「面接には何分前に着けばいいんだろう?」と迷ったことはありませんか?早すぎても遅すぎても印象を左右するため、到着のタイミングは意外と重要です。
この記事では、対面面接とオンライン面接のそれぞれで理想的な到着時間をはじめ、受付の流れや万が一遅刻してしまった場合の対応方法までわかりやすく解説します。
目次
面接は10分前に受付するのがベスト!
まずは対面面接について解説します。ベストな受付時間を把握し、本番に備えましょう。
受付は開始10分前が目安
面接の受付は、開始時刻の10分前がベストです。
「早く着けば好印象では?」と思うかもしれませんが、早すぎる到着はNG。別業務をしている面接担当者に気を遣わせてしまう可能性があります。余裕を持つことは大切ですが、10分以上前の受付は控えるのが社会人マナーです。
高層ビルや複合施設は要注意
面接会場が高層ビル内の場合は注意が必要です。下記の事態も想定し、15分前には建物に到着しておきましょう。
- エレベーターが混雑して搭乗に時間がかかる
- 複数の企業が間借りしており、対象企業の受付が見つからない
特に、会場が自社ビルではない場合「建物到着=現地到着」ではないことを忘れずに。面接直前に焦らないよう、時間にゆとりを持って行動しましょう。
会場への到着時間だけでなく、見直しておきたいのが自己PR。dodaキャンパスのAIを活用すると、あなたの経験をもとにAIが適した自己PRをサクッと生成してくれます。面接前の最終チェック用に、ぜひやってみてくださいね。
【Web・オンライン】Zoomなどに入室する理想の時間
続いてWeb面接の理想的な入室時間を解説します。コロナ禍を経て、今やWeb面接も決して珍しいものではありません。しっかりマナーを把握しておきましょう。
10分前にはアクセスして待機
Web面接では、10分前には接続環境を整えて面接ツールにアクセスし、パソコンの前で待機しましょう。
ただし、参加ボタンを押して入室するのは開始5分前が目安。早すぎる入室は相手に準備を急がせる可能性があるため、控えましょう。
15分前までに事前準備しておく
カメラ映りや音声チェックは15分前までに完了させておきましょう。主なチェックポイントは下記の通りです。
- マイク・スピーカーの音量や背景が乱雑でない画角
- 自宅で実施し、同居人がいれば面接をする旨をリマインド
- スマホはマナーモードか電源オフ
このひと手間で、接続トラブルや慌てるリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
面接までの流れを巻き戻しで紹介!××分前にこれをしよう!

時間管理は面接の成功に直結するため、何分前に何をするのか、スケジュールを明確にしておくことが重要です。巻き戻しでやっておきたい事柄を見てみましょう。
20分〜25前:最寄駅に到着
面接開始時刻の20分〜25分前には、面接会場の最寄り駅に到着することが望ましいと言えます。15分前には面接を実施する建物に着くように調整しましょう。
公共交通機関の遅延や道に迷う可能性も考慮し、余裕を持ってスケジュールを立てることが重要です。特に地図アプリの使用に不慣れな方や、地方からの訪問者で土地に馴染みがない場合は、さらに時間に余裕を持って行動しましょう。
15分前:現地へ到着、トイレなどで身だしなみを整える
面接開始の15分前には、面接会場がある建物に到着しておくと安心です。特に高層ビルに面接会場がある場合、エレベーターの待ち時間や建物内で迷ってしまうことを考慮する必要があります。早めに到着して、受付の場所を把握し、余裕を持って動くことが重要です。
また、面接前には近くのトイレで身だしなみを整えることも忘れないように。服装の乱れがないか、髪型が崩れていないかなど、最終確認を行い、落ち着いて面接に臨める状態を整えましょう。
10分前:受付完了
10分前を切ったら受付をしましょう。ここからは、面接の評価は既に始まっていると考え、待ち時間も適切な態度を保つことがとても大切です。
