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【就活/新卒向け】履歴書の学歴はいつから? 書き方を解説<早見表付き>

  • 就活ノウハウ
  • 2020.01.06

就職活動で企業に提出する履歴書は、間違いがないように正しく書く必要があります。しかし、履歴書には項目が多くあるため、しっかりと書き方を学んでおかなければミスが生じます。

履歴書のなかでも書き方を迷ってしまう項目が「学歴」ではないでしょうか。学歴は、採用担当者にとって学生がどんな勉強をしてきたか、得意分野はなにか、を知る基本情報になるので、非常に重要な項目です。

この記事では、学歴を中学卒業から記載すること、年月は和暦・西暦のどちらかで統一すること、転校・転入・留学といった複数のケースでどのように記入するのかなど、正しい書き方を解説します。年号・西暦早見表も参考にしながら、学歴欄の記述方法について、ルールやマナーを把握しましょう!

【目次】


履歴書の選び方

学歴などの項目を記入する前に選んだ履歴書が適切か確認しましょう。

履歴書にはさまざまな種類がありますが、企業からの指定がない場合は何を使っても問題ありません。最も一般的で、店頭でも見かけることが多いのはJIS規格の履歴書です。ただし、JIS規格の履歴書には自己PR欄が小さいという特徴があります。そのため、個性をアピールしたいときは新卒用の自己PR欄が大きい履歴書を選ぶと良いでしょう。

新卒用の履歴書は仕様がメーカーによって異なり、含まれている項目や欄の大きさが統一されていません。自分がアピールしたいポイントを考え、表現しやすい履歴書を選ぶように心がけましょう。例えば、クラブ活動についてのエピソードが何もないときは、クラブ活動について記載する欄が設けられている履歴書は好ましくありません。

履歴書の一般的な記入項目

履歴書の一般的な記入項目としては、まず「基本情報」が挙げられます。「基本情報」の欄では、日付・住所・氏名・連絡先などを記入し、就活用の写真を貼ります。

次に続くのが、「学歴・職歴」です。次項以降で書き方について紹介します。

「免許・資格」では持っている免許や資格の正式名称を記入し、取得した年月も書いておくのが一般的です。なお、「趣味・特技」と「免許・資格」は1つの欄にまとめられている場合があります。

最後の「趣味・特技」「自己PR」「志望動機」も新卒用の履歴書では一般的な項目です。履歴書の種類によっては「ゼミナールの研究課題」の欄があり、大学での研究のテーマやその成果について書きます。大きな場所が割かれていることの多い「自己PR」では、企業に向けて特にアピールしたいことを書きこみましょう。「志望動機」は、なぜその企業を志望しているのかという理由を記入する欄です。なお、履歴書によっては「本人希望記入欄」が設けられている場合もあります。

履歴書に学歴を記入する理由

履歴書になぜ学歴を記入するのでしょうか。企業側が履歴書を見て、学生が「ふさわしい人材かどうか」を見極めます。そのため学歴欄も判断材料になります。学歴欄がどのように見られているか、2つのポイントに分けて紹介します。

どのような環境で教育を受け、何を専攻していたのか

採用担当者は、毎年多くの学生を見てきているので、私たちが想像している以上に多くの情報を入手して、判断材料にします。大学や、さらには学部や学科、専攻、高校や中学までチェックして、企業にふさわしい人材かどうかを見極めます。

たとえば、文系理系を毎年バランスよく採用している企業と、理系を多く採用している企業では、学歴から受ける印象は異なるでしょう。

正しく学歴を記入できているか

もう1点は、「正しく記入できているか」です。初歩的なことではありますが、「記入方法を知らずに書いてしまう」「入学年度・卒業年度を間違ってしまう」などのケアレスミスがあると、企業も正しい情報を判断しにくいため、マイナスイメージを与えてしまいます。

履歴書の学歴は「いつから」「どこまで」書くのが正しい?

