就活が近づくにつれ「いつから動き始めればいいの?」「何から準備すればいいの?」と不安を感じる人も多いはず。
本記事では、就活のスケジュールや時期ごとの準備内容、企業別の選考スケジュールまで詳しく解説します。「乗り遅れた……!」とならないよう就活全体の流れをしっかり把握しておきましょう。
目次
本記事の監修者

doda新卒エージェント統括部
鈴木 琢男さん
初めての就職活動では目の前の内定獲得がゴールになりがちですが、入社してからの社会人生活は長く続きます。入社後のキャリアまで一緒に考え、一人ひとりが前向きにキャリアを歩んでいけるようサポートしたいと考えています。
「先のことはわからない…」と思うかもしれませんが、そんなときこそ一緒に仕事やキャリアについて一緒に考えましょう!
就活はいつから始める?
(2027年卒生)357人のアンケート回答より。アンケートによると就職活動を始めた時期として最も多かったのは「大学3年次(修士1年次)4月」 ですが、約6割が大学3年次(修士1年次)の4月までに就活を始めていることがわかります。就活開始時期に正解はありませんが、早くから始めることで余裕を持って準備ができると言えるでしょう。
28卒の就活スケジュール
政府が公表している就活スケジュールは、大学3年3月に情報解禁、大学4年6月に選考開始です。ただし、外資系や経団連非加盟企業はこれより早く選考が始まる場合もあります。以下の流れを参考に、インターンシップや本選考に向けた準備を進めていきましょう。
【大学2年生】自己分析・企業研究
就活準備の第一歩は「自分を知ること」。
この時期は、焦らず基礎を固めることに集中しましょう。
- 自己分析で価値観・強み・弱みを整理する
- 業界・企業研究を始め、興味のある分野を見つける
- 資格・スキル学習に着手(例:TOEIC/簿記/基本情報など)
【大学3年生4〜6月】サマーインターンへ向けた準備
春から初夏にかけては、インターン情報が一斉に公開される 時期です。オファー型サービスからのオファーも活発化するため、各サイトを定期的にチェックし、情報を逃さないように注意しましょう。
インターン応募に向けた準備として、エントリーシート(ES)作成とWebテスト対策はこの時期から着手することがオススメです。
【大学3年生7〜9月】サマーインターン参加
大学3年生の7〜9月は、いよいよサマーインターンの本番。業務を肌で感じ、業界・企業・職種の理解に役立てましょう。
また、スケジュールに余裕がある方は、1day仕事体験も含め、さまざまな業界・企業のプログラムに挑戦してみることがオススメ。働き方や社風の違いを知ることで「自分に合う環境」や「譲れない価値観」が明確になります。
そしてインターン後は必ず振り返りを。「やりがいを感じた瞬間」「心に残った社員の言葉」などが自己PRや志望動機作成に役立ちます。また、インターンを通じて出会った社員や学生とのつながりは、OB・OG訪問や情報交換において貴重な財産になるでしょう。
【大学3年生10〜2月】秋・冬インターン参加とES・面接・筆記試験対策
大学3年生の秋〜冬は、就活本番直前の仕上げ期間です。秋・冬のインターンに参加しつつ、本選考に向け、これまでの対策をさらに磨いていきましょう。
本選考に向けた準備の具体例
- 本選考を見据えてESのブラッシュアップと面接対策
ポイント:想定質問と回答を考え、模擬面接で練習 - 企業に併せた筆記試験対策
ポイント:各社の採用試験を調査し、試験ごとの対策を実施 - OB・OG訪問でリアルな声を聞く
ポイント:事前に質問リストを用意して効率的に情報収集
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【大学3年生3月】エントリー開始・企業説明会参加
3月1日は「就活解禁日」*1。企業の採用情報が一斉に公開され、エントリー受付が始まります。「知っている企業だけ受ける」のではなく、幅広い企業の説明会に参加してみることが重要です。興味がなかった業界でも、説明会の中で思わぬ魅力に気づくこともあるでしょう。
なお、解禁日を境にオファー型サービスからのスカウトも増加します。希望条件を入力しておくと、自分に合った企業情報を効率よく収集できるため、事前にしっかり設定しておきましょう。
*1 政府や経団連によるスケジュールに則った場合
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【大学4年生4月~6月】選考本格化
いよいよ選考が本格化。
筆記試験や面接、グループディスカッションなど、各社で選考プロセスが一斉に進みます。毎日のように予定が入り忙しくなりますが、これまでの準備を信じて一つひとつ丁寧に取り組みましょう。
