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何のための留学?メリット・デメリットを把握しておこう

  • 大学1,2年生
  • 2019.06.18

高校生に比べ活動範囲が広がったこと、自由な時間が増えたことから、一度は留学を検討した人も多いはず。しかし、留学へ目的意識を持つ人がいる反面、旅行感覚で留学しようとする人もいるかもしれません。

当然ながら、どのような留学でもしっかりとした目的は必要です。今回は、留学で得られるメリットや必要性、留学の心構えなどをあわせてご紹介します。

語学力(英語力)の必要性とは

近年、企業のグローバル化や多国籍化が進んでいることから、多くの企業は英語をメインとした外国語が話せる学生を求めています。多数の企業がこぞって語学力に優れた学生を探していることから、語学力のある人は、語学力のない人よりも給与所得が高い傾向にあります。

たとえば、2016年にマクロミルが20歳から59歳までを対象に行った語学力調査によると、年収500万円未満では22.4%の人が英語での日常会話が可能と回答、年収500万円から700万円未満では34.0%、年収700万以上では48.7%の人が英語を話せるという結果になっています。

年収・転職 実態調査 vol.7:キャリアインデックス

※【調査概要】 調査期間:2016年03月29日(火) ~ 2016年03月30日(水)
回答者:全国、20~59歳、男女、就業中、1000人
調査方法:インターネット(マクロミルで実施)

この結果からも、年収と英語話者の割合が比例しているのは明白です。このように、語学力を身につけることは、年収をあげ、ひいては人生を豊かにする鍵といっても過言ではないようです。そんな語学の重要性を認識したうえで留学するのであれば、日常会話レベルの語学力を身につける良いチャンスなのは間違いないでしょう。

そんな留学にも、“短期留学”と“長期留学”という2つの選択肢があります。それぞれの特徴についてみていきましょう。

◆短期留学の特徴

短期留学の特徴は、夏休みなどの短い期間で留学できる点にあります。長期留学に比べると休学せずに一時留学が出来るケースが多いうえに、留学期間中の費用も抑えられます。

実際に文部科学省が発表している「日本人の海外留学者数」では、1ヶ月未満が約6.6万人、1ヶ月以上~3ヶ月未満が約1万人、3ヶ月以上~6ヶ月未満が約1.1万人……と、留学を経験した学生の半数近くは1ヶ月未満の短期留学であることが分かります。

厚生労働省『「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について 』

短期留学のメリット・デメリット

メリット…長期と比べると、安い金額で留学できる。また期間が短いので、夏休み中など長期休暇中にいくことができ、学業に支障がでない。

デメリット…あっという間に留学が終わってしまうため、何をしたいのかをあらかじめ決めておく必要がある。

◆長期留学の特徴

長期留学は、長い期間の留学により、現地の語学を学びやすいメリットがあります。短期留学では語学力を完全に身に着けることができない人も少なくありません。しかし、長期留学であれば自分の意欲次第で、第二の母国語に至るレベルまで引き上げる可能性もあります。

同じく文部科学省が発表している「日本人海外留学者数」では、6ヶ月以上~1年未満が約1.3万人、1年以上の長期留学は約2千人と、短期留学に比べると長期留学をした学生の数は非常に少ない傾向にあるといえるでしょう。

厚生労働省『「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について 』

ただ、長期留学は期間が長いため、生活環境を完全に整える必要があります。学生寮に住むのか、ホームステイ先を探すのか、留学先の状況に応じて必要な費用は異なるため、長期留学は計画的に行うことを念頭に入れておきましょう。

長期留学のメリット・デメリット

メリット…長期間海外にいることで、語学力が短期留学よりは上がりやすい。

デメリット…3ヶ月以上留学する場合、学生ビザを取得しなければならないため、手続きなどが必要。また、金銭的な負担も大きい。

留学するメリットって?