新卒の場合は義務教育の卒業時、中学校卒業から書くのが一般的です。余談ですが転職の場合は高校入学時から記入するため、混ざって覚えないようにしましょう。

時系列で書く場合は、下記が一般的な例となります。

大学生の場合の記述例

平成○○年3月 東京都立○○中学校 卒業
平成○○年4月 東京都立○○高等学校 普通科 入学
平成○○年3月 東京都立○○高等学校 普通科 卒業
平成○○年4月 ○○大学□□学部△△学科 入学
令和○○年3月 ○○大学□□学部△△学科 卒業見込み

大学院生の場合の記述例

平成○○年4月 ○○大学院修士(博士)課程入学
令和○○年3月 ○○大学院修士(博士)課程修了見込み

学校名は正式名称で学部・学科まで記入する

学校名は、省略せずに必ず正式名称で記述します。「高校」ではなく「高等学校」と正式に記述することも忘れないようにしてください。また学校名だけではなく、学部・学科・専攻も必ず記入しましょう。学校名は間違いがないように書く前にホームページで確認するのがおすすめです。大学院に入学した場合は、修士課程・博士課程まで記述します。

また、私立の中学校や高校を入学・卒業した場合は、他の学校名と混同しないために学校名の前に「私立」をつけましょう。ただし、大学や大学院、専門学校の場合は私立と公立を分けなくてよいので記載する必要はありません。公立の学校を出た場合には、「公立」と記載するのではなく「〇〇県立」や「〇〇市立」のように、都道府県名や市区町村を書くようにしましょう。

加えて、まだ卒業・修了していない学歴を記載する際には、「卒業見込み」「修了見込み」と記載します。この時、「卒業予定」「修了予定」とは書かないようにしてください。「見込」などの誤字脱字に気をつけ、「見込み」と最後までしっかり書くようにしましょう。

各種学校は学歴には入れない

大学入学前に通っていた予備校や語学や資格取得のために通っていた在学中のダブルスクールは、一般的には学歴に認められない「各種学校」にあたるため、記述しません。

しかし、在学中に各種学校で学んだ経験(予備校以外)は、アピールになりますので、学歴ではなく資格や自己PR欄に記述するとよいでしょう。

◎ダブルスクールでスキルを身につけ、未来を切り開こう!大学生が知っておくべきメリット・デメリット

履歴書の学歴欄の正しい書き方

では、次に履歴書の学歴欄の正しい書き方を図例とともに解説します。

①中央に「学歴」と記入する

「学歴・職歴」の1行目の中央に「学歴」と記入しましょう。

②年月は和暦・西暦のどちらかで統一する

図例では和暦を使用していますが、西暦を使用しても構いません。しかし、注意すべきは学歴欄だけではなく履歴書全体で和暦・西暦を統一して記入することです。とくに「年月」はもっとも間違いが起きやすい箇所になるので、記入の際は後述する「年号・西暦早見表」を参考にしましょう。

③中央に「職歴」と記入する

学歴を時系列に記入した後は、1行空けて「職歴」と書きます。履歴書では各種学校と同様にアルバイトの経験は職歴と認められません。そのため一般的な学生の場合は「なし」と記入しましょう(正社員で働いた経験のある方は記入)。

④最後に「以上」と記入する

学歴と職歴をすべて記入したら、1行空けて右端に「以上」と書きます。採用担当者に「ここで終わりです」と伝える意味があります。必ず記入しましょう。

留学や休学などの場合、学歴はどう書く?パターン別記述例

中高一貫校の例、転校・転入・編入の例、留学など、これまで紹介してきた例には当てはまらないケースもあります。それぞれのケースを記述例とともに紹介します。

留学の記述例

1年以上留学をしている場合は学歴欄に記入しますが、1年未満の「語学留学」や「交換留学」の場合は、学歴に記入しないのが一般的です。短期留学の経験は、自己PR欄でアピールするようにしましょう。

留学の記述例

平成○○年4月 ○○大学□□学部△△学科 入学
平成○○年×月から平成○○年●月まで ◆◆国○○大学△△学部■■学科に留学
令和○○年3月 ○○大学□□学部△△学科 卒業見込み

このように留学をした期間を「平成○○年×月から平成○○年●月まで」と記述します。さらに学校名の前に留学先の国名を書くようにしましょう。学校名は、正式表記でも問題ないですが、採用担当者にわかりやすい日本語表記がいいでしょう。

