就活のスタートラインであると同時に、面接やエントリーシート(ES)の頻出質問でもある「企業選びの軸」。「企業選びの軸と就活の軸の違いは何?」「企業選びの軸にはどのようなものがあるの?」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、企業選びの軸の見つけ方から価値観別・業界別の企業選びの軸一覧や例文まで解説します。自分に合った軸の見つけ方についても触れますので、軸が見つからず困っている方もぜひ最後までご覧ください。
目次
企業選びの軸はいつ決めた?【就活生に聞いてみた】
dodaキャンパスが就活生357人を対象に実施した調査によると、夏(7〜8月)までに企業選びの軸を決めたいと考える学生は全体の45〜55%程度にのぼりました。約半数の学生が、サマーインターンシップの時期を軸決定の目安にしていることがわかります。
調査対象:dodaキャンパス会員の大学3年生・修士1年生357人
また、同調査でインターンシップに参加してよかったことを聞いたところ「志望企業のことが理解できた」「働くイメージがついた」が最上位となりました。
このように、夏までに「企業選びの軸」を検討し、インターンシップを通して得た気づきをもとに、ブラッシュアップするのがおすすめです。夏を見据えて早めに自己分析や企業研究をスタートさせ、軸の土台を固めていきましょう。
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企業選びの軸とは?
企業選びの軸とは、就活の企業選びにおいて譲れない条件や判断基準を指します。一方で「就活の軸」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?「それぞれ意味が違うの…?」と混乱しないよう、しっかりと理解しておきましょう。
企業選びの軸と就活の軸の違いは?
「企業選びの軸」と「就活の軸」はほぼ同じ意味ですが、就活の軸は少し上位にある考え方です。 就活全体の指針が「就活の軸」であり、それに基づいて企業を選ぶ基準が「企業選びの軸」となります。
【例】
| 就活の軸 | 企業選びの軸 |
|---|---|
| ・人の役に立つ実感が得られる仕事がしたい ・ワークライフバランスを大切にしたい |
・生活に直結する商品やサービスを扱う企業 ・働き方に自由度があり、福利厚生が充実した企業 |
まずは自己分析に基づき、大切にしたい価値観である「就活の軸」を言語化してください。そして、業界・企業研究を通じて企業選びの軸に変換し、志望企業の絞り込みに活用しましょう。
就活・面接・ESで企業選びの軸が重要な理由
就活で企業選びの軸が大切となる主な理由は下記の2点です。それぞれ詳細に解説します。
就活を効率的に進められる
企業選びの軸を明確にすることで、効率的に志望企業を絞り込めます。
例えば「多くの人にとって身近な商品を扱う企業」という軸を持っている場合、食品メーカーや文具メーカーのように業界を限定することが可能です。さらに「人の健康長寿に役立つ企業」という軸もあれば食品メーカーだけに絞り込むこともできるでしょう。
就活では、多くの準備・対策が必要であり、それぞれに多大な時間を要します。早々に軸を検討し、後々のステップを効率的に進めましょう。
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企業へ志望度やマッチ度を伝えられる
「企業選びの軸」は、ESや面接における頻出質問の一つです。どれだけ優秀な学生でも、企業の価値観や方向性と合わなければ、入社後にミスマッチが生じる可能性があります。
採用担当者はそのリスクを避けるために、就活生の軸と自社の特徴が重なるかどうかを確認しているのです。軸を固め、採用担当者に企業とあなたの相性をしっかりと伝えていきましょう。
企業選びの軸の見つけ方
自分に合った企業選びの軸を見つけるためには下記3つの方法がおすすめです。
企業選びの軸を見つける方法
- 自己分析をする
- 業界・企業研究をする
- 逆求人サービス(スカウト/オファーサービス)を活用する
それぞれについて詳しく確認していきましょう。
自己分析で価値観を深掘りする
企業選びの軸を見つけるために「自己分析」は避けて通れません。自分の好きなことや長所、大切にしている価値観の言語化により、企業を選ぶ際の基準が明確になります。
【例】
| 自己分析でわかったこと | 企業選びの軸 |
|---|---|
| ・複数人を取りまとめて課題を解決するのが得意 ・自身の考えをもとに、責任を持って課題を進めることにやりがいを感じる |
・個人よりもチームでの活動が多い企業を選ぶ ・若手から裁量を与えてくれる企業を選ぶ |
「具体的な自己分析の方法が知りたい!」という方は、ぜひ下記の記事も確認してみてください。
業界・企業研究で視野を広げる