スマートフォンの操作や書類の確認などは避け、静かに姿勢良く待ちましょう。社員とすれ違った際には、軽く会釈や挨拶を交わし礼儀正しさを示すことで、ポジティブな印象につながるでしょう。
【例文付き】受付での好印象な伝え方
面接の受付では、予定通りの時間に到着した場合と、そうでない場合で伝え方のポイントが異なります。状況に応じて適切に行動できるよう、しっかり押さえておきましょう。
予定通り到着した場合
「お世話になっております。新卒採用面接のため伺いました、就活 太郎と申します。XX時から人事部の〇〇様とお約束をしております。お手数ですが、お取り次ぎをお願いできますでしょうか。」
面接の予定時刻10分前に受付を済ませる場合は、受付の方に就活の面接に来たことを伝えましょう。自分が誰なのか、目的は何かをはっきりと伝えることが大切です。受付が無人の場合は、事前に採用担当者からメールなどで利用方法について連絡が来ていないか確認しましょう。
15分前に着いてしまった場合
「お世話になっております。新卒採用面接のため伺いました、就活 太郎と申します。XX時から人事部の〇〇様とお約束をしております。早めに到着してしまって恐縮ですが、お取り次ぎをお願いできますでしょうか。」
予定よりも早く到着してしまった際には、受付での一言が大切です。到着が早かったことを丁寧に伝えることで、配慮を示すことができます。「早めに到着してしまい恐縮ですが」などの言葉を加えることで、礼儀正しさをアピールできるでしょう。
受付がない、見つからない場合
「お仕事中に恐れ入ります。新卒採用面接のため伺いました、就活 太郎と申します。XX時から人事部の〇〇様とお約束をしております。お手数ですが、お取り次ぎをお願いできますでしょうか。」
受付が見つからない場合、建物を利用する社員の方や警備員などに声をかけましょう。声をかける相手が見つからない場合は、採用担当者や企業の総合受付へ電話をかけて状況を伝えるのも一つの手です。焦らず柔軟に対応しましょう。
【例文付き】面接に遅刻しそう、遅刻した時の正しい対応マナーと信頼回復のポイント
自分の意思で避けられない遅延やトラブル。そんな時こそ迅速かつ丁寧な対応が信頼回復につながります。
電話連絡のタイミングと伝え方
少しでも遅れる可能性があれば、すぐ採用担当者へ電話してください。番号がわからない場合は企業の総合受付に電話しましょう。
- 「お世話になっております。本日XX時に新卒採用面接を予定しております、就活 太郎と申します。人事部の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。」
- 「お世話になっております。本日XX時に新卒採用面接の予定をしている、就活 太郎です。電車が遅延し、到着が遅れそうです。大変申し訳ございません。」
遅刻が確定した時だけでなく、間に合うか曖昧な場合も正直に伝えることが、社会人としての信頼につながるでしょう。
日程変更・辞退する時のマナー
自己都合で日程変更や辞退を申し出る場合は、わかった時点ですぐに連絡するのがマナーです。前日までに伝えるのが基本ですが、早ければ早いほど誠意が伝わります。
日程変更する時のポイント
- 事情を正直に伝える
- 場合によっては伝え方を工夫する
例:「体調不良」「大学の必修試験」などはそのまま伝えるが、「他社の選考と重なった」場合は「やむを得ない事情で」と伝える
辞退する時のポイント
- まず氏名と面接日時を伝え、その後辞退の意向を丁寧に話す
- 理由を述べる必要はないが、聞かれた際に答えられる準備をしておくと安心
なお、電話で直接連絡するのが望ましいですが、やむを得ない場合はメールで伝えても問題ありません。
遅刻後の謝罪と印象回復のポイント
遅刻して会場へ到着したら、必ず面接担当者へ直接謝罪しましょう。事前に電話でお詫びをしていても、対面で改めて伝えることが肝心です。遅刻が原因で日程変更になった場合も同様です。
- (遅刻連絡後、現地に到着した時の例)