休学・中途退学の記述例

何かしらの事情で休学や中途退学してしまったケースを説明します。

休学の記述例

平成○○年4月 ○○大学□□学部△△学科 入学
平成○○年×月 ○○大学□□学部△△学科 休学        病気療養のため●年休学。現在は完治。
令和○○年3月 ○○大学□□学部△△学科 卒業見込み

休学の場合は、「○○大学□□学部△△学科 休学」と記述し、その1行下に簡潔に休学した理由を明記しましょう。病気が理由で休学した場合は、「現在は完治」など就業に問題がないことをアピールすることが大切です。ネガティブな理由ではない限り、理由は素直に記述した方がよいでしょう。

中途退学の記述例

平成○○年4月 ○○大学□□学部△△学科 入学
平成○○年×月 ○○大学□□学部△△学科 中途退学        家庭の経済的事情により中途退学

「退学」や「中退」ではなく、「中途退学」と記述しましょう。中途退学の書き方も基本的には休学と同様です。やむを得ない事情の退学の場合は、正直に書いた方が印象はよくなります。ネガティブな理由の場合は、書かない方が無難でしょう。またその後、別の学校に入学した場合は、「○○大学□□学部△△学科 入学」と記述します。

浪人・留年をした場合

浪人や留年をした場合は、学歴欄に記述する必要はありません。入学年と卒業年を正しく記述していれば採用担当者には伝わります。

転校・転入・編入・転部の記述例

転校・転入・編入・転部などがあった場合の記述例を紹介します。注意したいのは、「転校」「転入」は略式表現で、どちらも正式名称は「転入学」となります。同様に高校や大学で専攻を変更、転部をした場合は、「編入学」が正式名称となります。記述例を見てみましょう。

転入学の記述例

平成○○年3月 東京都立○○中学校 卒業
平成○○年4月 東京都立○○高等学校 普通科 入学
平成○○年×月 横浜市立○○高等学校 普通科 転入学
平成○○年3月 横浜市立○○高等学校 普通科 卒業

上記のように転校前の学校名の1行下に、転校した年月とともに「○○高等学校 普通科 転入学」と記述します。

編入学の記述例

平成○○年4月 ○○大学□□学部△△学科 入学
平成○○年×月 ○○大学△△学部■■学科 編入学
令和○○年3月 ○○大学△△学部■■学科 卒業見込み

転入学のケースと同様に、変更前の学部・学科の1行下に「○○大学△△学部■■学科 編入学」と記述します。

中高一貫校の記述例

中高一貫校に通っていた場合、記述方法は2つあります。

中高一貫校の記述例①

平成○○年3月 私立○○中学校卒業
平成○○年4月 私立○○高等学校入学
平成○○年3月 私立○○高等学校卒業

中高一貫校の記述例②

平成○○年3月 私立○○中等教育学校 前期課程 修了
平成○○年4月 私立○○中等教育学校 後期課程 入学
平成○○年3月 私立○○中等教育学校 後期課程 修了

①は中学と高等学校に分けて書く方法です。②は、中学の3年間を前期課程、高校の3年間を後期課程とし、正式名称で「中等教育学校」と表記します。どちらの書き方でも問題ありませんが、①の方が一般的とされています。

入学年と卒業年は? 年号・西暦早見表を参考に記入しよう

歴の入学年、卒業年は、履歴書でも間違いやすい項目です。下記に和暦と西暦の2つのタイプの年号・西暦早見表を用意しました。こちらを参考にしながら、記入することをおすすめします。浪人や留年をされている方は、適宜ずらして書く必要があるので、注意してください。

和暦の入学年・卒業年早見表

和暦の入学年・卒業年早見表

西暦の入学年・卒業年早見表

西暦の入学年・卒業年早見表

学歴以外の項目の正しい書き方

学歴の詳しい書き方を知ったところで、他の項目の書き方についても押さえておきましょう。ここからは、その他6項目の正しい書き方を紹介していきます。

基本情報

履歴書に貼る写真の裏には、剥がれたときに誰のものかわかるように、氏名と学校名を記入しておきます。また、履歴書を書き損じることもあるので、写真は最後に貼るのがおすすめです。日付の部分には、郵送の場合は投函する日の、手渡しする場合は当日の日付を記入するのが一般的です。メールアドレスの欄には、企業からファイルが送られてくる場合などを考え、PCのメールアドレスを書いておくと良いでしょう。
なお、履歴書に押印箇所があれば、記入を始める前にすべて押印しておくことをおすすめします。そうすることで、押印を忘れたり、押印に失敗したときにすべて書き直したりする事態を防ぐことができます。

