就活の早期化(※)が進む今、内々定をもらう時期にも大きな個人差が出るようになりました。「周囲が気になり、疲れを感じる」ということもあるのではないでしょうか?
「就活がうまくいかない」「新たに応募する気持ちになれない」と感じ、必ずしも前向きな気持ちになれないまま、就職活動を続けている方もいるかもしれません。そこで本記事では、 よくある原因と今すぐ実践できる対策を紹介します。ぜひ参考にしてください。
※出典:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」
目次
就活がうまくいかない?そう感じるのはあなただけじゃない
近年、大学3年生でインターンシップから選考につながるようになり、エントリーシートや面接対策に追われる人も少なくありません。周囲の内々定獲得を目にすると、焦りや不安を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、就活がうまくいかないと感じているのは、決してあなただけではありません。就活生が似た悩みを抱えながら、試行錯誤を重ねて内々定を勝ち取っています。うまくいかない理由を一つずつ整理し、対策を講じていけば、状況は着実に好転するはずです。
「新たに応募する気持ちになれない」「エントリーシートを一つずつ作る時間がない」という方は、オファー型サービスも活用してみましょう。dodaキャンパスなら、プロフィールを登録するだけで、あなたに魅力を感じた企業から直接スカウトが届きます。1社ずつ応募する手間を減らしながら、効率的に就職活動を進められますよ。
※出典:内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」
就活がうまくいかない人の特徴6選と対策
就活がうまくいかない方には、共通の特徴が存在します。ここでは、就活生に実施したアンケートの結果をもとに、代表的な6つの原因と、その対策を確認していきましょう。「自分に当てはまるものがないか?」という視点で読み進めてみてください。
①自己分析が浅く、強みが伝わっていない
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生317名
自分の強みや価値観が曖昧なまま選考に臨んでしまうと、面接やエントリーシートで説得力のある自己PRができず、採用担当者に好印象を残せません。
dodaキャンパスがサマーインターンシップを終えた就活生を対象に「サマーインターンシップ前にやっておけばよかったこと」を調査した結果、自己分析と答えた就活生が多いことがわかりました。
とはいえ、一人で自己分析を深めるのは、思っている以上に難しいもの。効果的な自己分析の進め方について、詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
改善策
- 過去の経験を徹底的に洗い出す
- 家族や友人などに分析してもらう(他己分析の活用)
- AIや自己分析ツールを使い、強みや価値観を客観的に分析する
②業界・企業研究が足りず、志望動機があいまい
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生317名
業種などの情報だけで表面的な志望動機を作成してしまうと「ほかの企業でも通用する内容」になりやすく、採用担当者の心には響きません。
実際に、大学4年生と修士2年生を対象に「志望動機を作るにあたって最も調べたほうがよいこと」を調査したところ、「他社にない独自性」「求める人物像」と回答した人が多く見られました。
「自分に合う企業を絞って研究を進めたい」という方はdodaキャンパスの企業マッチ診断がおすすめです。数問答えるだけで、あなたに合った業種・企業をサクッと探すことができるので、ぜひご活用ください。
改善策
- 業界全体の構造を理解した上で、個々の企業の特色を掘り下げる
- OB/OG訪問やインターンシップを通して企業のリアルを知る
- 企業ごとの求める人物像を理解し、自分のどの強みがマッチするか考える
なお、企業研究と業界研究の具体的な進め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご参考にしてください。
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③面接でコミュニケーションが取れていない
