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テレワークでの長期インターンシップのリアルとは? 4年生の先輩3人が経験をもとに語る!

  • インターン
  • 2022.02.08
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プロフィール

dodaキャンパス インターン生 遠藤 希美
・都内大学に通う2022卒学生
・在学中はアカペラサークルや長期インターンシップなどを経験。
・2021年7月よりベネッセi-キャリアに参画。
・人材やIT業界を中心に就活。
dodaキャンパス インターン生 鎌田 夕佳
・北海道内国立大学に通う2022卒学生
・在学中は、よさこいサークルでの活動に力を入れつつ、アルバイトを多数経験。
・2021年7月よりベネッセi-キャリアに参画。
・IT ・広告など無形商材を中心に就活
dodaキャンパス インターン生 栗 大輝
・関西国立大学に通う2022卒学生
・在学中は様々な学生団体やNPO法人に属し、組織を動かす楽しさ・難しさに夢中に。
・人材・コンサル業界のインターンシップに複数参加し、人材大手に就職予定。

新型コロナウイルス(以下、コロナ)の影響を受け、社会に普及した「テレワーク」。

それは、社会人だけでなく学生の働き方にも変化を及ぼしています。近年、大学生の中にはアルバイトではなく、企業へ出向いて社会人により近い働き方をする「長期インターンシップ」を選択する人も増えています。コロナ以降は、この長期インターンシップをテレワークで実施する企業も増え、在宅で働く学生も少なくありません。

今回は、dodaキャンパスを運営する「ベネッセi-キャリア」に長期インターンシップとして参画している3人にインタビュー。
3人は各々の自宅からテレワークで半年以上働いており、その経験談を語っていただきました。

テレワークについて気になっている人はもちろん、長期インターンシップについての経験談、大学4年生の生活についても取り上げているのでぜひご覧ください。

目次

    個性豊かな大学4年インターン生の3名!

    栗さん:こんにちは!まずは自己紹介から。自分は現在、関西の国立大学に通う経営学部の4年生です。
    2021年7月からベネッセi-キャリアで長期インターン生としてdodaキャンパスの運営に携わっています。出身は茨城県で、高校までは野球をやっていました。 大学では、学生団体系のサークルでイベントを作ったり、長期インターンでカフェの運営に携わったりしていました。趣味は、お笑い鑑賞と筋トレです。本日はインタビューよろしくお願いします!
    遠藤さん東京の私立大学経営学部4年生の遠藤です。
    私も7月から長期インターン生としてdodaキャンパスの運営をしています。中学・高校では140名近くの合唱部に所属していて、大学では、100名のアカペラサークルで活動していたので、歌い続けた人生です(笑)。 趣味はカフェ巡りで、就活の息抜きも兼ねてよくカフェ巡りしていました。よろしくお願いします!
    鎌田さん北海道の国立大学商学部の4年生、鎌田です。
    私も2人と同様に7月からインターン生として参加しています。北海道に住んでいるので、テレワークには助けられています。 私は生まれも育ちも北海道で、高校時代は軽音楽部でギター演奏とバンド活動に没頭。大学からはよさこいを始めました。趣味は家にあるギターを弾くこと、北海道民なのでスノボにもよく行きます。 就活中も時間を見つけて、よく行っていました。よろしくお願いします!

    3人はそれぞれどんな学生生活を送っていたのか?

