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【自己分析シート活用方法】おすすめツール5選とテンプレも紹介

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  • 2023.07.13

目次

    「就活では自己分析が重要」とよく言われますが、自分の過去を振り返っても特に目新しい発見がないという学生は多いのではないでしょうか。また、ツールを使って自己分析しようと思ってもさまざまな種類があり、どれを使えば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

    この記事では、自己分析シートを使うメリットと書き方のコツを解説します。代表的な5つの自己分析ツールの違いや特徴とあわせて、ぜひ参考にしてください。

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    自己分析シートとは?

    自己分析シートとは、自分の経験や感情などを深く振り返るために活用するシートです。 手順に沿ってシートへ記入することで、効率的に自己分析を行うことができます。また、紙に書き出して自己分析をすると過去が可視化されるため、過去の出来事とのつながりや自分の決断・行動の軸を見つけやすく、芋づる式に発想が広がりやすいでしょう。

    その結果、自分の強みや長所を詳しく把握でき、適性のある企業・仕事選びにも役立ちます。この段落ではそれぞれのメリットをさらに詳しく解説します。

    自己分析シートのメリット

    自分の強みや長所を把握する

    自己分析シートを使って自分の過去を広く深く振り返ると、自分の強みや長所をより把握しやすくなります。すでに自分の強み・長所がわかっている場合でも、改めて自己分析を行うことで以下のメリットを得られるでしょう。

    • 強みに関するエピソードを多く見つけることで、「これが自分の強みだ」と自信を持てる
    • 複数の経験から改めて自分の強みを振り返ることで、強みの解像度が上がる

    自分の強みや長所をしっかり把握できると、志望動機や自己PRに具体的なエピソードを盛り込めるため説得力が増します。採用担当者に自分の魅力が伝わりやすくなり、他の就活生と差別化しやすくなるでしょう。

    適性のある企業や仕事選びに役立つ

    自己分析をしっかりと行うことで、適性のある企業・仕事選びにも役立ちます。

    しっかりと自己分析ができていないと、「こうでありたい」という理想の自分像が混ざるケースや、反対に自分を過小評価しすぎるケースがあります。これでは自分に合った企業や仕事を選べず、入社後にミスマッチが生じて早期離職につながる可能性が生じるでしょう。

    自己分析シートを活用すると客観的に自己分析しやすくなるため、「本当の自分」に合った就活ができます。その結果、志望動機に自分の適性・志向を盛り込み、入社後の活躍をアピールできるでしょう。

    自己分析シートの書き方

    自己分析シートは、客観的に自己分析を行う一助となりますが、コツを押さえて活用しなければ十分にメリットを得られません。自己分析シートを効果的に使うためのポイントを解説します。

    STEP1:過去の経験を事実ベースで多く書き起こす

    まずは、過去の経験を事実ベースで多く書き起こしましょう。

    一見就活とは関係なさそうなことでも、多く書き出すうちに思わぬ強みや行動原理が見えてくることがあります。ひとまず思いついたことを書き出すことがポイントです。その出来事を経験した時の感情もメモしておくと、後に続く自己分析の作業で役立ちます。

    なお、書き出す内容はあくまで事実のみです。誇張すると面接で質問された際に嘘と見破られやすく、卑下・謙遜が入ると自分の強みを見逃すことになりかねません。 この後の工程で“就活の軸”を定めにくくなるため、単純に事実を書き出すよう意識しましょう。

    STEP2:「なぜ」を繰り返して自分の考えを深掘りする

    事実や当時の感情を掘り起こすことができたら、特に頑張ったことや熱中したことを複数選びましょう。さらにそれぞれの出来事について「なぜ」を繰り返し、行動や感情の源となる価値観を探します

    例として、「大学の部活動で部長を務めた」という出来事から「なぜ」を繰り返してみましょう。

    1. なぜ部長を務めた?→自分で立候補した
    2. それはなぜ?→自分が一番リーダーシップがあると思った
    3. それはなぜ?→昔からリーダーをすることが多かった
    4. それはなぜ?→子供の頃、目立ちたがり屋だった
    5. それはなぜ?→目立って良いことをすると褒められるのが嬉しかった

    このように「なぜ」を繰り返すと、褒められる、つまり成果が正当に評価されやすい環境でモチベーションが上がる性格であると自己分析できます。

    STEP3:複数エピソードに共通する強みなどを見つける

    ワークシートを埋めて自分の価値観や強みなどがわかっても、そこで終わらずもう一歩自己分析を深めることが重要です。深掘りしたいくつかのエピソードから、共通点を探してみましょう

    一見、関連性がないような行動でも、自分を駆り立てた原動力や価値観など、その行動をとった際の強みは同じである可能性があります。

    一つの強みが多様な状況で生きたエピソードがあれば、「自分は強みを生かし、特定の場面だけでなくさまざまな場面で活躍できる」というアピールができるため、自己PRに一層説得力が増すでしょう。

    STEP4:自分が将来どうなりたいか就活の軸を定める

    自分の強みや価値観がわかると、自分の短所や苦手な物事も見えてきます。こうした部分も総合的に踏まえ、自分はどのような場面で実力ややる気を発揮できるのか、将来どのようになりたいのかといった、就活の軸を考えてみましょう

    例えば先ほどの事例で出た「評価されやすい環境でモチベーションを発揮しやすい」という強みをもとにすると、以下のような就活の軸を導き出せます。

    • 営業職のように数字で評価される職種で活躍しやすい
    • 評価軸が曖昧な職種や評価制度が整っていない企業ではモチベーションが上がらない
    • 成果を挙げて周りから尊敬されたいため、成果主義の会社が合っていそう
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    代表的な自己分析ツール5選

