、それをどのように克服・解決したのかを具体的に答えましょう。会社に入ってから、どのような仕事の取り組み方をするかを想像させることができれば成功です。

    学生時代に力を入れたことの例

    私が学生時代に力を入れたことは、部活で取り組んでいたテニスです。
    毎日朝晩練習していたので、体力面はもちろん、精神面でも鍛えられました。私が特に力を入れていたダブルスでは、最初はパートナーとの息が合わずに敗戦続きでした。私は最初、技術面だけに優れていれば問題はないという考えだったのですが、敗戦が続く原因はそこにありました。
    「ダブルスはお互いの人間関係が重要で、パートナーとの関係がうまくいかないと勝つことはできない。」先輩やコーチからのアドバイスを受けるなかでそのことに気付いてからは、パートナーと話し合いを重ねて同じ目標を掲げて練習し、最後の試合では準優勝することができました。目標に向かって努力することの大切さと、仲間と協力することの大切さを学びました。

    「逆質問」

    企業によっては「何か質問はないですか?」と逆質問を求められることもあります。こちらも、入社への熱意や本気度を測る質問です。ホームページを見ればわかるような浅い質問ではなく、面接でしか聞くことのできないことや、入社後のことを聞くようにしましょう。

    逆質問の例

    ・昨年貴社に入った方達は、現在どのような仕事をしているのでしょうか?
    ・入社後、私の資格や研究内容は、御社の電気自動車のエンジンを開発する業務で活かせるのでは、と考えておりますが、他に活かせそうな業務はありますでしょうか?
    ・仮に内定をいただけた場合、入社までにパソコンの基本的なスキルと英語を学んでおこうと考えておりますが、他に学んでおくべきことなどはありますでしょうか?

    インターンシップの面接で逆質問を求められたら?意欲が伝わる解答例を紹介

    前日にやっておきたい準備は?

    前述したことを全て行えば、あとは前日の準備だけでOKです。前日に行うべき、3つのことを確認しておきましょう。

    持ち物をチェック

    せっかく完璧に面接ができても、忘れ物があっては台無しです。必ず忘れ物がないよう、下記の記事を参考に、詳しい持ち物リストをチェックしておいてください。

    就活の面接に必須の持ち物と、あると便利な持ち物リスト

    面接会場までのアクセスルートをチェック

    面接会場に初めて訪れる場合は、必ず電車の時間とアクセスルートをチェックしておきましょう。もし余裕があれば、前日に下見に行っておくとより安心。面接時間の30分前を目安に到着するよう、スケジュールを組むのがおすすめです。

    業界研究や企業研究をまとめたノートを見返す

    就活がピークになると、連日面接や説明会などが入り、業界研究や企業研究を行っても内容を忘れてしまいがち。思い出すためにも、今一度業界研究や企業研究をまとめたノートを見返しておきましょう。ノートがわかりやすくまとまっていると、準備時間の短縮になります。上手な業界・企業研究ノートのまとめ方は、下記の記事をご覧ください。

    業界研究・企業研究のノートのまとめ方を分かりやすく解説!

    就活対策がオンラインで無料受講できる

    せっかく書類選考を通って面接まで進んでも、準備不足のせいで不採用になってしまうのはもったいないです。面接で発揮できるパフォーマンスは、事前準備の質と量に左右されます。準備を入念に行えば行うほど、不安も軽減して、本番でも自信を持って対応できるはず。本記事でご紹介した事前準備をしっかり行って、心にゆとりを持って面接に備えましょう。”

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