    栗さん:僕は、学生主体で組織を組んで何かに取り組むことが多かったです。
    1〜3年生の時は大学生協の学生団体に所属して、学内向けにイベントや冊子を作る活動をしていました。 2年生の時には団体の代表を務め、授業で学んだ経営学や組織論を活かして60人の組織を動かすことに切磋琢磨していました。 大学2年の途中から、学生だけで運営するというコンセプトのカフェで長期インターンも始めました。 このインターンではカフェでの接客業はもちろん、営業に近い経験や、従業員の採用などの人事的な仕事もできたので、とてもやりがいがあって楽しかったです。
    就活ではよくこの2つの話を面接で話していました。就活を終えて、4年生からはベネッセi-キャリアで長期インターンをさせていただいて今に至ります。
    遠藤さん:私は学生生活において、アカペラサークルでの活動に特に力を入れていました。
    アカペラを始めたのは、中高の合唱部の経験から歌うことが好きだったので、合唱とは違うジャンルで歌うことを楽しみたいと思ったのがきっかけでした。 私の所属していたアカペラサークルはソラマチやお台場でもアカペラを披露していたので、東京に住んでる方はもしかしたら見かけているかもしれませんね(笑)。
    私はサークルの中で率先して責任者やまとめ役を担っていたので、沢山のリーダー経験をしました。 中でも、コロナ禍で対面の活動ができなくなってから、メンバーのモチベーション維持のために試行錯誤したことは思い出深いです。就活の面接でもよくこの話をしていました。
    私はこのアカペラサークルの他にも、長期インターンを2つ掛け持ちしていて、学生生活の中では「チャレンジ精神」を自分の中で特に大事にしていました。
    鎌田さん:私は、よさこいサークルの活動アルバイトに力を入れていました。
    よさこいサークルに入ったきっかけは、大学で何か新しいことがしたいという想いからです。新入生の歓迎イベントでそのサークルの演舞に感動して入部を決めました。 私のチームは、毎年札幌にて開催されるYOSAKOIソーラン祭りに出場しています。
    サークルの中では広報担当を担っていて、遠藤さんと同じくコロナ禍での活動に苦戦した経験もありました。 よさこいは4年生の12月まで続けていて、就活の自己PRの際にも、よさこいの話をよくしていました。 またアルバイトは、グッズストアの店員や塾講師、テレビ局のアンケートスタッフなどジャンルを問わずいろんな経験を積んできました。 北海道に身を置いていることもあり、なかなか長期インターンシップを始めることは難しかったですが、ベネッセi-キャリアはフルリモートのインターンだったので、チャレンジしました。

    長期インターンシップでの仕事内容とは?

    栗さん:ベネッセi-キャリアの長期インターンシップでは、商品サービス本部 プラットフォーム開発部 プロダクト企画課という部署に所属し、『dodaキャンパス』というサービスを通して、より多くの学生に就活に役立つ情報を届けるために定期的にメールマガジンを発信したり、キャリアコラムを書く業務を主に担当しています。
    また、もしかしたら参加した人もいるかもしれませんが、インターン生ならではのできることとして、10月、12月、1月にdodaキャンパスゼミでイベントも企画。 dodaキャンパスは学生向けのサービスなので、自分のこれまでの学生生活での経験や就活の経験が活きる場面も多くありました。 総じて、学生の皆さんに『dodaキャンパスを使ってよかった!』と思ってもらうための業務をしています。

    ある日の栗さんの勤務スケジュール(6時間勤務の場合)

    10:00~:出勤・朝の会
    (オンラインで先輩社員と本日の業務内容の確認)
    11:00~:自己作業
    (メルマガの原稿作成。前回の配信内容の振り返り)
    12:00~:昼休憩
    (栗は1時間でお昼ご飯を食べて少し散歩に行きます)
    13:00~:インターン生間でミーティング
    (この日はゼミイベントの準備に向けたミーティング)
    14:00~:営業同行
    (dodaキャンパスの法人営業に同行し、営業社員のサポート)
    15:00~:自己作業
    (新規コンテンツの企画書作成・原稿作成)
    ~17:00:日報記入・退勤
    遠藤さん:私も栗君と同じ部署に所属しています。主な業務としては、dodaキャンパスのプロモーションのためにTwitterや過去キャリアコラムの運用を行なっています。 この業務は基本的にインターンの鎌田さんと2人で進めているのですが、私自身が業務において大事にしていることは、インターン生間の業務効率化や業務の質向上です。 具体的には、テレワークによって日々の学びの共有が対面より難しいという課題に対して、ナレッジを共有するシートを作ったり、他にも業務の際に必要になるシートの改善を日々行なっていました。
    dodaキャンパスというサービスを運用する上では、対外的なサービス活性化も重要ですが、私は対内向けの業務改善に着目して貢献しようと意識をしていました。