    自己分析ツールには多様な種類がありますし、人によって自己分析の取り組みやすさは異なります。
    ここでは自己分析ツールを5つ紹介します。興味を引くものから取り組んでみましょう。

    1.自分史【参考テンプレあり】

    自分史とは、自分の過去から今までの出来事を年表の形で書き出しまとめたものです。

    頑張ったこと、趣味、人間関係などについて、小学校時代~大学時代に分けて表に書き出しましょう。完成した自分史を見ると、ずっと変わっていない価値観、途中で変化した価値観などがわかります。

    変わっていない価値観は今後も揺るがないであろう自分の本質的な部分なので、「昔からこういう価値観があります」とエピソードを添えて話せば説得力が生まれます。

    一方、途中で変わった価値観については何がきっかけで変わったのか深掘りしてみましょう。この部分は、自分の柔軟性や経験から学習する能力などをアピールする材料になります。

    詳しい自分史の作り方やテンプレートなどは以下の記事で紹介しています。自分史を作成する際はぜひ参考にしてくださいね。

    【自己分析が簡単にできる5つの方法】メリットや志望動機の書き方まで

    2.ライフラインチャート

    ライフラインチャート(別名:モチベーショングラフ)とは、自分のモチベーションを曲線グラフで表したものです。

    まず、自分史と同様に小学校時代〜大学時代で区分分けし、勉強や部活などで打ち込んだことや悔しかったことなど、過去の出来事を書き起こしましょう。自分史で作成したものがある方は、そちらを活用しても構いません。
    出来事を書き起こしたら、その時々の感情を深掘りし、さらにモチベーションの高低を曲線で描きましょう。

    ライフラインチャートの作成で、自分がどのような場面でやる気を出しやすいのか、不安を感じやすいのかなどが見えてきます。また、自分なりのモチベーションコントロール法がわかれば、パフォーマンスが安定しているとアピールできるでしょう。

    ライフラインチャートがどんなものか詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

    自己PRが思い浮かばない。エピソードを見つける8つの方法

    3.マインドマップ【手書きで気軽に】

    マインドマップとは、自分の思考を地図のように派生させて書き出したものです。

    自己分析でマインドマップを作る時は、まず中心に「自分」と書きます。そこから、「好きなこと」「苦手なこと」「やりたいこと」などのテーマを放射線状に広げましょう。その後は各テーマから連想される単語を芋づる式にどんどん書き出し、マインドマップを広げていきます。

    マインドマップにはテンプレートがなく、紙とペンさえあればすぐに作れる点が魅力です。また、深く考えすぎずに単語をつなげていくことで、リラックスした状態で自己分析を深めることができます。

    マインドマップの作り方は以下の記事で詳しく解説しています。マインドマップに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

    マインドマップ自己分析のやり方を徹底解説【就活生必見!例付き】

    4.Will/Can/Must【記入シート例付き】

    Will/Can/Mustは、自分のやりたいこと・できること・すべきことの3つを明らかにするフレームワークです。

    まず自分の過去の経験、当時の感情、現在の自分への影響などを書き出し、「なぜ」を繰り返してさらに深掘りしましょう。そして深掘りした内容から、自分がやりたいこと・できること・すべきことを考えてみるのです。

    Will/Can/Mustを活用すれば、ミスマッチを防ぐことができます。また、やりたいこと・できることだけでなく「志望企業に入るため、またそこで活躍するために自分がすべきこと」も明確になるため、説得力・積極性の感じられる志望動機を書けるでしょう。

    以下の記事ではWill/Can/Mustについてさらに詳しく解説しているので、ご覧ください。

    【記入シート例付き】悩める就活生必見!自己分析は「WILL、CAN、MUST」の3軸から考えよう

    5.人生計画(人生設計)【オススメアプリあり】

    人生計画(人生設計)は、3年後、10年後、15年後といった未来の人生の計画を立てることです。将来自分がやりたいこと、やるべきことが明確になるため、人生という広い視点から就活の軸を見定めることができます。

    人生計画を考える時は、まず自分のやりたいことを洗い出します。仕事に関係のない内容でも構いません。次に、書き出した内容を実現させるには何が必要なのかリサーチします。インターネットで必要な情報を調べたり、実際にそれを実現させた人のインタビューを読んだりすると良いでしょう。

    最後に、将来やりたいことを実現させるためにすべきことを具体的に順序だてて書き出しましょう。仕事や資格、趣味、家族などの項目に分けて書くと整理しやすくなります。

    人生計画については、オススメのアプリがあります。人生計画の立て方も含め、以下の記事でご確認ください

    やりたいことが見つからない?人生計画を立てて、なりたい自分像をみつけよう

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    本記事のポイント

    自己分析は、企業や職種選び、志望動機や自己PR作成などの基礎となる重要なものです。漠然と自己分析をすると迷走したり深掘りしきれなかったりするため、自己分析シートやツールを使って、さまざまな観点や方法から自己分析を行いましょう。

    あらためて、最後に本記事のポイントをおさらいしておきましょう。

    • 自己分析シートとは、自分の経験や感情などを深く振り返るために活用するシート
    • 自己分析シートは4つのステップを押さえて書く
    • 自己分析シートは文字にして可視化できることがメリットだが、自分に合ったものを選択すると良い

    なお、dodaキャンパスに登録すると、自己分析に役立つ適性検査を受けることができます。自己PRの添削も受けられるため、分析した自分の強み・魅力をきちんと企業に伝えられるでしょう。ぜひ活用して、企業にアピールできるポイントを見つけてくださいね。

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