就活を進めていく上で避けては通れない自己PR。どのように対策をすればよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
大切なのは「企業がなぜ自己PRを聞くのか?」という質問する側の意図を把握することです。この記事を読めば、面接や書類提出時に自分の強みや長所に応じた自己PRを作成することができます。
目次
企業が自己PRを聞く目的は?
企業が自己PRを聞く目的は2つあります。
- あなたがどのような人で、どのような人柄かを確認するため
- あなたの強みと自社が求める人材像がマッチするかを確認するため
自己PR対策には、上記の目的があることを把握しておくことが大切です。ここからは、自己PRを述べる際のポイントと例文を解説しますので押さえておきましょう。
自己PRを述べる際の3つのポイント
ただやみくもに自己PRをしても、あなたの人となりはうまく伝わりません。自己PRを述べるときは、以下のポイントを押さえましょう。
- 具体的なエピソードがあるものを選ぶ
- 中長期的に取り組んだ内容を述べる
- 具体的な数値を交え、相手が想像しやすい工夫をする
自己PR対策には、上記の目的があることを把握しておくことが大切です。ここからは、自己PRを述べる際のポイントと例文を解説しますので押さえておきましょう。
1.具体的なエピソードがあるもの
就活の面接時には「具体的には?」と深掘りされる可能性が高いため、自己PRの内容も具体性のある内容が好ましいといえます。
具体的には「どのような行動をとったのか」「どのような成果につながったのか」や「仲間や先輩からかけられた言葉」など、具体的なエピソードや客観的な評価などを交えて話しましょう。
また、アピールポイントとエピソードの内容がミスマッチにならないよう注意が必要です。
例えば、アピールポイントは「新しいことにチャレンジすること」なのに、エピソードが「継続力をアピールする内容」だと矛盾が生じます。エピソードはアピールポイントを具体的に補足するためのものと捉え、一貫性を大切にしましょう。
2.中長期的に取り組んだ内容を述べる
企業は、自己PRを通じてあなたのアピールポイントが、自社で中長期的に再現されるものかを見ているため、自己PRでは継続的に取り組んだ内容を述べましょう。
数日の短期的な取り組みの場合、その場限りや偶然の内容だと捉えられる可能性があります。最低でも半年以上は取り組んだエピソードを選択 し、社会に出ても再現性があることを伝えましょう。
3.具体的な数値を交え、相手が想像しやすい工夫をする
具体的な数値を交えたエピソードは、具体的な期間、規模感、変化や量などが想像できるため、初めて聞いた相手が想像しやすくなります。
- NG例:英語学習に一所懸命に取り組み、TOEICで高得点を獲得できた。
- OK例:朝2時間、夜1時間の1日合計3時間の英語学習を約2年間続けた結果、600点だったTOEICのスコアを905点に上げることができた。
この他にも、具体的な固有名詞を使うことで、より背景が想像しやすくなるため、おすすめです。例えば、「地元のカフェで」ではなく「地元の浅草のカフェで」といった表現を用いることで、より詳細な背景を相手に伝えることができるでしょう。
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面接でのアピールポイント別!自己PRの例文25選
ここからは、アピールポイント別に自己PRの例文を25個ご紹介します。
以下の例文に挙げたアピールポイントは「企業が新卒採用で求める能力」の上位7項目です。企業が重要視する以下の7つの能力を交えつつ、例文も参考に上手にアピールしていきましょう。
1.コミュニケーション力
コミュニケーション力は多くの企業が求める能力です。コミュニケーション力をアピールする際は、 入社後も自社で活躍してくれそうだと感じさせるエピソードを選択すると良いでしょう。
例文
私の強みは、課題を聞き出すヒアリング力です。学園祭では、このヒアリング力を生かし、進行管理において活躍いたしました。
