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就活の面接時間の長短は合否に影響する?一次~最終面接でのポイントも解説

  • 就活ノウハウ
  • 2020.09.01
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就活の面接時間が、自分が予想していた時間と違っていたら不安になるかもしれません。自分が考えていたより長くても短くても、いろいろ理由を考えてしまいます。

そもそも、面接の所要時間は合否に関係するのでしょうか? 今回は、面接時間と合否の関係性について解説していきます。

目次

    選考フェーズごとの面接の平均的な時間はどれくらい?

    就活の面接時間に決まりはなく、企業次第です。また、同じ企業でも、面接担当者・面接対象者によっても変わってきますので、一概に「面接時間はこれくらい」とは言えません。あくまで目安ですが、一般的な傾向を面接の各フェーズ(段階)ごとに見てみましょう。

    一次面接の時間は平均1時間が一般的

    一次面接は、多くの企業で30分から1時間程度となります。面接担当者がエントリーシートの内容を確認しながら質問をし、就活生からの質問を受け、次のフェーズに進ませるか否かを判断するには、この程度の時間は必要だからでしょう。
    ちなみに、一次面接は集団面接が多いです。身だしなみやマナーなど、すぐに見て判断できる内容を見極められます。

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    二次面接の平均的な時間は30分~60分

    一次面接は人事担当者が行い、一次面接を通過して二次面接に進んだ学生の面接は各部門の中堅社員・管理職が担当する企業が多い傾向にあります。面接担当者は将来の配属部署の可能性もある現場の人たちです。

    ほとんどの場合、一次面接よりも突っ込んだ内容の面接になります。時間的には一次面接とあまり大きな違いはないようですが、質問される内容が深くなるため、多くの学生は一次面接より二次面接の方が長いと感じているようです。

    最終面接(役員・社長面接)は企業の価値観次第

    社長・役員による最終確認のための顔合わせという認識で10~20分程度で済ませる企業もあれば、10名近い役員で1時間近くかけて、最終的に内定を出すか否かの確認を行う企業もあります。

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    フェーズごとの面接時間は企業による

    フェーズごとの面接時間は、あくまでも企業の選考に対する考え方次第です。前半が長めで最終に近づくに伴って短めになる企業もあれば、逆の企業もあります。

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    面接の所要時間は合否に関係あるの?

    以上のように、各フェーズの面接の所要時間は、基本的には企業ごとの採用に対する考え方次第です。では、それ以外に面接時間を左右する要因はどんなものがあるのでしょうか?

    面接形式によって時間は変わる

    たとえば、4人1組の集団面接なら、所要時間が一時間でも、一人あたりに換算すれば25分程度です。グループディスカッション(30〜60分が一般的)という形式で、決められた時間内で複数の学生の能力を判断する企業もあります。

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    業界・職種によっても時間は変わる

    実務上の技術・スキルが重要な業界・職種であれば、必要な資格の保有状況の確認や、スキルレベルを確認するテストに時間をかけるでしょう。面接時間に関しての不安を解決するためには、志望する業界・職種の選考状況をよく調べておきましょう。

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    企業規模が大きいと面接回数も多い傾向にある

    企業規模が大きくなると、その分企業内に多くの部署・役職が存在します。当然、就活生の採用判断をする人数も少なくありません。そのため、大企業は面接の回数が多いのが一般的です。

    面接時間が短い場合に考えられる理由

    面接時間が短い場合に考えられる理由を挙げておきます。短いと不安になりがちですが、必ずしもマイナスの理由だけではありません。

    応募人数が多く、1名あたりの面接時間が決まっている

    応募者が多い企業は、限られた時間内に膨大な選考を行わなければいけません。そのため、就活生一人に費やす時間は短めに設定されていることが多いです。

    質問にスムーズに回答・合格と判断

    面接官の質問に対して応募者の回答が要領良くまとまっていた場合、面接が早々に終了することがあります。 また、面接の早いフェーズで合格と判断された場合、必要以上に時間を取らないこともあるでしょう。

    早々に不合格と判断された

    面接開始後の早いフェーズで早々に不合格と判断された場合、面接者は特に会話を弾ませたり質問を行ったりしないので、面接は速やかに終了します。

    以上のように、選考フロー・目的の都合で時間的な制約が設けられ面接時間が短い場合もあれば、面接の内容で面接官が判断して短く切り上げる場合もあります。

    面接時間が長い場合に考えられる理由

    逆に、面接時間が思っていたより長い場合は、どのような理由が考えられるのでしょうか。長いと好反応と考えがちですが、意外にマイナスの理由もあります。

    中小企業は面接時間が長くなる傾向がある

    中小企業の場合、人員が限られているため、新しい従業員が組織に与える影響はどうしても大企業より大きくなりがちです。そのため、その企業の風土に合うか、一緒に会社を大きくしていこう、という気持ちがあるかなどを、じっくり時間をかけてチェックする傾向があります。

    人事担当者が応募者に興味を持っている

    相手に対する興味が高いと会話も弾み、質問も増えますから、自ずと面接時間は長くなる傾向があります。

    合否の判断に迷っている

    面接官の質問に対して、就活生が質問意図とは違う回答をしてしまう場合など、面接官は合否判断のための回答を引き出すために、やり方を変えて再度質問し、その分時間が経過してしまうケースがあります。

    どう判断していいか結論が出ないため、慎重を期すために時間をかけて面接していると考えられます。

    以上のように、面接時間が長引く要因はいくつかあります。基本的な面接は30分~1時間程度で、それ以上は何かしらの理由があると考えた方がいいでしょう。

    まとめ

    就活の面接の所要時間が自分の予想と違っていたら、どんな意味があるのかと不安になるでしょう。しかし実際は、面接の時間と合否は直接関係がありません。面接時間が短い場合も長い場合も、さまざまな理由が考えられます。長いから合格、短いから不合格と判断することは難しいです。

    そのため、所要時間に一喜一憂する必要はありません。面接時間の長短に関わらず、自分の魅力をしっかりアピールできる準備をしておくことが大切です。

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