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【イベントレポート】住友商事の人事部にNGなしの質問会!最強のガクチカエピソードとは!?

  • dodaキャンパス活用法
  • 2022.09.07

プロフィール

今福 綾乃 さん
・東京大学経済学部に在学中大学3年生(24卒)
・「dodaキャンパス」でインターン生として、コラムやSNSの運用を担当

※本記事は2022年7月25日にdodaキャンパス・テレビ東京・DMMオンラインサロンが共同開催した『就活サロン番組「STEAMファクトリー "HOPEZ"」』のイベントレポートです。

就活生の皆さんの中には、将来働くことや就活の選考について、色々な悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

本レポートは、イベント第一部に続く第二部「住友商事人事部にNGなしの質問会」と題して、中野有さん、中窪勘太さん(住友商事人事部・採用チーム)、林克征さん(テレビ東京)、豊好竜弥さん(DMMオンラインサロン)、桜井貴史(dodaキャンパス編集長)が登壇し、中野さん・中窪さんを中心に参加学生からの疑問に回答していただきました。

また、参加学生の自己PRやエントリーシートについて、登壇者からフィードバックやアドバイスをいただきました。

目次

    学生から住友商事の人事部への質問会

    ここでは参加学生からの質問のうち、「女性社員の海外駐在・転勤」「ガクチカは嘘をついてもいいのか?」の二つを取り上げます。

    Q. 女性社員の海外駐在・転勤について

    学生:将来は海外で働いてみたいという気持ちがあるのですが、出産や育児などを考えると現実的に女性社員の駐在・転勤はどうなのだろう、と思っています。

    中野さん:住友商事では現在約5人に1人が海外駐在しており、キャリアを重ねる中で誰にでも海外駐在のチャンスは巡ってきます。実際に私自身、2013年から2015年までロンドンに駐在していた経験があります。キャリアを考える上では男女問わず、当然ライフイベントとの兼ね合いが出てくると思います。住友商事では社員が自律的に自身のキャリアについて考え、1on1や日々のコミュニケーションを通じて上司と対話します。個々人のキャリア観、経験・適性・課題をきちんとレビューし、上司も期待を伝えてくれますし、個々人の希望と会社のニーズのマッチングを行っていく形です。その中で個々人の「ライフ」についても申告し、それを踏まえて上司も一緒にキャリアを考えてくれ、一人ひとりのキャリアパスをカスタマイズしていきます。一度チャンスを逃したら二度と海外に行けないということはもちろんありませんし、当社では子どもだけを連れて海外に赴任する「子女のみ帯同」という制度も整っており、出産を経た後でも海外勤務のチャンスはあります。会社は男女問わず安心して海外勤務にチャレンジできる制度が整っています。

    Q. ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は嘘をついてもいいのか?

    中野さん:結論から言うと、嘘はやめましょう。仮に嘘のエピソードでその会社に入社したとしても、嘘でつくられたご自身のキャラクターと本当の自分とのギャップにずっと苦しむことになります。
    ガクチカで嘘をついてまですごいことを言わなければいけない、ということはありません。ガクチカというのは「この人はどんな人なんだろう」「入社したらどんなふうに仕事をしてくれるんだろう」ということを面接官ができるだけ具体的に想像するための材料に過ぎません。そのため、エピソードそのものがオリジナリティやインパクトに富んだものである必要は全くなく、その方の人柄が伝わるものであることが大切です。エピソードを選ぶうえでは、まずご自分の売りが何なのかをきちんと分析され、それをアピールできるエピソードを選ぶといいですね。
    また、よくガクチカがただの思い出話になってしまっている方がいますが、主役はあくまで自分自身です。エピソードを通じて自分という商品を売り込むんだということをぶらさないように意識しましょう。

    【自己PR】についてアドバイス

    参加学生に口頭で自己PRを行ってもらい、中野さんからフィードバックをいただきました。なお、今回は面接での最初の自己紹介を想定して自己PRを行ってもらいました。

    学生:「私は大学で社会学を学んでいます。特にマイクロアグレッションという考え方を勉強しています。マイクロアグレッションとは、日常生活の会話の中で無意識にも偏見や固定観念を含む言動が相手の傷となる考え方のことです。私自身、マイクロアグレッションを体験したことをきっかけにこの研究を始めました。また学業だけでなくサークル活動にも力を入れています。フィンスイミングチームで毎朝1限から泳いでゼミに行くスケジュールが私の日課です。何事にも全力で挑戦します。どうぞよろしくお願いいたします。」

    中野さん:長さも含めてよくまとまっていたと思います。
    自己紹介では、この面接で(面接官から学生に)聞いてもらいたいことを教えてくれるとありがたいです。今回の自己PRでは、社会学のこと、サークルのこと、「何事にも全力で挑戦する」という自身のキャラクターの一端、の三つが挙げられており、構成としては完璧に近いと思いました。自己PRを聞いて、「こういう一面があるんだ」「もっと聞いてみたい」と思わされたので、とても良い自己PRでした。

    中窪さん:面接の最初の自己紹介は目次のようなものだと思います。この面接で何を言いたいのかというアジェンダを学生から提供してもらえると嬉しいです。

    桜井さん:就活生が自己PRをする際には、短いPR時間の中で、自分がやってきたことや大事にしたことをいかにちりばめるか、ということを意識する必要があります。ある程度場数も大事になってきますし、自分で考えたり友達や家族と一緒に練習したりするのも良いと思います。

    【エントリーシート】についてアドバイス

    参加学生が実際に書いた「(1)自己PR」「(2)学生時代に力を入れたこと」「(3)挫折・失敗経験とそこからの学び」の文章について、中野さん・中窪さんからフィードバックをいただきました。

    (1) 自己PR

    学生:この自己PRで伝えたい強みは「探究心」です。社会に出ていく上で色々なスキルを身につけたいと思い、ゼミに入って経済学を専門的に学ぶことにした、という経験を伝えようと思って書きました。

    中窪さん:まず、「社会に出るためには法律だけでなく、多角的な視点を持てるようになる必要があると考えた」とありますが、なぜそう考えたのかが気になりました。どういったきっかけがあって、このように考えたのか、そこにこそこの方の人柄や考えとを知るヒントがあるように思います。

    林さん:この文章において、やってきたことを簡潔に伝え、かつ納得できるような表現にするにはどのようにすれば良いのでしょうか?

