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内定に近づける、合同説明会の歩き方。合説の疑問あれこれに答えます

  • 業界・企業研究
  • 2019.01.18
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就職活動のひとつのステップとしてあるのが合同説明会。さまざまな業界の企業が集まり、就職活動をする学生たちに向けて説明会を開くものです。

「開催地が遠いし、行くのは面倒だな……」 「人混みにわざわざいくより、インターネットで調べるだけで良くない?」

そう考えている学生も多いでしょう。確かに、合同説明会は開催地が遠く、行く必要があるのかと悩む学生がいるのも理解できます。

事実、多くの企業が集まっているので、しっかりと目的を持って合同説明会に参加しなければ実りのある結果に結びつけることはできず、ただ参加しただけで終わってしまいます。この記事では、内定をゲットするためにも、しっかりと合同説明会について学び、どのように参加するか計画を立てていきましょう。

合同説明会って?

合同説明会とひと言でいってもいろいろな形の合同説明会があります。リクナビやマイナビなど就職情報サイトが主催している合同説明会では、業界関係なくいろいろな企業が集まっています。また、業界団体などが主催しておこなわれる合同説明会では、ある業界の多くの企業が参加しています。規模についても、数十人単位でおこなう合同説明会があれば、数万人もの就活生が集まる大規模な合同説明会まで千差万別。

会場内ではいくつかブースがあり、就活生は興味のある企業の説明会を聞く、というのが基本的な合同説明会の流れです。説明会の内容は企業ごとに異なり、事業内容の説明や座談会、グループワークなどさまざま。会場の入り口でもらえるパンフレットや、ホームページで公開されているタイムテーブルを見て、説明を受けにいく企業を選びましょう。

何のために合同説明会にいくのか、具体的で明確な目的を持っていれば、より有意義なものにすることができるのではないでしょうか。

本当に行ったほうが良い?合同説明会のメリットとは?

合同説明会に参加しなければ就職活動ができないということではありません。それでは、合同説明会に参加するメリットとは何でしょうか。参加するメリットを3つ解説します。

①今まで知らなかった企業と出会える!

合同説明会に参加する最大のメリットは、今まで知らなかった企業や志望先として考えていなかった企業と出会えること。多くの企業が一堂に会していますので、次々と複数企業の説明を聞くことができます。それまで意識していなかった企業でも、実はあなたと相性があう良い企業と出会える可能性もあるでしょう。

②他大学の学生から刺激を受けられる!

合同説明会には、たくさんの学生が集まってきます。同じ大学の学生もいるでしょうし、他大学の学生もいるでしょう。普段、会うことのない他大学の就活生の様子を目の当たりにすることで、いろいろと刺激を受けられることは間違いありません。

普段、自分の周りにいる学生の雰囲気ややる気、能力や意気込みとは、全く違う学生達と出会えるはず。そうした中で刺激を受けられるのはもちろん、いつもの自分の環境だけではわからない就職活動への心構えが必要だと改めて思い知るかもしれません。

③就活ノウハウを学ぶことができる!

合同説明会では企業についての説明会だけでなく、エントリーシートの書き方や面接のコツ、筆記試験のポイントなどを具体的にアドバイスしてくれるような合同説明会もあります。実際に、就職希望する企業がある程度絞れている就活生は、目当ての企業の情報はかなり有益だと思われますので、見逃せません。

採用担当者も見ている!合同説明会で気をつけたいマナーは?

合同説明会には、実際に各企業の採用担当者も参加していることがほとんど。たとえ、人事担当者ではなくても、面接で一般の社員が面接官をする企業もたくさんあります。必要以上に気にする必要はありませんが、最低限のマナーは守っておくのが吉でしょう。

①「服装自由」は、本当に自由?