内々定を獲得する人が出始める時期ですが、内定が無くても焦る必要はありません。この時期は選考数も多く、結果が出るタイミングは企業によってさまざまです。もうひと踏ん張りだと思って、悔いのないようやり切りましょう。
【時系列】今からやるべき6つの就活準備
就活本番に向けて、今のうちから準備しておくべきことを6つに厳選しました。早めに取り組んでおけば、後々の選考でかならず役に立ちます。準備する順番ごとに詳しく解説します。
1)自己分析・就活の軸を考える
自己分析は、自分の価値観・強み・弱みを明確にし、企業担当者に「どんな人物か」を正しく伝える基礎作り。将来のキャリアや就活の軸を定めるためにも重要です。
さまざまなやり方がありますので、以下の記事を参考に目的に合わせて選択してみてください。
2)業界・企業・職種研究
インターンは、業界・企業研究はミスマッチ防止や志望動機作成に役立ちます。 業界の全体像や各社の特徴を把握することで、自分に合う分野の見極めが可能です。 また、職種研究も進め「その企業・業界で何をしたいのか」についても考えておきましょう。
- 業界:例/金融業界
- 業種:例/銀行、証券
- 職種:例/営業、マーケティング
3)インターンシップ情報の収集と参加
インターンは、実際に仕事を経験し、企業の社風などを肌で感じることができる貴重な場。多くの企業が夏や秋冬の長期休みに実施します。就活情報サイトや企業の採用ページなどを定期的にチェックし、応募開始日や締め切りを見逃さないようにしてください。
自分にあったインターンの探し方や選び方を知りたい方は下記の記事も参考にしてください。
4)OB・OG訪問・企業説明会への参加
具体的な仕事内容や社風など、公式サイトでは得られない貴重な情報を得るチャンスです。事前に質問をリストアップしておくことで、限られた時間で効率よく情報収集できるでしょう。
質問の例
- 1日の仕事の流れ
- やりがいと大変さ
- 学生のうちにやっておくべきこと
- 社内はどのような人が多いか
5)履歴書・ESの準備
書類選考は面接前に実施する企業が多く、あなたの魅力をいかに言語化できるかが重要です。
まずは基本項目である「自己PR」「志望動機」「ガクチカ」について自己分析や企業研究をもとに簡潔で説得力ある内容を検討しましょう。
6)Webテスト・面接対策
多くの企業では、ES通過後にWebテスト(SPI、玉手箱など)を実施します。志望業界で使われる形式を早めに把握し、演習を重ねましょう。
また、面接対策も欠かせません。想定質問と回答を準備し、模擬面接で声に出して何度も練習しましょう。第一印象で損をしないよう、基本的なビジネスマナーも学んでおいてください。
企業別スケジュールの違い
2024年以降、経団連は新卒採用スケジュールに下記のルールを設けています。
- エントリー開始や会社説明会などの「採用広報活動」は、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 面接などの「採用選考活動」は、卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降
ただし、これらのルールに強制力はなく、企業の特性によって選考スケジュールは変わります。詳細を確認していきましょう。
経団連に加盟している企業(大手日系企業など)
大手日系企業の多くは経団連に加盟しているため、上記の就活ルールに従い「大学3年生の3月に情報解禁」「大学4年生の6月から選考開始」です。
ただし、スケジュールが定められていない「筆記試験」や「ESの受付」に関しては早いタイミングで実施する企業もあります。企業の公式サイトなどでしっかり情報をキャッチしておきましょう。
経団連に加盟していない企業(中小・ベンチャー企業など)
経団連に加盟していない企業は、大学3年生の2月頃から説明会が開始されることも珍しくありません。早ければ大学3年生の3〜4月の時点で内々定を出す企業も。
経団連に非加盟の企業として、中小企業やベンチャー企業などが挙げられますが、IT系のメガベンチャーなども含まれます。規模が大きく、認知度が高い企業でも、独自のスケジュールで選考を行なうケースがあるため注意しましょう。
外資系、マスコミ
外資系企業は、秋冬インターンシップから選考を開始する企業もあります。
11月以降に順次内々定を出し、年内には選考を終了する企業もあるため「応募すらできなかった」とならないよう注意が必要です。外資系企業を志望する場合、日系企業以上に早めの就活開始がカギとなるでしょう。