私は大学1年生の頃より学園祭の実行委員に所属し、2年生からは実行委員数約50名の副委員長として、来場者数約1万人の学園祭を成功に導きました。具体的には、それぞれに役割を持つ8つのグループへ現状の課題や進捗状況についてヒアリングを実施。ヒアリング内容は毎週メンバー全員で共有することを心がけ、課題点の共有や情報共有を心がけました。
また、困っていることがあればすぐに対処できるよう各班のリーダーに頻繁に声をかけ、計画が遅れ気味の班には人を補充するなどして、調整も行いました。これらの取り組みによって、当日は大きなトラブルもなく大盛況に終わり、メンバー全員で喜びと達成感を分かち合うことができました。
周囲との関わりを大切にしながら協力してやり抜いた力を貴社で発揮し、事業に貢献していきたいと考えています。
2.意欲の高さ、挑戦心
どの企業でも意欲が高く、新しい事柄へ果敢に挑む人材は歓迎されます。他の応募者と差別化する上で重要となるのは、あなたがどのように考え、どうしてその取り組みを行ったのかといった背景や動機です。あなたの考え方は環境が変わっても再現ができるため、ぜひ自己PR時は意識しましょう。
例文
私には、何事にも意欲的に挑む挑戦心があります。例えば、アルバイト先では新メニューの打ち出しを提案し、集客へと繋げた経験があります。
私は小さな個人経営のカフェで約3年間アルバイトを継続してきました。しかし、近所に人気チェーンのカフェができたことで、客足が半分以下に減少。集客や売上減少に課題を抱えた時期がありました。その際、私は「自分のお給料はお店の売上で成り立っている」と考え、集客施策として新しいデザートメニューを打ち出すことを提案しました。
店長はこの提案に懐疑的でしたが、アルバイト仲間や家族の意見もヒアリングしつつ改良を重ねた結果、新メニューに採用。お店や商品を知ってもらえるようSNSの開設も提案し、約100人のフォロワーやお客様数を20%増やすことに成功しました。
私はこのような何事にも諦めない挑戦心を生かし、貴社の商品企画部で新たな市場を切り拓いていきたいと考えています。
3.素直さ、誠実性
企業が学生に求める能力の3つ目は素直さ、誠実性です。これらの要素は言葉で言っても説得力がないため、 あなたがどのように考えたのか、どのように行動したのかを相手が想像できるよう努めましょう。
例文
私の強みは、年齢などの上下関係に捉われず、素直に意見や考えを受け入れることができる点です。
大学2年生の時に始めた飲食店でのアルバイトでは、2歳年下の先輩にさまざまな業務を教えていただきました。そのおかげもあり、1年半でホール・キッチン・レジの全ての仕事を覚え、「こんなに速く全ての仕事を覚えられた人は○○さんだけだった」と声をかけていただくまで成長しました。「人のアドバイスを受け入れる素直さが良い」「○○さんが入ってくれるとホールもキッチンも10分早く片付く」と声をかけていただき、自信にもつながったと感じています。
このような持ち前の素直さを生かして、貴社で活躍したいと考えております。
4.ポジティブ、前向き
「 困難な状況を乗り越えた経験」や「前向きに取り組んだ経験」を、具体的な数字を用いて相手に伝えましょう。また、ポジティブ思考の根源にある価値観や信念を説明することで、単なる表面的な明るさではなく、深い層でのポジティブさをアピールできます。
例文
私の強みは、どのような困難にぶつかっても前向きに捉え、立ち向かっていくポジティブ思考です。
実は、1年間オーストラリアへ留学した際に、挫折を経験しました。留学するまでは語学力に自信がありましたが、いざ留学してみると授業についていけず、先生やクラスメイトの英語を聞き取ることに精一杯でした。そのため、ディスカッションにも参加ができず、途中でホームシックにもなってしまいました。
しかし「ここで逃げては何も解決しない」と思い直し、クラスメイトに声を掛け、授業後に毎日2時間勉強する機会を設けました。すると少しずつですが、授業の内容が理解できるように。留学して半年後には1時間の授業をクラスメイトのサポートなしで理解し、ディスカッションで積極的に自分の考えを発言できるまで上達しました。
貴社に入社後も、どんな困難からも逃げ出さず、乗り越えていきます。
5.行動力
企業が学生に求める能力の5つ目は行動力です。行動力をアピールする際は、自ら認識した課題に対して、どのような考えから行動し、どのような学びがあったのかを具体的に伝えるようにしましょう。
