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【dodaキャンパス活用術】キャリアノートの書き方とは【注目経験編】

  • dodaキャンパス活用法
  • 2019.03.19

「dodaキャンパス」ではキャリアノートの記入内容や完成度が、企業との出会いに大きく影響します。エントリーシートの書き方に悩むように、キャリアノートにどんなことを書けばいいの? と思っている学生も多いでしょう。

今回は、「キャリアノートの書き方」の第2弾。「自己PR編」につづいて、「注目スキル」をどのように書くと効果的か、を紹介していきます。

【dodaキャンパス活用術】キャリアノートの書き方とは<自己PR編>

「キャリアノート」における「注目経験」の役割

書き方を紹介する前に、「dodaキャンパス」がどのように企業に利用されているのか。また「キャリアノート」における「注目経験」の役割や効果について説明しておきましょう。

「dodaキャンパス」は登録すると、学生が記入したキャリアノートの内容を企業の採用担当者が見て、欲しい人材を探します。大まかにいうと、「dodaキャンパス」の特徴は、学生から率先的に企業に応募するのではなく、企業が積極的に学生に連絡をする「ダイレクトリクルーティング」や「逆求人型」と呼ばれるサイト。

つまり企業側から連絡をもらうには、工夫が必要になります。

「注目経験」の重要度は高い!



「キャリアノート」には様々な項目がありますが、「注目経験」は文字通り採用担当者が重要視する箇所。企業は数多くの学生の中から人材を探し出すため、特定の検索条件を設定して絞り込みます。そして、該当する学生から、採用担当者はさらに気になる学生を探していくことになるのです。

上記の図は、企業が検索した際の「キャリアノート」の見え方。写真や所属大学や自己PRも検索結果に表示されていますが、赤で囲んでいる部分は「注目経験」になります。

表示されているのは、「注目経験」のタイトルですが、太字でスペースも広く表示されているのがわかります。「注目経験」が「dodaキャンパス」を利用する際に、重要なウェイトを占めているのです。

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採用担当者の目を引く「注目経験」の5つのポイント

では、どのように「注目経験」を書けば、採用担当者に注目されるのでしょうか。具体的にみていきましょう。

POINT①わかりやすく、魅力あるタイトルにする

前述の通り、検索結果に表示されるのはタイトルだけ。「もっとこの学生を知りたい」と思ってもらえなくては、内容を読んでもらえない可能性もあります。奇抜であったり、インパクトを大きくするのも効果がないとは言い切れませんが、あくまで“経験”ですので、どういうことをしたのかが理解できるように具体性を心がけましょう。

<具体性が乏しい例>

①飲食店でのアルバイト ②語学留学 ③勉強

上記の例は、端的でシンプルではありますが、その経験から何を得たのかがわかりにくいです……。ちょっとした変化ですが、「飲食店でのアルバイト」も「飲食店の接客業」とするだけで、より具体的になりますし、「フレンチレストランでの接客業」のほうが、より何を経験したのかが想像しやすくなります。②もせめて国名くらいは入れたいところ。③に至っては言語道断。むしろ「大学で勉強してこなかったのか、君は!」とツッコミがはいりそうです。

<過度な装飾をしている例>

①飲食店のアルバイトで発揮した空前絶後のワンオペのスキル! ②バックパック旅行を通じて“世界はひとつ”であり、つながっているということを感じたあの瞬間 ③俺を構築する99%の才能と1%の努力

とはいえ、過度な装飾は避けましょう。装飾をしすぎると大事なことが採用担当者に伝わりずらくなります。上記の例だと、担当者の目は引くでしょうが、採用したいと思う企業はかなり限られてくるでしょう。①は正直ちょっとおもしろいですね。しかし、どうせ書くなら「業務効率と生産性を意識した飲食店アルバイト」のような書き方が良いでしょう。②は、自分に酔っているだけだと捉えられそう。 ③は、もはや経験ではありませんね。

少しおふざけもありましたが、要は「なんの経験をしてきた学生なのか」が採用担当者に伝わることがいちばん大切だということ。奇をてらう必要は決してないのです。

POINT② 経験は複数書こう!

「書くほどの経験はない……」と悩む方もいるでしょう。しかし、経験はインパクトがあるものじゃなければいけない、というルールはありません。ゼミ、サークル、アルバイトや旅行といった一般的なもので大丈夫です。

「サークル」といっても、経験したことは千差万別。重要なのは、なにを得たのか?という部分であり、あなたの個性や人柄が伝わることです。企業は派手な活動や経験をした学生を採用したいわけではありません。自社にフィットして、活躍できる学生を探しています。

また、その大学での経験が社会でも再現できるのか?という点も重要。たとえば、協調性をアピールできるもの、達成意識や行動力を現すものなど、経験ベースで記入するより、なにをアピールできるかをベースに記入するのもおすすめです。

経験はひとつではなく、複数記入しましょう。様々なことにチャレンジしたアピールになります。複数記入する際は、ひとつがサークルのものでしたら、2つめはゼミやアルバイトなどカテゴリが違うものから選ぶことでより多くの企業の目にとまります。

POINT③ 内容はわかりやすく、写真を効果的に!

POINT①、②は検索結果からどう内容を見られるか、を重視したものですが、これは実際にページまで訪問されたときに有効な方法になります。

せっかく個人ページまで読んでくれた採用担当者がちょっと読んだだけで離脱してしまったら非常に残念。タイトルと内容の整合性が取れていなかったり、期待との乖離があったりするとオファーにまではつながりません。

読みやすくわかりやすい内容にするのはもちろん、写真を掲載することでより、あなたの人柄や経験が伝わります。写真だからこそ伝わることもあるかもしれません。ただ文字数を多くするのではなく、写真も効果的に使っていきましょう。

POINT④ インターンシップが目的の場合、少し書き方が異なる

「dodaキャンパス」の特徴のひとつは、就活だけではなくインターンシップのオファーももらえること。サマーインターンシップを控える大学3年生はもちろん、大学1〜2年生から登録することで、キャンパスライフに有効な情報を得ることができるでしょう。

インターンシップの場合、特に大学1〜2年生は、「注目経験」に書けることが多くはないかもしれません。そういう場合は、中学や高校時代の経験でも積極的に記入しましょう。企業側も豊富な経験は必ずしも求めていません。あなたのやる気や人柄が伝わる内容にしましょう。

POINT⑤ オファーが来なかったら内容を見直そう!

就活シーズンになると、企業の動きも活発化していきます。オファーがしばらく来ないようでしたら、内容を確認することも大切です。誤字脱字のチェックはもちろんですが、第三者に内容を確認してもらうなど客観的な視点からの指摘やアドバイスをもらうようにしましょう。

企業へのエントリーシートと異なり、「キャリアノート」は大学1年生から就活が終わるまで、何度でもブラッシュアップが可能です。定期的に見直しながら、徐々に完成に近づけていくイメージを持っても良いかもしれません。

また1年生や2年生の場合、就活のイメージを明確にして、アクションプランを作成することで「注目経験」をある程度思い通りに設計することができます。

「注目経験」はあなたの未来を映しだす

「注目経験」は過去のことですが、その経験をどう捉え、何を学んだのかが見られており、採用担当者は「この人がうちに入社したらどういう活躍をしてくれるだろう」という観点で閲覧します。

企業カルチャーや風土・ビジョンがあるので、すべての企業からオファーが来る、なんてことはありえませんが、素直に自身の経験を伝えることができれば、必ず良縁が生まれるはず。

誇張せずに魅力があるように……というのは、なかなか難しいかもしれませんが、伝わりやすさを考えて、書き始めてみましょう!

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