インターンシップの初日や、プログラム中のグループワークなどでは「自己紹介をしてください」と言われるケースがあります。しかし突然「自己紹介」と言われても、何から話せば良いか戸惑うこともあるでしょう。
今回は、インターンシップで自己紹介を求められる目的と、自己紹介で使える例文をケース別で解説します。
オープンカンパニー(1day仕事体験)や、汎用的能力・専門活用型インターンシップで盛り込むべき項目や具体的な例文もご紹介しますので、インターンシップ参加前の参考にしてください。
目次
インターンシップでの自己紹介の目的
自己紹介で話す内容を考えるときは、まず「なぜ自己紹介が必要なのか?」考えておくと良いでしょう。自己紹介が必要な理由を覚えておくと、自然と話す内容が決まってきます。
企業がインターンシップで自己紹介を求めるのには、下記2つの理由があります。
1.アイスブレイクや場を和ませるため
インターンシップでは、企業側の担当者が学生の緊張をほぐしたり、話しやすい雰囲気を作ったりするため、初めに自己紹介の時間を作っています。
インターンシップにおいては、グループワークなど他校の学生や企業側の担当者とコミュニケーションを取る時間があります。学校名や名前はもちろん、好きな趣味などを伝えておくと、お互いコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
2.あなたの人柄を把握するため
「学生の人柄を把握したい」という点も、企業がインターンシップで自己紹介を求める理由の一つです。
自己紹介で話す内容が、グループワークで話を振るきっかけや、会話のネタとして使われる場合もあります。また、自己紹介での雰囲気を見て「自社の社風に合う人材かどうか?」といった点を見ている可能性も高いといえます。
「自分の意気込みをアピールできるチャンス」と捉え、堂々と話すよう心がけましょう。
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インターンシップの自己紹介で話すべき項目
自己紹介は、初対面の企業の担当者や他校の学生に「自分がどんな人間か?」を伝えるのが主な目的です。
「簡単に自己紹介をお願いします」と言われた場合は、自分を知ってもらうための基本的な情報を、簡潔に伝えましょう。
【自己紹介で伝えるべき項目】 ●挨拶と氏名、学校情報(学部、学科、学年) ●インターンシップの参加目的や意気込み |
1)挨拶や氏名などの基本情報
まずは「〇〇大学☓学部△学科から参りました、□□■■と申します」と、自分自身の指名や大学名・学科名といった基本的な情報を伝えましょう。
自己紹介で大切なのは、第一印象です。ハキハキとした口調を意識し、相手に伝わるよう話すことを心がけましょう。また、緊張していても口角を上げて笑顔で話すことを心がけると、好印象です。
2)インターンシップの参加目的と意気込み
次に、自分自身を知ってもらうために欠かせない「パーソナルな情報」を話しましょう。
パーソナルな情報といっても、難しく考える必要はありません。例えば、インターンシップの参加目的や意気込みなどを簡単に伝えるだけで十分です。
3)自己紹介の最後は自分らしい言葉で締めくくる
名前などの基本的な情報や意気込みを伝えたら、最後は自分らしい言葉で締めくくりましょう。
最後に「ちなみに趣味はカフェ巡りです!同じ趣味の方はぜひ仲良くしてください」など印象深い言葉で終わると、インターンシップ参加中の会話も弾みます。
自己紹介は「自分らしさ」を伝える絶好の機会です。例文などを覚えて話すのも良いですが、オリジナリティ溢れる言葉で締めくくると、聞き手の記憶にも残り好印象を与えられます。
インターンシップの自己紹介で採用担当者が見ているポイント
では、企業の採用担当者は、自己紹介を通してどのような内容を見ているのでしょうか? 一般的に、自己紹介で見られているポイントは下記の3点です。
【企業の採用担当者が見ているポイント】 1) 第一印象 2) マナー 3) 時間や対応力 |
特に「第一印象」は、インターンシップの自己紹介で気をつけるべき大切なポイントです。緊張していても、大きな声で明るく話すと良いでしょう。
1)第一印象
企業の採用担当者は、自己紹介で「学生の第一印象」を見ています。
【企業の採用担当者が見る学生の第一印象】 ・清潔感……服装や髪型は社会人として相応しいか? ・コミュニケーション能力……協調性があり自己表現力に富んでいるか? ・ポジティブな姿勢……明るく振る舞い前向きな姿勢があるか?
ちなみに、選考時には「インターン時期の情報を活用して良い」とされています。そのため、明るい挨拶で自己紹介をはじめるなど、第一印象で損をしないよう留意しましょう。
2)マナー
社会人としての基本的なマナーも、自己紹介で担当者が見ているポイントです。
具体的には「言葉遣いや敬語が正しく使えているか?」や、「その場の雰囲気に合った適切な言葉遣いが出来ているか?」などがポイントです。
自己紹介では緊張してしまい、まくし立てるような早口になったり声が小さくなったりするかもしれません。また、誤った敬語を使ってしまうケースも多く見られます。当日慌てないように、事前に練習をしておくと良いでしょう。
【面接で使うことの多い尊敬語や謙譲語】

