サマーインターンに力を入れる企業・学生が増えているのが、ここ数年の就活戦線のトレンドです。サマーインターンは就活初期の学生にとって非常に有意義なイベントであり、積極的に参加することでその後の就活に活かせます。
今回は、サマーインターンの日程や参加するメリット、選び方や対策について解説していきます。「何から就活を始めればいいんだろう・・・?」という学生は、ぜひサマーインターンに参加して就活の第一歩を踏み出しましょう!
目次
サマーインターンとは?いつから始まる?

インターンシップは、実施される時期によって「サマーインターン」「オータムインターン」「ウインターインターン」の3つに分けられます。インターンの第一弾とも言えるサマーインターンは、大学3年の夏休みの時期におこなわれるのが一般的です。24卒の学生であれば、2022年の夏にサマーインターンに参加します。低学年(大学1年・大学2年)向けのインターンや、低学年歓迎のインターンも多くあるので、学年に囚われず早めに参加するのもオススメです。
サマーインターンは、5月末から6月にかけて募集がスタートします。サマーインターンのスケジュールは企業によって差がありますが、大まかな時期を把握しておきましょう。
サマーインターンのスケジュール
▼4月中旬〜5月中旬:サマーインターンの情報公開
企業がサマーインターンに関する情報を公開します。大学3年になったら、就活サイトなどでサマーインターンに関する情報収集を始めるのがいいでしょう。
▼5月末〜6月:サマーインターンの募集・エントリー
参加したいサマーインターンにエントリーする時期です。多くの場合、エントリーシート(ES)の提出やSPIの受験などが求められます。
▼6月末〜7月中旬:サマーインターンの選考
面接やグループディスカッション(GD)を通して、サマーインターンの選考がおこなわれます。
▼7月末〜9月:サマーインターンの実施・参加
夏休みに入る頃になるとサマーインターンが始まります。複数企業のサマーインターンに参加する学生は、スケジュール調整を行いましょう。
「サマーインターン」に参加して「働く」を知る!
年々、夏休み期間を利用してサマーインターンに参加する学生は増加傾向にあります。そのため、参加を希望する場合には早め早めに動き始めることがオススメです。
とはいえ、大学3年になるとゼミや研究が始まって忙しくなるため、なかなか情報収集に時間を割くことができません。そんな中でも効率的に情報収集を進めるには、「逆求人サービス」を活用するのがおすすめです。
逆求人サービスとは、自分のプロフィールなどを登録しておくことで、企業からオファーが届く就活サービスのこと。自分に興味を持ってくれた企業からアプローチがあるため、効率的に就活を進めることができ、マッチング率が高いのもポイントです。
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サマーインターンの特徴
サマーインターンは学生が時間を確保しやすい夏休みに実施されるため、オータムインターンやウインターインターンに比べて数が多く、規模も大きいのが特徴です。
サマーインターンのプログラム内容は、企業によって異なります。営業同行してクライアントとの商談に立ち会うプログラムもあれば、グループワークで業務の疑似体験をするプログラム、プロジェクトを組んで新規事業の企画立案をするプログラムなど多彩です。
オンラインインターンも多く開催予定されています!
2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、企業の採用活動は、対面だけでなくオンラインで行われることが多くなりました。インターンも例外ではなく、「オンラインインターン」を開催する企業も多くあります。2021年以降もこの流れは継続しているので、オンライン開催も視野に入れてインターンへのエントリーを考えましょう。
オンラインインターンの大きなメリットは、「遠方の企業のインターンにも参加できること」です。物理的な距離を気にすることなくインターンに参加できるので、特に地方の学生にとっては就活の選択肢が大きく広がるでしょう。
サマーインターンは参加するべき?

