就活の面接への準備として、面接対策や心構えが話題となることが多いですが、「当日の持参物」も重要です。面接で必ず必要になるものだけではなく、選考前の待ち時間・空き時間を有効活用できるような持ち物を準備しておくことで、心に余裕も生まれます。
今回の記事では、必須の持ち物・あると便利な持ち物の両方をご紹介します。
これだけは用意したい!面接で必須の持ち物
まずは、面接で必須となる持ち物のリストを見ていきましょう。
必須の持ち物
鞄
携帯電話
現金やICカード
ハンカチ、ティッシュ
提出書類(エントリーシートや履歴書)
印鑑
筆記用具、メモ帳
腕時計
鞄
就活では、エントリーシートや履歴書、A4サイズの資料を折らずに綺麗に収納できるバッグを使いましょう。面接時に企業の資料を受け取ることもありますので、スマートに収納できるようにしたいものです。女性の場合は化粧ポーチなどもバッグに入れることになるので、マチが広めのものを選ぶといいでしょう。
携帯電話
携帯電話は日ごろから持ち歩いているかと思いますが、緊急時の連絡ツールとしてすぐに使えるように企業の電話番号はあらかじめ登録しておきましょう。当日、急なアクシデントで遅刻することになった場合、速やかな連絡ができると安心です。
現金やICカード
ICカードを使っている人は、あらかじめ企業の最寄り駅までの料金以上はチャージして、移動がスムーズに行えるようにしておきましょう。また、電車のトラブルによるタクシー利用なども想定して、現金は少し多めに持っておくと安心です。
ハンカチ、ティッシュ
身だしなみの基本として必ず持参しましょう。ハンカチは汗を拭くときにも必要ですし、トイレなどでも使用します。新型コロナウィルスの影響でトイレにあるハンドドライアーの使用が制限されていることも多いため、ポケットにいれておくようにしましょう。
提出書類(エントリーシートや履歴書)
事前に企業に提出済のエントリーシートや履歴書は持参しましょう。面接前に再度目を通すことでアピールしたい内容を改めて整理することができます。 また、白紙の履歴書を持っていくのもおすすめです。隙間時間を使って、履歴書の作成が行うことができます。 その他、企業によって指定されている提出書類や持参物を準備しましょう。
印鑑
提出済みの書類で印鑑の押し忘れがあった、というケースなどもありますので、印鑑は常に就活用のカバンに入れ持ち歩くようにしましょう。
筆記用具、メモ帳
提出済みの書類に記載漏れが見つかった場合に備えて、エントリーシートや履歴書の記入に使った筆記具と同じものも持参するといいでしょう。
腕時計
普段は携帯電話で時間を確認している人も、面接では必ず腕時計を準備しましょう。携帯で時間確認をするのはマナー違反と思われることが多いからです。また、腕時計をしていないことで「時間にルーズな人」という印象を持つ面接官もいます。高級ブランドの時計である必要はないので、スーツに合う落ち着いたデザインのシンプルなものを選びましょう。
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面接であると便利な持ち物リスト
次に、「必須ではないものの面接であると便利な持ち物リスト」を見ていきます。
あると便利な持ち物
折りたたみ傘
携帯用の靴磨き
ストッキングの予備
コンタクトレンズや眼鏡の予備
手鏡
ブラシ(くし)、整髪料
トラベル用歯ブラシ
モバイルバッテリー
企業研究や業界研究、自己分析をまとめたノート
スケジュール手帳もしくは携帯の管理アプリ
学生証
折りたたみ傘
ゲリラ豪雨など、突然の悪天候となることも想定されます。面接に行く途中で土砂降りに遭い、スーツがずぶ濡れ……といった事態にならないよう、念のため折りたたみ傘をバッグに入れておきましょう。
携帯用の靴磨き
面接会場に向かう途中で、靴が汚れてしまうこともあるので携帯用の靴磨きを持参しましょう。靴元を見て気になるようであれば、面接前に使用しておくと安心です。
ストッキングの予備
女性の場合は、ストッキングが伝線してしまった場合に備えて予備を1つ鞄の中に入れて持参しましょう。
コンタクトレンズや眼鏡の予備
