【大学2年・大学3年】インターンシップの探し方！参加するメリットや選び方まで

大学3年生が近づき、少しずつ就活を意識し始めた方もいるのではないでしょうか？
「インターンシップってどこから探すの？」「インターンシップへの参加は必須なの？」と疑問に感じている方も少なくないでしょう。

この記事では大学生の皆さんへ、インターンシップの探し方や選び方、参加するメリットについて詳しく解説します。インターンシップに対して疑問を感じている方は最後まで確認し、応募が始まる前に不安を払拭しましょう。

インターンシップ（インターン）とは

インターンシップとは、学生が社会に出る前に企業で仕事を体験するための制度です。

2025年度に卒業を迎える大学生から、政府によってインターンシップの定義が見直されたことにより「キャリア形成支援活動」として、タイプ1〜4の4類型に細分化されました。

上図の通り、現在インターンシップと呼ぶことができるのはタイプ3・4の2種類のみであり、大学3年生と4年生、もしくは修士1年生と2年生が対象となります。

タイプ1〜4それぞれについて詳しく確認していきましょう。

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オープンカンパニー

オープンカンパニーとは、業界や企業について理解を深めてもらうためのPRを目的としたイベントです。オープンキャンパスの企業版というと分かりやすいでしょう。

本格的に就活を開始する前の学生でも気軽に参加できるキャリアイベントとして、大学3年生以下の学生にも活用されています。

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キャリア教育

キャリア教育とは、学生が「就労」や「将来のキャリア」について主体的に考える機会を提供するプログラムです。大学や企業が主催するワークショップ・セミナーなどの形で実施され、社会人としての基礎知識を学ぶとともに、自身の適性や目指す方向性を見極める手助けとなるでしょう。

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汎用的能力・専門活用型インターンシップ

汎用的能力・専門活用型インターンシップは、実際の業務を通じて職業適性を見極めることができるプログラムです。座学では得られないリアルな就業体験を通じて、業界や企業の実態を深く理解し、自分に合った働き方や職種を考える機会となるでしょう。

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高度専門型インターンシップ

高度専門型インターンシップは、専門知識を生かしたジョブ型採用を意識したプログラムで、特に研究や技術開発を伴う職種向けのインターンシップです。大学院や博士課程で培った専門的なスキルを実際の業務で活用し、さらに発展させることを目的としています。

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インターンの探し方6選

ここでは、インターンシップの探し方を6つ紹介します。それぞれ異なる特徴がありますので、自分に合った方法で探してみてください。

1）逆求人サイトでオファーをもらう

逆求人サイトは、これまで興味がなかった企業からのオファーにより、就活の視野が広がることがメリット。プロフィールを登録しておけば、自分では知り得なかった業界や企業からオファーをもらうことができます。

プロフィールや自己PRを入力して適性検査を行った後、企業からのインターンオファーを待ちましょう。「どういった業界のインターンに応募すれば良いかわからない」といった悩みを抱えている方にもおすすめです。

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2）OB・OG訪問で紹介してもらう

OBやOGが就職した企業のインターンを紹介してもらうこともおすすめです。

実際に働いている人からの紹介となるため、職場の雰囲気や業務内容について信頼できる情報を得ることができます。これにより、企業とのミスマッチを減らすことができるでしょう。

3）インターン専用サイトを活用する

自分でインターンを探してエントリーする際は、ナビサイトやインターンの検索に特化した専用サイトもおすすめです。

参加可能な実施場所、期間での絞り込みをはじめ、複数のインターンシップを比較・検討することができます。

無料で利用できるサービスも多く存在するため、ぜひ活用してみてください。

4）大学のキャリアセンターで紹介してもらう

大学のキャリアセンターには、求人募集だけでなく、インターンの募集も届きます。特定の大学や所属学部しか参加できない「公募されていないプログラム」に出会えることもあるでしょう。

キャリアセンターの担当者へ自分の希望する業界や職種、インターンの実施時期を伝えてください。自分に合ったキャリア支援を受けることができるでしょう。

5）SNSから応募する

SNSの運用に注力している企業は、X（旧Twitter）やInstagramなどを活用してインターン募集を行っていることがあります。スタートアップやベンチャー企業といった、募集サイトに登録されていない企業と出会える可能性もあるでしょう。

また、新卒採用に力を入れている企業は、採用やインターンに特化したアカウントを作成している場合も。

インターンに参加した若手社員のインタビューや、過去に実施したインターンの様子を掲載している企業もあるためチェックしておきましょう。

6）インターン向けの合同説明会に参加する

インターン向けの合同説明会では、複数の企業から一度に話を聞くことができます。その場ですぐに比較検討できる点は大きなメリットといえるでしょう。

さらに、社員から直接説明を受けることで企業の風土や雰囲気を推察することが可能です。社員と話して気になったことは、その場で質問をして解決するとよいでしょう。

また、説明会参加者は意欲的な学生が多いため、モチベーションを上げる効果にも期待ができます。

応募するインターンの選び方

せっかくインターンに参加するなら、有意義な時間にしたいですよね。ここでは、インターン参加後に後悔しないための選び方を3つ紹介します。

1.業界や職種で選ぶ

まず「どの業界や職種で経験を積みたいか」を考えてみましょう。自分の興味のある分野や将来のキャリアに関係する業界を選ぶことで、より実践的な学びを得ることができます。

