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【例文付き】インターンシップの選考を突破する志望動機の考え方は?参加理由のポイントを解説

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  • 2024.01.31

インターンシップ(通称:インターン)は企業での就業体験を通じて、働くイメージをはじめ、業界や社会に対する理解を深めることに役立つと言われています。

しかし、
とにかく「就職活動のためにやるべきこと」として、参加することが目的化してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


本記事は、『何が変わるの? これからのインターンシップ』2023年3月 採用と大学教育の未来に関する産学協議会」の新定義をもとに、インターンシップの志望動機を作成するにあたって押さえておきたい内容を中心に解説します。

目次

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    最新版!インターンシップの新たな定義

    インターンシップのあり方について、大学や企業などからなる産学協議会で話し合われた結果、下記のように定義されました。

    政府が定める現行の就職活動日程ルールに則り、インターンシップにおいて学生は企業の実務を必ず体験すること *1
    『何が変わるの? これからのインターンシップ』2023年3月 採用と大学教育の未来に関する産学協議会」

    なお、これまで行われてきた1dayの企業説明会等については、下記のように分類されることになります。そのため今後は、実務体験を伴うものをインターンシップと呼びます。まずは、この変更点を押さえておきましょう。

    とはいっても、志望動機を作成するにあたっての考え方については同じです。作成するまでに自分自身がどのような志向性や価値観を持ち、どのような事柄を得たいのか?を明確にしておきましょう。

    インターンシップの志望動機を書く前にやっておきたい3つのこと

    「友達から誘われたから」「なんとなく面白そうだから」といった理由で流されるままインターンシップに参加してしまうのは、せっかくのチャンスを棒に振ってしまうことと変わりません。

    ここでは、インターンシップの志望動機を作成する前にやっておきたい3つのことをお伝えします。

    STEP1.インターンシップで得たいことは何かを考える(目的)

    インターンシップへ参加するにあたって、まず考えておきたいのはインターンシップで何を得たいか?という点です。ここを設定しておくことで、参加する際のモチベーションや志望動機の説得力に繋がります。ぜひ下記の例を参考に「自分ならでは」の目的を設定しておきましょう。

    インターンシップへの参加目的例

    ・社会へ出て働くことに慣れる
    ・働くイメージを膨らませる
    ・興味のある業界・職種を見つける
    ・自分にフィットする企業を見つける
    ・必要となるスキルや能力、経験を知る
    ・志望動機のエピソードを詳細化する

    もちろん、これらはあくまで一例です。例えば、「自分に向いていない仕事を知る」「企業の社風や雰囲気を把握する」といった事柄も目的となります。まずは、自分が何を得たいのか考えてみましょう。

    興味のある業界職種やフィットする企業を見つけるうえでは自己分析をしておくことが大事です。

    マサチューセッツ工科大学ビジネススクール名誉教授エドガー・H・シャイン博士による「キャリア・アンカー」の理論を用いた25問の質問から、あなたのキャリアタイプを診断!自己分析の前にサクッとやってみましょう。

    STEP2.インターンシップ形式を知る(手段)

    インターンシップは実際の業務経験を通じて、自分自身の適性や不足しているスキル・能力などを見極めることに役立ちます。参加する企業のインターンシップ内容にもよりますが、具体的な内容として想定されるのは、下記の通りです。

    汎用的能力・専門活用型インターンシップ

    ・業務同行、事業所等で実務を体験
    ・事業・業務説明(座学)
    ・グループワーク(ディスカッション等)
    ・発表会・報告会

    [補足] タイプ4(試行)高度専門型インターンシップについては試行中のため紹介なし

    *2:2022年4月18日公表『産学協働による自律的なキャリア形成の推進 【概要】』P14参照

    上記の他にも、会社に関する説明を聴講できる「オープン・カンパニー」をはじめ、短期間の就業体験や社会貢献活動は「キャリア教育」として今後実施される予定です。ご自身の目的に応じて、参加してみましょう。

