「就活をいつから始めるべき?」「何から準備するべき?」と不安を感じる大学生も多いはず。
本記事では、大学生239人に聞いたアンケート調査をもとに、就活のスケジュールや時期ごとの準備内容、企業別の選考スケジュールまで詳しく解説します。余裕をもって準備できるよう、就活全体の流れをしっかり把握しておきましょう。
目次
本記事の監修者

doda新卒エージェント統括部
鈴木 琢男さん
初めての就職活動では目の前の内定獲得がゴールになりがちですが、入社してからの社会人生活は長く続きます。入社後のキャリアまで一緒に考え、一人ひとりが前向きにキャリアを歩んでいけるようサポートしたいと考えています。
「先のことはわからない…」と思うかもしれませんが、そんなときこそ仕事やキャリアについて一緒に考えましょう!
就活はいつから始める?
dodaキャンパスが大学4年生239人に実施したアンケートだと、50%以上の大学生が就職活動に向けた情報収集を大学3年4~6月に始めていることがわかりました。
大学2年生以前が17%・大学3年7~9月が13%と次いで多かったことから、大学3年のサマーインターンに向けた準備として就職活動を始める学生が多いといえます。
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就活のスケジュールを大学生239人へのアンケート調査をもとに解説!
政府が公表している就活スケジュールは、大学3年3月に情報解禁、大学4年6月に選考開始です。ただし、外資系や経団連非加盟企業はこれより早く選考が始まる場合もあります。以下の流れを参考に、インターンシップや本選考に向けた準備を進めていきましょう。
【大学3年生4~6月】自己分析
就活準備の第一歩は「自分を知ること」。この時期は、焦らず基礎を固めることに集中しましょう。
自己分析とは、自分の価値観・強み・弱みを明確にし、企業担当者に「どんな人物か」を正しく伝える基礎作り。将来のキャリアや就活の軸を定めるためにも重要です。
【大学3年生4~6月】就活の軸を考える
就活の軸とは、就職活動における企業選びの軸のこと。就活サービスに登録されている企業数は膨大なので、やみくもに企業を調べているときりがありません。自分の就活の軸を持っていると、インターンシップに参加する企業選びがスムーズになりますよ。
dodaキャンパスの調査では、就活の軸を考え始めたのは大学3年の4~6月という学生が多かった一方、就活の軸が定まったのは大学3年の1~3月という学生が多いという結果に。サマーインターンシップや会社説明会などを通して企業の解像度が上がり、就活の軸をブラッシュアップしているとわかります。
【大学3年生4~6月】業界研究・企業研究
業界・企業研究はミスマッチ防止や志望動機作成に役立ちます。 業界の全体像や各社の特徴を把握することで、自分に合う分野の見極めが可能です。
- 業界:例/金融業界
- 業種:例/銀行、証券
- 職種:例/営業、マーケティング
dodaキャンパスのアンケート調査では、業界研究は春から夏、企業研究は夏から冬に行っている学生が多いことがわかりました。サマーインターン前に業界研究を行い、志望業界をある程度絞ってから企業研究を行っている学生が多い と考えられます。
【大学3年生4〜6月】サマーインターンのエントリーシート作成
dodaキャンパスのアンケート調査では、夏前にエントリーシートを準備していた学生が50%以上いました。サマーインターン応募に向けた準備として、エントリーシート(ES)を夏前に作成し始めるのがよいでしょう。
また、サマーインターンの準備として、面接対策も欠かせません。想定質問と回答を準備し、模擬面接で声に出して何度も練習しましょう。第一印象で損をしないよう、基本的なビジネスマナーも学んでおいてください。
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【大学3年生4〜9月】WEBテスト対策
多くの企業では、ES通過後にWebテスト(SPI、玉手箱など)を実施します。志望業界で使われる形式を早めに把握し、演習を重ねましょう。
しかし、dodaキャンパスのアンケートでは、WEBテスト対策をしていない学生も20%程度いました。WEBテストがない企業もあるので、自分が受けたい企業にWEBテストがあるかを確認してから対策をするとよいでしょう。
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【大学3年生7〜9月】サマーインターン参加
大学3年生の7〜9月は、いよいよサマーインターンの本番。業務を肌で感じ、業界・企業・職種の理解に役立てましょう。
インターンに参加した大学生にアンケート調査をしたところ、インターンに参加して志望企業の理解が深まったり、具体的な働くイメージがついたりしたという回答が多くありました。サマーインターンは志望企業や業界への解像度を上げるチャンスといえるでしょう。
【大学3年生10〜2月】秋・冬インターン参加とES・面接・筆記試験対策