幅広い業界や企業を研究・比較することで、興味を持つ分野が明確となり、より自分に合った「企業選びの軸」が見えてきます。
どうしても行き詰まってしまう時は、逆に「やりたくない仕事」を考えてみるのもおすすめ。やりたくない仕事を消去することで、自然と企業選びの軸も絞られてくるかもしれません。
詳しい企業研究の方法を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
逆求人サービス(スカウト/オファーサービス)を活用する
逆求人サービス(スカウト/オファーサービス)とは、あなたに魅力を感じた企業から直接オファーが届くスカウト型の就活サービスです。あなたのプロフィールを見て「自社にマッチしている!」と感じた企業が連絡をくれるため、企業選びの軸を考える上で大きなヒントとなるでしょう。
『dodaキャンパス』なら、今のあなたに魅力を感じた企業からオファーが届くので、準備がまだできていなくてもOK。エントリーシートを1社1社書かなくても、プロフィールを記入するだけでオファーをもらうことができるため、ぜひ登録しておきましょう。
企業選びの軸一覧と回答例【価値観別】
ここからは、具体的な「企業選びの軸」を紹介します。まずは「価値観別」に軸の一覧と回答例文を確認してみましょう。
価値観別の企業選びの軸一覧
- 自己成長
- やりがい
- 人の魅力
- 社風
- 企業理念への共感
- 強みを活かせる
- 成果を重視する環境
- 社会貢献
1.自己成長
【回答例】
私の企業選びの軸は「自己成長できるか」という点です。部活動の経験から「成長は挑戦の結果である」と強く感じています。若手でもどんどん挑戦できる御社の環境は私の軸にマッチしており、志望いたしました。入社後も自己研鑽に励み、御社に貢献したいです。
▼アドバイス
企業の教育制度に頼るのではなく、自ら主体的に行動して成長していく姿勢を伝えることが大切 。具体的にどんなスキルを磨き、仕事でどんな活躍をしたいのか?というところまで盛り込めるとベストです。
2.やりがい
【回答例】
私の企業選びの軸は「直接、お客様の笑顔に触れ、やりがいを感じられるかどうか」です。飲食店のアルバイトでは、お客様の笑顔を見ることがモチベーションとなり、4年間続けることができました。顧客満足度にこだわる御社のサービスは私の軸と非常にマッチしており、深く共感するとともに、御社で一緒に働きたいと強く感じています。
▼アドバイス
自分がどんな時にやりがいを感じるのか?というエピソードや実体験を交えるのがおすすめ。応募先企業の特徴と「自分がやりがいを感じる瞬間」を紐づけて説明しましょう。
3.人の魅力
【回答例】
私の企業選びの軸は「社員の人柄が良く、チームワークを大切にして働けること」です。インターンの際、御社の社員の方々が、自分の役割を果たしながらも、チームの成果を最優先に考える姿勢に感銘を受けました。私もぜひ、そんなチームの一員として働きたいと考えています。
▼アドバイス
人の魅力やチームワークは、同じ職場で働いてみないとなかなか分からないもの。インターンやOB・OG訪問の経験に基づいた回答ができるとよいでしょう。
4.社風
【回答例】
私の企業選びの軸は「さまざまな人が活躍する多様性に富んだ社風」です。大学入学以来、国籍も宗教も異なる学生が集まるシェアハウスで暮らしています。そこでの生活から「違いを受け入れる大切さ」と「多様な人からの刺激で視野が広がること」を学びました。グローバルに展開し、さまざまな国籍の人が行きかう御社の環境で、さらに多様な視点を身につけたいです。
▼アドバイス
「社風が自分に合っている」ということにとどまらず、そのような社風の企業で働くことで自分がどうなれるのか?ということまで盛り込むのがポイントです。
5.企業理念への共感
【回答例】
私の企業選びの軸は「自然環境と事業活動を両立できるか」という点です。私は大学で環境科学について学んでいます。その中で、現在のスピードで環境破壊が進むと2100年には生活ができなくなるリスクがあると知りました。そして、今の当たり前の生活を、自分の子どもや孫の世代まで残したいと強く考えるようになりました。御社の掲げる「未来の子どもたちへ美味しい水を」という企業理念を見たとき、心の底から強く共感し、御社に入社したいと感じました。
▼アドバイス
企業理念は「企業の絶対的な価値観」とも言えます。自身の価値観と企業理念が同じ方向を向いているとわかるよう、軸への想いも熱く伝えましょう。さらに、入社後にどのような業務をしたいかを伝えることができるとベストです。
6.強みを活かすことができる
【回答例】
私の企業選びの軸は「語学力を活かす環境があること」です。私は、アメリカ留学や外国人観光客が多い喫茶店アルバイトの経験から、英語を話す機会に恵まれていました。海外の文化を知ることでさまざまな刺激を受け、これからも継続的にコミュニケーションを図りたいと考えています。私の英語力を活かし、海外展開に力を入れている御社へ貢献するとともに、視野を広げてビジネスパーソンとして成長したいです。
