プロフィール
・関西国立大学に通う2022卒学生
・在学中は様々な学生団体やNPO法人に属し、組織を動かす楽しさ・難しさに夢中に。
・人材・コンサル業界のインターンシップに複数参加し、人材大手に就職予定。
※本記事は2021年12月20日にオンラインで開催された「【超初心者向け】先輩の就活見学会~GD編~」のイベントレポートです。
就活における選考で頻出となっている「グループディスカッション(GD)」。今回、昨年就活を終えた私たち22卒内定者が登壇し、お手本となるGDを実演するイベントを企画・実施しました。
当日は71名の学生が参加し、グループディスカッションへの理解が深まったとご好評をいただきました。
このレポートではイベントに参加できなかった方にも、グループディスカッションについての理解が深められるよう、イベントの内容をイベントレポートとしてお届けします。
目次
グループディスカッションとは?
イベントの冒頭では、グループディスカッションの基礎知識を説明しました。
Step 1:「GDとは?」を学ぼう!
グループディスカッションとは?
・就職活動において、書類選考の次の選考として基本的に実施される。
・複数人(3~8人程度)でお題に沿って20~30分ほど議論し、集団における動きを見られる。
・話を聞く姿勢」と「発言する姿勢」の2つの姿勢が重要。
Step 2:「GDの進め方」を学ぼう!
グループディスカッションは一般的に、次の5つの流れで進みます。
イベントでは、具体例も用いて丁寧に説明しました。この流れを理解することがグループディスカッション攻略の第一歩となります。
Step 3:「GDでの役割」を学ぼう!
グループディスカッションにおいては主に次の4つの役割があります。
イベントでは、より詳細に各役職の特徴や、進めるうえでのコツまで説明しました。自分にはどの役割が合っているのかを経験を通して見つけていきましょう。
先輩たちによるGD実演!
グループディスカッションの基礎知識の説明後、実際に22卒の先輩4名によるグループディスカッションの実演を行いました。
テーマは「あるコンビニの売り上げを上げるには?」というオーソドックスな売上向上型と言われるGDテーマでした。議論時間は20分と短い中で、多くのグループディスカッションを経験してきた22卒の先輩は、上記「GDの進め方」に沿って、スムーズに時間配分や役割を決め、その後の議論も進めていきました。
参加者の学生にとっては、お手本となるグループディスカッションとなったと思います。
結論、多くのアイデアの中から、「学生をターゲットにしたスムージー販売」というユニークな施策を提案し、グループディスカッションの実演は終了しました。
イベント参加者には、実際にグループディスカッションをリアルタイムで見て刺激を受けたり、当日使用した議事録をスクリーンショットして持ち帰ったりなど、イベントに参加したからこそ得れた学びがたくさんありました。
興味がある人は、ぜひ今後のdodaキャンパスゼミのイベントに積極的に参加するのがオススメです。
参加者からの質疑回答
当日は参加いただいた学生から多くの質問をいただきました。イベント内で答えきれなかった質問に回答させていただきます。
※こちらでもお答えしきれない質問があり、申し訳ありません。
Q. 22卒の皆さんは、本選考までに何回ほどGDの練習をしたか教えていただきたいです。
もちろん人によって異なりますが、私たちの場合は、夏のインターンシップまでに3~5回、本選考の時期に1~3回と、合計5~8回程度練習しました。
Q. GD練習はインターン以外で何か行っていましたか?
そのほかに大きく2つあると思います。
1つは、GD対策の本を読むことです。インプットベースになってしまいますが、GD全体の流れやルールを掴むのにオススメです。
もう一つは、本番ではない実践を積むことです。大学で実施しているGDイベントや、就活支援団体や企業が開催するGDイベントに参加していました。
Q. 私自身、傾聴力が課題だと感じているのですが、傾聴力を養うために気をつけた方がいいことや、すべきことがありましたら教えていただきたいです。
次の2つを意識することをオススメします。
1つ目は相手の意見を受け入れることを意識し、自分が発言した後に「〇〇さんはどう思いますか?」と周りの人に聞くことです。
2つ目は、他の人の意見を引用して発言することです。「○○さんもおっしゃっていたように〜」という感じで、自分なりに咀嚼して考えているアピールをすると傾聴力がアピールできます。
Q. 自分は広い視野を持ってなかなかアイデアを出せないかもしれないのですが、どう練習していけば良いでしょうか?
対策は様々ありますがオススメの方法を2つご紹介します。
1つ目はGDの例題を元にアイデアを考える練習し、ひたすら数をこなすことです。
2つ目は、思考力トレーニングをすることです。例えば、ロジカルシンキングの本などを読むなどを私はしていました。以上2点を踏まえた上で、自分はアイデアだしが苦手だと感じたら自分の適切なポジショニングを見つけるのが良いと思います。
Q. アイデアがすぐに思い浮かばずメンバーが出してくれた案に賛同することが多いのですが、自分のアイデアは1つでも出した方が良いのでしょうか?
GDにおいてやみくもに意見を出せばいいというわけではありませんが、発言をしないと評価もできないので積極的な発言姿勢は重要だと思います。
Q. GDでは大まかに4つの役職が存在するとのことでしたが、可能な限り全ての役職を経験すべきでしょうか。
お恥ずかしながら自分はまとめ上げる力が乏しく、仮にファシリテーターを任された場合、役職が全う出来ず、そのことが評価の低下に繋がるのではと不安に感じています。
最終的には自分の得意な役割を見つけることができればいいと思います。一度練習の場などで、どの役職も経験してみて適性を測ってみるのがオススメです。
Q. 本選考の中で、グループディスカッションがオンラインで開催されることは多いのでしょうか。
これからの社会情勢にもよると思います。22卒就活では、本選考でもほとんどがオンラインで実施されていたと思います。
23卒以降はコロナが収束傾向にあるので、対面とオンラインが併用されると予測されています。そのため、企業によっては対面とオンラインどちらの可能性もあると思います。
参加者からの感想
本イベントは、参加者学生の98%の方から「満足」とご評価いただき、大変ご好評をいただいたイベントとなりました。
参加者からいただいた感想を一部抜粋して紹介します。
・他のGD対策講座などでは、実際の様子や流れを見ることは出来ないので、貴重な機会でした。GD選考に勇気を出して挑戦していこうと思えました。
・客観的にGDを見る機会は今までなかったので非常に貴重な時間となりました!本日、先輩方のロールモデルを今後の自分のGDに活かしていきたいと思います!
・GDを経験したことがなかったため、実際に先輩方がやっている姿を拝見でき、勉強になりました。ただ説明を受けたり、実際にやってみた方がいいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、お手本を拝見するしないでは後々GDをする上で活躍の仕方が変わってくるだろうと感じました。
まとめ
今回は、私たち22卒の先輩が登壇したグループディスカッションイベントについてのレポートでした。イベントでは、グループディスカッションの基礎知識の説明から、22卒の先輩たちによる実演、質疑応答まであり、知識ゼロの人でもグループディスカッションについての理解が深まるイベントとなりました。
ぜひグループディスカッションの流れを理解できたら、次は自分で実践してみましょう!友人同士でテーマを決めて行ってもよいですし、グループディスカッションのイベントに積極的に参加して経験を積むこともオススメです。
百聞は一見に如かず。ぜひ、自分から行動して周りに差をつけましょう!
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22卒内定者が登壇するイベントが、1月にも実施されます。
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