「遅くなり大変申し訳ございません。本日はよろしくお願いいたします。」
事前準備が肝心!遅刻しないための3つのチェックポイント
当日の遅刻を防ぐには、前日までの事前準備がカギ。
持ち物や服装、交通手段を事前に確認しておきましょう。
1)持ち物や服装
履歴書や必要書類は、2~3日前に必ずチェック。
ギリギリになって準備を始めると、書類の書き間違いや忘れ物につながり、遅刻の原因にもなります。
服装も同様に事前確認が必須です。指定されていることもあるため、当日になって「着ていく服がない……」とならないよう、チェックしておきましょう。
2)交通機関や出口
電車を利用する場合、どの出口から出るべきか必ず確認しておきましょう。
特に大きな駅では、出口を間違えると到着時間が倍になることも……。
最寄り駅が東京駅や大阪駅のように複雑な場合、企業のホームページ等で最適な出口を把握しておくことが重要です。
3)現地までの道順
会場が初めて訪れる場所なら、前日までにルートを確認しておくと安心です。
下見ができればベストですが、難しい場合は地図アプリでシミュレーションを行いましょう。
アプリは通信状況に左右されるため、目印となる建物やコンビニを押さえておく他、地図のスクリーンショットを保存しておくこともオススメです。
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面接の到着時間に関するよくある質問
ここでは面接の到着時間に関するよくある質問に回答します。
まだ疑問が残っている方は最後まで読んで解決しておきましょう。
Q.15分前〜30分前に到着するのは早すぎる?
到着自体は30分前でも問題ありません。
ただし、受付は面接の10分前が適切です。
会場に早めに着いた場合は、建物の外や近くのカフェなどで時間を調整しましょう。
Q.面接に早く着きすぎるのは良くない?
直接、不合格の理由にはならないでしょう。
とはいえ、担当者は面接直前まで他業務に追われていることも多く、極端に早く来られるとマイナスの印象となる場合があります。
配慮ある行動として、受付は10分前を心がけましょう。
面接に関するよくある疑問
ここまでご覧いただき面接に何分前にくるべきか、遅刻した際の対処方法などは理解できたでしょう。以下ではそれらに加えて面接に関するよくある疑問を解消します。
Zoomなどのオンライン面接は何分前に入室?
Zoomのようなオンライン面接の場合、面接の3分ほど前に入室しましょう。時間丁度に入室するのも悪くありませんが、接続トラブルなどもあるため少し前の入室が適切です。
また、早すぎると面接官が入室するまで時間があり緊張感が緩んでしまうため、良くありません。Zoomでの待機時間も対面での受付後の待ち時間同様に、選考が始まっているという気持ちで臨みましょう。
15分前〜30分前に到着するのは早すぎる?
面接のために15分前や30分前に会場に到着するのは一般的に問題ありませんが、実際に受付をするのは面接時刻の10分前が適切です。早く到着しても、面接会場内で長時間待つのは避け、近くで時間を潰してから受付に向かうのが良いでしょう。
面接に早く着きすぎると落ちる?
面接に早く着きすぎたからといって、選考に落とされることはないでしょう。ただし、マイナス評価につながることはあります。基本的には面接担当者は、面接開始時刻まで通常業務や他の候補者の面接をしています。そのため、あまりに早く到着すると対応が必要になり迷惑となる可能性も。ビジネスマンとして10分前に受付することを心がけましょう。
まとめ|面接当日は“10分前行動”が基本!
面接は第一印象が大切です。
早すぎず遅すぎない“10分前行動”を意識し、落ち着いた状態で臨みましょう。
事前準備や時間管理を徹底すれば、面接本番にも余裕が生まれます。
また、企業研究や自己分析がしっかりできていれば、面接での受け答えにも自信が持てます。
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