コンタクトレンズや眼鏡を着用している人は、予備があると安心です。
手鏡
お手洗いの鏡で身だしなみを確認しようと考える人もいるかもしれませんが、場所がわかりにくかったり、行く時間がなかったりする場合もあります。手鏡を持っていれば場所を問わず確認できますので、就活の際は男性も持ち歩くようにしましょう。
ブラシ(くし)、整髪料
家を出る前には完璧に決まっているように見えた髪型でも、移動中の風などで乱れることもあるでしょう。 ブラシやくし、整髪料を持参していれば、慌てず直せます。
トラベル用歯ブラシ
面接に向かう途中で食事を取る予定の人は、トラベル用歯ブラシを持参し、歯を磨いてから面接に向かいましょう。
モバイルバッテリー
家を出る前にスマホを充電していても、面接の待ち時間などに調べ事をしていると、帰宅まで充電が持たない恐れがあります。企業によっては面接後すぐに電話をかけてくる場合もあります。充電切れで電話が取れないということがないように、モバイルバッテリーがあると安心です。フル充電一回分のタイプであれば非常に軽量なものもあるので、手軽に充電できます。
企業研究や業界研究、自己分析をまとめたノート
今まで企業研究・業界研究、自己分析をまとめてきたノートも持参しましょう。待ち時間に見返すことで、面接前の最終確認ができます。
手帳もしくはスマホの管理アプリ
面接中に、次回の面接日程を提案される場合もあります。スケジュール手帳を持っている人は持参しましょう。携帯の管理アプリも、スケジュール把握に便利なのでインストールしておくといいでしょう。
学生証
学生証の持参は必須ではありませんが、まれに面接中に提示を求められるケースがあります。自身の身分を証明するものでもありますので、財布などに入れて常に持ち歩きましょう。
面接前に準備しておくことは?
面接前にしておくべきことは、持ち物のチェックだけではありません。会場までの道順や質問への回答などを予習し、しっかりと準備しておけば、万全の状態で面接に臨むことができるでしょう。ここからは、面接前にしておくべき準備について紹介していきます。
会場までの道順を確認する
面接の時間に遅れることは許されません。それだけで選考の対象外となる可能性が高いので、時間に余裕をもって到着できるように道順を前もって確認しておきましょう。特に、初めて行く会場の場合は辿り着くのにどれくらい時間がかかるのか想像しづらいものです。
バスや電車の時刻表を確かめ、駅からの道のりも詳細に調べておいてください。電車の遅延などにも対応できるように、早め早めの行動を心がけましょう。
想定される質問の回答を考える
面接における企業からの質問は、定番のものも多くあります。自己PRや志望動機、学生時代に頑張ったことなど、定番の質問に対してはスムーズに答えられるように、自分なりの回答のポイントをまとめておきましょう。もちろんイレギュラーなことを質問される場合もありますが、定番の質問をじっくりと考えておくことで、派生させて柔軟に対応できるようになるはずです。
そして、面接の最後では逆質問が必ずといっていいほど聞かれます。「特にありません」と答えると意欲が低いとみなされる恐れもあるため、逆質問は必ず用意しておきましょう。業務内容に関する質問など、入社後の自分をイメージして考えると良いアイデアが浮かびやすいです。
面接における注意点を振り返る
面接当日はどうしても緊張するため、普段は当たり前にできることでも失敗しやすいものです。それだけに、面接における基本的な注意点を直前にあらためて振り返ることは重要だといえます。身だしなみのポイントや面接の流れ、入退室のマナーなどをおさらいしておきましょう。万全の準備を整えることで、気持ちに余裕が生まれて緊張しにくくなる効果も得られます。
まとめ
就活の面接という大事な場で「うっかり忘れ物をしてしまった!」と慌てないよう、準備して持ち物の抜け漏れがないようにしましょう。家を出る直前まで使うもの以外は、前日には準備をして、万全な状態で面接に臨んでください。
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