▼アドバイス
強みを軸にする際は「企業の中期方針やコア事業にどう活かせるか?」という視点を持つことが大切です。上記の例では「企業が海外で具体的に何をしているのか」「そこで何をしたいのか」といった情報を入れることができるとあなたの活躍イメージがより伝わりやすくなります。
7.制度
【回答例】
私の企業選びの軸は「成果を重視する環境があること」です。年齢や勤務している年数にかかわらず、実績が評価されることで、モチベーションの持続につながると考えています。御社の「どんな年代でも昇格に挑戦できる制度」は、常にモチベーション高く取り組むことができる非常に魅力的な仕組みであると感じています。
▼アドバイス
業務に対する前向きな姿勢が、会社の制度にマッチしていることを示しましょう。ただし、「給与」や「住宅手当」といった待遇に関する制度の場合、好印象に繋がりづらいため、注意が必要です。
8.社会貢献
【回答例】
私の企業選びの軸は「テクノロジーの力で社会に貢献できること」です。大学では「IoTが作る社会の効率化」について研究を行いました。日本で深刻化する労働力減少などの課題解決には、IT技術が欠かせないと考えています。IoTをコア事業として、常に新たな技術開発に取り組む御社の一員として自動化サービスの発展に尽力し、社会課題を解決していきたいです。
▼アドバイス
漠然と「社会の一員として社会に貢献したい」と伝えるだけでは逆効果。「どんな社会課題をどのように解決することで社会に貢献したいのか」というところまで踏み込んだ回答を心がけましょう。
【業界別】企業選びの軸一覧と回答例
続いて業界別の企業選びの軸を一覧で紹介します。面接やESで質問された際の回答例も載せますので、ぜひ興味がある業界をチェックしてみてください。
「興味がある業界がわからない…」という方は業界研究を進めましょう!dodaキャンパスの「業界研究ファイル」では、人気12業界の業界動向やビジネスモデルなど、さまざまな業界の詳細がわかる資料を無料でダウンロードできます。求められる人物像や押さえておくべきキーワードの理解が深まりますのでぜひ活用ください。
メーカー
メーカーの魅力は「形になるものを生み出す」という点です。社会に直接届く製品に関われることに意義を感じる人にとって、大きなやりがいとなるでしょう。
軸一覧
- ものづくりを通じて社会課題を解決している企業
- 日常生活に与える影響が大きい製品を扱っている企業
- 技術力が高く、研究開発へ積極的な投資を行っている企業
- グローバルに製品を展開している企業
- 多種多様な商品を自社開発している企業
- 長期にわたって製品の改善や開発に携わることができる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は「自社製品を通じて人々の生活をより良くできる企業」です。大学では環境工学を専攻し、廃水処理技術の研究に取り組みました。研究を進める中で、ものづくりの力で環境課題を解決したいという思いが強まりました。御社は環境配慮型素材の開発において業界随一の実績を持ち、サステナビリティを経営の中心に掲げています。自分の軸と御社の方向性が重なると感じ、志望いたしました。
商社
商社は、扱う製品の幅広さが特徴です。特定の商品や産業にこだわらず、さまざまな場面でビジネスを動かすことに魅力を感じる人に向いているでしょう。
軸一覧
- さまざまな製品知識をつけることができる企業
- 多様な業界・産業に横断的に関わることができる企業
- グローバルな環境で活躍できる企業
- 新興国や成長市場でゼロから事業に関わることができる企業
- さまざまな企業と協力して大きな成果を出せる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、国境を越えたビジネスを通じて、社会や産業の発展に貢献できる企業です。大学時代に留学先でインターンシップを経験した際、異なる文化背景を持つチームが一つの目標に向かって動く場面に感銘を受けました。御社はエネルギーから食料まで、幅広い分野でグローバルに事業を展開しています。若手のうちから海外プロジェクトに携われる環境が私の軸と合致すると感じ、志望しました。
不動産・建設
建物や街という「長くかたちに残るモノ」に携わる達成感は、この業界ならではの魅力です。スケールの大きな仕事に興味がある方は検討してみてください。
軸一覧
- 目に見える形で社会インフラを作り上げられる企業
- 街づくりや地域の発展に長期的に貢献できる企業
- チームで大規模なプロジェクトを成し遂げられる企業
- 自分が手がけたモノを後世に残せる企業