    ある日の遠藤さんの勤務スケジュール(4時間勤務の場合)

    10:00~:出勤・朝の会
    (オンラインで先輩社員と本日の業務内容の確認)
    11:00~:自己作業
    (Twitterの投稿草案作成)
    12:00~:昼休憩
    (4時間勤務の際は30分休憩なので、お昼ご飯を食べる程度です!)
    12:30~:自己内省
    (目標の見直しや先月の反省など)
    13:00~:インターン生間でミーティング
     (この日はゼミイベントの準備に向けたミーティング)
    ~14:00:日報記入・退勤
    鎌田さん:私も2人と同じ部署に所属していて、遠藤さんとペアになって同じ業務、主にTwitterやキャリアコラムの運用を行っています。 その他にも、社員さんからスポットで依頼される業務もあって、基本的には2人で分担して業務しています。 例えば、大学のキャリアセンターへ向けた企画を考えたりなど、大学とより近い立場にあるインターン生だからこそできる業務に取り組むことが多かったです。

    ある日の鎌田さんの勤務スケジュール(6時間勤務の場合)

    10:00~:出勤・朝の会
    (オンラインで上司と本日の業務内容の確認)
    11:00~:自己作業
    (イレギュラー対応)
    12:00~:昼休憩
    (お昼を済ませつつ、時間があれば動画サイトを見て娯楽時間としています)
    13:00~:インターン生間でミーティング
    (この日はゼミイベントの準備に向けたミーティング)
    14:00~:社員さんとミーティング
    (業務内容に関する打ち合わせ)
    15:00~:自己作業
    (キャリアコラムの作成、改善案の作成)
    ~17:00:日報記入・退勤

    テレワークを経験してみて。良い面・悪い面は?

    栗さん:次にテレワークでのインターンシップに関してです。 僕たちは7月から約半年間、一度もリアルで会うことなく業務してきました。実際に経験してみてテレワークで良かった点や、逆に悪かった点に関して感じたことを話していきましょう。
    まず僕の感じたテレワークの良い面としては、やはりリアルと異なり自宅で勤務できるので移動時間の削減になることですね。 今、他で働いてるアルバイトと比べても、行きと帰りの時間を別のことに有効活用できることは大きいです。 また、物理的な移動による肉体的な疲労がないことも個人的にはうれしいです。逆に悪い面としては、健康への悪影響が少し心配です。 日中はずっと家を出ずパソコンに向き合っているので、目や腰また、外出しないと必然的に疲労がたまることもあったりします。なので、僕はお昼休憩や勤務後に気分転換もかねて散歩をするようにしてます!
    遠藤さん:私は、テレワークは良くも悪くも切り替えがリアルとは大きく異なる点だと思います。 良い面としては、「やるぞ!」と思ったらすぐに業務に取り掛かることができることです。 私は、メイクやヘアセットなどの準備に時間がかかってしまうタイプなので、簡易的な準備で済むのは業務に割ける時間も増えて嬉しいです。
    逆に悪い面は、スイッチの切り替えが難しいところです。良い面でも挙げた通り、すぐ業務ができる反面、時間の管理が自身に一任されるので、気が抜ける瞬間がたまに出てしまうな...と思います。 私が意識している切り替えのコツは、音楽でルーティンを作ることです。私の場合は、業務開始前には決まって自分の好きなアーティストの音楽を聞いて、気持ちを仕事に向かわせるようにしています。 よかったら皆さんもオンライン授業等で試してみてください。
    鎌田さん:私が感じるテレワークの良い面は何と言っても全国どこにいても業務に携われるところです。 今まで「いざ、インターンに挑戦しよう!」と思っていても、地方ゆえ機会が少ないことに悩んでました。 距離のギャップを埋め、様々な地域の人と関われることが最大のメリットだと思います。 また、テレワークのおかげでいろんな地域に住んでる人と簡単に話せるのは、ずっと北海道に住んでいた私にとって衝撃的でした。
    逆に悪い面としては、誰かに何かを聞いたり話したいときにハードルを感じるところです。 リアルであればすぐ声をかけてコミュニケーションできますが、テレワークだと主にSNSコミュニケーションツールでの文面のやり取りとなってしまい、もどかしく感じることがあります。 またリアルだったら、業務時間外の生き帰りの雑談で交流の時間もあります。こういったことから、テレワークだと関係性構築にも時間がかかってしまうのが難点だなと思います。

