プロフィール
・福岡県立大学人間社会学部に在学中大学3年生(24卒)
・「dodaキャンパス」でインターン生として、コラムやSNSの運用を担当
※本記事は2022年3月23日にオンラインで開催された「本当にマッチする企業の選び方」のイベントレポートです。
「自分が興味のある企業に就職したいなあ」。実は、自分の「やりたいことができる」企業と、自分に「合っている」企業は似て非なるものなんです。今回のイベントでは、株式会社ベネッセi-キャリア新卒エージェント事業本部アシスタントマネージャーの家石聖さんに「本当にマッチする企業の選び方」についてお話していただきました。
当日は130名の学生が参加し、「自分に合う企業を見つけるための判断材料ができた」と好評でした。
今回は、このイベントに参加できなかった方に向けて、「本当にマッチする企業の選び方」イベントのレポートをお届けします。自分に合った企業の選び方を知り、入社後のミスマッチが起きづらい企業選びを行いましょう。
目次
「やりたい」と「向いている」は違う?
イベントの冒頭では、「やりたいことができる」企業と、「自分にとって合っている」企業は別だという説明がありました。
やりたいけど向いていない職場を選んだ場合、早期退職につながりかねません。入社後のミスマッチを防ぐために、自分にマッチする企業の選び方について学んでいきましょう。
自分にとって向いている仕事を考える為には、自己理解と企業理解の両方が大切!
自分に合った業界・仕事を見つけるためには、自己分析と業界・企業研究を並行して行うことが大切です。
しかし、自己分析に偏りすぎると、終わりが見えなくなり、沼にはまってしまいます。また、闇雲に企業説明会に参加しても、結局「自分に合っているのか」という部分は見えてきません。
自己分析と業界・企業研究のどちらか一方に偏ってしまうと、「面接でアピールする内容がズレてしまい、相手が求めているものと違うものになってしまった」、「いざ内定をもらっても、判断材料が条件面のみになってしまった」という失敗に至ってしまいます。
自己分析のやり方は他のコラムを参照して頂き、今回は企業分析のために必要な要素について触れていきましょう。
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企業理解に必要な要素を学ぼう
企業理解の方法
まず、企業理解を進めていくための判断基準について学びました。
どういう観点で調べればいい?~会社概要編~
設立・創業の背景/企業理念:社長が設立したときに「どんな思いで立ちあげたのか」を見てみましょう。
会社の資本関係(どこかのグループ会社?子会社?)役員のプロフィール:ホームページに載っていない企業はナビサイトを参照する。上場企業であれば、IR資料を何年分か閲覧することも有効。
従業員数の変化や、直近の成長率:近年業績が伸びている会社の方が得られるものが多いかも。
どういう観点で調べればいい? ~事業内容・仕事内容編~
同じサービスでも報酬の発生の仕方が違う場合や、売り上げまでの期間が違う場合もあります。同業他社と比べたときの特徴を整理することで、「企業が何を大切にしているのか」が見えてきます。
この機会に自身の気になる企業を調べてみましょう!
参加者からの質疑回答
当日は参加いただいた学生から多くの質問をいただきました。一部を抜粋してお答えします。
Q. 企業研究は、どれくらいの精度で行えば良いのでしょうか。
60点くらいで幅広く企業を見るようにすると良いでしょう。具体的には、先ほど上げた「設立の背景」、「企業理念」、「会社役員のプロフィール」、「従業員数の変化」、「成長率の変化」の項目を必ず見てください。1社だけ詳しくなっても、比較対象がなければ自分に「合うか」「合わないか」がわかりません。60点くらいの精度で沢山調べた方が、比較して検討することができます。もちろん気になった企業があれば、深く調べるに超したことはありません。
Q.ホームページでは、具体的にどこを見れば良いのでしょうか 。
社員インタビュー、お客様の声を見ると良いでしょう。社員インタビューを見ると、その企業のことを具体的に理解することができます。お客様の声からは、顧客がその企業の何に価値を感じているのかが分かります。上場企業ならIR資料を見ると良いです。
Q.業界研究は、どのように行えばいいのでしょうか 。
まずは業界地図を見てみてください。業界をもう一段詳しく知るために、「だれに」「何を」「どのように」提供しているのかを知ることが重要です。
Q.行きたい企業・業界が定まっていないのですが、夏期インターンシップに参加しても大丈夫でしょうか?
様々な企業のインターンシップに参加してみましょう。参加回数を重ね、自分に合う合わないを振り返りながら、向いている企業を見つけられると良いですね。
Q.自己分析はどうやって進めていけば良いのでしょうか。
一人でやるより誰かと進めていくのがオススメです。人と話していく中で自分の強みが分かります。就活エージェント、友達同士、社会人の先輩など、どなたでもかまいません。ご自身の強みは絶対見つかるので不安にならなくて大丈夫です。強みと弱みは裏返し。どんな人にも輝ける場所はあります。
まとめ
自分に「向いている」企業を見つけるための判断材料を見つけることはできましたか?イベントでは、企業選びの方法はもちろん、講師の方の体験談、質疑応答まであり、これから就活を始める学生や現在就活を進めている学生に、ひとつの指針を提示してくれるイベントとなりました。
ぜひ企業理解に必要な要素を理解できたら、次は自分で企業研究をしてみましょう!企業研究を行う際には、並行して自己分析を行うことも忘れずに!
また、自分に合った業界・仕事を見つけるためには、dodaキャンパスのオファーを活用することもオススメです。夏のインターンシップに向けてdodaキャンパスのキャリアノートを100%にすることで、新たな企業に出会いましょう!
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