インターンシップへの参加を検討するも、「どうすればいいかわからない」と最初の段階でつまずいている人も多いはず。折角の機会であるからこそ、その後の就活にもつなげられるきっかけにしたいことでしょう。
今回はそんなあなたに向けて、インターンシップの選び方と探し方をご紹介します。
インターンシップの種類

“インターンシップ”といっても、開催日数や内容でさまざまな種類に分けられます。まずは、期間によって異なる2種類のインターンシップを見てみましょう。
短期インターンシップ
半日で終わるものから、3日〜数週間で実施されるインターンシップのことを指します。短期インターンシップはオフィス見学や業務内容の紹介、先輩社員の座談会など企業の認知拡大のために行われるケースも多くあります。インターンシップ用のプログラムが用意されていることが多いため、基本的に企業の事業には直接関わることができません。しかし、実際の企業に足を運ぶことで、実際に働く自分をイメージしたり、職場の雰囲気を感じ取ったりすることができるでしょう。気になる企業があれば、積極的に参加してみるのがおすすめです。
また、dodaキャンパスでは2019年3月18日に新機能【インターンバイト】がリリース予定。
自分の興味や学んできたことにマッチした長期インターンシップを探すことができます。もちろん有給のインターンシップ、かつ1、2年生からでも参加できるものがたくさん。くわしくは以下の記事を参考にしてみてください。
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長期インターンシップ
長期のインターンシップは、数ヶ月にわたって社員の方々とともに働きます。また、給与が発生するケースも多くあります。
短期との違いは期間の長さや給与の発生だけではありません。長期タイプのインターンシップでは、インターンシップ用にプログラムが組まれておらず、仕事の現場感を肌で感じながら、会社の事業内容に深く関わることができます。プロジェクトへの参加や営業活動など、入社後とほぼ変わらない業務を任されるため、責任もあります。その反面、貴重な経験を得られるほか、インターンでの働きをもとに内々定をいただけるケースも少なくありません。
インターンシップの探し方

それでは、実際にどうやってインターンシップ先を探せば良いのでしょうか。ここでは具体的な方法をご紹介します。
求人情報サイト・アプリ
まずは、求人情報サイト・アプリに登録しましょう。媒体によって認知度の高い企業を多く掲載しているもの、ベンチャー企業を中心としているものなど、特徴はさまざま。業種・企業規模・事業内容・その他フリーワードで企業を検索できるため、具体的な業界や企業が決まっていない人にも発見があるかもしれません。
しかし、時期によってはインターンシップの募集が終了している可能性もあるため、注意しましょう。
企業ホームページ
求人情報サイトやアプリには、インターンシップの情報を掲載していない企業もあります。そんなときは、企業のホームページをチェックしてみましょう。インターンシップ専用のページや応募フォームが用意されているかもしれません。また、インターンシップ用の特別なページやフォームがなく、問い合わせフォームから申し込む形式もあります。
その他、企業へと直接インターンシップを希望している旨を連絡する方法も有効です。やる気やポテンシャルをアピールすれば、前向きに検討していただけるかもしれません。
合同説明会
インターンシップに向けた合同説明会が開催されるときは、参加してみるのも良いでしょう。インターネットでは手に入らない情報が手に入るほか、今まで知らなかった企業と出会いにつながります。合同説明会に参加するうえでのポイントは以下の記事に詳しく書いているので、参考にしてみてください。
内定に近づける、合同説明会の歩き方。合説の疑問あれこれに答えます
ダイレクトリクルーティング
自分から“探す”方法とは少し異なりますが、オファー型の求人サービスであるダイレクトリクルーティングを利用する方法も有効です。サービスに登録すれば、企業側からインターンシップの参加に関するオファーが届きます。
新卒に“ダイレクトリクルーティング”の波! 採用の潮流となっているオファー型採用とは?
オファーは自分が希望する業界だけでなく、それまで検討していなかった業界からも届くかもしれません。そんな企業のインターンシップに参加すれば、「意外と自分に合ってるかもしれない」、「この業界もおもしろいな」と自分の視点が広がるきっかけになることでしょう。dodaキャンパスも、ダイレクトリクルーティング型の就活サービスを提供しています。大手企業や優良企業をはじめ4,000社以上の企業が参加しているので、ぜひ登録してみてください。
インターンシップの選び方

インターンシップに参加する際には、そのような業界・企業を選ぶのかも重要です。では、どんな視点でインターンシップを選べばいいのでしょうか。
業界で選ぶ
漠然としていても、行きたい業界が決まっている方はこの方法でインターンシップを選んでみましょう。注意したいポイントとしては、こだわりすぎないこと。「自分はこの業界・企業しか行きたくない」と固執してしまうと、自分の視野を狭めてしまいます。
職種で選ぶ
「営業の仕事をやりたい」、「エンジニアに興味がある」といった方は、職種でインターンシップを選ぶのがおすすめです。「営業」といっても業界や企業によっては新規開拓営業、ルート営業など細かく分かれています。インターンシップに参加することで自分のやりたい職種が明確になるので、職種を軸にしてみてもいいでしょう。
インターンシップの内容で選ぶ
プログラムの内容でインターンシップを選ぶ方法もあります。たとえば大手電気通信事業会社・ソフトバンク株式会社は2018年に「TURE-TECH in JAPAN」と「TURE-TECH in GLOBAL」という二種類のインターンシップを開催しました。前者は地域の過疎化、介護サービスの需要増加などの日本国内の課題をICT(Information and Communication Technology/情報通信技術)で解決するプログラム、後者は海外に赴き、ICTで様々な課題を解決するプログラムです。このように、ユニークなプログラムを展開している企業が他にもたくさんあります。興味を持った方はぜひ調べてみてください。
インターンシップに積極的に参加しよう

インターンシップに参加する学生は、年々増加傾向にあります。それだけ、後の就職活動に活かせるチャンスやスキル、経験を得ようと考えているのでしょう。
しかし忘れてはならないのは、「インターンシップに参加することが最終目的ではないこと」です。自分の適性を見極める、業界研究のきっかけにするなど、明確な目標をもとに、インターンシップを探し、参加してみましょう。
インターンの中でも、長期インターンシップに参加してみようかなと思った方は、dodaキャンパスの「インターンバイト」で自分に合った長期有給インターンを探してみてくださいね。