例文
私の強みは、課題解決のために迅速かつ積極的に行動できることです。
大学時代、所属していたサークルで200名規模の学生が集うイベント開催の企画・運営を担当しました。しかし、イベント開催直前にメイン会場が使用できなくなり、使用会場を見つけなければならないトラブルが発生しました。
すでにWeb上では、どの会場も予約不可の状況だったため、友人やアルバイト先の先輩のツテを辿ってなんとか紹介経由で会場を確保。会場の環境が当初の予定と変わってしまったため、後輩にも当日の協力を依頼し、なんとかイベントを完遂するという経験をしました。
この経験から、どんな状況でも諦めずに解決策を模索し、行動することの大切さを学びました。この強みを活かして、貴社の発展に貢献したいと思います。
6.ストレス耐性、忍耐力
企業が学生に求める能力の6つ目はストレス耐性、忍耐力です。ストレス耐性、忍耐力をアピールする際は、個人で完結したことではなく、周囲との関わりの中で発生した「ストレスや困難」に対して、「どのように乗り越えたか」「どう向き合えたか」を相手にしっかりと伝えましょう。
例文
私の強みは、困難な状況でも諦めずに目標達成を目指す忍耐力です。
大学時代、研究室に所属し、研究活動に取り組んでいました。担当テーマは非常に難易度が高く、実験は失敗の連続で、思うように結果が出ない時期もありました。また、研究仲間との意見の違いや、実験機器の故障など、さまざまな問題に直面しました。
しかし、私は諦めずに試行錯誤を続け、限られた時間の中で効率的に研究を進めるために、時間管理と集中力の維持に努めました。そして研究開始から2年後、ついに目標としていた成果を上げることができました。この経験を通じて、困難な状況でも諦めずに目標達成を目指す忍耐力と、努力を継続することの大切さを学びました。
貴社に入社後も、この忍耐力と努力を活かして、どんな困難な課題にも積極的に取り組み、目標達成に貢献していきたいと考えております。
7.主体性
企業が学生に求める能力の7つ目は主体性です。主体性をアピールする際は、 自らの主体的な行動によって「周囲をどのように巻き込んだか」「その結果どのようになったか」を具体的にアピールしましょう。
例文
私の強みは、問題に対して主体性を持って解決のために行動できることです。
私は1年生から3年間、テニスサークルに所属しており、3年生の春にキャプテンへ就任しました。しかし当初から初心者の退会者が多く、新入生の退会率が10%と高いことが課題でした。課題の原因を追求するため、退会者やその友人である後輩に徹底的に話をヒアリングし、指導不足が課題だとわかりました。
そこで、2年生以上のテニス経験者に新入生のサポートをするよう協力を仰ぎ、技術面の個別サポートを増やしました。特に、新入生や未経験者の技術向上に努めたところ、テニスが上達する楽しさを感じる人が増加。結果としてサークル参加者が増加し、昨年度と比較して今年度の退会者数を5%以下に抑えることができました。
この経験を生かし、仕事において困難な問題に直面しても、主体性を持って自ら行動を起こし、周囲と協力しながら結果を出したいと思います。
8.協調性
チームワークを重視する企業では、協調性を持つ人材が求められます。単に「協調性があります」とアピールするのではなく、具体的なエピソードを通して、周囲と協力し、目標達成に貢献した経験を伝えましょう。
例文
私は、周囲と協力し、目標達成のために貢献できる協調性があります。大学時代は、ボランティアサークルで地域の清掃活動へ参加。メンバーは10人ほどで、それぞれ異なる意見や価値観を持つ個性的なメンバーばかりでした。
活動当初は、意見がぶつかり、まとまらない場面もありました。そこで、私は積極的にメンバーとコミュニケーションをとり、それぞれの意見に耳を傾け、共通点を見つけることに尽力。円滑なコミュニケーションを促進するために、定期的なミーティングや情報共有を提案し、実行しました。
その結果、メンバー間の信頼関係を築き、チームワークを向上させることに成功。清掃活動では、当初の目標よりも多くのゴミを回収し、地域住民から感謝の言葉をもらえました。
