プロフィール
大手精密機器メーカー勤務。入社4年目。
入社して以来人事職に従事し、人と組織に向き合う。
学生時代は研究やバックパッカーで海外に行き、多くの貴重な人や経験と出会う。
9/7に開催された「大企業で働く人の仕事・学び・就活は?まなぶとはたらく社会人インタビュー」というイベントにて、岩男さんの学生時代~社会人に至るまでの経験をお話しいただき、学生レポーターがインタビューさせていただきました。
こちらのコラムでは、そこでお話しいただいた内容をまとめて、イベントの振り返り・共有をさせていただきたいと思います。
それではさっそく見ていきましょう!
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学生時代の経験が今の仕事に繋がる!?
ーまずは岩男さんからご自身の経験をお話いただきましたー
まず1つ目の「大学時代」ですが、1~3年生の学部時代は「学生のうちにしかできないことをしたい!」という想いからなんでもチャレンジしました。
まず学部の話からすると、学部は国際系の学部でアジアの研究に熱中していました。中でもカカオ農家の研究をしていて、3年次にはガーナとインドネシアでカカオの収穫を体験したり、現地の人と触れ合うことで現地の宗教を学んだりしました。
また、サークルは200人規模の学園祭実行委員のサークルに所属しており、他サークルとの連携をとったり、サークル内でコミュニケーションをとったりなどで人と交流する機会がとても多かったです。中でも、OB・OG向けの学園祭としてゆるい婚活パーティー、通称「ゆる婚」という独創的な企画を自分が運営しており、学生だけでなく社会人とも触れ合えたいい経験でした。このサークルでは総じて人と出会うことに特化してて、社会人になった今でも付き合いがある友人がいます。
その他にもずっとやりたかったバックパッカーでインドへ行ったりなど、やりたいことをやり続けた大学生活でした。
そして次に2つ目の「就活時代」ですが、僕は大学1~3年次にやりたいことをひたすらやり続けた結果、就活に出遅れるという失敗をしてしまいました。実際に就活を始めたのは3年生の3月で周囲の人は内定が出始めてる時期でした。そこから「自分の興味が湧くかどうか」を軸にIT・インフラ・メーカーなどの業界を中心に見ていました。僕は最終的に訪れたガーナで日本製品が使われてたことがきっかけで、日本の良質な製品を世界に届けて日本企業の印象を高めたいと思い、日系メーカーへの就職を決めました。
最後に3つ目の「社会人時代」ですが、僕は意外にもメーカーに入って就いた職は人事職でした。これは自分の希望だったのですが、新卒の東京本社では「社内アセスメント」や「新人配属業務」などに従事しました。一見、人事の業務はつまらなさそうに見られがちですが、僕は大学時代にした宗教や異文化交流の学びと通じるものがあると感じています。それは「人や組織が何を考えているのか?」を考えることが根幹になっていることであり、ここに僕は仕事の楽しさを感じています。今後は、事業に携わるような仕事や海外に関わる仕事がしたいと思っています。
過去の経験が未来の自分を考える材料に。
ーここからは学生レポーターからのインタビューにお答えいただきましたー
1つ目はエントリーシートを書く時には面接を既に意識していました。エントリーシートに書けることは限られていて、面接で話す内容の量はエントリーシートの何倍もあります。このエントリーシートのどの部分を面接官に興味を持ってもらうか?やエントリーシートではどこまで詳細に書くかなどを意識していました。
2つ目は少しでも印象を残すことです。僕の場合は、面接時に口頭で話すだけでなく紙芝居を用意して自分の人生を語ったり、ガーナの話をするときはガーナのカカオで作ったチョコレートを持って行ったりと、少しでも自分という人間の特徴を覚えてもらえるように努めていました。
イベント参加学生との座談会にて
ー学生からの質問に答えていただきましたー
学生のみなさんへのメッセージ
(1)「今だからできること」を楽しもう。
ですので、今からの皆さんの大学生活には無限の可能性があると思うので、何事にも積極的にチャレンジしてたくさん失敗して「今だからできること」を楽しんで欲しいと思います。
(2)内定を早く、沢山もらうことが正義ではない
結局自分の身は1つで行く会社も1つです。ですので、しっかり自分が惚れ込んだ会社を見つけ、内定に向かって努力する。これが大事で、「納得内定」に一番近い道だと思っています。
引き続きいろいろな方とのインタビューのコラムを発信していくので、続編もぜひお楽しみください!
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