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【記入シート例付き】悩める就活生必見!自己分析は「WILL、CAN、MUST」の3軸から考えよう

  • 自己分析
  • 2018.07.30

就職活動において避けて通れないものが「自己分析」です。

就活生になったとたんに自分の強み・弱みや将来のキャリアを考えろと言われても、どうすれば良いかわからずに悩んでしまうもの。

そんな不安を解消してくれるひとつの方法である「Will,Can,Must」。「やりたいこと・できること・すべきこと」からキャリアを考えるフレームワークを活用し、自身の価値観やできることに沿ってキャリアを考えることで、就職後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

記事後半に、記入シート例を添付してあるので、ぜひ記入してみていただきたいと思います。

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目次


    「Will,Can,Must」を考える前に、自己分析を振り返ってみよう

    理想のキャリア像を見つける「Will,Can,Must」の考え方に移る前に、今一度、自己分析を行っていただきたいと思います。

    自己分析で大切なのは、“等身大の自分を理解すること”。ありのままの自分を受け止め、把握することから始まります。

    今一度、自分がどんな人間なのか、どんな価値観を持っているのかなど、考えておきましょう。

    自己分析の基礎1:これまでの経験を紙に書き出す

    楽しかった、悲しかった、嬉しかった、悔しかった…。これまでの経験で、喜怒哀楽を感じた場面をできる限り思い出してみましょう。

    頭の中で考えるだけではなく、紙やスマホに書き出してみるのがポイントです。情報を“見える化“することで、思考を整理することができます。

    「部活で賞を取ったときは、嬉しかったな」
    「高校の時はこの科目が好きだったな」

    どんな些細なことでも良いので、できるだけ多くの経験や事柄を書き出していきましょう。

    自己分析の基礎2:経験を掘り下げる

    これまでの経験を紙に書き出したら、次にそれらの経験を掘り下げてみましょう。なぜ嬉しかったのか?どうして悲しかったのか?そして、それらの経験が今の自分にどんな影響を与えているのか…など。色々と考えることで、さらに理解を深めることができるはずです。

    「こんな時は、よく人に喜ばれたな」→喜ばれた原因は?
    「こんな時、自分はいつも人に迷惑かけるな」→迷惑かけていたのはなぜ?

    常に「WHY?」と問いかけることで、少しずつパターンが見えてきます。ビジネスだと「喜ばれました」とだけ伝えても「だから何?」で終わってしまうことも。常に「WHY?」を大事にして、自分の経験を掘り下げてみましょう。

    自己分析の「Will,Can,Must」ってどんな考え方?

    自己分析の目的とは?

    自己分析の基礎をおこなったら、次は「Will,Can,Must」に当てはめてみましょう。「Will,Can,Must」は、「やりたいこと・できること・すべきこと」からキャリアを考えるフレームワークです。3つが重なった部分が、自分の“生きがい”であり、理想だと言えるでしょう。

    さっそく、自分の「Will,Can,Must」を考えてみよう。

    Will…やりたいこと

    • 自分の将来像
    • 仕事を通じて実現したいこと
    • ロールモデル
    • 理想の働き方・生き方

    など

    「スーツより、私服で働きたい」「ガチガチの上下関係が苦手なので、風通しのいい会社で働きたい」「とにかく大企業で働きたい」……。そんな些細なことでも大丈夫です。

    また、やりたいことは“好きなこと“にもつながります。好きなことは、働く際の原動力にもなるので、自分の心が踊ることを書き出してみましょう。

    Can…できること

    • 今の自分ができること
    • スキルやこれまでの経験

    など

    「Can」では、自分の得意なことやスキル、今までの経験で培ってきたものを書き出してみましょう。大学生は、まだまだ具体的なできることが少ないかもしれませんが、学生時代に打ち込んだことや学んだことも立派な経験です。「誰とでも仲良くなれる」「集中力は誰にも負けない」「1つのことを長く続けることができる」「我慢強い」など、自分の特性となる多くの“Can”を書き出してみましょう。

    Must…やらなければいけないこと

    • 社会や会社からの要望
    • ミッション/売上目標
    • 将来的に身につけなければならないスキル・経験

    など

    社会に出る以上は、何らかの貢献が必ず求められます。大げさに言うと、企業、上司、同僚、そして、社会にとってメリットを感じてもらえるモノやサービスを提供しなければ、対価としての“給料”をもらうことは難しいとも言えます。

    まだ企業に属していない学生だと、自分が求められるものや提供できる価値は把握しづらいかもしれませんが、それを知ることこそが企業分析の第一歩だと認識しましょう。

    世の中にある企業がどういうビジョンと理念のもとに、どのような事業を展開し、社会に貢献をしているか? 興味のある業界は、世の中のどのようなニーズに応えようとしているか? OB/OG訪問など企業分析を行い、「この企業でやるべきこと」を理解できるようにしましょう!

    「Will,Can,Must」は志望動機を考えるときにも使える

    この「Will,Can,Must」の考え方は、自分のキャリア軸を考えるのに役立つだけでなく、志望動機にも反映することが可能です。

    Will=その企業でやりたいこと・やってみたいこと
    Can=企業が求める人材像、志望している仕事に必要なスキル・経験があること
    Must=自分に足りない面、仕事に必要なことを理解していること

    志望動機例

    「私は御社で~~をしたいと考えております。その理由は、~~だからです。(Will軸)
    私は、学生生活、~~という経験をしてきました。~~といったスキルもあります。(Can軸)
    入社した暁には、~~することが求められるので、そうしたスキル・経験を身につけ、御社そして社会に貢献したいと思っております。(Must軸)」

    いかがでしょうか?

    「Will,Can,Must」を軸に志望動機を考えると、ただシンプルに「~~したいと思っています」といった夢を語るだけの志望動機より、グッと論理的に説明することができます。

    自分のやりたいことだけ話しても、企業はあなたを魅力的な人物だとは思ってはくれません。志望動機には、具体的かつロジカルな説得力が必要と認識しましょう。

    「Will,Can,Must」の考え方で、ミスマッチのない就職を目指そう

    就活のゴールは、誰もが知っている有名な大手企業に入社することではなく、自分の価値観にあった企業で働くことです。

    せっかく内定をもらっても、入社後に価値観やワークスタイルの相違から「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを引き起こさないためにも、今一度、自分の価値観を知ることが大切です。

    就職先や将来に悩んだとき、「Will,Can,Must」の考え方は、きっとあなたの味方になってくれます。

    ぜひ、今回の記事を参考にしつつ、上記の記入シート例も使って、自分で「Will,Can,Must」を考えていただきたいと思います。きっと、あなた自身の生き方の基準・価値観が見えてくるはずです。さっそく、自分がもっとも輝ける働き方への準備を始めましょう!

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