この経験を通して、協調性を持つことの大切さを学び、周囲と協力することでより大きな成果を生み出すことができることを実感。貴社に入社後は、この協調性を活かして、チームの一員として目標達成に貢献していきたいと考えております。
9.継続力
目標に向かって最後までやり遂げる継続力は、どんな仕事においても重要です。継続的に続けるために意識したことや実行したことを交え、困難を乗り越えた粘り強さをアピールしましょう。
例文
私は、目標に向かって最後までやり遂げる継続力があります。大学時代は、英語力を向上させるために、毎日2時間以上の英語学習を継続。目標は、TOEICスコア800点以上を達成することでした。
最初はなかなか思うように点数が伸びず、モチベーションが低下することもありました。しかし、目標を達成するために、自分に合った学習方法を模索し、英語学習コミュニティに参加したり、英会話スクールに通ったりして、継続的に努力しました。
その結果、努力が実を結び、目標であったTOEICスコア850点を達成。この経験を通して、継続することの大切さを学び、どんな困難にも諦めずに挑戦する粘り強さを身に付けることができました。
貴社に入社後は、この継続力を活かして、どんな課題にも粘り強く取り組み、目標達成に貢献していきたいと考えております。
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10.責任感
責任感を持つ人材は、企業にとって貴重な存在です。具体的なエピソードを通して、与えられた仕事を責任を持って最後までやり遂げた経験をアピールしましょう。
例文
私は、与えられた仕事を責任を持って最後までやり遂げる責任感があります。大学時代は、ゼミの代表を務めました。ゼミ活動では、定期的な勉強会やイベント企画など、様々なタスクをこなす必要がありました。
私は、メンバー全員が積極的に活動できるよう、役割分担を明確にし、定期的に進捗状況を確認するよう意識。責任感を持ってリーダーシップを発揮しました。また、メンバー間の意見交換の場を設け、円滑なコミュニケーションを促進することに努めました。
その結果、ゼミ活動は活発になり、イベントは大成功を収めました。メンバーからも、「責任感があり、頼れるリーダーだった」と評価頂きました。
この経験を通して、責任感を持つことの重要性を学び、与えられた仕事を最後までやり遂げる力をつけることができました。貴社に入社後は、この責任感を活かして、周囲の期待に応えられるよう、全力で取り組んでまいります。
11.向上心
常に現状に満足せず、より良いものを目指す向上心は、企業にとって魅力的な人材像です。具体的なエピソードを通して、自己研鑽に励み、スキルや知識を向上させた経験をアピールしましょう。
例文
私は、常に現状に満足せず、より良いものを目指す向上心を持っています。大学時代は、プログラミングのスキルを向上させるために、独学で学習を継続。最初は簡単なプログラムしか書けませんでしたが、参考書を読んだり、オンライン講座を受講したりして、自己研鑽に努めてまいりました。
また、プログラミングコンテストにも積極的に参加し、他のプログラマーの作品から学び、自分のスキルアップに努めています。その結果、コンテストで入賞を果たし、プログラミングスキルが飛躍的に向上いたしました。
この経験を通して、努力すれば必ず成果が得られることを学び、常に新しい知識やスキルを習得していくことの大切さを実感しました。貴社に入社後は、この向上心を活かして、常に新しいことに挑戦し、自己研鑽に励んでまいります。
12.計画性
目標達成に向けて、綿密な計画を立て、実行できる計画性は、仕事において非常に重要です。具体的なエピソードを通して、計画的に行動し、目標を達成した経験をアピールしましょう。
例文
私は、目標達成に向けて、綿密な計画を立て、実行できる計画性があります。大学時代は、海外留学を目指していました。留学には、十分な資金が必要でしたが、アルバイトで貯金をするだけでは目標金額に達することが難しいと考えました。
そこで、アルバイトと並行して、英語学習に時間を費やし、TOEICスコアを800点以上まで向上させることで、奨学金を得られるように計画。また、留学先の大学や住居についても、事前にしっかりと調べ、準備を進めました。