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生317名
面接を通過できない方は、強みや熱意が伝わっていない可能性があります。緊張のあまり用意した回答を一方的に話してしまい、面接官との会話が成立していないケースも少なくありません。
面接で上手にコミュニケーションを取るためには、一定の「慣れ」が必要です。dodaキャンパスが就活生に「もっとやっておけばよかった面接対策」のアンケートを取ったところ「模擬面接などの実践練習」と回答した人が最も多く、30%を超える結果となりました。頭の中で回答を準備するだけでなく、実際に声に出して練習することで、面接本番での対応力が大きく向上するでしょう。
改善策
- 過去の面接を振り返り、躓いた質問について再考する
- 大学のキャリアセンターや友人に協力を仰ぎ、面接練習を行う
- 練習のフィードバックをもらって改善し、自信がつくまで繰り返す
面接で好印象を残すための具体的な対策や、頻出質問への対応方法について知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
④エントリーシートで自分の強みが伝わっていない
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生317名
エントリーシートや履歴書はあなたと企業が最初に接点を持つ場です。そのため、自己PRや志望動機が浅いと印象に残りづらくなってしまいます。
実際、dodaキャンパスが「サマーインターンシップ前にやっておけばよかったこと」を調査したところ「自己分析の深掘り」と回答した人が最も多く、40%以上にのぼりました。
改善策
- 自己分析を深め、各社へのアピールポイントを明確にする
- 冒頭に結論を書き、具体的なエピソードを添えて説得力を向上させる(数字や具体的な成果があるとさらに説得力UP)
- 大学のキャリアセンターなどを活用してブラッシュアップする
具体的なエントリーシートの書き方や例文については、こちらの記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
⑤志望企業を絞りすぎている
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生239名
人気がある企業や大手に固執してしまうと視野が狭くなってしまいます。これらの企業は競争も激しいため、選考を通過することも簡単ではありません。「どこに行きたいか」だけでなく「何がしたいのか」「どうなりたいのか」という就活の軸を考えることが大切です。
なお、就活の軸に関して大学4年生と修士2年生に行った調査では、軸の検討開始が大学3年生の4月から6月、固まった時期は大学3年の1月から3月という回答が最多となりました。このように、就活を進める中でも自分の価値観は変わっていくものです。最初から企業を固定せず、自己分析や企業研究を進める中で少しずつ絞っていくことをおすすめします。
「就活の軸がわからない…」という方は診断ツールも活用してみましょう。dodaキャンパスの就活軸診断では、5分程度の診断であなたの軸がクリアになります。ぜひご活用ください。
改善策
- 現在志望している企業に対し「なぜその企業なのか」を自問自答し、言語化する
- キャリアビジョンを描き「将来の目標」につながる企業を考える
- BtoB(ビジネス間取引)企業にも視野を広げる
⑥選考の振り返りができていない
失敗は辛いことですが、それも貴重な経験です。落ちた理由の考察が、次の成功につながります。「評価された点」や「課題」を振り返り、次の選考に向けて回答をブラッシュアップしておきましょう。
時間が経つと記憶も薄れてしまうため、面接の翌日までには振り返り結果をまとめておくのがおすすめです。
改善策
- 選考の直後に「良かった点」と「改善すべき点」を必ずメモする
- 上手に答えることができなかった質問を分析し、次に備える
- 不安点を大学のキャリアセンターや周囲の人に相談し、客観的な意見をもらう
- 大学のキャリアセンターや就活エージェント等を活用してフィードバックを得る
「就活がうまくいかない…」そんな時こそ見直したい進め方
就活がうまくいかないと、焦りや不安で気が動転してしまうこともあるでしょう。しかし、不安な気持ちは態度にも出てしまいます。選考に悪影響を与えないためにも、対策方法を知っておきましょう。
一人で抱え込まずに周囲を頼る