また、マスコミ業界の一部企業では、大学3年生の12〜1月に説明会等を行い、12月以降に順次内々定を出すというケースも。こちらについても選考スケジュールをしっかり把握しておくことが大切です。
就活を成功させる3つのポイント
就活はやみくもに時間をかければ成功確率が上がるものではありません。ここでは、自分にマッチした企業に入るために大切となる3つのポイントについて解説します。
1)早めに準備を始める
自己分析や企業研究を早く始めることで、自分に合う業界・企業を見つけやすくなります。
また、インターンやES、面接対策も余裕を持って進めることができるでしょう。就活が本格化する大学4年生は、ゼミや研究室などで大学生活の中でも多忙となる時期です。少しでも余裕のあるうちにコツコツと準備を始めましょう。
2)インターンシップや就活イベントに積極的に参加する
企業の魅力を発見したり人脈を作る場として非常に有効です。一緒に働いた社員や学生とのつながりは、OB・OG訪問や就活の情報交換として就活の大きな助けとなるでしょう。
また、現在企業はインターンで得た学生の情報を採用活動に使用できます。インターンを通じて早期採用や特別選考の声がかかることも珍しくありません。インターンは就活成功に向けて非常に大切な機会と言えるでしょう。
3)就活サイトやツールを上手に活用する
大学のキャリアセンターや就活サイト、オファーサービスなど複数のツールを併用すれば、情報収集の幅が広がります。
また、一人では時間がかかってしまうさまざまな就活プロセスを効率的に進めることが可能です。例えば、dodaキャンパスの就活軸診断では【所要時間5分】であなたが大切にしている価値観を言語化できます。無料で使用できますのでぜひ試してみてください。
就活スケジュールに関するよくある質問
ここでは就活のスケジュールに関するよくある質問に回答します。不明点を解消し、自信を持って就活を始めましょう。
Q:就活はいつから始まりますか?
A:経団連に所属する企業は「大学3年生の3月」に採用情報を公開し、「大学4年生の6月」から本選考を開始します。
しかし、経団連未加入の企業や外資系企業は大学3年生の2月頃から早期選考を開始する場合もあるため注意しましょう。
Q:企業の採用はいつまで実施されますか?
A:多くの企業は内々定を通知する大学4年生の9月ごろまでです。
しかし、近年は採用の早期化や通年採用など、スケジュールが多様化しています。志望企業の採用ホームページや就活ナビサイトを活用して企業ごとにしっかりと確認しておきましょう。
Q:理系の就活スケジュールはどうなっていますか?
A:企業側のスケジュールは理系も文系も同一ですが、理系の方は、より早くからの準備がオススメです。
多くの理系学生は4年生から研究室に所属し、授業と研究の両立で非常に多忙となります。少しでも時間のある2年生のうちに、自己分析や業界研究を進めておきましょう。
Q:就活はいつからいつまで続くの?
A:一般的には大学3年生の3月に採用情報が公開され、大学4年生の10月に内定となります。
採用情報公開後の4月から就活を開始する人が多いですが、大学2年生から就活準備を始める学生も決して少なくありません。早くから準備を開始することで、アドバンテージをもって採用情報公開を迎えることができるでしょう。

※2025年6月21日(土)~6月27日(金)dodaキャンパス会員の大学3年生・修士1年生(2027年卒生)357人のアンケート回答より。
なお、ただし、下記データより、7割の方は大学4年6月までに就活を終わらせたいと考えていることがわかります。

※2025年4月21日(月)~4月30日(水)dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生(2026年卒生)548人のアンケート回答より。
就活スケジュールを把握して早めに準備を始めよう!
就活は準備・対策すべき項目が非常に多岐にわたります。だからこそ、就活全体のスケジュールを把握し「今何をすべきか」を理解することが非常に大切です。自分にマッチした企業の内定に向け、地道に準備を重ねましょう。最後に本記事の内容を簡単にまとめます。
記事のまとめ
- 採用情報公開となる大学3年生の春から就活準備を始める人が最も多いが、就活生の5人に1人は2年生から就活を始めている
- 自己分析、企業研究、Webテスト対策など就活で取り組む内容は多岐にわたるため、早くから準備することがオススメ
- 経団連への加盟有無や業界により就活開始時期、終了時期は大きく異なる
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