留学を希望する学生は年々増え続けています。留学に行こうか迷っている人は、まずは留学にどのようなメリットがあるのかみていきましょう。

1.語学スキルが磨ける

留学によるもっとも魅力的なメリットは、語学スキルが磨けることでしょう。留学先では外国語をメインに喋ることが求められ、必然的に現地の語学を学ばなければなりません。そういった環境に身をおくことで、語学力が高まるのは間違いありません。

そこで身についた語学スキルは付け焼き刃ではなく、ビジネスのシーンでも活用できる立派な技術。教科書では絶妙に伝わらないニュアンスや、現地言葉の聞き分けや使い分けができるようになるのも、留学をした人にしか得られない特権といえるでしょう。価値のある語学力を身に付けられることこそ、留学で得られる最も大きなメリットなのです。

2.就活に役立つ

就職活動において、多言語が喋れることは非常に大きなメリットを誇っています。とくに外資系企業では外国語が共用語になっており、日本国内にある会社でも、英語が共用語だという企業も見受けられます。 外資系企業は収入面で就活生の興味を惹く一方、言語スキルがネックとなり、なかなか手を出せない人も……就職活動をするうえで、外資系企業を含めて選択肢の幅を広げられるのは留学の大きなメリットです。

外資系へ就職したい就活生におくる。外資系企業の気になるアレコレ

3.価値観が広がる

留学をした学生の半数近くは、異文化体験によってさまざまな背景を知ることで、考え方や価値観が広まったと答えています。とくに、言語を通して直接情報を取り入れられる機会が増えるのは素晴らしいメリットです。知見や価値観が広まることで、グローバルな視線からさまざまな人とのコミュニケーションに役立つことは間違いありません。

また、海外で生活する経験によって、自ら行動する力を身に付けたという学生も。留学で得られるのは言語スキルだけでなく、自分の行動力に自信が付き、価値観が広がることだと言えるでしょう。

2-3 留学経験の仕事での活用状況

留学するデメリット

1.費用がかかる

留学費用は渡航先の国によって異なりますが、最低でも6ヶ月以上の長期留学では180万円前後、1年近くの長期留学では320万円前後の費用が必要になるでしょう。逆に、1ヶ月程度の短期留学であれば15万円から30万円ほどの費用で留学することが可能です。

とはいえ、数十万の出費は学生にとって大きな出費。そんな時には日本学生支援機構が提供している海外留学奨学金制度を利用するのもひとつの手段でしょう。他にも、文部科学省が留学を推奨しているトビタテ!留学JAPANという留学支援制度も存在します。

文部科学省『トビタテ!留学JAPAN』

日本学生支援機構『海外留学支援制度(協定派遣)』

こういった留学生を支援する制度は日本だけでなく、海外にも存在し、現地への留学に奨学金を給付するなどの支援制度も行われています。このような留学支援制度を活用することで、留学に必要な出費をより抑えることができるでしょう。

2.大学を休学しなければならない

短期留学は、大学の夏休み期間などを利用して留学することができます。しかし長期留学など、一定期間以上の留学を考えている方は大学を休学しなければならない点は注意しておきましょう。ただし、学校や学部によっては休学扱いにせずとも留学できるケースもあります。

一般的に、留学は「大学留学」と「休学留学」という2つの形式に分けられています。認定留学とも呼ばれる大学留学は、大学のプログラムを使うことで留学先の学校でも単位を取得できるようになっています。その一方で、休学留学は自主的に行う留学のため、留学期間中に単位を取得することはできません。

自身の大学や学校の制度をしっかりとチェックして、留学をするうえで問題になりそうな箇所がないかしっかりとチェックしておきましょう

3.場合によっては何も得られないことも…?

当然ながら、ただ留学をするだけでメリットを得られる訳ではありません。例えば、友人と固まって留学先で日本人コミュニティを形成したり、留学先でエネルギッシュな活動をしなかった場合は、お金や労力を掛けただけの旅行に終わってしまう可能性もあるのです。

留学のメリットを正しく得るためには、スキルが身につく適切な環境をリサーチしたうえで留学することが重要です。その際には、学校のカリキュラムやプログラムをしっかりとチェックして、何のために留学を行うのか再認識しなければいけません。

語学力を高めるためにも現地の人とコミュニケーションを図り、現地でしか得られないスキルを身につけることに意識を向けましょう。

留学は知見を広げるチャンス

日本を一度も出たことがなく、海外へ留学して語学を学ぶことに抵抗を持つ学生もいるでしょう。しかし、留学は学生だからこそ行える勉強方法でもあり、人生における大きな学びを得られるチャンスでもあります。

留学を行うことで自身の知見が広がることは間違いないでしょう。また、のちの就活で優位に立てるだけでなく、留学で得た語学力は確かな財産に繋がります。

とはいえ、焦りは禁物です。「留学のメリットに興味がある」という場合は自分の学校がどういった留学プログラムを用意しているのか、目的の留学先では支援制度が導入されているのか、しっかりとチェックしておきましょう。

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