3)時間配分や対応力
限られた時間のなかで時間配分ができるかなど、対応力についても企業担当者のチェックポイントです。
自己紹介で時間指定がない場合、適切な自己紹介の時間は1分間程度です。約250~300文字程度の自己紹介文を考えておくと良いでしょう。
なお、自己紹介の際に聞かれていない事柄まで延々と話し続けるのは避けましょう。時間をオーバーしてしまうと、ほかの参加者に迷惑がかかります。求められてもいないのに自己アピールをし続けるなど、その場の空気を読まない言動は「協調性がない」と捉えられる可能性も高いです。
また、自己紹介が終わったあと、企業側の担当者がアイスブレイクを目的に質問をしてくる場合があります。急に質問をされても答えられるように、少なくとも自分が話す内容については、いくつか引き出しをもっておくと良いでしょう。
自己紹介の例文(所要時間別やシーン別で使えるテンプレート)
ここからは、インターンシップ参加時に使える「自己紹介の例文」をいくつかご紹介します。
名前や学部・内容を変えるだけですぐに使えるテンプレートも用意しましたので、ぜひ参考にしてください。
ただし、丸暗記すると忘れてしまったときに慌ててしまうため、下記の手順通りに、話す構成をざっくりと考えておくと良いでしょう。
【自己紹介文の作り方】 STEP1……名前と大学名などを述べる STEP2……参加目的を述べる STEP3……意気込み STEP4……時間があれば、コミュニケーションのネタになるような話題を入れる STEP5……ポジティブな言葉で締めくくる |
1)1分間で自己紹介するパターン
下記は「1分間で自己紹介してください」と言われたときの例文です。
1分間で話す場合の文字数は、おおよそ250文字~350文字程度です。ゆっくり話しても1分程度で話せますので、下記例文を参考に自己紹介文を作ってみてください。
ちなみに1分あると「趣味の話」など、コミュニケーションに活用できるネタを1~2つ程度提供できるかもしれません。同じグループになる学生たちとの話題も広がるため、話せるネタを用意しておくと良いでしょう。
【自己紹介の例文 1分バージョン】

2)30秒間で自己紹介するパターン
「30秒で自己紹介してください」と言われたら、話す内容を200文字程度までにまとめましょう。
下記のように必要なことだけを伝えるのがポイントです。
【自己紹介の例文 30秒バージョン】

3)PowerPointのスライドで自己紹介するパターン
なかには「PowerPointでスライドを作成して自己紹介をお願いします」と言われるパターンもあります。
PowerPointで自己紹介文を作成するときは、下記4つのポイントに注意して作るのがオススメです。
【PowerPointで自己紹介文を作る際のポイント】 1.特に指示されない限り1枚に収める 2.フォントは「メイリオ」「20~24ポイント」で見やすく記載する 3.色は3カラーまでとし、アニメーションは使わない 4.コミュニケーションのネタになるような写真を入れておくのもオススメ |
4)1dayインターン(オープンカンパニー)での自己紹介
1dayインターン(オープンカンパニー)では、参加人数が多いケースもあるため、簡単に自己紹介ができるよう準備しておきましょう。
【自己紹介の例文 1dayインターン(オープンカンパニー)バージョン】

5)汎用的能力・専門活用型インターンシップでの自己紹介
汎用的能力・専門活用型インターンシップでの自己紹介は、オープンカンパニーとは違い、専門的な内容を織り込むのがオススメです。
企業によっては3ヵ月程度のプログラムが組まれることもあるため、「具体的に何を学びたいのか?」「将来どのような職種に興味を持っているのか?」など具体的に話すと良いでしょう。
【自己紹介の例文 汎用的能力・専門活用型インターンシップバージョン】

