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ストレス解消法とコントロール能力を身につけて、就活うつを予防しよう!

  • 就活ノウハウ
  • 2018.10.09
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長期戦になりがちな就職活動。そんな中でやるべきことが山積していたり、周囲と比較して結果が思うようにいかなかった際に一気にやる気がなくなることはありませんか?
「何も手に付かない」「食欲がない」「なかなか寝付けない」「ぼんやりしている時間が増えた」1つでもあてはまったら”就活うつ”かもしれません。

ここでは、就活うつの症状や対策方法についてご紹介します。

【目次】


“就活うつ”は甘えじゃない!症状をチェックしてみよう

そもそも、「うつ」とはどういった症状のことを指すのでしょうか。
厚生労働省によると、「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」といった症状を“うつ状態”といい、そのうつ状態が1日中絶え間なく、また2週間以上続いた時“うつ病”と判断されます。就活の失敗や行き詰まりによる強度のストレスで精神に不調をきたし、気分が落ち込んでいる状態が長く続いているのなら、それは就活うつといえるでしょう。
「うつ病は甘えだ」と表現されることがありますが、うつ病はれっきとした病気。心だけでなく、多くのストレスを受けることにより、脳に機能障害が起きている状態です。結果、脳がうまく働かず、ものの見方が否定的になり、普段なら乗り越えられるようなストレスもより辛く感じるという悪循環が起きてしまうのです。

参考データ 厚生労働省「みんなのメンタルヘルス うつ病」より

まずは簡易チェックをしてみよう!うつ自己診断リスト

自己診断リスト

・朝起きるのがかなり辛い
・疲れているのに眠ることができない
・一日中眠い、いつもよりかなり早く目が覚める
・自分には価値がないと感じる
・人と会うのが億劫である
・死にたくなる
・食欲不振
・めまいがする

あくまで簡易的な確認リストになりますが、当てはまる項目はあったでしょうか。
上記のような症状が「1日中絶え間なく」、「2週間以上」続いている状態のとき、うつを疑ったほうがよいかもしれません。自分はうつかもしれないと感じた場合は、まずは専門の先生に判断をあおぎましょう。

就活うつに陥ってしまうタイプと原因とは

・理想を追い求める“完璧主義”である

就活うつに陥る原因は、自身の性格やまわりの環境などさまざま。まずはうつに陥ってしまう理由を知り、原因を分析してみましょう。

完璧主義の人は、しばしば「こうあるべきだ」という理想像にとらわれがち。現実と理想にギャップを感じてしまい、自己否定を繰り返してしまいます。

・ついつい自分を追い詰めてしまいがちな真面目な性格

真面目で責任感が強いが故に、「こんなことで逃げ出すなんて甘えだ」と自分で自分を追いつめてしまうタイプ。結局、うまくいかない環境が続き、うつに陥ってしまいます。

・周囲の評価を気にする性格である

「周りの人が内定をもらい出している中で、自分はもらえていない…」。周りからどう思われているかが過剰に気になってしまい、無用なプレッシャーを感じてしまうと、うつになりやすいです。

・慣れない環境でのストレス

就活中は、長い間極度のストレスに晒され続けます。周りの人が内定をもらっていく中での就活、にこりともしない面接官からの圧迫面接、親からいいところに就職してほしいというプレッシャー……いままで体験したことのない環境において、さまざまなストレスを感じ続けることは、うつの大きな原因になります。

・自己分析に思い悩む

就活をしていく上では自己分析が大切。今後の自分がやりたい仕事を見つけるためには必要なことです。しかし、自分のやりたいことを突き詰めようとしすぎて、「やりたいことが見つからない」、「自分は何もできないんじゃないか」「世の中に必要とされていないんじゃないか」と自己嫌悪に陥ってしまうケースもあります。この自己嫌悪がうつの原因になってしまう場合もあります。

就活うつを克服!すぐにできる解消法5つ

・ 気分転換をする

就活がピークに達してくると、学生生活のほとんどを就活に費やしている気分になってくるもの。「就活中に遊んでもいいの?」と思うかもしれませんが、気が滅入る前にリフレッシュすることも大事です。または、運動をして体を動かすこともいい気分転換になります。根詰める時期も必要ですが、適度なリフレッシュを忘れないようにしましょう。

・悩みごとは周りの人に相談してみる

苦しいときはひとりで悩みを抱え込まず、周りの人に話を聞いてもらうようにしましょう。先に内定をもらった友人を嫉妬するのではなく、「面接で気をつけたことはある?」と就活のコツなどを相談するのもひとつの方法です。また、学校の就職課には就活のテクニックだけでなく、精神的なフォローをしてくれる相談員もいますので、一度訪れてみるといいかもしれません。

・カーテンを少し開けて寝る

朝日をあびることで、「セロトニン」という脳内で働く神経伝達物質が分泌されます。この成分は、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わるもの。規則正しい生活をして、起きて朝日を浴びるのが理想的。
ですが、就活うつの状態では、夜が不安になり眠れなかったり、睡眠不足だとベッドから起き上がってカーテンを開けることさえ面倒だと思ってしまうことも……。そうした時には、夜カーテンを少しだけ開けて寝ると効果的です。自然と朝日を浴びることになり、睡眠サイクルが正常になっていくはずです。

・心療内科に行く

わざわざ病院は……と思うかもしれませんが、心療内科は悩み事を聞いてくれて一緒に解決策を考えてくれるところです。うつのプロに相談することで解決策も見つかり、気持ちも軽くなるでしょう。

・就活を一時中断する

最終手段ではありますが、説明会や面接に行くのを少しやめて、ときには休憩するのもひとつの手。うつ状態のまま就活をしていても、気持ちは滅入る一方。本来なら上手くいくことも上手くいかなくなってしまっては元も子もないので、就活を一定期間中断することを決め、休養を取る判断を考えてみましょう。

まずは誰かに相談したり、プロの診断を受けることを考えてみて

どんなに頑張っていても、時にはうまくいかず苦しくなってしまうことはあるもの。そんなときは一旦休んでもいいのではないでしょうか。社会人になる前から自身が壊れてしまってはどうしようもありません。また今急いで内定をもらうのが目的ではなく、将来なりたい自分に近づく、志望企業で働き成長することが本来の目的です。休んでも改善しないときには、一人で悩まず、まずは誰かに相談したり、プロの診断を受けてみてくださいね。

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