「面接になると緊張してうまく話せない…」など、就活生にとって面接に苦手意識を持っている方は多いのではないでしょうか?
この記事は、あがり症に詳しい心理カウンセラー佐藤健陽氏と加藤隆行氏が共著で出版した『緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法』とのコラボ企画!
就活の面接で緊張してしまう原因から、どうすれば就活の面接で失敗せずに済むのかをはじめ、「話が飛んだ時の対処法」や「緊張を和らげるコツ」もわかりやすくまとめています。
ぜひ面接前に読んで、自信をもって面接に臨みましょう!
目次
本記事でご紹介している専門家の方はこちら!

佐藤 健陽(さとう たけはる)氏
高校生の頃にあがり症を発症。20年以上悩み続け、大学に行けなくなり、就活もせずにひきこもる。バイト生活などを経て、ブラック麻雀店に勤め、経営者のパワハラなどを経て、一念発起し現在に至る。あがり症のオンラインサロンを運営する。

加藤 隆行(かとう たかゆき)氏
福井大学大学院修了後、SEとしてNTTに入社。サービス企画開発に携わるものの、激務により30歳の時に休職。3度の休職と入退院を繰り返す中で、自身のココロと向き合うようになる。退職後、心理カウンセラーとして独立する。
面接で緊張してしまう原因とは?
面接は、初対面の人に自らを評価されるという性質上、緊張するのはごく普通のことであり、むしろ緊張しても良いんです。 といっても、就活では同年代の学生たちと混ざって自分をアピールしなければいけない場面があったり、企業によっては「あなたを採用するメリットは何ですか?」と問われることもあるでしょう。
このように、普段経験したことのない環境下で自分の魅力を伝えなければならないのですから、緊張するのは当然。 とはいえ、緊張してしまう原因を知っておくことで、面接中にパニックにならず、落ち着いて対処できるケースもあります。
ここでは、面接で緊張してしまう主な2つの原因をご紹介します。
1.人生が左右される重要な場面と感じているから
面接は、これから何年も働くことになる就職先を決める過程であり、自分自身の将来を決定する重要な場面ということから、プレッシャーを感じやすい場面です。少しでも自分をよく見せたいと思う気持ちが、さらに緊張を高めてしまいます。
2.初対面の人との会話だから
初対面の人との会話、ということも面接でのパフォーマンスに影響します。
これは人間だけでなく、動物にも同じ状況が起こります。未知なものから逃げようとする警戒心が働くのは、とても自然なことだと言えるでしょう。
あなたは何個当てはまる?チェックリストで確認してみよう!

*画像引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P17
緊張は「心・体・社会」の3つの側面が複雑に絡み合って発生するものです。
例えば心は、家庭環境や教育など、過去からつくられた「思い込み=心のクセ」ででき上がっています。上のチェックリストは「心」の場合の緊張チェックリスト。「心」から来る緊張の場合は、思い込みを捨てて、考え方を変えていくことで、緊張もゆるんでいきます。
*引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P17
本記事の内容を参考に、面接での意識を変えていくコツをつかんでいきましょう!
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面接前にやっておくべき3つのこと【事前準備】
続いて、具体的に面接で緊張しないための事前準備をご紹介します。
1)面接での質問を想定して回答を準備しておく
「こんな質問が来たらどうしよう…」といった不安は、緊張を高める要因の一つです。 事前に面接で聞かれそうな事柄をある程度想定し、自分なりの回答を持っておくと良いでしょう。
特に、「あなた自身に関する質問」や、「業界・企業に対する理解を確認するような質問」は必ずと言って良いほど聞かれます。事前に準備しておきましょう。
2)面接を想定した受け答えの練習をする
自分なりの回答が整理できたら、面接で質問された時を想定して、どのように答えるか練習してみましょう。
回答を前もって用意し丸暗記するという方法はNGですが、伝えたいポイントがすぐ出てくるか何度も練習し確認することで、面接本番でもスムーズに話せるようになります。
3)ゆっくり・はっきり話す練習をする
接の場では緊張してしまい、早口になってしまうこともあります。ゆっくりと落ち着いて話す練習をしましょう。
早口で話すことによって、相手にも聞き取り辛くなり悪循環に陥る可能性も。そんな時こそ、深呼吸をして、ゆっくりと相手に伝わるよう話すことに意識を向けることが大切です。
面接で緊張しない4つのコツ【面接中】