    インターンシップを通しての学び・自身の成長

    栗さん:では最後にインターンシップを通しての学びや自分がどう成長できたかに関してぜひ話しましょう。
    僕は、仕事における「主体性」と「PDCA力」の重要性を実感できたことが大きな学びだと思っています。 このインターンシップをする前、学生団体やカフェの運営などの経験を通して自分には上記2つの力は人より備わっていると思っていました。
    しかし、インターンシップを始めた当初は社員さんに依頼された業務をただこなすだけになっていたり、先月からの振り返りをしても自分で納得のいく成果が出せなかったり、と悩みました。 インターンシップの中で、社員さんからのアドバイスや月に1度学びを整理する時間を通して、少しずつ自分に「主体性」と「PDCA力」が身に付いていることを実感できました。 この経験は社会人なってからも必ず活きると確信していて、このインターンシップに挑戦して本当によかったです!
    遠藤さん:私にとっての一番の学びは「報連相の質」に関してです。 これまでも報連相は丁寧な方でしたが、テレワークのみの稼働だと、些細なことで齟齬が生まれたり、論点がずれてしまったりしがちだと感じました。 なので、報連相の量も大事ですが、文面で理解してもらうために「どのように伝えるべきか」「この内容は電話の方が伝わるのではないか」ということを瞬時に判断して的確に伝えられないと、自身の業務時間が報連相だけで終わってしまいます。 この気づきは社会人になる前に理解できてよかったと思っています!
    また「等身大の自分を評価・主張できる」ようになれたことが一番の成長です。 今まで変に謙遜してしまったり、そのことで正当に評価されている感じがしなくてモヤモヤしてしまうことが多かった気がします。 しかし、月に1度、インターン生・社員さんで集まって振り返り・発表の場があることで、「今月はこれができた・できなかった」「ここは貢献できた・できなかった」という視点で評価・主張できました。 このことですごく自分に自信が持てるようになりました。
    鎌田さん:私は2つ大きな学びがあり、1つ目は遠藤さんと近いですが、チームが前に進むためには報連相が重要であるということに気づけたことです。 同時に、相手が受け取りやすいメッセージの伝え方も経験を踏まえて身に付けることができました。
    2つ目の学びは、手段と目的を混同させないことです。 業務を通して、自分を担当する社員さんからいただくアドバイスの中で、「なぜこの業務を行うのか?」と目的をしっかり意識することや、仮説を立てることがどれだけ重要かを学びました。 インターンを通して、「働くこと」に対する解像度が自分の中で高くなったので、社会人になる前にこのインターンシップを経験できて良かったです。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?
    インタビューの中には、「テレワーク」や「長期インターンシップ」の特徴がたくさん積もっていましたね。

    長期インターンシップはテレワークが広がったことで、「誰にでも」「どこからでも」挑戦できるチャンスが広がりました。 今回は、dodaキャンパスを運営する4年生の長期インターンシップのお話でしたが、長期インターンシップは様々な会社で募集しています。
    もし、「大学在学中に社会人に近い経験をしたい!」という方はぜひ挑戦してみてください。
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