3月1日になると、就活ナビサイトを中心に説明会やプレエントリーの受付が開始されます。いわゆる「就活解禁日」です。
この記事では、就活解禁日に実施する行動や、事前の準備について紹介します。就活最新動向も記載しますのでぜひチェックしてください。
目次
27卒の就活解禁日とは?就職活動のスケジュールをおさらい
例年同様、27卒の就活解禁日も3月1日 です。この日を境に就職活動が本格化し、忙しくなる学生が多くなります。アルバイト、サークル、ゼミ、研究室などは、3月以降の就職活動を優先させてもらえるように事前に相談しておくと良いでしょう。
学生の就活スケジュール
- 3年6月~3年9月 サマーインターンに参加
- 3年9月~3年3月 早期選考
- 3年3月~4年4月 就活解禁、エントリー開始
- 4年4月~4年5月 本選考準備
- 4年6月~4年9月 本選考
- 4年10月 内定式
なお、上記スケジュールは、政府や経団連*が主導している内容です。
経団連非加盟の企業やベンチャー、外資系企業、マスコミ系企業は独自のスケジュールで選考を行っているケースもあるため、志望している方は注意しましょう。
*経団連:加盟企業の採用活動のルールづくりや指針の策定を行い、就活スケジュールやインターン制度の整備などで学生の就職活動に大きな影響を与える。正式名称は、一般社団法人日本経済団体連合会
就活解禁の最新動向
近年、新卒採用のスケジュールが大きく前倒しになっています 。「就活解禁日」を待たず、早い段階から動き出す学生が増えており、企業側も優秀な学生を早期に確保しようと考えているためです。
実際、dodaキャンパスが2025年6月に実施した調査でも、大学1・2年生から就活準備を始めた学生が前年より増加し、約25%にのぼりました。解禁日に焦らないよう、時間のあるうちに少しずつ準備を始めましょう。

27卒が就活解禁日までにやっておくべき準備と順番
就活解禁日にスタートダッシュを切るためには、事前の準備が欠かせません。ここで紹介する9つのステップを参考に、少しずつ準備を進めましょう。
就活準備のチェックリスト
- 自己分析
- 業界・企業研究
- OB/OG訪問
- インターンシップ・オープンカンパニーへの参加
- プレエントリー
- ES・履歴書の準備
- Web・筆記試験の対策
- 面接対策
- スーツ等の身だしなみ、備品準備
1)自己分析で就活の軸や強みを明確にする
自己分析を深めることで、自身の長所や価値観を理解し、ESや面接でしっかりとアピールできます。また、自分に適した業種・職種が分かり、就活の軸もはっきりするでしょう。
dodaキャンパスが実施したアンケートでも「就活準備で最も時間がかかったこと」として自己分析が上がっています。就活の基本となりますのでできる限り早めに開始しましょう。
「まずはサクッと自分の就活の軸をイメージしたい」という方はdodaキャンパスの就活軸診断がオススメ!【所要時間5分】であなたが大切にしている価値観を言語化できます。無料で使えますのでぜひ活用してみてください。
2)興味のある業界・企業を深く研究する
業界・企業研究が不十分だと「社風が合わない」「思っていた仕事と違った」といったミスマッチにつながります。
企業研究を通して各社の特徴や強みを理解することで「志望動機」などの質問にも説得力ある回答ができるでしょう。
3)OB・OG訪問で志望業界のリアルな情報を得る
OB・OG訪問では、先輩社員から生の声を聞くことができます 。インターネットでは知り得ないリアルな情報を得られる点がメリットです。
3〜4月頃は、説明会後にアポイントを取る学生が増え、先輩社員の時間が取りづらくなります。気になる業界・企業・職種が見つかった際は、すぐに行動しましょう。
4)オープンカンパニーやインターンシップに参加する
オープンカンパニーは一度に多くの企業から話を聞くことができるため、志望業界・企業を絞り込む際に有効です。
また、インターンシップでは実務を経験することで企業の社風を肌で感じ、働くイメージが膨らみます。インターンシップを選考プロセスとして活用する企業も少なくないため、志望先のインターン情報は常にチェックしておきましょう。
5)志望企業を絞り込み、プレエントリーする
自己分析や業界・企業研究の結果をもとに志望する企業を絞り込みます。知名度や会社の規模にとらわれず「就活の軸」や「価値観のマッチ度」を基準に選びましょう。
