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ITエンジニア職、金融・データサイエンス職を知る! 現場のエースが語る「はたらく」の未来図 Part3

  • 大学1,2年生
  • 2023.03.24

プロフィール

dodaキャンパス インターン生 菅原 麻由果 さん
・早稲田大学人間科学部に在学中に「dodaキャンパス ゼミコミュニティ」インターン生として活動(23卒)
・コラム執筆やイベント運営を担当

※本記事は2022年8月6日, 7日に開催された「キャリアゲートウェイ 2022」のイベントレポートです。

「キャリアゲートウェイ2022」は、大学1,2年生を対象に開催したイベントです。全国の仲間とともに、自分のキャリアと向き合うきっかけを作り、自らのキャリアや将来について考えてもらうことを目的に開催しました。

2日間にわたるイベントでは、「まなぶとはたらくをつなぐ」さまざまなセッションを開催。
「現場のエースが語る『はたらく』の未来図」というセッションでは、多様な業界のエース社員が集結して、仕事のやりがいや苦労などを語っていただきました。
このレポートでは「ITエンジニア職と金融・データサイエンス職」のセッション内容をお届けします。

ITエンジニア職編のご登壇者

・中野優希さん(アクセンチュア株式会社)
・髙柳和哉さん(トヨタコネクティッド株式会社)
・吉丸智さん(本田技研工業株式会社)

金融・データサイエンス職編のご登壇者

・小林望さん(野村證券株式会社)
・松尾篤史さん(株式会社ベネッセコーポレーション)

(本ページ下部にアーカイブ映像へのリンクURLがあります。ぜひご覧ください。)

目次

    ITエンジニアってどんな仕事?

    近年、時代の最先端として注目されつつあるIT業界。
    一方で、「理系人材が活躍できる業界」というイメージも強く、一部の学生さんにとっては実態が見えづらいかもしれません。
    ITエンジニアという職種に対しては、文系学生である私も実際に、「一日中パソコンに向かって一人で仕事をするのが当たり前」といったイメージを抱いていました。

    文系出身であるトヨタコネクティッドのITエンジニアである髙柳さんに仕事の実態をお伺いしました。

    髙柳さん:ITエンジニアという仕事は、端的に言うと指揮者のような役割を担っています。みなさんはエンジニアと聞くと、1人で黙々とプログラミングをしているイメージが強いと思います。しかし実際は、1つのシステムを作るために、たくさんの人が関わっている仕事なんですね。

    プログラムは、たった1人の思い込みやほんの小さなミスが最終的にとんでもない動作に繋がることもあります。だからこそ、私たちにとってコミュニケーションを十分にとることは非常に重要であり、ITエンジニアはそれらを指揮者としてまとめる役割を担っています。

    同じく文系出身で、これまで物流機能の改革や工場の立ち上げなどさまざまな業務経験を持つ本田技研工業の吉丸さんからも、ITエンジニア職についてイメージが大きく変わるお話を聞くことができました。

    吉丸さん:指揮者ってすごくいい表現ですね!もう少し噛み砕いた表現をすると、想像を形にする仕事と捉えています。 やはり、プログラミングと聞くと少し難しいイメージを持ちがちですが、結局はシステムという「ものを作る仕事」です。例えば車を作ったり家を作ったりすることと原理は同じ。「ものを作る仕事」の中でも、システムとは「夢が形になったもの」だと思っています。今まで世の中にないものを自分で考えて生み出すことができるのは、この仕事の醍醐味であり、世の中を変えることに1番近い仕事だと思います。

    ITエンジニア職の魅力

    ITエンジニアと一口に言っても、具体的な業務やそこで感じられるやりがいは三者三様です。中野さんには、アクセンチュアという会社だからこそ感じられる、ITエンジニア職の魅力をお伺いしました。

    中野さん:夢を形にできることも魅力の一つですが、私は目の前のお客さまのためになるものを作っていけるところも魅力だと感じています。特にアクセンチュアの場合、ものを作ることに留まらずお客さまは何を求めているのか?とより広い視点で考えることが多いです。

    そのためお客さまが求める商品を作って終わりではなく、そこからさらにこんなこともできるんじゃないか?と、さらなる可能性が広がっていくことも多々あるんですね。そういった発展の積み重ねも面白いなと思います。

    金融・データサイエンスってどんな仕事?

    金融・データサイエンスは、ITエンジニア職同様に専門性が高く、具体的なイメージが湧きにくい職種ではないでしょうか。
    データを扱う仕事といっても、業界によって業務内容が異なる点も特徴の1つです。

    金融業界におけるデータサイエンスという仕事について、野村証券の小林さんより普段のお仕事内容を踏まえて解説いただきました。

    小林さん:私が所属する部署では、非常に幅広い種類のデータを扱っています。金融のデータと聞くと、株価や利益率といった財務関係の難しい数字ばかり追っているイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけじゃないんですね。
    例えば気象情報やGPSをはじめとした位置情報などの多岐にわたるデータから、どこにどれぐらい人がいるか予測し、経済や市場の分析に応用しています。最近は感染症の流行情報を扱うことも多く、使える武器が非常に多いと感じていますね。

    続いて、私たちにとって馴染み深い教育サービスの裏側について、ベネッセコーポレーションの松尾さんより非常に興味深いお話をお伺いできました。

    松尾さん:私の場合、進研ゼミの学習ログなど教育にまつわる幅広いデータを扱っています。子どもたちがどの問題をどのように解いて、どれぐらい時間かけているのか、正答率がどれくらいか。このような学習行動を元に、子どもたちがどのように勉強するのかをイメージして、数値で表現することが今取り組んでいる仕事です。それがマーケティングの要になり、結果的に事業を動かすきっかけにもなることが今の仕事の醍醐味ですね。

    金融・データサイエンス職のエースが語る学生のうちにすべきこと

    金融・データサイエンス職だからこそ感じられるやりがいに、魅力を感じた方も多いのではないでしょうか。しかし、同時に感じられる専門性や敷居の高さに学生からはこんな質問が投げかけられました。

    Q. 学生時代にどんなことをしておくと良いでしょうか?

    松尾さん:この仕事はどうしても1人でやるイメージが強いと思いますし、実際のところも作業自体は1人でやることが多いです。ただ、一人ひとり違った分析内容を持ち寄ってディスカッションを重ねることで初めて、良い施策を作ることができるという側面もあります。だからこそ、チーム内での連携やコミュニケーションは非常に重要なんです。私自身は大学院時代に研究室で培ったチームマネジメントスキルが今の仕事に活きていると感じています。このようなスキルは、意識することで学生時代でも十分に身につけていけるのではないでしょうか。

    【まとめ】仲間と協働することの大切さ

    今回取り上げた2つの職種で共通して語られていたのは「仲間と協働することの大切さ」でした!これまで、1人で黙々と作業をするイメージが強かった職種において、非常に驚きの大きい発見だったと思います。

    このイベントレポートが、イメージにとらわれることなく興味のある分野に積極的にチャレンジするきっかけになっていれば幸いです!

    \当日のイベント配信動画もCheck/
    ITエンジニア職はこちらから
    金融・データサイエンス職はこちらから
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