サマーインターンに参加することで得られる主なメリットは以下のとおりです。
早めに業界・企業研究ができる
サマーインターンに参加して就業体験をすることで、業界や企業、ビジネスに関する理解が深まります。就活において業界研究・企業研究は早めにおこなうに越したことはありません。サマーインターンに参加して、早いタイミングで業界・企業研究ができると、その後の就活をよりスムーズかつ有利に進めることができるでしょう。
選考に慣れることができる
サマーインターンの選考では、一般的にエントリーシート(ES)やグループディスカッション(GD)、面接などが実施されます。サマーインターンにエントリーすることで、早くから就活の選考フローを体験でき、「選考そのもの」に慣れることができます。多くのサマーインターンにエントリーすれば、面接やグループディスカッションの対策ができます。
多くのインターンに参加できる
サマーインターンは夏休みの時期におこなわれるためスケジュールの都合がつきやすく、数多くのインターンに参加することも可能です。オータムインターンやウインターインターンに比べると実施する企業が多く、プログラムの種類も豊富にあります。豊富な選択肢の中から多くのプログラムに参加できるのはサマーインターンのメリットだと言えるでしょう。
サマーインターン参加までの流れと対策

サマーインターンに参加するまでの流れを、対策とともにご紹介します。
1:自己分析を行う
サマーインターンに参加する前に、自己分析をしておきましょう。自分の価値観や長所・短所を把握するとともに、「就活の軸」を明確にしたうえでサマーインターンに参加したほうが、得られるものが多いはずです。
自己分析が初めての方は、dodaキャンパスに登録すると無料でダウンロードできる「自己分析ワークシート」を活用してみましょう!

また、自己分析の方法や具体例は以下の記事で詳しく解説しています。
【事例付】自己分析の効率的なやり方。簡単にできる5つの方法も紹介
2:サマーインターン希望先企業にエントリーする
就活サイトや企業のホームページなどをチェックして、気になるサマーインターンを探してエントリーします。コロナ禍でオンラインインターンが主流になっているので、遠方企業のインターンも探してみてください。
dodaキャンパスでは、プロフィールに自己PRや経験などを登録すると、企業からインターンのオファーが届きます。 プロフィールを入力して企業からのオファーを待ちつつ、インターンイベントが掲載されている就活ナビサイトを併用してインターンにエントリーすることをおすすめします。
3:サマーインターン選考を受ける
サマーインターンに応募すると、エントリーシートの提出を求められることが多いです。 自己PRや、志望動機を記入する必要があるので、上手くまとめられていないという方は、ぜひこちらのコラムを読んでみてください!
【例文付】エントリーシートとは?書き方とよく聞かれる質問を紹介
4:サマーインターンに参加する
選考に受かったら、サマーインターンに参加します。参加の目的を振り返り、知りたいことや、学びたいことなどは事前に整理しておきましょう。
サマーインターンは何社エントリーするべき?

インターンに参加する目的は、就業体験(プログラム)を通して業界・企業についての理解を深めることですが、就活初期の段階においては、業界や企業を「比較する」という視点が重要になってきます。比較するためには、少なくとも2社以上のサマーインターンに参加する必要があるでしょう。
dodaキャンパスが2021年6月におこなった、23卒の学生を対象としたインターンシップ状況調査
では、「インターンシップに参加/参加予定」の学生は98%という結果がでました。多くの学生がインターンに参加しようとしている様子が伺えます。
▼就職したい業界が明確な人は・・・
同じ業界で3社程度と、別の業界で1社程度のサマーインターンに参加するのがおすすめです。同じ業界で複数のインターンに参加することで、その業界をより深く知ることができますし、会社による仕事内容や社風の違いを捉えることもできます。
また、別の業界のインターンに参加することで、自分でも気付いていない適性に気付くなど新たな発見が期待できます。
▼就職したい業界が明確になっていない人は・・・
業界を変えて、3~5社程度のサマーインターンに短期で参加することをおすすめします。いろんな業界を見ることで、業界に対する関心が高まることもありますし、自分に「合う」「合わない」ということにも気付くでしょう。夏休みが終わる頃には志望業界が明確になっていることを目標に、興味がない業界も含めて積極的にサマーインターンに参加してみましょう。
まとめ

サマーインターンの参加メリットや、選び方についてご紹介しました。インターン選考やインターン経験を通じて、自己分析や自身の経験、価値観を理解するきっかけになるので、ぜひ有効に活用してみてください。
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