リストアップした企業は、各社の採用ページや就活サイトでプレエントリーを行い、選考に備えましょう。
6)エントリーシート(ES)・履歴書の準備
人気企業には数千〜数万のESが届きます。そのため、採用担当者の印象に残るには、 「簡潔さ」と「説得力」 が重要です。
大学のキャリアセンターや、就職情報サイトの添削サービスを活用し、何度もブラッシュアップしましょう。
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7)Webテスト・筆記試験の対策
多くの企業が選考過程にSPIなどのWebテストを導入しています。
出題傾向の研究により回答速度と精度を高めましょう。テストの種類ごとに対策も異なる ため、早いうちからコツコツ対策することが大切です。
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8)面接対策をする
企業ごとに質問は異なりますが、ビジネスマナーや頻出質問など共通する部分も多くあります。これらについては、事前に対策しておくと良いでしょう。
特に敬語などのマナーに関しては、一朝一夕でできるものではありません 。大学のキャリアセンターや友人に協力してもらい、練習を重ねましょう。
9)ビジネスアイテムを準備する(スーツなど)
面接直前にバタバタしないよう、事前に身だしなみや備品を揃えておく とよいでしょう。下記を準備しておくと安心です。
| 項目 | ポイント | 目安・補足 |
|---|---|---|
| スーツ | 無地・オールシーズン対応のスーツを選ぶ | 1着でもOKだが、連日選考に備えて2着あると安心 |
| シャツ/ブラウス | 白を基本とし、清潔感を重視。柄物は避ける | 2〜3着を用意。洗濯・アイロンで清潔に保つ |
| 靴・ベルト・ネクタイ | 黒や茶などのベーシックカラーで統一 | 靴とベルトの色を合わせると好印象 |
| かばん | A4サイズが入る自立型ビジネスバッグ | ポケット多く整理しやすいタイプがオススメ |
| 髪型 | 男女共通で「清潔感」が最重要 | 寝ぐせ・長すぎ・カラーの派手さに注意 |
| 腕時計 | 時間確認用としてあると便利 | 筆記試験ではスマホ使用不可の場面が多い |
| その他の小物 | 身だしなみを整える・不測に備える | ハンカチ、ティッシュ、手鏡、モバイルバッテリーなど |
就活解禁日の当日にやるべきこと
ここでは解禁日当日にやっておきたい4つのポイントを紹介します。どれも大切な初動ですので、計画的に進めていきましょう。
1.志望企業にエントリーする
就活解禁日が来たら、就活ナビサイトや各企業の採用ページからエントリーを済ませましょう。
エントリーすることで企業から選考に関する案内が届くようになります。人気企業の場合、先着順で説明会の参加枠が埋まってしまうケースも。特に志望度が高い企業には、できるだけ早いタイミングでエントリーしておきましょう。
2.会社説明会を予約する
解禁日には、各社の会社説明会の予約受付も一斉に開始されます。志望企業の説明会日程を確認し、参加できる回があればすぐに予約を入れましょう。
会社説明会は、選考を受けるための必須ステップであると同時に、社員と直接話せる貴重な機会です。疑問があれば積極的に質問し、企業研究に活用しましょう。
3.スケジュール管理を徹底する
解禁日以降は、各社から説明会や選考の案内が一斉に届き始めます。企業ごとに書類の提出締切や面接日程が異なるため、徹底したスケジュール管理が不可欠です。以下のポイントを整理しておきましょう。
- エントリーシート提出締切日
- Webテスト受験可能期間
- 会社説明会や筆記試験、面接の日時
- 合否連絡の予定時期
毎朝メールボックスやマイページを確認する習慣をつけることも大切です。スケジュール管理を徹底しておけば、忙しい就活期間でも余裕を持って行動できるでしょう。
4.ES(エントリーシート)を提出する
解禁日当日にESを提出できる企業もあります。各社用に準備していたESがあれば順次提出していきましょう。提出前には以下の点を必ず確認してください。
- 志望企業名や宛先の名前を間違えていないか
- 文章中に誤字や脱字がないか
- 指定の文字数やフォーマットを守っているか
一度提出すると修正できないケースが多いため、細部までチェックしてから送信しましょう。
早いうちに就活準備をするメリット!
