「インターンシップ」という言葉はよく耳にはするけれど、インターンシップとは何か?どんな内容?大学何年生から参加するべき?など、いろいろと気になっている方も少なくないのではないでしょうか。
本記事では、そんな疑問を解決します!
本記事でわかること
・インターンシップの定義や目的、種類
・インターンシップの開催時期や募集時期、期間
・インターンシップに向けてやっておきたい準備内容
※本記事の内容は、2023年4月時点の情報をもとに作成しています
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目次
インターンシップとは?

インターンシップとは、学生が実際に仕事を体験する制度のことで、“就業体験”や“就労体験”とも言われています。
インターンシップの定義や目的
■定義:
『何が変わるの? これからのインターンシップ』2023年3月 採用と大学教育の未来に関する産学協議会」で、政府が定める現行の就職活動日程ルールを前提に、インターンシップにおいて学生は企業の実務を必ず体験すると定義されました。
つまり、これまでは1日の企業説明会などについてもインターンシップと呼んでいましたが、今後は実務体験を含む内容をインターンシップと呼ぶ必要があります。
なお、これまでの1dayでの業界・企業説明会については「オープン・カンパニー」や「キャリア教育」と呼称するようになります。それぞれの違いについては、後述します。
■目的:
インターンシップの目的は下記のようなものが挙げられます。
・働くことへの理解を深め、自らの能力を見極める
・実践力を向上させる
なお、下記のような内容については「オープン・カンパニー」や「キャリア教育」において、理解を深めることになります。
・業界や職種に関する理解を深める
・企業の魅力を知る
インターンシップで給料は出る?
学業やアルバイトに忙しい学生の皆さんは、お給料の有無も気になるところかと思います。結論から言うと、「インターンシップのタイプによる」とされており、各インターンシップの募集要項に記載されると思いますので、確認をしてみましょう。
それぞれの違いについて、図表で確認しておきましょう。
※『何が変わるの? これからのインターンシップ』2023年3月 採用と大学教育の未来に関する産学協議会」P8、9を編集部にて再構成しています
インターンシップの参加期間や時期、場所は?

学業やアルバイトなど日々忙しい学生の皆さんは、インターンシップが大学何年生のいつ開催されるのか気になっていることかと思います。ここではインターンシップの開催時期や開催期間、実施される場所について、整理してご紹介します。
今回は産学協議会でインターンシップに分類された「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」と「高度専門型インターンシップ」の定義をもとに解説しています
■自らの能力を見極める!「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」
- ●参加期間:汎用的能力活用型は5日以上|専門的活用型は2週間以上
- ●開催時期:学部3年・4年または修士1年・2年の長期休暇期間
(春・夏・冬休み、入試休み ※但し、大学正課および博士課程は上記に限定されない) - ●開催場所:職場(職場以外との組み合わせも可、テレワークが常態化している場合はテレワークも可)
■実践力を向上させる!「高度専門型インターンシップ」※検討中
高度専門型インターンシップは、しっかりと就業体験をすることで専門性に関する実践力の向上を目的としています。ただし、このタイプに該当する対象者・期間について、さまざまな議論があり現状は検討段階であることから、まだ試行的な実施となっています。
そのため、下記内容はあくまで現時点で公表されている要素に絞ってご紹介しています。今後変更される可能性を含め、随時ご自身でも最新情報を確認していただくようお願いします。
※文部科学省高等教育局『ジョブ型研究インターンシップ(先行的・試行的取組) 実施方針(ガイドライン)』2023年2月27日改訂
想定される2種類のプログラム
・高度な専門性を重視した修士課程学生
多くの企業において、サマーインターンシップと呼ばれる夏のインターンシップは6月頃から、秋冬インターンシップは10月頃からスタートします。
時期ごとの企業・学生の動き方をはじめ、準備しておきたい事柄については、下図の就活スケジュールを参考に動き方のイメージをつかんでおきましょう。

インターンシップに参加する意味・メリットは?

産学協議会では、これまでの日本におけるインターンシップには課題があると捉え、国際的にも通用するインターンシップを目指すべく、検討・改訂が行われています。いま一度、そのインターンシップに参加する意味・メリットを確認しておきましょう。
インターンシップは、専攻を含む関心分野や将来のキャリアに関連した就業体験を行うことで、自らの適性や能力を見極めることができます。具体的には下記のような意味やメリットがあります。
- ●働くイメージをつかむことができる
- ●業界や職種への理解を深めることができる
- ●企業の雰囲気を知ることができる
インターンシップを経験しておくことで、企業への理解を深めることができるため、結果として志望動機がより明確になり、ひいては入社後のミスマッチを防ぐことにもつながるでしょう。
インターンシップの服装や髪型

インターンシップに参加する際の服装や髪型について気になる方も少なくないでしょう。特に指示が無い場合、スーツが無難と言われています。
まずは、どのような服装が最適なのか、企業ホームページ等で確認しておきましょう。清潔感を意識し、夏のインターンシップにおいては露出を避けるのがベターです。
事前に以下の確認ポイントをクリアしているかチェックしておきましょう!
インターンシップまでにやっておきたい準備内容
あなたは「この企業はきっとこうだろう」「この業界なら…」など、自分の目で見てみないのに、決めつけていませんか?インターンシップや説明会は、自分の目でこのような内容を確かめることが可能です。
もちろん、インターンシップの準備内容について不安を感じている方も少なくないでしょう。インターンシップ参加前までに取り組んでおきたい自己分析をはじめ、業界研究や企業研究、基本的なマナーまでインターンシップの事前対策に活用できる資料をご紹介しています。
上手に活用して、インターンシップにしっかり備えましょう!
●自己分析
参加したいインターンシップの種類をはじめ、どんな業界・企業が向いているのか?といった事柄を知るために自己分析は重要です。自分一人ではなかなか大変なので、下記の自己分析ワークシートを活用してやってみましょう。

●業界・企業研究
業界や企業研究と言われても膨大でなかなか進まない方も多いのでは?ポイントはコツコツ少しずつやることです。以下のコラムを活用して少しずつ知識をアップしておきましょう。

●自己PR
自己PRと自己紹介は厳密に違うってご存知ですか?企業側がチェックしているポイントや自己紹介で伝えるべき要素については、以下をぜひチェックしておきましょう。

●志望動機
ご自身の志向性などが整理・把握できたら、続いては志望動機の作成を進めましょう。基本的には、作って終わり…ではなく、何度も見直して適宜修正&ブラッシュアップを行っておくとよいでしょう。作成のコツは以下を参考にしてみてくださいね。

●基本的マナーの把握・理解
企業に提出する履歴書やエントリーシートの書き方をはじめ、メールの送り方、折り返し電話の対応方法…など、インターンシップに向けて押さえておきたいマナーはさまざまです。以下にこれらの記事をまとめていますので、不安な要素はチェックしておきましょう。

就活について悩むときは
大学3年生は学業や部活・サークル、アルバイトなど、さまざまに忙しくなる時期ですよね。
自分に合った企業を見つけて、納得のいく就職活動にしたいと思うものの、限られた時間の中でどのように動けば良いのか、悩む方も多いのではないでしょうか?
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