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インターンシップのグループワークの内容や評価ポイントとは?

  • インターン
  • 2020.07.02
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「グループワークが苦手」「オンラインの時はどうすればよい?」と思う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、インターンシップのグループワークで与えられるテーマの内容や、評価のポイントをご紹介します。 また、オンライン時に押さえるポイントやグループワークが苦手な人でも事前にできる対策がわかります。

インターンシップに関わらず本選考でも経験する可能性があるグループワーク。今のうちに対策を知っておきましょう。

【目次】


インターンシップで最も多いプログラムはグループワーク

株式会社ディスコの調査によると、2020年卒対象で行われたインターンシップのプログラムは、「グループワーク」「講義・座学」が 8 割近くに上ったという結果がでています。

参考:キャリタス就活 2020 学生モニター調査結果より

まずはグループワークの内容や評価ポイントを知り、企業にアピールできる準備をしましょう。

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グループワークの内容

インターンシップのプログラムで行うグループワークでは、出されるテーマや形式に傾向があります。 ここでは、グループワークの4種類の形式と、それぞれのテーマ例をご紹介します。

作業型

グループ内で協力して何かを作り上げる形式が「作業型」になります。
グループ内で意見を出し合ったり役割分担を行い、最も効率的な方法を限られた時間内で見つけて課題を行う時間も配慮する必要があります。良いアイデアを出す力、協調性、実行力などが評価のポイントになります。

オンラインの場合は、この形式のグループワークは難しいため、以降紹介する型を参考にしてください。

作業型のテーマ例

・50枚の画用紙を使って、10分以内にできるだけ高いタワーを作りなさい
・限られた情報が書いてあるカードを、口頭のみでメンバーに共有し地図を完成させなさい

課題解決型

解決策や正解がない課題に対して、グループで解決策を出して発表する形式が「課題解決型」になります。グループ内で知識や経験から意見を出しあって解決策を議論します。プレゼンの準備やリハーサルもスケジュールにしっかり組み込んでおくことが必要です。
積極的に討論する主体性や状況を正しく把握する能力、情報を分析してまとめる力やプレゼン能力が評価のポイントになります。

課題解決型のテーマ例

・社会人に求められる能力・スキルは何か
・10年後、この業界はどのように変化しているのか

選択型

与えられた選択肢の中からひとつ選び、その選んだ根拠を説明する形式が「選択型」です。 選択型はどれが正解ということはなく、選んだ根拠や理由を論理的に説明することが求められます。グループ内で意見が異なるケースが発生しやすいですが多数決などでなく、グループ内で意見をすり合わせる必要があります。
協調性やディスカッション能力が評価のポイントになります。

選択型のテーマ例

・新しい支社を新設するのに、政令司令都市の中でどこが最も適しているか
・次の8人の内、3人採用するとしたら誰を選ぶか

ビジネス型

実際のビジネスで想定されるテーマが与えられ、アイデアを討論して発表する形式が「ビジネス型」です。 この形式のお題の場合、市場調査など調べながら議論していく必要があるため、役割分担やすり合わせ、進捗の確認など綿密にグループ内で共有する必要があります。
情報収集力や分析力、また協調性やプレゼン能力が評価のポイントになります。

ビジネス型のテーマ例

・就活向けのアプリに取り入れる新しい機能は?
・どこの土地に何の建物を建てれば収益が上がるか?

グループワークの評価ポイント

前項でグループワークの形式ごとの評価ポイントも紹介しましたが、共通していえる評価ポイントは大きく4つあります。

論理的思考力

グループワークで与えられるテーマは、一筋縄ではいかない内容がほとんどです。物事を「なぜ?」と突き詰め、わかりやすく説明するスキルが求められます。「○○だからXX」といった根拠を明確にして相手にわかりやすく説明できることが大切です。

社会で通用する“論理思考力”が就活の武器になる~ロジックツリーの使い方~

コミュニケーション力

グループの中で、どんな役割を担いコミュニケーションをとっているかということも評価のポイントです。リーダー的なポジションとして引っ張っているか、リーダーでなくとも自分の意見を出しながら他の人の意見を引き出したりまとめたりしているかなど、グループ内でのコミュニケーションの仕方が評価のポイントになります。

コミュニケーションの秘訣は「傾聴力」にあり!うまく取り入れるコツや注意すべきポイント

積極性

グループ内で積極的に意見を出し合うことは、課題解決や新たな気づきに発展するでしょう。消極的な態度を取ることはマイナスの評価に繋がります。 また、発言だけでなく難しい課題に対しても積極的に取り組む姿勢も評価のポイントになります。