- 人々のくらしや働く環境を根本から変えられる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は「人々の日々のくらしを支える空間を作り、地域社会の発展に貢献できる企業」です。高校時代に地元の再開発プロジェクトに関するニュースを目にし、まちが生まれ変わっていく様子に強い関心を抱きました。そして、大学は建築学部を受験し、ゼミで都市計画について研究。建物や空間のデザインが人の行動や気持ちに与える影響の大きさを実感し、人々の生活の根幹を担う仕事への思いが、さらに深まりました。地域との共生を重視した御社のビジョンに共感しており、ともに地域に根ざした空間づくりに取り組みたいと考えています。
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金融
金融業界は企業の成長を支える立役者です。国内外の経済発展に興味がある方におすすめです。
軸一覧
- 企業や個人の成長を資金面から支えられる企業
- 社会の経済活動の根幹を担う仕事に携われる企業
- 常に数字を取り扱うことができる企業
- 信頼関係を構築してお客さまに長期的に寄り添える企業
- 経済動向を追い続けることができる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、資金面・提案面の両側からお客さまの挑戦を支え、社会全体の成長に貢献できる企業です。大学のゼミでは地域中小企業の経営課題を研究しました。ヒアリングを重ねるうちに「資金調達の壁が成長の足かせになっている」という声を多く聞き、金融のプロフェッショナルとして企業の可能性を引き出す役割を担いたいと考えるようになりました。御社は地域の中小企業の発展に寄与するための幅広い政策を続けています。お客さまとの長期的な信頼関係を大切にする姿勢に共感しており、ここで自分の軸を実現できると感じています。
コンサル
コンサルティング業界は「他社と伴走してさまざまな課題に向き合える」点が魅力です。提案と改善を高速で繰り返す必要があるため、深い知識と論理的思考が必要となります。成長意欲が高い方に向いているでしょう。
軸一覧
- さまざまな業界・企業の課題解決に携わることができる企業
- 論理的思考力や提案力を磨くことができる企業
- 短期間で多様なスキルと知識を習得できる企業
- 経営層に近い視点で仕事ができる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、多様な業界の課題に向き合いながら、思考力と提案力を磨いて成長できる企業です。大学で何度も参加したビジネスコンテストでは、問題の本質を見極めて解決策を導く難しさと面白さを実感しました。そして、どの業界にも通用する「課題解決力」を身につけたいという思いが強まりました。御社は同業界でも特に幅広いカテゴリーを手がけており、入社後も常に新しい課題と向き合うことができます。高い専門性を持つ先輩方から学びながら自分の可能性を広げていきたく、御社を強く志望しています。
IT
IT業界は環境変化が非常に激しい業界です。技術や情報への好奇心が旺盛で、常に学び続ける意欲がある人に向いているでしょう。
軸一覧
- 技術の力で社会課題を解決できる企業
- 常に学び続けられる環境がある企業
- 自分のアイデアで全く新しいサービスを生み出す機会がある企業
- データを活用してロジカルに課題を解決できる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、テクノロジーを通じて、多くの人の生活に価値を届けられる企業です。大学ではプログラミングを学び、自宅農園を支援するためのアプリ開発に取り組みました。さまざまな場所に住む人の困りごとを一気に解決できる電子商材に魅力を感じ、より多くの人に価値を届けるサービスを作りたいという意欲が高まりました。御社は予約アプリや支払いアプリなど非常に幅広いサービスを展開しており、若手から開発に携われる環境が整っています。自分のアイデアを形にしながら社会に貢献できる御社で、力を最大限に発揮したいと考えています。
広告・出版・マスコミ
この業界の魅力は「情報を発信して社会に直接影響を与えられる」点です。表現したり伝えたりすることに喜びを感じる人にとって、大きなやりがいとなるでしょう。
軸一覧
- クリエイティブな発想で人々の心を動かせる企業
- 情報や文化を社会に発信する役割を担える企業
- 多様な分野に横断的に関わることができる企業
- 自分のアイデアが世の中に直接影響を与える企業
- 常にトレンドを追いかけることができる企業