その結果、計画通りに留学を果たし、1年間海外で生活し、英語力を磨き、国際的な視野を広げることができました。この経験を通して、計画的に行動することの重要性を学び、目標達成に向けて着実に努力する力をつけることができました。
貴社に入社後は、この計画性を活かして、与えられた仕事を効率的に進め、目標達成に貢献していきたいと考えております。
13.柔軟性
変化に柔軟に対応し、新しい状況に適応できる柔軟性は、現代社会で求められる重要なスキルです。具体的なエピソードを通して、想定外の事態にも動じず、臨機応変に対応した経験をアピールしましょう。
例文
私は、変化に柔軟に対応し、新しい状況に適応できる柔軟性があります。大学時代は、××カ月間のインターンシップに参加。当初は、営業部門でのインターンシップを希望していたのですが、人手不足のため、広報部門でのインターンシップを行うことになりました。
最初は希望と異なり、戸惑いもありましたが、与えられた仕事に全力で取り組みました。広報部門の仕事を通して、文章力やプレゼンテーションスキルを磨き、コミュニケーション能力を向上させることができました。
また、想定外のトラブルが発生した際にも、冷静さを保ち、臨機応変に対応することで、問題解決に貢献。この経験を通して、柔軟に考えることの大切さを学び、どんな状況でもベストを尽くす力を身につけることができました。
貴社に入社後は、この柔軟性を活かして、変化に迅速に対応し、周囲と協力しながら、目標達成に貢献していきたいと考えております。
14.気配り
周囲の人々に気を配り、思いやりを持って接することができる気配り力は、人間関係を築き、円滑なコミュニケーションを促進するために欠かせません。具体的なエピソードを通して、周囲の状況をよく観察し、必要なサポートを行った経験をアピールしましょう。
例文
私は、周囲の人々に気を配り、思いやりを持って接することができる気配り力があります。大学時代は、ボランティアサークルで高齢者向けの介護施設を訪問していました。
施設利用者の方々は、それぞれ異なる性格や価値観を持ち、中には介護に抵抗を感じる方もいらっしゃいました。私は、利用者の方々一人ひとりに丁寧に話を聞き、その方に合ったコミュニケーション方法を模索。また、利用者の方々が退屈そうにしていれば、一緒にゲームをしたり、歌を歌ったりして、楽しい時間を過ごせるように努めました。
その結果、利用者の方々から「いつも優しく接してくれてありがとう」と感謝の言葉をいただき、施設の職員の方々からも「気配りができる素晴らしい学生ですね」と評価を得た。
この経験を通して、気配り力の大切さを学び、周囲の人々に寄り添い、思いやりの気持ちを持って接することの重要性を実感しました。貴社に入社後は、この気配り力を活かして、お客様一人ひとりに寄り添い、最高のサービスを提供できるよう努めてまいります。
15.負けず嫌い
困難に直面しても諦めずに挑戦し続ける負けず嫌いは、目標達成に向けて努力を続ける原動力となります。具体的なエピソードを通して、壁にぶつかりながらも努力を続け、目標を達成した経験をアピールしましょう。
例文
私は、困難に直面しても諦めずに挑戦し続ける負けず嫌いな性格です。大学時代は、テニスサークルに所属し、初心者ながらレギュラーを目指して毎日練習を継続してきました。
しかし、思うように上達せず、壁にぶつかることも。それでも、諦めずに練習を続け、基礎練習に時間を費やし、試合経験を積むことで、徐々に実力をつけました。
その結果、1年後に念願のレギュラーを獲得し、チームの勝利に貢献することができました。この経験を通して、努力を続ければ必ず目標を達成できることを学び、最後までやり遂げる力をつけることができました。
貴社に入社後は、この負けず嫌いを活かして、どんな困難にも立ち向かい、目標達成に向けて努力を続けたいと考えております。
16.努力家
目標達成のために努力を惜しまない努力家は、どんな仕事においても高く評価されます。具体的なエピソードを通して、コツコツと努力を積み重ね、目標を達成した経験をアピールしましょう。
例文
私は、目標達成のために努力を惜しまない努力家です。高校時代は、英語力を向上させるために、毎日2時間以上の英語学習を継続してまいりました。目標は、大学入学共通テストで英語90点以上を取ることです。