協調性

グループワークの際は、自分の意見を無理に押し通そうとはせず、他の人の意見にも耳を傾けることも必要です。納得できればそれに同意し、そうでなければ、それがなぜなのか頭の中で整理して相手に伝えられると協調性に繋がるでしょう。

グループワークのスムーズな進め方

グループワークで与えられるテーマについて、必ず時間指定があります。 1日の中で行うものもあれば、数日間で行うものなど様々です。ここでは、そんな期限が決められている中で効率的に進めるやり方をご紹介します。

自己紹介をする

対面での場合、グループディスカッションが始まる前に近くの人同士であいさつを交わすタイミングがあるかと思います。
しかしオンラインの場合、自己紹介の場を設けてもらう機会がないと、自己紹介を行いづらい傾向にあります。 いきなりグループディスカッションのテーマの説明に入るなんてこともあり得るため、30秒くらいの簡単な自己紹介の準備をしておきましょう。

時間配分を行う

グループワークが始まったら、まず時間配分をしましょう。 どの作業にどれだけの時間を割くかスケジュールをグループ内ですり合わせる必要があります。

役割分担をする

次に発表する人や案をまとめる人など、テーマに適した役割分担を行いましょう。
オンラインの場合は進行役(ファシリテーター)を決めると会話がかぶったりせずにスムーズにいくでしょう。

テーマと方向性を確認する

議論する前に方向性を確認しても議論が活発になると方向性がずれてしまうことがあります。そこで議論が活発化している時こそ、その議論の方向性がテーマの解決の方向性と合っているか確認し、合っていないと感じればそれを周知する必要があります。

意見をまとめて選ぶ

ディスカッションで出てきた意見をまとめてどの意見を選ぶかや、どういったテーマ性で発表を行うかなど全員で最後の結論を決めましょう。
オンラインでは、Googleドキュメントなどを共有して、出てきた意見を書き込みそこから選ぶとよいでしょう。 チャットや共有などオンラインならでは仕様を活かした進め方が必要です。

まとめた内容をブラッシュアップする

意見を選んで終わりではありません。より良い結論とするために内容の詳細をつめて根拠をもたせる内容になっているか確認するようにしましょう。

発表の準備をする

誰が発表し、誰が発表資料をまとめるかなど確認し、時間内に準備をしましょう。発表のリハーサルができるくらい余裕をもったスケジュールで進めると良いでしょう。

グループワークが苦手な人でも乗り越えるコツと事前準備

「知らない人とコミュニケーションをとるのは緊張する」「アイデア力がない…」という方もいるのではないでしょうか。 ここではグループワークが苦手な人がまず行うべき4つのことをお伝えします。

アイスブレイクでメンバーのことを知る

相手との距離が近いほど、話しやすくなりグループ内で意見を発しやすくなるでしょう。 早い段階でメンバーの名前と顔を一致させることから始めてみても良いかもしれません。

わからないこと、話の内容についていけないことは確認する

議論を活発化していくと特に話していることについていけなかったり、話の方向性がずれることがあります。
言いづらい、恥ずかしいという気持ちもあるかもしれませんが、素直に確認してみると他のメンバーも同様であったことがわかったり、改めて状況整理できる機会になるかもしれません。

メンバーの意見に対して発言や表情で反応を示す

議論の中で納得なのか、そうでないのかわかるように表情で示すのも1つの方法です。オンラインの場合は特に相手の表情が伝わりづらい傾向にあります。オーバーリアクションと思うくらいリアクションした方がよいと考えられています。

「チームの中でどのように価値を発揮するか」に意識を切り替える

「発言しなければ」「いいアイデアを出さなければ」と自分を示そうとするのではなく、チームにとってどうあるべきかという考えに変えてみましょう。 意識から変えてみると、視点がかわったり最終的にアピールできていたなんてこともあるかもしれません。

グループワークでの自分の役割を認識する

前項の進め方でも紹介しましたが、始めにグループの中で各々の役割を大まかにでも決めると思います。その中で自分の役割をまっとうすることもグループにとって良い影響を与えることに繋がります。

業界知識や時事問題について勉強しておく

与えられるテーマによっては、業界特有の内容にそったものを課される場合があります。 ワーク内で調べる時間もありますが、事前に大まかにでも知っておくと調査時間の短縮や方向性を早くに決めることができます。

セミナーやイベントなどを利用して実践的な練習をする

場数をこなすのも1つの方法です。グループディスカッションのオンラインセミナーなども開催しているものが多いのでぜひ積極的に活用しましょう。

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