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企画・マーケティング職、研究開発職を知る! 現場のエースが語る「はたらく」の未来図 Part1

  • 大学1,2年生
  • 2023.02.22
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プロフィール

dodaキャンパス インターン生 菅原 麻由果 さん
・早稲田大学人間科学部に在学中に「dodaキャンパス ゼミコミュニティ」インターン生として活動(23卒)
・コラム執筆やイベント運営を担当

※本記事は2022年8月6日, 7日に開催された「キャリアゲートウェイ 2022」のイベントレポートです。

「キャリアゲートウェイ2022」は、大学1,2年生を対象に開催したイベントです。全国の仲間とともに、自分のキャリアと向き合うきっかけを作り、自らのキャリアや将来について考えてもらうことを目的に開催しました。

2日間にわたるイベントでは、「まなぶとはたらくをつなぐ」さまざまなセッションを開催。
「現場のエースが語る『はたらく』の未来図」というセッションでは、多様な業界のエース社員が集結して、仕事のやりがいや苦労などを語っていただきました。
このレポートでは「企画・マーケティング職・研究開発職」のセッション内容をお届けします。

企画・マーケティング職編のご登壇者

・西山雅子さん(アサヒビール株式会社)
・園田菜穂子さん(株式会社JTB)
・大里真一郎さん(パーソルキャリア株式会社)

研究開発職編のご登壇者

・藤井直樹さん(AGC株式会社)
・今飯田佳代子さん(日本たばこ産業株式会社)
・安藤健さん(パナソニックホールディングス株式会社)

(本ページ下部にアーカイブ映像へのリンクURLがあります。ぜひご覧ください。)

目次

    企画・マーケティング職ならではの苦労や難しさとは?

    企画・マーケティング職というと、やりがいがあり人気も高い花形職というイメージをもつ方も多いのではないでしょうか?

    まずは、仕事をしているからこそ見える、苦労や難しさを伺いました。

    ビールという有形商材を手がけるアサヒビールの西山さんからは、ものづくりの視点からお話しをいただきました。

    西山さん:「世間に広く普及している商品の立案者・開発者」としての側面から、企画・マーケティング部に憧れを抱く方も多いと思います。ただ、その側面は仕事の中のほんの一瞬に過ぎません。1つの商品は多くの過程を経てやっと販売されます。だから、何万というアイデアを出しても形になるのは、本当に磨き抜かれた1パーセントにも満たないアイデアなんです。
    マーケティング面でいうと、各部署との連携や、市場調査といった統計分析も欠かせない業務です。このベースがあってやっと販売まで至る訳ですが、そこはあくまでスタートライン。商品がより売れることやお客さまの手に届くことを最終的なゴールとして、今まさに励んでいる最中です。

    多様な働き方の支援という無形商材を手がけるパーソルキャリアの大里さんからは「時間」の観点から苦労や難しさが伺えました。

    大里さん:私はより自分らしいキャリアを生きるために、副業や兼業といったある種、正社員で働く以外の選択肢を支援する商品を作っています。その中で感じる企画・マーケティング職の難しさは「時間軸の長さ」ですね。
    例えば営業であれば、1ヶ月単位など比較的短期的なスパンで目標を設定しPDCAを回していきますが、企画職の場合は世に出すまでに1年半から2年程度の期間が必要です。さらに言えば、それだけの期間をかけてもボツになってしまうことも当然のようにあります。 学生の皆さんには、この側面も含めて、企画・マーケティングという職種を捉えてほしいと思います。

    企画・マーケティング職の醍醐味

    ウェブマーケティングの世界でご活躍されているJTBの園田さんからは、企画・マーケティング職の醍醐味や魅力についてお伺いできました。

    園田さん:JTBでは法人向け商品と個人向け商品の両方を扱っていますが、私は個人のお客さまがオンラインで旅行を購入するための仕掛けづくりをしています。
    店頭や電話とは異なり、オンラインは365日24時間購入できる環境です。さらに画面の向こう側に何千人、何万人のお客さまがいる点は、常にダイナミックさを感じていますね。

    司会:広告代理店のような宣伝広告に近いイメージを感じましたが、広告代理店ではなくJTBという会社で企画・マーケティング職に携わる面白みは何でしょうか?

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