また、職種によって求められるスキルや適性が異なるため、自分の強みを考慮することも重要です。例えば、創造力を発揮したい人は、IT業界やクリエイティブ関連の企業に参加することで、自分の強みを再確認できるでしょう。

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2.期間で選ぶ

インターンには、数日で完結するものと、数ヵ月にわたるものがあります。前者は、これから興味のある分野を見つけたい方や、さまざまな業界・企業の業務を比較したい方におすすめです。特に、学業やアルバイトと両立しやすいため、忙しい方でも参加しやすいでしょう。

一方、後者は、ある程度進みたい業界や企業が明確となり、特定の企業について深く知りたい方におすすめです。長期にわたって働くことになるため、学業と両立できるかを事前にしっかりと検討しましょう。

このように、インターン期間によって得られるものが異なります。自己分析・企業研究といった就活準備の進捗や、学業・アルバイトなどの状況も踏まえ、最適な期間を選択しましょう。

3.体験できる内容で選ぶ

企業によってインターンで実施する内容は大きく異なります。「自分が何を学びたいのか」を明確にし、それに合ったプログラムを選びましょう。

例えば、職種ごとの業務内容を広く知りたい場合は、多くの部署で業務を経験できるインターンが適しています。一方、すでに目指したい職種が決まっている方は、該当の部署でさまざまな業務に挑戦できるプログラムを選ぶことで、就職後のイメージが鮮明になるでしょう。

「何を体験したらよいか分からない」という方は、自己分析や業界研究を行い、自分に足りていない知識や経験がどこにあるか確かめることから始めてみてください。

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インターンに参加する5つのメリット

大学3年生はアルバイトや学業、サークルなどが忙しくなるタイミングです。「時間がない中でわざわざインターンに参加する必要があるの？」と疑問に思う方もいるでしょう。

ここでは、インターンに参加するメリットを5つ紹介します。しっかり納得してインターンに臨みましょう。

1）いち早く社会人として働く経験ができる

大学の授業では、ビジネスの仕組みを学ぶ機会はあっても、実際に「社会人として働く経験」を得ることはできません。

その点、インターンに参加することで、職場のリアルな環境に身を置くことができます。ビジネスメールの書き方や取引先とのコミュニケーション方法など、社会で必須となるスキルを学ぶことができるでしょう。

さらに、実務に携わることで、自分が向いている仕事を見極めることが可能です。「成果が数字で見えることにモチベーションが上がった」「お客様と直接やり取りする仕事にやりがいを感じた」といった、実際に経験しなければわからない気づきが得られることもあるでしょう。

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2）選考において有利となる可能性がある

インターンに参加すると、早期選考のチャンスを得たり、選考フローの一部を免除されるなど、特別な待遇を受けられる場合があります。インターンが実質的な選考プロセスの一環となっているケースもあり、優秀な成績を収めたインターン生に対しては、その後の本選考で特別ルートが用意されることも。

また、インターン参加者向けの特別イベントや座談会が用意されることもあり、選考前に企業と深く関わるチャンスが得られます。企業理解が深まり、志望動機をブラッシュアップすることができるでしょう。

志望度の高い企業や業界でインターンの機会があれば、積極的に参加し、就活を有利に進めるための足がかりにしてください。

3）人脈が広がる

インターンは、就職活動に積極的な学生や、業界で活躍する社会人と出会うチャンスです。

インターン先の社員と良好な関係を築くことができれば、就活の相談に乗ってもらえることもあるでしょう。また、同じ企業でインターンを経験した仲間とは、就活の情報交換をしたり、将来同じ業界で働く同志として助け合うことが可能です。

こうした人脈は、就職活動だけでなく、将来的なキャリア形成においても大きな財産になるでしょう。

4）就活に向けた準備ができる

インターンに参加することで、自分の強みや適性を理解し、就活本番に備えることができます。実際の業務を通じて「どのような働き方が自分に合っているのか」「どんな環境で力を発揮できるのか」といった点を体感し、自己PRや志望動機をより具体的に整理することができるでしょう。

また、インターンは、業界や企業研究にも役立ちます。企業の文化や価値観、業界特有の課題などについて理解を深めることが可能です。

このように、インターンは単なる職業体験ではなく、自分のキャリアを具体的に考えるきっかけとなります。就活本番での「説得力のあるアピール」や「納得感のある企業選び」に繋がる重要な機会となるでしょう。

5）ビジネスマナーが身につく

インターンに参加することで、社会人として必要なビジネスマナーを実践的に学ぶことができます。

就活では、専門知識やスキルだけでなく、基本的なマナーが身についているかどうかも重要な評価ポイントです。例えば、敬語の使い方や上司・クライアントへの報告・連絡・相談の仕方など、職場で求められる基本所作をインターンを通じて習得できます。

こうしたビジネスマナーを早いうちから身につけておくことで、就活の面接やOB・OG訪問といった場面でも自信を持って振る舞うことができるしょう。

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自分に合ったインターンに参加して就活を有利に進めよう

インターンシップは、就活を成功に導くための貴重な機会です。社会人としての第一歩を踏み出し、実際の業務を経験することで、自分に必要なスキルや知識を明確にできます。こうした経験は、就活本番での自信につながり、納得のいくキャリア選択を後押ししてくれるでしょう。

最後に、この記事内容を簡単にまとめます。

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