インターンシップの自己紹介で注意すべき3つのポイント
インターンシップで自己紹介をする際は、緊張することも多いでしょう。普段、人前で話すことに慣れていない場合は、緊張してしまい話す内容を忘れてしまうケースもあります。
自己紹介をする際は下記3つのことに注意し、自信をもって話すよう心がけましょう。
【自己紹介で注意すべき3つのポイント】 1.ゆっくり大きな声で話す 2.原稿は丸暗記しない 3.緊張していることを正直に話す |
1.ゆっくり大きな声で話す
緊張をすると、どうしても声が小さく早口になりがちですが、意識的にゆっくりと話すよう努めましょう。 意図的にゆっくり話せば緊張が和らぎ、相手にも聞き取りやすくなります。
早口で話すと聞き取り辛くなるだけでなく、せっかちで落ち着きのない印象を与える可能性があります。インターンシップに参加する前に、家族の前で模擬形式の自己紹介をしたり、時間を測りながら話すスピードを考えたり、練習しておくのがオススメです。
2.原稿は丸暗記しない
インターンシップの自己紹介で失敗を避けるために、原稿を丸暗記するのはやめましょう。
丸暗記した内容を話すと棒読みになってしまいますし、万が一内容を忘れてしまうと、さらに慌てることになります。先ほどの例文でご紹介したように 「話すポイント」や「話の構成」だけをざっくりと覚えておけば大丈夫です。心配なら、話の筋書をメモしておくと良いでしょう。
3.緊張していることを正直に話す
緊張で上手く自己紹介できそうにない場合は、恥ずかしがらずに緊張していることを伝えましょう。
インターンシップに参加している他校の学生を見ると、堂々としているように見えるかもしれません。しかし、緊張しているのは自分だけではありません。自己紹介をする前に「大勢の前なので緊張していますが」と前置きしておくと、周りも温かい目で見てくれるに違いありません。
緊張していることを正直に話すことで気持ちが楽になり、少し言葉に詰まっても慌てることもなくなるでしょう。
面接で緊張しない方法を解説!話す内容が飛んだときの対処方法や緊張のほぐし方を紹介
インターンシップの自己紹介でよくある質問
インターンシップに参加するときや「自己紹介をしてください」と急に言われたときは、さまざまな不安が出てくるものです。
最後に、インターンシップの自己紹介でありがちな質問にもお答えしていきたいと思います。
ZOOMでの自己紹介で気をつけるべき点があれば教えてください
オープンカンパニーなどをZOOMで開催する企業も増えてきました。ZOOMで自己紹介をする際は、下記3つのポイントに注意しましょう。
1.アイコンタクトに注意する……画面やキーボードを見つめるのではなくカメラを見ると印象が良くなる
2.音声やカメラ動作を確認しておく……ZOOMに参加する前にマイクやカメラ機能に問題がないかテストしておく<
3.画面共有のやり方をマスターしておく……自己紹介のスライドを表示するケースもあるため、スムーズに画面共有できるよう準備しておく
パソコンやスマートフォンからのZOOM参加で、カメラやマイク機能で不安があるなら、ZOOM公式サイトの「ミーティングテスト」で試してみてください。音声やカメラが正常かどうかチェックできます。
自己紹介で面白いことが言えないのですが大丈夫でしょうか?
自分を良く見せようとするあまり、自己紹介で無理して面白いことを言おうとする人がいますが、決して無理する必要はありません。
自己紹介は笑いを取るところではありません。特にインターンシップでの自己紹介は、参加目的や将来の目標などを簡潔に伝える場です。
普段、面白いことを言うのが苦手なら、シンプルに名前と参加目的などを伝えるだけで十分です。「面白いことを言えないから」と採用担当者からネガティブな評価を受けることもないでしょう。
緊張で何を話せばよいかわからなくなった場合のアドバイスをください
緊張で何を話せばよいのかわからなくなったときのために、次のような準備をしておきましょう。
●簡単なメモを用意しておく……話すポイントを箇条書きにしてメモしておく
●自分の話を聞いてくれる人を探す……大勢の人のなかには自分の話を熱心に聞いてくれる人がいるはず。その人だけに語りかけるように話せば緊張せずに済む<
●深呼吸する……話に詰まってしまったら「緊張していますので深呼吸させてください!」と正直に言う。5秒くらい深呼吸してから話すと意外に話せるようになる
緊張していても、企業側の担当者や周りの学生は、温かい目で見守ってくれています。「自分も学生の頃は緊張していたなぁ」と懐かしく見守ってくれる採用担当者もいるでしょう。
緊張するのは恥ずかしいことではありません。「誰でも緊張するんだ」と思いながら、気楽に自己紹介に臨むのがオススメです。
自己紹介は「自分らしさ」をアピールしよう
この記事の要約
➢ インターンシップで自己紹介を求められる理由は、アイスブレイクや人柄を知るため ➢ 自己紹介をする際は、大学名や氏名、参加目的や意気込みを簡潔に伝えると良い ➢ 採用担当者は学生の自己紹介で「第一印象」や「マナー」「対応力」などを見ている ➢ 自己紹介で失敗しないためには「ゆっくり話す」「緊張していることを初めに伝える」のがオススメ
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