就活解禁前から準備を進めておくことでさまざまなメリットがあります。具体的な内容を確認していきましょう。
必要書類のクオリティをが高まる
自己分析や企業研究を、深めれば深めるほど志望動機や自己PRが洗練されていきます。ESや履歴書のクオリティが高まり、書類選考を通過する確率を上げることができるでしょう。
3月以降は説明会などを通して、よりリアルな情報に触れる機会が多くなるため、1度作って満足せずにブラッシュアップし続けることが大切です。
志望企業・業界を絞り込める
就職活動の目的は内定をもらうことではなく「自分が求めるキャリアを実現できる企業で働く」ことです。
就活の軸を早期に固めることで、求める業界や企業が鮮明になり、3月1日のプレエントリーもスムーズに実施できるでしょう。
「就活の軸が見つからない」という方は便利なツールも活用しましょう。下記の「就活軸診断」では【5分で】【無料で】あなたの就活の軸を診断できます。
目的を持ってOB・OG訪問やインターンシップに参加できる
OB・OG訪問やインターンシップは、目的を明確にして参加することが大切です。「周りが参加しているからなんとなく……」といった気持ちでは、得られるものは少ないでしょう。
参加前に自己分析や企業研究を進めておくことで、参加目的が明確になり、より有意義な時間となります。
就活解禁に関するよくある質問
ここでは就活解禁に関するよくある質問に回答します。不明点を解消し、自信を持って3月1日を迎えましょう。
Q.就活解禁日はいつですか?
A.27卒(2027年卒業予定)の就活解禁日は、2026年3月1日です。
この日から企業の新卒採用情報が一斉に公開され、エントリー受付が開始。ただし近年は、インターンシップ経由の特別選考など解禁日より前に選考が進むケースもあります。さらに経団連未加盟の企業や外資系企業など独自のスケジュールで採用活動を行う場合も。企業の公式サイトなどで志望先の採用スケジュールをしっかり確認しておきましょう。
Q.就活解禁前に内定が出ることはありますか?
A.はい、就活解禁日前に内定(正確には内々定)が出るケースはあります。
特に外資系企業や一部のベンチャー企業では、大学3年生の秋から冬にかけて本選考が行われ、3年生のうちに内定が出ることも珍しくありません。また、インターン経由で優秀だと評価した学生に対し、正式な解禁を待たずに内々定を出す場合もあります。
Q.就活解禁日は何をすればいいですか?
A.就活解禁日は下記を順番に実施しましょう。
- 志望企業へのエントリー
- 各社の会社説明会を予約
- 説明会やES提出締切などのスケジュール管理
- (可能であれば)ESの提出
計画的に動き、必要な対応を着実にこなしていけば、就職活動のスタートダッシュをうまく切ることができるでしょう。
就活解禁日に向けて事前準備を進めよう!
早期に就活の準備を始めることで、あなたにマッチした企業からの内定に一歩近づきます。これまで紹介したスケジュールや事前準備事項を参考にして計画的に活動しましょう。最後に本記事の内容を簡単にまとめます。
本記事のまとめ
- 就活解禁日とは企業が一斉に採用情報を公開し、プレエントリーを開始する日であり、2027年卒は3月1日
※経団連未加盟の企業や外資系など独自の選考スケジュールで実施する場合も有 - 近年はインターンから早期選考につながるケースもあり、選考の早期化がみられる
- 自己分析や企業研究などを就活解禁前に準備することで余裕をもって就活を進めることができる
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