    「汎用的能力活用型インターンシップ」については、学部3年・4年ないしは修士1年・2年の春夏冬休みおよび入試休みに実施されますので、ぜひ参加しておきたいところです。採用活動開始後は、インターンシップでの活動内容が選考情報にも活用されることになりますので、しっかり準備しておきましょう。

    また、上記の他にも「オープン・カンパニー」といった業界・企業・仕事について理解できる1dayの説明会や、グループワークや職場見学を想定した「キャリア教育」も実施されます。

    「多くの企業を見たい」「実際の仕事内容を通して働くイメージをつかみたい」など、ご自身の求める内容に応じて、参加しておきましょう。

    STEP3.興味を持ったきっかけを考える(動機)

    参加したいインターンシップのイメージがついてきたら、何故そのインターンシップに興味を持ったのかを考えてみましょう。

    例えば「業界や職種理解を深めたい」という場合であれば、その業界や職種に興味を持つきっかけや動機があるはずです。「大学の授業で勉強して興味を持った」「身近に活躍する人がいたから」など、きっかけとなるエピソードや体験が何なのか整理してみましょう。

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    採用担当者に刺さる!インターンシップの志望動機の考え方

    インターンシップにおいて重要なのは、なぜそのインターンシップをやりたいのか、自身の中で深掘りし、自己分析を行うことです。「どういったスキルが身に付けつけられるのか?」「何を成し遂げたいか?」など、インターンシップに参加することへの期待もまた、志望動機そのものといえるでしょう。

    しかし、「この業界のことをよく知りたい」「この企業の環境を実体験したい」など、自分が参加したい理由を見出だせたとしても、その理由が企業に魅力的に映るとは限りません。「ぜひ参加してほしい」と思わせるためには、志望理由に加え、あなたの熱意を伝えることが必要です。

    ここでポイントとなるのは、応募先企業のどんな点に注目し魅力を感じたのか、また、あなたがなぜその点に着目し、魅力に感じているのかということです。具体的なエピソードや根拠を述べ、企業側にも伝わりやすい志望動機を作成しましょう。

    以下の記事で、「30分で始められる企業研究のやり方」をご紹介しています。インターンシップ生が実際にトライした内容ですので、参考にしつつあなたも企業研究を進めましょう。

    【30分で始められる】就活初心者のインターン生がやってみた!はじめての企業研究!

    【業種別の例文付き】インターンシップにおける志望動機の書き方

    インターンシップの志望動機を伝える際のコツは、まず参加理由(結論)を最初に書くことです。参加理由を簡潔に述べてから、動機やインターンシップで何を得たいのかを書くと分かりやすくなります。志望動機を書く際に気をつけたいポイントは以下の3つとなります。

    • インターンシップへの参加理由
    • この業界へ関心を抱いた動機・PRポイント
    • 企業側に自身が求めている目的

    インターンシップに具体的なプログラムが準備されている場合は、「企業側に自身が求めている目的」の部分でコースを選んだ理由をより深く追求することがポイントです。

    以上3つのポイントを押さえたうえで、インターンシップの業種別に志望動機例文を見ていきましょう。IT、金融、メーカー、商社、広告・出版・マスコミ、サービスといった業種別の例文をはじめ、NG例までご紹介しています。

    IT 

    私は人々の生活を根幹から支えたいという理由から、貴社のインターンを志望します。(理由)

    私はベンチャー企業でエンジニアとして1年間の長期インターンシップを経験しました。そこではIoTの開発をメインにしており、人々の生活を楽にする技術の開発という体験を通して、人々の根幹を支えるIT技術と、その提供過程に興味を持ちました。(動機)

    よって、貴社のインターンシップでは実際にSIへ関わることで、SIに必要な具体的な業務を学び、そして生活をより楽に繋げる技術について学びを得たいと考えております。(目的)

    金融

    金融業界に興味があり、実際にどのような商品をもって顧客課題を解決しているのかを把握したく、参加を希望しております。(理由)

    私は、経済学部で数字データによる分析や経済予測について学んでおります。このような知識を活かし、お客様の生活を豊かにする金融業界で活躍したいと考えております。今回のインターンシップでは、具体的な仕事内容や商品を知り、自分が貢献できることを考えるきっかけとしたいと考えております。(動機)