趣味・特技

「趣味・特技」の欄は自己PRの一環だと考えて書くことが大切です。面接で話が膨らむこともあるので、記入した趣味・特技に関するエピソードも用意しておくと良いでしょう。また、採用担当者の印象に残るように、オリジナリティのある内容にすると効果的です。なお、ギャンブルなどに関する内容は、人によってはネガティブな印象を受けることもあるので避けるのが無難です。

免許・資格

「免許・資格」の欄では、自動車免許のような一般的な資格だけでなく、仕事と関係があるようなら民間の資格についても記入するのがおすすめです。反対に、仕事と何の関係もない資格は書かないほうが賢明でしょう。
また、「英検3級」のように評価されるとは考えにくい資格は、持っていても書かないほうが良いです。その他、取得を目指している勉強中の資格について記載しておくと、1つのアピールポイントになるでしょう。

ゼミの研究課題

「ゼミの研究課題」の欄では、その研究テーマを選んだ理由や、その研究結果などについて記入します。研究を通して得た経験が、志望する企業で働く中でどのように活かせるのかを想像しながら書くと良いでしょう。

自己PR

採用担当者に最も伝えたいアピールポイントを記入するのが「自己PR」の欄です。自分の長所を活かして何かを達成した経験などがあれば、積極的に自己PRへ取り入れましょう。自己PRを書くときのポイントは、記入するエピソードは1つか2つに絞るということです。エピソードを盛り込み過ぎると、本当に伝えたい部分がぼやけてしまう恐れがあるので注意してください。また、自己PRでアピールする経験が仕事にどう活かせるのかという観点も忘れないようにしましょう。

志望動機

採用担当者は、短期間に何百枚、何千枚という履歴書を読んでいます。その中で自分という人材に注目してもらうためには、「志望動機」を個性の感じられる内容にすることが大切です。「貴社の理念に魅力を感じた」などのありきたりな内容ではなく、オリジナリティのある志望動機を工夫しましょう。志望動機の内容が濃ければ、志望度の高さを評価してもらえる可能性も上がるはずです。「志望動機」を通じて、自分がその企業にマッチする人材であることをアピールすると良いでしょう。

履歴書を郵送するときのポイント

履歴書を郵送するときは、封筒の書き方などの基本的なマナーに注意する必要があります。まず、外見で悪い印象を持たれないように、封筒は手書きで丁寧に書くようにしましょう。

封筒に記入するときのポイントは、住所や会社名などを省略しないということです。封筒表面の左下には、内容物が一目でわかるように「履歴書在中」と赤字で大きく書いておきましょう。なお、採用担当者の名前を知らない、部署名しかわからないという場合は、部署名の下に「様」ではなく「御中」と書きます。

履歴書を入れる封筒は、白無地の「角型2号」を用意するのが一般的です。封筒に何が入っているのかを説明するための添え状も忘れてはいけません。履歴書とその他の必要書類を用意したら、すべてクリアファイルに挟んだうえで封筒に入れます。
実際に郵送するときは、ポストに投函すると料金が足りないなどの理由で悪い印象を与える恐れがあります。少々面倒でも、郵便局の窓口まで行って手続きするのが無難な方法でしょう。

【実例つき!】エントリーシート・履歴書の郵送ってどうやるの?覚えておきたい封筒の書き方

履歴書の正しい書き方をマスターしよう!

履歴書の学歴欄の正しい書き方を解説しました。学歴欄で大きなアピールはできませんが、ミスがあるとマイナスイメージとなります。

学歴欄は、正式名称で書く、入学年・卒業年を間違いないようにする、など基本的なことを押さえておけばミスを防げます。

しっかり正しい書き方をマスターして、読みやすい履歴書を作成しましょう!

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