就職活動が思うように進まない時は一人で抱え込まず、周囲の力も借りてみてください。 専門家や親しい人に相談することで悩んでいた問題が解決するケースも多く、精神的な負担も軽くなります。相談は決して甘えではなく、よりよい結果につなげるための賢い工夫です。おすすめの相談先を下記に記載します。
- 大学のキャリアセンター:応募書類の添削や模擬面接の練習など、手厚いサポートを受けることができる
- 新卒応援ハローワークなどの公的な就職支援サービス:専門の相談員に就活の悩みを相談できる
- 就職活動を経験した先輩や友人:客観的な視点でアドバイスをもらえる
- 信頼できる家族や知人:心の内を打ち明けるだけで心が軽くなるケースがある
「dodaキャンパス」が運営するdoda新卒エージェントであれば、信頼できる就活のプロが親身になって相談に乗ってくれます。「就活がうまく進まない」「誰かに相談したい」といった時にぜひ利用してみてください。
「応募するのが怖い…」と思ったら、まずは一息ついて考えてみる
何社も不採用が続くと心が折れそうになることがあります。毎日のように就活に追われ、疲れ切ってしまう方も少なくないでしょう。実際、何十社もエントリーシートを提出し、選考を通過できない経験をする就活生も少なくありません。
しかし「自分だけダメなんだ」と思いつめないことが大切です。 どうしても辛い時は、思い切って丸一日就活のことを忘れて過ごしてみるのもよいでしょう。好きな音楽を聴いたり、友人との会話を楽しんだりして心と体をリフレッシュしてください。元気を取り戻せば、自然と「もう一度がんばってみよう」という気持ちになり、前向きに走り出すことができるはずです。
他人と比べず、自分のペースで進める
周囲が内々定を獲得している姿を見て、焦りや劣等感を抱いてしまうのは自然な反応です。しかし、就職活動の進み方や結果が出るタイミングは、志望業種によっても大きく異なります。
友人が早く内々定を獲得したからといって、自分の進め方が間違っているとは限りません。むしろ、じっくりと時間をかけて自己分析を深めた分だけ、納得感のある企業選びにつながる可能性もあります。周囲の状況を気にしすぎず、あなたの目標や価値観を大切にして歩みを進めていきましょう。
【番外編】理系学生が就活をうまく進めるためのコツ
理系学生は、卒業研究などの影響で就活に集中できないケースも少なくありません。理系学生で就職活動がうまくいかないと悩んでいる方は、下記の進め方も参考にしてみてください。
理系職種だけに絞らない
「理系だから理系の職種に就かなくてはいけない」ということはありません。 職種研究を深めることで、意外な文系職種に適性を見出す可能性もあるでしょう。
しかし、理系が文系職種を志望する場合、多くの企業で「なぜこの職種なのか?」と問われます。説得力ある回答ができるよう準備しておきましょう。 選択肢を狭めすぎず、視野を広げてさまざまな可能性にチャレンジしてみてください。
学校推薦も活用する
理系学生の強みは、自分で企業を探して応募する「自由応募」と併せて、大学や教授に寄せられたオファーに応募する「学校推薦」が利用できることです。
学校推薦は、自分の専攻を活かした業界・職種の企業が多く、中には特別な選考ルートが用意されている場合も。ただし、人気がある企業は学内選考や選抜もあり、選ばれるためには優秀な成績が求められます。また、内々定後の辞退は難しいケースが多いため、慎重な判断が必要です。
推薦制度を活用して就活を進めたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。理系学生ならではのスケジュール感や企業選びのポイントについて詳しく解説しています。
就活がうまくいかない原因に気づけば内々定はグッと近づく
就活が思うように進まないと、焦って「とりあえず応募しよう」と考えてしまうこともあるでしょう。しかし、興味のない企業では志望動機が薄くなりやすく、結果的に選考を通過する確率も下がってしまいます。
大切なのは、うまくいかなかった原因を知ること。必要に応じて周囲の力も借りながら、自分のペースで前へ進んでいきましょう。
最後に本記事の内容を簡単にまとめます。
本記事のまとめ
- 就活がうまくいかない方には、「自己分析が浅い」「企業研究不足」などの特徴がある
- 悩んだ時は一人で抱え込まず、周囲に頼ることも大切
- 理系学生は職種の幅を広げたり、学校推薦を活用したりすることで選択肢が広がる
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