最初はなかなか思うように点数が伸びず、モチベーションが低下することも。しかし、目標を達成するために、自分に合った学習方法を模索し、英語学習アプリを活用したり、洋書を読んだりすることで、継続的なスキルアップに努めました。
その結果、努力が実を結び、大学入学共通テストで英語95点を取得。この経験を通して、努力することの大切さを学び、どんな目標でも達成できるという自信をつけることができました。
貴社に入社後は、この努力家精神を活かして、与えられた仕事を最後までやり遂げ、周囲の期待に応えられるよう、全力で取り組んでまいります。
17.探究心
新しい知識や経験を積極的に学び、探究心旺盛な人材は、企業にとって貴重な存在です。具体的なエピソードを通して、自ら学びを深め、新しい発見をした経験をアピールしましょう。
例文
私は、新しい知識や経験を積極的に学び、探究心旺盛な性格です。大学時代は、生物学の研究室に所属し、植物の光合成に関する研究テーマに取り組んでいました。
研究を進める中で、文献や論文を読み漁り、実験を繰り返し、さまざまな角度から問題を検討。また、国内外の研究者と積極的に交流し、情報収集や意見交換を行いました。
その結果、新たな発見をすることができ、研究成果を学会で発表しました。この経験を通して、探究心の大切さを学び、未知の領域に踏み込むことで、大きな成果を得ることができることを実感しました。
今後もこの探究心を活かし、常に新しいことに挑戦し、自らの専門性を深めながら、貴社の事業の発展に貢献していきたいと考えております。
18.実行力
考えたことを行動に移し、最後までやり遂げる実行力は、社会人として必須のスキルです。具体的なエピソードを通して、計画を立て、実行し、目標を達成した経験をアピールしましょう。
例文
私は、考えたことを行動に移し、最後までやり遂げる実行力があります。大学時代は、学生団体で地域活性化イベントを企画・運営。私は、イベント全体の統括責任者として、企画立案から運営、広報まで、様々なタスクを担当しておりました。
当初は、メンバー間の意見がまとまらず、準備が遅れることも。しかし、私は積極的にメンバーとコミュニケーションをとり、それぞれの意見を尊重しながら、計画を調整しました。また、メンバーのモチベーションを高めるために、定期的にミーティングを行い、目標達成に向けた意識統一に努めました。
その結果、イベントは大成功を収め、来場者数300人を超える盛況に終えることができました。この経験を通して、実行力の大切さを学び、計画的に行動し、目標を達成することの重要性を実感。
貴社に入社後は、この実行力を活かして、与えられた仕事を迅速かつ正確に遂行し、周囲と協力しながら、目標達成に貢献していきたいと考えております。
19.臨機応変さ
状況に応じて柔軟に対応できる臨機応変さは、変化の激しい現代社会で求められる重要なスキルです。具体的なエピソードを通して、想定外の事態にも動じず、臨機応変に対応した経験をアピールしましょう。
例文
私は、状況に応じて柔軟に対応できる臨機応変さがあります。私は大学時代、インターンシップに参加し、イベント企画の仕事を担当。イベント当日にトラブルが発生し、予定通りに進行することが困難な状況となりました。
しかし、私は冷静さを保ち、関係者と迅速に連携し、代替案を提案。その結果、時間内にイベントを再開し、無事に最後まで進行することができました。
この経験を通して、臨機応変さの大切さを学び、どんな状況にも柔軟に対応することの重要性を実感しました。貴社に入社後は、この臨機応変さを活かして、変化に迅速に対応し、周囲と協力しながら、問題解決に貢献していきたいと考えております。
20.分析力
データや情報を収集し、的確に分析できる分析力は、問題解決や意思決定に欠かせません。具体的なエピソードを通して、課題を分析し、解決策を導き出した経験をアピールしましょう。
例文
私は、データや情報を収集し、的確に分析できる分析力があります。大学時代は、マーケティングサークルに所属し、企業のマーケティング戦略を分析するプロジェクトに参加。私は、担当企業の過去の販売データや顧客アンケート結果などを分析し、課題点を洗い出しました。