    今回のインターンシップを通して今の自分に足りない所を知り、社会に出る前の覚悟としたいと思っております。(目的)

    メーカー

    優れた商品を通して多くの方の生活を支えたいと思い、今回商品企画に実際携われるこのインターンシップへ応募いたしました。(理由)

    私は大学時代、姉の影響で学生団体のお手伝いを行っていました。元々「これはなんでこんな風にしたのだろう?」「どうすればより良くなるだろう」と考えることが好きだったため、一つのイベントを作り上げる工程はとてもやりがいがありました。こういった経験や特性を社会に出てからも活かし、多くの方の生活を豊かにしたいと考えております。(動機)

    貴社の商品は身体にも優しく、環境にも配慮されています。この商品が生み出された企業風土を知ることが出来たら幸いです。(目的)

    商社

    今回のインターンシップで実際に活躍される社員の方のお話を伺いたいと思い、応募いたしました。(理由)

    私はジャパンクオリティを世界に届け、日本の魅力を世界に発信する仕事をしたいという想いから商社を志望しております。大学時代に1年間カナダへ留学し、外から日本の魅力を改めて感じるという経験をしました。例えば、日本の車や精密機器などはその一つです。海外では品質の高い製品として取り扱われており、日本人として誇りに感じるとともに、日本を背負って働ける仕事がしたいと考えるようになりました。(動機)

    今回のインターンシップでは実際に働く方のお話を伺い、自分自身の適性や足りないところを把握し、自己成長へと繋げたいと考えております。(目的)

    広告・出版・マスコミ

    貴社のインターンシップを志望しました理由としては、実際に自分が働くイメージをよりリアルに持てるようになりたいと考えたからです。(理由)

    私は、社会課題に対して興味関心がない日本の若者に対して、もっと自分ゴトとして捉えて欲しいと考えております。大学時代は雑誌や大学内の新聞を制作する部活に所属。活動を通して、多くの人に課題定義する発信をするということに非常にやりがいを感じていました。また、実際に自分が書いた記事によって、他人事だったニュースを自分ゴトとして考えるきっかけとなったという感想を頂き、これからも書くことを仕事としたいと考えております。(動機)

    貴社は様々なジャンルのコンテンツを提供しているため、それぞれのやりがいや面白さを知りたいと思います。(目的)

    サービス

    私は人を成長させ、変化を直接起こす事が出来る人材業界に興味があるという理由から、貴社のインターンを志望します。(理由)

    私は現在、100名以上が所属している就職活動の支援団体に属しています。悩みを抱えている学生たちも多く、それぞれが抱えている問題を解決する体験を通じ、人々の就職活動をアシストし、求める環境を提供する人材業界へ興味を持ちました。(動機)

    私は「正しいビジョンを持っていなければ、人を手助けすることはできない」と考えています。貴社のインターンではキャリアコンサルタントについて学べるプログラムも用意されており、それを通して就活を助力するエージェントへの理解度を深め、必要な資質を学び得ることを目指しています。(目的)

    続いて、NG例も押さえておきましょう。

    <NG例>

    「私は日本社会全体に素晴らしい環境を提供したい、社会に貢献したいという理由から、貴社のインターンを希望します。(理由)

    貴社の商品はどれも魅力的で、私自身もよく活用しています。また、業界最大手という事もあり、貴社で働くことが出来ればやりがいを感じることが出来ると考えております。(動機)

    素晴らしい商品をいくつも輩出している一方で、従業員満足度も高く、貴社のような素晴らしい環境でインターンとして何かを学び取ることが出来ればと考えています。(目的)

    「従業員満足度が高い」「業界最大手」「商品が魅力」という要素を志望動機のアピールポイントにしてしまうのは避けましょう。志望動機には客観的な事実ではなく、自分の考えをしっかりと組み込んでいく必要があります。

    • どういった参加理由か
    • なぜそのような動機に至ったのか
    • インターンとして働く目的はなにか

    このようなポイントを満たすためにも、自分が何を望んでいるのかしっかりと意思表示しておきましょう。

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