- 社会の変化とともに柔軟に動きを変えることができる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、言葉やビジュアルの力で人の行動や価値観を変化させる仕事に携われる企業です。大学時代は学内の広報活動を担当し、SNSやポスターを通じて学園祭参加率の向上に努めました。「伝え方の違いで人の動きは変わる」という手応えを肌で感じ、プロモーション活動への関心が深まりました。御社は幅広いメディアと連携しながら、これまで世の中になかった全く新しい表現に挑戦しています。自らの経験を活かして御社に貢献するとともに、自分の発想を社会に届けたいと感じ、御社を志望しました。
小売
小売業界は「お客さまの反応がすぐに見える」ことが大きな魅力 です。自分の仕事が人々の日常に直接届く喜びを感じたい人に向いている業界といえます。
軸一覧
- 人々の日々のくらしに直接寄り添う商品を届けられる企業
- お客さまと直接関わり、感謝をリアルに感じられる企業
- トレンドを敏感に捉えた商品開発や仕入れに携われる企業
- お客さまと密にコミュニケーションを取ることができる企業
- 自分の提案やアイデアを商品や売り場に反映できる企業
【回答例】
私の企業選びの軸は、お客さまに深く寄り添い、商品や売り場を通じて日常に豊かさを届けられる企業です。アパレルショップのアルバイトスタッフとして働いた際、自分が提案した服装をお客さまに喜んでいただいた瞬間の喜びは今でも忘れられません。そして「人の生活に直接働きかける仕事がしたい」という気持ちが、より一層強くなりました。御社はお客さま一人ひとりに向き合うきめ細かいサービスと、商品開発における社員の裁量の大きさが他社と大きく異なる特徴です。自分の軸と御社の姿勢は非常にマッチしていると感じ、やりがいを持って働けると確信して志望しました。
インフラ
インフラ業界は「なくてはならない存在」として社会を支え続けています。人々の生活に根幹から貢献したいと考える方に向いているでしょう。
軸一覧
- 安定した基盤のもとで長期にわたり社会貢献できる企業
- 地域や国全体に影響を与える大規模プロジェクトに関われる企業
- 国と協働できる企業
- 人々の安全・安心な生活を根底から支えられること
【回答例】
私の企業選びの軸は、多くの人の安全で豊かな生活を根幹から支えることができる企業です。子どものころに経験した大規模な停電で、インフラがいかに生活の根幹を担っているかを肌で感じました。その経験から、インフラを守り発展させる仕事に就きたいと考えていました。大学では土木工学を専攻し、インフラ整備の重要性をより深く学んでいます。御社は国内の重要インフラを広く手がけ、災害対策や持続可能な社会の実現に向けた取り組みに力を入れています。社会に真に必要とされる仕事に携われると感じ、御社を志望しました。
【3ステップ】面接・ESで評価される企業選びの軸の答え方
ESや面接で、企業選びの軸について答えるときは、以下の3ステップで回答しましょう。説得力が上がり、わかりやすく伝えることができます。
企業選びの軸を回答する時のポイント
- 結論を伝える
- 具体的なエピソードで説得力を
- 企業ならではの特徴とリンクさせる
1)結論を伝える
まず「私の企業選びの軸は〇〇です」と結論を簡潔に述べます。採用担当者は多くの学生を選考するため、前置きが長いと言いたいことが伝わらず、印象に残りづらくなってしまいます。
結論を伝える際は、次の3点を意識しましょう。
| 意識するポイント | NG表現 | 改善表現 |
|---|---|---|
| 抽象的な表現を避ける | やりがいのある仕事ができる企業 | 環境課題の解決に力を入れている企業 |
| 軸を複数羅列しない | 魅力的な商品と環境課題への取り組みと働きやすい企業 | 環境課題に直結する魅力的な商品を扱う企業 |
| 自分の言葉で語る | テンプレート表現を用いる | 自分の経験や価値観に基づいた表現をする |
面接では緊張して話が長くなりがちですが、最初の結論は1〜2文で言い切りましょう。
2)具体的なエピソードで説得力を
企業選びの軸は定量的に説明することが困難です。
具体的なエピソードを交え、漠然とした内容にならないよう気をつけましょう。エピソードによって「軸の選択」に説得力が増し、イメージが湧きやすくなります。面接官の印象にも残りやすくなるでしょう。
3)企業ならではの特徴とリンクさせる
企業選びの軸について説明するとき、どのような企業にも当てはまる内容は避けるべきです。応募先企業との関連性が薄い場合、さまざまな企業で「使いまわしている」と思われてしまう可能性があります。
他の企業でも通用するような説明は避け、応募企業ならではの特徴とリンクさせることが大切です。
「応募先企業独自の特徴がわからない…」という方は企業研究が不足しているかもしれません。競合他社と比べた時に「御社だからこそ自分の企業選びの軸に合っている」と語れるよう企業研究を深めましょう。企業研究を行う際は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
注意!企業選びの軸のNG回答とは?
