企業からのオファーを見逃さない! dodaキャンパス公式アプリ ダウンロード

自己PRと強み・長所との違いは?伝え方のポイントを解説

  • 就活ノウハウ
  • 2024.03.29

就活のESや面接で自己PRや強み、長所を質問されたときに、「自己PRと強みは同じもの?」「強みと長所は分けて考えた方がいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では、自己PRと強み・長所の違いについて、企業側の質問意図とあわせて解説します。それぞれの伝え方や回答のポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

    dodaキャンパスは、あなたを魅力に感じた企業からスカウト(オファー)が届くベネッセの就活サービス。登録しておけば、自分自身では知り得なかった企業からオファーをもらうことができます。

    自己PRとは

    自己PRとは、自分のスキルや能力がどのように仕事に生かせるか、自分がどのような人柄であるかなどを、過去のエピソードを交えて企業にアピールすることです。

    自己PRは、あなたに自社で活躍するスキルや素質が備わっているか、自社の社風に人柄が合っているかなどを見極めるための質問です。そのため、あなたを採用するメリットをしっかりと伝える意識で自己PRを行うことが大切です。

    例えば、「私は向上心が強い」といった自身のアピールポイントのみ話すのではなく、どれほど向上心が強く、どのように仕事で役立ちそうか、過去のエピソードを交えて具体的に説明します。

    自己PRと強みの違い

    就活で問われる強みとは、仕事や組織で役立つスキルや能力のことです。強みには、例えば、協調性がある、チャレンジ精神がある、コミュニケーション能力が高いといった特性が挙げられます。

    自己PRは、自分の強みをアピールすることと解釈しても間違いではありません。しかし、企業に自分をアピールする際には、強み以外の人柄などをアピールして興味や共感を持ってもらうことも大切といえます。なぜなら、企業は、就活生の強みだけでなく、人柄や特性が自社の社風や文化に合っているかどうかも見ているからです。

    一方で、自己PRに自身の強みを全く盛り込まないのは適切とはいえません。自己PRでは、あなたの強みをメインでアピールしつつ、人柄や志望意欲、保有スキルなどをバランス良く盛り込むのが良いでしょう。

    長所との違い

    長所とは、一般的に、他の人よりも優れている特性を指します。長所は必ずしも仕事には直結しない性格や資質のことで、具体的には「温和である」「几帳面なタイプ」などが挙げられます。

    自己PRは、強みやあなたを採用することのメリットを企業にアピールするもので、人柄や性格、その人ならではの資質である長所とは異なります。場合によっては、自己PRの中に長所を含めることも可能でしょう。

    また、強みと長所は、仕事に直結するかどうかで異なります。例えば、「物事を慎重に進める点が長所です」と伝えた場合、フットワークの軽さや挑戦する姿勢を求めている企業の営業職の場合、強みとはなりません。

    一方、正確な作業が求められる事務系職種に応募する際は、「物事を慎重に進める長所」が強みにもなります。このように、応募する企業や職種によって、伝えるべき長所や強みは変わるものだと理解しましょう。

    ※診断にはdodaキャンパスの会員登録・ログインが必要です

    就活で自己PRを行うときのポイント

    就活で自己PRを行うときの基本的なポイントについて紹介します。

    アピールしたい強みを明確に伝える

    就活で自己PRを行うときは、冒頭でアピールしたい強みを結論から伝えることがポイントです。

    自己PRの時間は1分または3分など、短い場合が多いといえます。限られた時間の中で、端的かつ分かりやすく自己PRを行うには、最も伝えたい要素を始めに話すのが鉄則です。

    具体的には、

    • ・私の強みは、10年以上続けた野球で身に付けた忍耐力です。
    • ・私の強みは相手目線のコミュニケーションがとれるところです。

    など、短めの文章でアピールする強みを言い切って、その後に具体的なエピソードを続けます。

    強みを裏付けるエピソードを盛り込む

    自己PRのポイントの2つ目は、冒頭で話したあなたの強みを、よりイメージできるようなエピソードを添えることです。エピソードを選ぶ際は、派手な実績や特殊な経験について無理に取り上げる必要はありません。採用担当者は、エピソードの面白さや珍しさを聞きたいのではなく、あなたの強みの根拠となる話を聞きたいと考えています。

    また、エピソードをまとめる際は、客観的に強みをアピールするためにも、「〇人が所属するサークルで〇年間、部長を務めました」など、数値を盛り込むよう意識しましょう。

    他にも、「部活動の仲間から、行動力があると評価されることが多かった」「お客さまから〇〇の声をいただいた」など、第三者のコメントを交えると、エピソードの説得力や信頼性が増します。

    仕事でどう生かせるか説明する

    自己PRの締めくくりでは、「この強みを仕事でこんな風に生かしていきたい」「貴社の〇〇の仕事で、私の強みである〇〇を発揮します」など、仕事に関連づける言葉を入れるのもポイントです。

    もちろん、本当に強みが生かせるかどうか分からず、自信がない方もいるでしょう。しかし、採用担当者はあなたの「仕事で強みを生かせるように頑張りたい」という前向きな思いを大切にしています。自己PRの際は、躊ちょせずに入社への意気込みをぶつける姿勢も大切です。

    自己PRと強みをどちらも聞かれたら?

    ESや面接では、自己PRと強みの両方を聞かれることがあります。さらに、長所も分けて質問されるケースも少なくありません。企業がそれぞれの質問を分けて聞いてくる意図としては、次のことが想定されます。

    • ・複数の質問を通して、多角的な視点であなたの人柄や強みを理解したい
    • ・自己PR、強み、長所を分けて聞くことで、自己分析ができているか確かめたい
    • ・さまざまな質問をして、回答や考え方に矛盾がないか確認したい

    なお、それぞれの質問に答える中で、回答の一部が重複しても問題ありません。自己PRと強み、長所の質問に対するエピソードを複数準備しておけば、より会話が広がりやすいでしょう。

    質問意図を正しくとらえて回答しよう

    あなたの自己PRや強み、長所を尋ねる質問は、就活の頻出質問です。自己PRは、仕事であなたの強みをどのように生かせるのかをプレゼンするもので、「自己PRをお願いします」と「あなたの強みを教えてください」は、ほぼ同じ質問と捉えて問題ありません。

    ただし、長所はあなたの人柄、性格を尋ねる質問のため、自己PRや強みとは分けて整理しておくと良いでしょう。どの質問にもスムーズに回答できるよう、丁寧に自己分析を行うことが大切です。

    自己分析や自己PRの書き方について悩んだら、dodaキャンパスの活用がおすすめ。dodaキャンパスはベネッセの就活オファーサービスで、大手からベンチャ―企業まで、累計契約企業数8,500社以上(2023年6月時点)!自分では知り得なかった幅広い企業と出会うことができます。

    また、「自己PR作成ワークシート」や自己分析に役立つ「適性検査」を無料でご利用いただけます。自己PRの作成のためにも、ぜひご活用ください。

    keyboard_arrow_up