大学3年生の秋〜冬は、就活本番直前の仕上げ期間です。秋・冬のインターンに参加しつつ、早期選考に向け、これまでの対策をさらに磨いていきましょう。
dodaキャンパスのアンケート調査では、早期選考の面接を大学3年の秋~冬にかけて受けている学生もいました。一部の企業では、早期選考が行われているといえます。
早期選考に向けた準備の具体例
- 早期選考を見据えてESのブラッシュアップと面接対策
ポイント:想定質問と回答を考え、模擬面接で練習 - 企業にあわせた筆記試験対策
ポイント:各社の採用試験を調査し、試験ごとの対策を実施 - OB・OG訪問でリアルな声を聞く
ポイント:事前に質問リストを用意して効率的に情報収集
【大学3年生3月】エントリー開始・企業説明会参加
3月1日は「就活解禁日」*1。企業の採用情報が一斉に公開され、エントリー受付が始まります。「知っている企業だけ受ける」のではなく、幅広い企業の説明会に参加してみることが重要です。興味がなかった業界でも、説明会の中で思わぬ魅力に気づくこともあるでしょう。
なお、解禁日を境にオファー型サービスからのスカウトも増加します。希望条件を入力しておくと、自分に合った企業情報を効率よく収集できるため、事前にしっかり設定しておきましょう。
*1 政府や経団連によるスケジュールに則った場合
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【大学4年生4月~6月】選考本格化
いよいよ選考が本格化し、筆記試験や面接、グループディスカッションなど、各社で選考プロセスが一斉に進みます。これまでの準備を信じて一つひとつ丁寧に取り組みましょう。
内々定を獲得する人が出始める時期ですが、内々定が無くても焦る必要はありません。この時期は選考数も多く、結果が出るタイミングは企業によってさまざまです。もうひと踏ん張りだと思って、悔いのないようやり切りましょう。
企業別スケジュールの違い
2024年以降、経団連は新卒採用スケジュールに下記のルールを設けています。
- エントリー開始や会社説明会などの「採用広報活動」は、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 面接などの「採用選考活動」は、卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降
ただし、これらのルールに強制力はなく、企業の特性によって選考スケジュールは変わります。詳細を確認していきましょう。
経団連に加盟している企業(大手日系企業など)
大手日系企業の多くは経団連に加盟しているため、上記の就活ルールに従い「大学3年生の3月に情報解禁」「大学4年生の6月から選考開始」です。
ただし、スケジュールが定められていない「筆記試験」や「ESの受付」に関しては早いタイミングで実施する企業もあります。企業の公式サイトなどでしっかり情報をキャッチしておきましょう。
経団連に加盟していない企業(中小・ベンチャー企業など)
経団連に加盟していない企業は、大学3年生の2月頃から説明会が開始されることも珍しくありません。早ければ大学3年生の3〜4月の時点で内々定を出す企業も。
経団連に非加盟の企業として、中小企業やベンチャー企業などが挙げられますが、IT系のメガベンチャーなども含まれます。規模が大きく、認知度が高い企業でも、独自のスケジュールで選考を行なうケースがあるため注意しましょう。
外資系、マスコミ
外資系企業は、秋冬インターンシップから選考を開始する企業もあります。
11月以降に順次内々定を出し、年内には選考を終了する企業もあるため「応募すらできなかった」とならないよう注意が必要です。外資系企業を志望する場合、日系企業以上に早めの就活準備がカギとなるでしょう。
また、マスコミ業界の一部企業では、大学3年生の12〜1月に説明会等を行い、12月以降に順次内々定を出すというケースも。こちらについても選考スケジュールをしっかり把握しておくことが大切です。
就活スケジュールに関するよくある質問
ここでは就活のスケジュールに関するよくある質問に回答します。不明点を解消し、自信を持って就活を始めましょう。
Q:企業の採用はいつまで実施されますか?
A:多くの企業は内々定を通知する大学4年生の9月ごろまでです。
しかし、近年は採用の早期化や通年採用など、スケジュールが多様化しています。志望企業の採用ホームページや就活ナビサイトを活用して企業ごとにしっかりと確認しておきましょう。
Q:理系の就活スケジュールはどうなっていますか?
A:企業側のスケジュールは理系も文系も同一ですが、理系の方は、より早くからの準備がオススメです。
多くの理系学生は4年生から研究室に所属し、授業と研究の両立で非常に多忙となります。少しでも時間のある2年生のうちに、自己分析や業界研究を進めておきましょう。
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