ここでは、企業選びの軸のNG回答を紹介します。企業からの印象を悪くしないためにも、しっかり確認しておきましょう。
労働条件
| NG例 | 私の企業選びの軸は「残業が少なく、プライベートを充実させることができる企業」です。オンとオフをしっかり切り替えて、毎日モチベーション高く働きたいと考えています。 |
|---|
▼アドバイス
給与や残業時間、福利厚生などの労働条件を企業選びの軸にしている人は、あまり良い印象を与えることができません。それが本音であったとしても、企業に対してどんなメリットを提供できるのかを伝えられなければ、自分のことしか考えていないように見られてしまいます。
好きなこと
| NG例 | 私の企業選びの軸は「自分の趣味で仕事ができること」です。昔からゲームが趣味で御社のファンだったので、自然とゲーム業界を牽引する御社で働きたいと思うようになりました。 |
|---|
▼アドバイス
「企業が好き」「サービスが好き」というだけでは、企業選びの軸として不十分。就活に対する真剣さが伝わりにくくなってしまいます。「なぜ好きなのか?」「好きな企業で働くことで双方にどんな利点があるのか?」 といった点まで伝えましょう。
知名度の高さ
| NG例 | 私の企業選びの軸は「有名な企業であること」です。企業を有名にするためには、並々ならぬ企業努力があってこそだと考えています。特に御社は自動車メーカーを牽引しており、海外でも知らない人はいません。そのような御社で働くことは私の自信となり、毎日の業務にモチベーション高く取り組むことができると考えています。 |
|---|
▼アドバイス
有名な企業は各業界に多数存在しています。企業側としては「有名であれば弊社でなくてもよいのでは?」と考えてしまうでしょう。企業を知った理由が「有名であるため」だとしても、自分がその企業で働きたい理由は、企業研究を深めてしっかり練っておきましょう。
周囲の評価
| NG例 | 私の企業選びの軸は「世間から評判が良い会社であること」です。御社は「第一の商品はお客様の安心」という理念のもと、安心安全を最優先に企業活動をしています。友人や家族からの評判も良く、御社であれば40年間誇りを持って業務に取り組むことができると考えています。 |
|---|
▼アドバイス
周囲の意見ではなく、自分が企業を選んだ理由が重要です。「自分で考える意思がない」「周囲に流されやすい」といったマイナスのイメージを与えてしまう可能性も高いでしょう。「なぜ評価が良いのか?」「高評価につながっているポイントに共感できる考え方はあるか?」と考察することで、自分の意思として伝えることができます。
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企業選びの軸を定めて自分に合った企業を見つけよう!
企業は世の中に数百万社あると言われています。そんな中から、自分に合った企業を見つけるためには「企業選びの軸」を定めることが欠かせません。本記事で紹介した内容を参考に自分だけの軸を見つけ、企業選びに活用してください。最後に本記事の内容を簡単にまとめます。
本記事のまとめ
- 企業選びの軸は企業を選ぶ際の基準であり、就活の軸は就活全体の指針となる考え
- 企業選びの軸は、結論→エピソード→企業との紐付けの順に回答する
- 企業選びの軸を考える際、給与額や知名度の高さなどは避ける
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