合同説明会では、“服装自由”と書かれていることが良くあります。服装自由とは書かれていても、本当に文字通り自由でいいのか迷ってしまう人がほとんどでしょう。こういった場合の服装については、臨機応変に考える必要があります。IT系やベンチャー企業などの場合は、あまり服装にこだわらない企業が多いです。逆に、歴史ある企業や金融関係などの場合は、服装もある程度フォーマルな方が好印象を与えることが多いのも事実。

また、合同説明会の主催者が服装自由と書いていても、参加している企業自体が服装自由ということを認識しているかはわかりません。そのため、多くの学生が服装自由と書かれていても、ある程度フォーマルな服装で合同説明会に参加することが多いのです。また、合同説明会などでグループワークなどを想定している企業で服装自由と書いてある場合は、動きやすい服装という意味の場合もあります。

合同説明会に参加している企業のジャンルや内容などから臨機応変に判断し、迷ったときはある程度フォーマルな服装で参加しましょう。「結局どういった服装がいいのか分からない……」といった学生は、以下の記事を参考にしてみてください。

【徹底解説】インターンシップでの最適な服装とは。服装自由はどこまで許される?

②実は大切!正しい姿勢で参加しよう

服装など身だしなみは、就活において当然大切な要素ではありますが、話を聞く姿勢や話をする姿勢も同じくらい重要なこと。どんなに説得力のあるいいことを話しても姿勢が悪ければ説得力がなく聞こえますし、印象も悪くなります。

逆にそれほど目立ったことをいっていなくても、背筋が伸びまっすぐと前を見据えているなど姿勢が他の就活生よりも際だって良ければ、それだけで好印象になることは間違いありません。たかが姿勢、されど姿勢。背筋を伸ばして、きちんとした姿勢をキープすることを心がけてください。

③髪色は黒?それとも染めたままでも大丈夫?

業種・業界によっては茶髪でも厳しくいわれないところもありますが、多くの場面では“黒髪”がスタンダード。

髪色やひっつめ髪など、みな一律の格好をする日本的就活に対して批判的な意見もあり、もっと自由な就活をしようという空気にもなりつつあります。髪の毛の色“だけ”で判断されることはないとはいえ、清潔感や好印象を与える黒髪が有利なのも事実です。

【例文つき!】合同説明会に行ったら質問はマスト?押さえておくべき内容とは

合同企業説明会に参加すると、周りの学生がどんどん質問をしはじめる……。「もしかして、自分って就活の波に乗り遅れている?」と不安を抱く学生もいるかもしれません。

知らない人と話すのが苦手だからとか、そもそも何を質問していいかわからないという人も多いでしょう。合同説明会で上手に質問するにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、他の就活生より一歩有利になるような質問を、例文をふまえて解説します。

質問例:「新卒採用枠の人数は?」

新卒採用枠の人数というのは、非常に重要な要素。その企業が即戦力の転職者を必要としているのか、将来を見越して新卒の若い学生を必要としているのかがわかります。それにより、面接での答え方を合わせることも可能です。基本的には、新卒採用枠の人数は決まっていることが多く、変更があることは少ないですが、いち早く正確な情報を獲得することができるのも合同説明会の魅力のひとつです。

質問例:「先輩社員が志望した理由は?」

実際にその企業の就職活動を勝ち抜いた人が、なにを隠そう合同説明会の場にいる先輩社員。先輩社員がその企業を志望した理由を聞くことにより、どのような内容であれば内定をもらえるのかヒントをもらえるでしょう。

質問例:「会社の今後の展開は?」

会社の今後の展開を質問することにより、会社が目指している方向性がみえてくるもの。会社の目指すところがみえれば、どのような人材が必要とされているかも自ずとみえてくるでしょう。質問の回答を参考に、エントリーシートや面接対策に生かせば、その企業の好みに合った人材と思われることでしょう。

企業の説明だけをただ聞いて帰ってくるだけでは、時間とお金がもったいない!合同説明会ではいかに情報を聞き出し、自分の就活に活かすかが重要になります。実際にその企業で働いている社員の方が会場にいるので、自分なりの質問をすればより実のある合同説明会とすることができるでしょう。

迷うぐらいなら、合同説明会に参加しよう!

合同説明会に参加しなければ就活がうまくいかないわけではありませんが、合同説明会をうまく利用すれば、就活を成功させられる可能性が高まることは間違いないでしょう。

ぜひ、合同説明会を活用し、希望する企業への内定を獲得していきましょう。

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