    中窪さん:行動には必ず動機がありますので、「何をきっかけに『多角的な視点』を持つ必要性を感じたのか」、「そのためのアクションがなぜ『専門的な学びとゼミ』だったのか」という動機を書くと、あなたがどんな方なのかが伝わりやすくなると思います。

    桜井さん:自己PRの中で、「動機」は会社側が深堀りしたい部分です。会社はその学生の成果よりも、学生がとった行動の裏にある価値観や大事にしていることを知りたいと考えています。今回の文章で言うと、「多角的な視点を持てるようになる必要があると考えた」の部分に関して、なぜそのように考えたのか、というところにその人の価値観が出てくるでしょう。そして、その価値観が自社の考える求める人材と近いかどうか、ということを会社は知りたいのだと思います。自分自身で考えてみたり、他の人と互いに話したりしながら深掘りをするのが重要です。

    (2) 学生時代に力を入れたこと

    中窪さん:自己PRとも共通しますが、なぜこの大胆な改革に取り組もうと思ったのかという動機は記載してほしいポイントになります。
    あとは、なぜ会費をなくしたことが「気軽さ」に繋がったのか気になりました。もう少し具体的に聞いてもいいですか?

    学生:コロナ禍の状況もありしばらくサークル活動に参加していなかったために、会費を払って継続するのではなくサークルをやめてしまう、という人が多かったのですが、会費を無くして参加した都度使用料を取る方式に変えたことで、たまには行ってみようかなと思い練習に参加してくれる会員が増えた、という経緯がありました。

    中窪さん:とすると「サークルを辞める人を減らした」という表現の方が分かりやすいかもしれませんね。今お話し頂いたくらい具体的に書くといいと思いますよ。

    林さん:また、文章において人数などの具体的な数字は入れた方がいいのでしょうか?

    中窪さん:数字があった方がイメージはつきやすくなると思います。

    中野さん:数字は面接官にインパクトを与えますので、冒頭に言うと良いと思います。また、この文章では「常時8割以上を維持することに成功」と書かれていますが、当初は何割だったのかが書かれていないため、「◯割から8割以上になった」という形で書くと良いでしょう。

    (3) 挫折・失敗経験とそこからの学び

    中野さん:まず、会社が「挫折・失敗経験とそこからの学び」を聞きたい理由は、仕事をする中で必ず直面する困難な場面に接した際にどのように対処する方なのか、ということを過去の経験から想像したいからです。皆さんのポテンシャルを過去の行動事実から予測するんですね。
    この文章からは、自分のミスを素直に認めて受け止めることができる人だな、ということが伝わってきたので、そこはとても良いポイントだと思いました。
    改善点としては、挫折・失敗から立ち上がった過程が具体的に書かれていないことです。
    「自分のミスの原因がどこにあるとどのように分析したのか」「そのミスを減らすためどのように取り組んだのか」という部分が書かれていないと、具体的なイメージが湧かず、逆境への適応力のアピールに繋がらないのでもったいないと感じました。
    また、自己PRや学生時代に力を入れたことを語る際にも、このように逆境に直面したエピソードを挙げられるといいと思います。物事がうまくいっているときというのはそれがなぜうまくいっているのか、あなたの強みの発揮によるものなのか、或いは環境によるものなのかわかりませんよね。逆境での経験こそ皆さんの人柄や強みのアピールに繋がりやすいです。

    林さん:その人が会社に入った時にどう振る舞うかの説明書のようなものとして書いてもらえると、会社側としても想像しやすいということですね。

    桜井さん:エピソードを文章にまとめるのは、自分がどういう人なのかを分かっていないと難しいものです。また一つのエピソードの中でも、その中にその人の価値観・行動パターン・強みなどが複数含まれているはずです。それらを整理できると伝わりやすい文章になると思います。

    豊好さん:面接する立場として、相手の学生はこれから一緒に仕事をしていく同僚になる人なので、困難をどのように乗り越えていくのか、という部分はとても気になります。例えば現在はコロナ禍という困難がありますが、学生がそうした困難をどう乗り越えていったのかはストーリーにもなりますし、何かが起きた時にどう柔軟に対応していくかという一つの例にもなるので、聞いてみたい部分です。

    林さん:コロナ禍は私たちが直面している共通の困難なので、理解しやすい話かもしれませんね。

    中野さん:コロナ禍で大学に入学し、学生生活を送ったというだけでもう十分困難な経験ですよね。そのなかでどんなアクションにより友人を作ったのか、どう工夫して経験の幅を広げたのかという部分を是非教えてもらいたいです。

    まとめ

    今回のイベントでは人事の方の目線から学生の質問に回答していただくことができ、非常に参考になりました。また自己PR・エントリーシートについてのアドバイスでは、自分自身にも活かすことができる部分が多くあったとともに、他の学生の自己PR・エントリーシートの例を知ることができたことで刺激にもなりました。

    このイベントやイベントレポートの内容が、皆さんの不安の解消や就活のモチベーションの向上に繋がっていれば幸いです。引き続き就活を頑張っていきましょう!

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