分析の結果、顧客満足度が低いことが課題であると結論付け、顧客満足度向上のための具体的な施策を提案。提案内容は、商品ラインナップの拡充、顧客サービスの改善、プロモーション活動の強化などでした。
その結果、提案した施策が企業に採用され、顧客満足度が向上し、売上増加に貢献することができました。この経験を通して、分析力の大切さを学び、データに基づいて論理的に考えること、そして課題解決に導く具体的な提案を行うことの重要性を実感。
貴社に入社後は、この分析力を活かして、市場調査やデータ分析を行い、貴社の事業戦略の立案や実行に貢献していきたいと考えております。
21.真面目
真面目で責任感のある人材は、どんな仕事においても求められます。具体的なエピソードを通して、与えられた仕事を丁寧に、最後までやり遂げた経験をアピールしましょう。
例文
私は、真面目で責任感のある性格です。大学時代は、ボランティア活動に積極的に参加。私は、毎回の活動に真摯に取り組み、与えられた仕事を丁寧に、最後までやり遂げることを心掛けていました。
また、活動内容について疑問点があれば、積極的に質問し、理解を深めるよう尽力。さらに、周囲のメンバーと協力し、チームワークを大切にして活動していました。
その結果、活動が円滑に進み、多くのボランティア参加者から感謝の言葉をいただきました。この経験を通して、真面目さや責任感の大切さを学び、与えられた仕事を最後までやり遂げることの重要性を実感しました。
貴社に入社後は、この真面目さと責任感を活かして、どんな仕事にも誠実に取り組み、周囲の期待に応えられるよう、全力で取り組んでまいります。
22.縁の下の力持ち
目立たなくても、周囲を支え、チーム全体の成功に貢献できる縁の下の力持ちは、貴重な存在です。具体的なエピソードを通して、裏方として貢献し、チームの成功に貢献した経験をアピールしましょう。
例文
私は、目立たなくても、周囲を支え、チーム全体の成功に貢献できる縁の下の力持ちです。大学時代は、演劇サークルに所属し、舞台監督として照明や音響、衣装などの裏方全般を担当していました。
華やかではない仕事でしたが、舞台での成功に必要なことは何か、常に考え、行動しました。また、出演者やスタッフと密接にコミュニケーションをとり、円滑な舞台運営に努めました。
その結果、上演された演劇はどれも大成功を収め、多くのお客様から称賛のお言葉をいただきました。この経験で縁の下の力持ちの大切さを学び、チーム全体の成功のために貢献することの重要性を実感。
貴社に入社後は、この縁の下の力持ちの精神を活かして、目立たなくてもコツコツと努力し、チーム全体の成功に貢献していきたいと考えております。
23.適応力
新しい環境や状況にすぐに適応できる適応力は、グローバル化が進む現代社会においてますます重要になっています。具体的なエピソードを通して、新しい環境に飛び込み、周囲と協調しながら成果を上げた経験をアピールしましょう。
例文
私は、新しい環境や状況にすぐに適応できる適応力があります。大学時代は、1年間海外留学に参加。私は、全く違う文化や言葉の環境に飛び込み、現地の学生や住民と積極的に交流しました。
最初は言葉の壁や文化の違いに戸惑いもありましたが、積極的にコミュニケーションをとり、現地の習慣や考え方を理解しようと努めました。また、現地の大学で授業を受け、語学力の向上にも成功。
結果、現地の友人と仲良くなり、異文化理解を深め、留学生活を充実させることができました。この経験を通して、適応力の大切さを学び、どんな環境でも自分らしさを発揮しながら成果を上げることができることを実感しました。
貴社に入社後は、この適応力を活かして、新しい環境にもすぐに適応し、周囲と協力しながら、目標達成に貢献していきたいと考えております。
24.好奇心旺盛
新しい知識や経験に興味を持ち、積極的に学び続ける好奇心旺盛な人材は、企業にとって貴重な存在です。具体的なエピソードを通して、自ら学びを深め、新しい発見をした経験をアピールしましょう。
例文
私は、新しい知識や経験に興味を持ち、積極的に学び続ける好奇心旺盛な性格です。大学時代、私は生物学の研究室に所属し、植物の光合成に関する研究テーマに取り組んでいました。
研究を進める中で、文献や論文を読み漁り、実験を繰り返し、様々な角度から問題を検討。また、国内外の研究者と積極的に交流し、情報収集や意見交換を行いました。