*画像引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P24
それでは面接で緊張しないようにすることは出来るのでしょうか?ここでは、面接中に緊張しないコツや対策方法を4つご紹介します。
その1)緊張しているという事実を受け入れる
多くの学生が面接シーンで緊張するものです。そして、想定通りにいかないのが面接です。
そもそも緊張は「こうしなければならない」「こうあらねばならない」といった理想像が影響して発生することが多いです。「緊張するのはみんな同じ」「緊張して当たり前」ということを念頭に置いておけば、少し気持ちが楽になります。面接前にぜひ思い出してみてください。
緊張している今の自分のまま、人や社会の中でどう 「つながりや安心感」を育んでいけるかを考えていくことで、緊張を減らせる可能性が見えてきます。
*引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P21
その2)「失敗しても大丈夫!」と楽観的に捉える
面接は失敗しても大丈夫です。なぜならば、面接官は必ずしも上手に話す人を求めてるわけではないからです。
重要なのはあなたの話そのもの、中身です。 相手に一生懸命伝えることにフォーカスし、伝え方については余裕があれば磨ければOKと考えましょう。
その3)相手に理解してもらうことに集中する
面接で緊張してしまう大きな原因の一つが、「話す内容を丸暗記していること」です。 丸暗記に頼ると、ひと言でも言い間違えたり忘れたりした瞬間に頭が真っ白になってしまい、パニックになりやすくなります。
面接では、完璧な言葉よりも、自分の考えや熱意を自分の言葉で伝えることが大切です。
そのためには、話す内容を「キーワード」で整理し、話の流れだけを覚えるようにしましょう。自然な会話を意識することで、緊張も和らぎ、あなたらしさがしっかり伝わりますよ。
準備を目的にするのではなく、目的遂行に集中する必要があります。わかりやすく伝えるために要点や起承転結のポイントをメモしておく。5W1Hや映像をイメージして話す。意識の向けどころを変えるのです。

*画像引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P31
その4)身体を動かす
心と体は繋がっています。緊張をほぐす方法としてよく挙げられるのは心理的なアプローチですが、前述しているように、実は、体へのアプローチ(体をほぐすなど)で心理状態をコントロールできます。
以下に紹介する動作は面接前にも簡単にできるので、ぜひやってみましょう!
●深呼吸 | 腹式呼吸でゆっくりと深呼吸をすることで、リラックスした心理状態を作ることができます。呼吸も整い、表情もやわらかくなりますよ! | ●ストレッチ | 面接前の緊張を和らげたいときは、深呼吸しながら肩回しストレッチがおすすめ。背筋を伸ばし、肩を大きく前後に10回ずつ回すだけで、血流がよくなり緊張が和らぎます。 | ●背筋を伸ばして胸を張る | この姿勢は自信や自尊心を高めてくれます。面接中、椅子に座っているときも常に意識しておくといいでしょう。呼吸も整い、表情もやわらかくなりますよ! |
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(緊張したときに)必要なのは安全の確保とエネルギー消費。本来、交感神経が活性化されると、危険時に対応するためのエネルギーは骨格筋に供給されます。だからジタバタさせた方がラクになります。

*画像引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P25

緊張に繋がってしまう!面接前のNG行動とは?
丸暗記して面接に臨む
準備不足は緊張を生む一つの原因となりますが、回答を一語一句、丸暗記するような準備はNGです。丸暗記をしようとすると、「覚えたことを全部言わなければ」「完璧にできなかったらどうしよう」という緊張を生みやすくなります。
また、丸暗記していると「こんな質問が来たらどうしよう…」と、想定外な事柄への不安を増幅させてしまうので、丸暗記ではなく、伝えたいポイントを箇条書きで整理しておくとよいでしょう。
ウソをつく
面接では、自分をよく見せようとするために話を盛ってしまったり、ウソをついてしまったりすることもあるかもしれません。 しかし、一度ウソをついてしまうと、ウソがばれないようにすることに意識が向いてしまい、面接官からの質問に集中できなくなってしまいます。
また、面接官から深掘の質問が来た際、それこそ緊張して回答できなくなってしまうかもしれません。ぜひ、ウソをつくことは控えるようにしましょう。
時間ギリギリに到着する
時間ギリギリに到着してしまうと、落ち着く暇もなく面接に突入してしまい、焦りや緊張が高まりやすくなります。
対面・オンラインに関わらず、最低でも15分前には到着して、自分なりの回答を振り返るぐらいの余裕を持つようにしましょう。

面接中に話が飛んでしまった時の対処法
面接に向けてしっかり準備をしたものの、想定してなかった質問をされたり、緊張して頭が真っ白になってしまうなど、話したいことが飛んでしまうこともあるかもしれません。
ここでは、面接中に話が飛んでしまった時にやってみてほしい対処法をご紹介します。
質問の意図を確認する
面接中に話が飛んでしまっている時は、何を答えたらいいか分からない状態になっていることがほとんどです。
そのため、面接中に話が飛んでしまったら、面接官に質問内容や質問の意図を確認するようにしましょう。
相手が何を質問したいと思っているかを理解することができれば、自然と話そうと思っていたことを思い出せたり、話したい内容が整理しやすくなります。
何を話したらいいか分からなくなった時は、ぜひ質問内容を確認するようにしましょう。
頭が真っ白になってしまったことを正直に伝える
質問内容や意図を確認したものの、何を回答したらいいか分からなくなってしまった時は、正直に面接官へ「緊張して頭が真っ白になってしまいました」と伝えるようにしてみてください。
正直な自分の気持ちや状態を相手に伝えることで、気持ちがラクになり、緊張がほぐれることがあります。また、担当する面接官によっては、皆さんの緊張をほぐそうと軽い雑談を交えてくれたり、答えやすい質問に変えてくれることもあります。
うまく話そうと取ってつけたようなことを言うのではなく、会話のやり取りでズレを生じさせないこと。例えば、「もう一度言ってもらえますか」などのやり取りの間に呼吸を整え、返答を考えましょう。この方が無理なく自然であり、面接でも、ひいては就職後の仕事でも生きてくるはずです。

*画像引用元:緊張やわらぎメソッド 「失敗したらどうしよう…」が「まぁなんとかなる!」に変わる80の方法 P49
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