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エントリーシートの書き方「ですます」と「である」どっちが適切?

  • 就活ノウハウ
  • 2023.07.25

エントリーシート(ES)や履歴書を書く際、「ですます調」と「である調」のどちらを使ったほうがいいのか、迷ったことがある方は多いのではないでしょうか。「ですます調」は丁寧な印象を与えますし、「である調」は自信があるような印象を抱かせ、どちらもメリットがあるように感じるかもしれません。

本記事では、エントリーシート(ES)や履歴書には「ですます調」「である調」のどちらが適しているのか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。それぞれのメリット・デメリットを把握して、より良いエントリーシートを書き上げましょう!

目次

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    「ですます」「である」どっちが正解?

    「ですます」「である」どちらでも問題ありません

    結論から言うと、エントリーシートの語尾は「ですます調」「である調」のどちらでも問題ありません。 会社は目上の人だから、という理由で「ですます調」を選択する人もいますし、内容に説得力を与えたいからという理由で「である調」を選択する人もいます。

    しかし、下で詳しく説明するように、「である調」は尊大な印象を与える可能性があるため、一般的には誤解されるリスクの少ない「ですます調」を選択している人が多いようです。

    重要なのは語尾を統一させること

    整ったエントリーシートにするためには、以下の点に注意しましょう。

    • 伝えたい内容を伝えられているか
    • 句読点を正しい位置に打てているか
    • 表現がおかしくなっている場所はないか
    • 語尾は統一されているか

    このなかで最も簡単に修正可能なのが、語尾の統一です。語尾が統一されていないと、文章がまとまっていないような印象を受けてしまいます。読みやすく、まとまった文章にするには「ですます調」「である調」のどちらを使ってもOKですが、語尾は必ず統一させましょう

    なお、「ですます調」と「である調」には、以下のような特徴があります。

    • ですます調:文章内に敬語が入る
    • である調:文章内には敬語が入らない

    例文で比較!「ですます調」と「である調」の文章はどう見える?

    ですます調の文章

    私が貴社を志望している理由は2点あります。
    1点目は、貴社の基軸である人材事業を通して、日本が抱える人手不足という課題に取り組みたいと考えたからです。
    私自身、アルバイト先で人が次々と出入りする経験を通して、この人手不足という課題を肌で感じ、根本からの解決をすべきだと強い課題意識を持ちました。
    2点目は、貴社が抱えるグループビジョンに非常に共感し、実現したいと考えているからです。
    諸外国と比べて幸福度の低い日本において、「はたらいて、笑おう」は日本において重要な取り組むべき課題です。事実、人材不足が今後深刻化する日本において、長く働き続ける環境を整えることは非常に重要なテーマです。
    私はこれらの課題に取り組み、楽しく働ける人を一人でも増やしたいと考えています。

    である調の文章

    私が貴社を志望している理由は2点である。
    1点目は、貴社の基軸である人材事業を通して、日本が抱える人手不足という課題に取り組みたいと考えたからである。
    私自身、アルバイト先で人が次々と出入りする経験を通して、この人手不足という課題を肌で感じ、根本からの解決をすべきだと強い課題意識を持っている。
    2点目は、貴社が抱えるグループビジョンに非常に共感し、実現したいと考えているからである。
    諸外国と比べて幸福度の低い日本において、「はたらいて、笑おう」は日本において重要な取り組むべき課題だ。事実、人材不足が今後深刻化する日本において、長く働き続ける環境を整えることは非常に重要なテーマである。
    私はこれらの課題に取り組み、楽しく働ける人を一人でも増やしたいと考えている。

    いかがでしょうか?読み手からすると、かなり印象が異なるのではないでしょうか?

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    「ですます調」を使うメリット・デメリットは?

    <メリット>

    〇丁寧で柔らかい印象を与える

    「ですます調」の最大のメリットが、相手に丁寧な印象を与えるということ。柔らかく、礼儀正しい印象を与えることで「この人となら気持ちよく仕事ができそうだな」と思ってもらえるかもしれません。

    〇悪い印象を与える可能性が低い

    「である調」は断定の語尾なので、読む相手によっては不遜な印象を抱かせてしまうこともあります。その反面「ですます調」は、相手に悪い印象を与えるリスクが少ないのがメリット。
    「人事に悪い印象で見られたくない!」と、さまざまなリスクを回避したい就活生においては有効です。

    〇読み手にも伝わりやすい

    面接などの会話と同じ語尾である「ですます調」は、読み手にとっても読みやすい文章と言えるでしょう。エントリーシートをしっかり書いたとしても、伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。
    多くの方に違和感なく受け入れられる「ですます調」は、どんな人が相手でも伝わりやすいでしょう。

    <デメリット>

    △語尾に変化を持たせるのが難しく、単調な文章になりやすい

    同じ文末表現が続くと、文章は単調になってしまうものです。「ですます調」に統一すると語尾に変化を持たせるのが難しいため、単調な文章になってしまうことが多々あります。
    同じ語尾にならないよう、体言止めなどを上手に利用するのがおすすめです。

    △文章が長くなる

    単純に「ですます調」だと、「である調」よりも字数が多くなってしまいます。エントリーシートは枠が決められていることがほとんどなので、短い文章でより多くの内容を書くことができるかどうかは大切なポイントです。

    たくさん伝えたいのに字数に余裕がない場合は、「である調」を使うことを検討してもいいでしょう。

    エントリーシート(ES)に記入する適切な文字数とは?何割書けばいいの?

    △間違った敬語を使ってしまう可能性もある

    「ですます調」の文章内には敬語を含むので、正しい敬語の使い方ができているかどうかも重要です。間違った敬語を使用してしまった場合、悪い印象を与えてしまうので注意しましょう。

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    「である調」を使うメリット・デメリットは?

    <メリット>

    〇ですます調よりも、文字数制限に対して書ける内容が増える

    「ですます調」のデメリットでも述べたように、「である調」は敬語などが不要な分、同じ内容でも少ない文字数で書くことができます。限られた文字数のなかで、最大限の情報量を詰め込んだ自己PRをしたい場合などは、「である調」を使ったほうがいいでしょう。

    〇文章の説得力が増す

    語尾が言い切り、断定になる「である調」は、文章の内容に確信を持っているような印象を与えます。自信を持っているように見せたいとき、相手にインパクトを与えたいときは「である調」が向いています。

    <デメリット>

    △固い印象を与えてしまいがち

    「である調」は口語ではほとんど使用しない語尾なので、固い印象を与えてしまうこともあります。書き方によってはまるで大学のレポートのように見えてしまうことも。

    △上から目線に見られてしまうリスクがある

    断定の語尾なので、尊大に見えてしまうリスクもあります。書いている間は気付きにくいですが、上から目線で書かれているエントリーシートになってしまうことも多いです。書き終えてしばらく時間をおいてからまた見直すなど、客観視する作業を必ず行いましょう。

    エントリーシートで気を付けるべきポイント

    エントリーシートでは、「ですます調」「である調」のどちらを使っても間違いではありません。しかし、尊大に見えるなどのリスクを軽減させるなどの理由で、一般的には「ですます調」が使用されることが多いです。


    もちろん、どちらを使用するにしても、語尾を統一させることが重要です。「ですます調」と「である調」の混在は致命的なミスなので、そこだけは注意してください。

    ここまで、「ですます調」「である調」について説明してきましたが、最も大事なことはエントリーシートに書かれている中身や内容だということを忘れてはいけません。

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