その結果、新たな発見をすることができ、研究成果を学会で発表。この経験を通して、好奇心の大切さを学び、未知の領域に踏み込むことで、大きな成果を得ることができることを実感しました。
貴社に入社後は、この好奇心を活かして、常に新しいことに挑戦し、自らの専門性を深めながら、貴社の事業の発展に貢献していきたいと考えております。
25.傾聴力
周囲の人の話をよく聞き、理解しようとする傾聴力は、コミュニケーションにおいて非常に重要です。具体的なエピソードを通して、相手の話を熱心に聞き、共感し、適切なサポートを行った経験をアピールしましょう。
例文
私は、周囲の人の話をよく聞き、理解しようとする傾聴力があります。大学時代は、学生相談室のアルバイトをしていました。私は、悩みを抱えた学生の話をじっくりと聞き、共感を示しながら、アドバイスをしていました。
時には、ただ話を聞いてあげるだけでも、学生は気持ちが楽になることがあります。私は、相手の立場に立って考え、適切な言葉で伝えるように心がけました。
その結果、多くの学生から感謝の言葉をいただき、学生相談室の利用者数も増加。この経験を通して、傾聴力の大切さを学び、相手の気持ちに寄り添い、共感することの重要性を実感しました。
貴社に入社後は、この傾聴力を活かして、お客様や社内メンバーと積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係を築きながら、業務を推進していきたいと考えております。
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自己PRについてよくある質問
ここからは自己PRについて、よくある以下の質問について解説していきます。よく似た質問である自己紹介や長所と自己PRの違いについて押さえ、意図に沿った回答ができるよう対策しましょう。
Q.自己紹介と自己PRとの違いは?
自己紹介は氏名、出身大学などの客観的な基本情報を伝えることが目的なのに対して、 自己PRは強みや能力をアピールし、企業に貢献できる人材であることを伝える目的がある という点に違いがあります。
そのため、自己PRは、自己紹介で触れた過去の経歴を通して自分の特長や成果、志向性を具体的に述べましょう。自分の強みや価値がどのように企業に適しているのかを明確に伝えることが大切です。
Q.自己PRと長所との違いは?
就活における自己PRと長所の違いは、アピールポイントです。長所は「あなた自身が思う強みや優れている点」を伝えるのに対して、 自己PRは「自身の強みが、いかにその企業で生かせるか」といった、活躍の可能性を伝える 必要があります。
具体例
- 長所…コミュニケーション能力が高い、問題解決能力がある
- 自己PR…人の話にしっかりと耳を傾け課題整理へと導くコミュニケーション能力を生かし、営業職で活躍したい
アピールポイントがない時はどうすればよい?
アピールポイントが思い浮かばない時は、 長く続けている日課や熱中している趣味、頑張ったことなどを振り返ってみましょう。 他人と比較した際に優っている必要はありません。
自分自身が頑張ったと思えることや、自分なりのこだわりなどを洗い出せば、アピールポイントが見えてくるはずです。自分にとって大事にしていることを、思い出してみるのもおすすめです。
自分を知るのに欠かせないのが自己分析。まだ、自己分析を着手していない方や、これまでの自己分析のやり方に不安を抱えている方は、『自己分析』ワークシートを用いて自己分析を進めましょう。
より良い自己PRにするためには
より良い自己PRにするために、押さえておきたいコツについて解説してきました。本記事のおさらいです。
- 企業が求める能力や人材とマッチするあなたの強みをアピールする
- 具体的なエピソードがあるものを選ぶ
- 中長期的に取り組んだ内容を述べる
- 自分だけではなく、誰かと一緒に取り組んだ内容を選ぶ
- 具体的な数値を交え、相手が想像しやすい工夫をする
あなたの人となりが企業に伝わるよう、これらのポイントを意識して臨みましょう!
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