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長期インターンシップのメリットとデメリットは?

  • インターン
  • 2021.07.21

インターンシップとは学生が就業前に企業などで「就業体験」をすることです。


この就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができる制度ですので、社会の仕組みや業界の動向、ビジネスマナーなどをいち早く習得できるものとして、多くの学生に受け入れられはじめています。また企業側も、積極的に導入するようになってきました。


近年では、テレワークで実施する企業も増えています。この記事では“長期インターンシップ”についての基本的な知識や、メリット・デメリットを紹介します。長期インターンシップを考えている学生の方はぜひ参考にしてみてください!


働きながら学べる、長期インターンシップが増加中

長期インターンシップとは、1か月~数か月にわたり特定の企業で働くスタイルのもののことをいいます。先輩社員たちと机を並べて働き、仕事の現場感を肌で感じながら、その会社の事業内容に深くかかわることができます。当然給与も発生するので、学びながらお金ももらえるのは学生にとってかなりのメリット。アルバイトをしてお金を稼ぐのもよいですが、自分の将来につながる業界や職種にしぼってインターンシップ先を選び、“働きながら学ぶ”ことを実践するのもよい機会となることでしょう。


通常、就職活動が本格化する大学3年生以上を対象にインターンシップは実施されています。企業がインターンシップを実施する大きな理由に、「学生に就業の機会を提供することで社会貢献につながる」「優秀な学生を早期から採用候補に入れる」といった目的があります。


インターンシップに関する詳しい記事はこちら


【インターンシップとは!? 参加する意味は? いつから始まる?】

長期インターンシップのメリットとデメリット

インターンシップの期間が長くなることによって生まれるメリットやデメリットがあります。一体、どういったことが考えられるのでしょうか?


長期インターンシップのメリット

長期インターンシップのメリット1:ビジネススキルを養える

長期インターンシップは、先輩社員と机を並べて働ける環境。現場の雰囲気を直接肌で感じ取ることは、就活をひかえる学生にとってまたとない機会になるでしょう。はじめは電話の応対やメール対応などビジネスの基本的なことから任され、慣れてくればクライアントへの資料作成などさらなる仕事を任されることも。社会に出てからすぐに役立つビジネススキルを、一足先に身につけることができるでしょう。


長期インターンシップのメリット2:会社のプロジェクトに参画できる

主にベンチャー企業が対象となりますが、たとえば企画会議などに参加する機会を与えられ、そこで意見を求められるようなこともあります。急成長が命題のベンチャー企業にとって、若い活力や柔軟なアイデアは会社の源泉。自分の意見が会社の方針に少しでも反映されれば、それは大きな自信になるはずです。


長期インターンシップのメリット3:給与が発生する

前項でも述べましたが、長期インターンシップは給与が発生します。アルバイトの代わりとして取り組めることも大きなメリットでしょう。また、お金をもらうことによって責任感が生まれるのではないでしょうか。


長期インターンシップのメリット4:志望する業界とのミスマッチを確認できる

自分が将来進みたい分野の企業でインターンシップができれば、仮に自分に合わないと感じた場合、就職活動を前に方向転換することができるのです。就職後のミスマッチを防ぐことができ、本人にとっても、企業にとってもリスク回避になります。


長期インターンシップのメリット5:就活時に経験として語れる

インターンシップの実績は、就活の際の面接官も注目するポイント。ここをうまくアピールできれば、ほかの学生との差別化につながります。ただし、ただインターンシップで働いた事実だけを書いたり、語ったりするだけでは不十分です。どのような経験ができて、どれほどの貢献ができたのかを明確に説明できるようにしておきましょう。


長期インターンシップのメリット6:テレワークで働ける(ものもある)

近年のコロナの情勢も踏まえ、長期インターンシップをテレワークで実施する企業も増えてきています。テレワークには良い面も悪い面もありますが、「自宅でお金を稼ぎたい」「地方から都心と関わる仕事がしたい」など、一般のアルバイトには中々ないテレワークにはメリットを感じる学生も多いようです。

長期インターンシップのデメリット

長期インターンシップのデメリット1:学業がおろそかになる可能性も

インターンシップの期間が長期になるため、本業の学業がおろそかになってしまう可能性があります。フルタイムで働ける会社はそう多くないかもしれませんが、インターンシップにのめり込み過ぎてしまうのもよくある話です。大学での欠席が多くなり単位が取れなかったら本末転倒ですので注意しましょう。


長期インターンシップのデメリット2:インターンシップを労働力としか考えていない企業がある

企業のコンプライアンス(法令順守)が厳しくなっている昨今、決して数は多くないものの、インターンシップ制度を単なる労働力の確保として考えている企業も存在します。


あらかじめ決められた時間を超える仕事の押しつけや、強い立場を利用したパワハラまがいの行為、そして長期インターンシップにもかかわらず、「社会勉強」の名目のもと無給で雇い入れる事業主もいるようです。そうした会社に入らないように、入念なリサーチや面接段階で雰囲気をつかむことが大切です。


長期インターンシップで働くためには、「時間」が大切

就活生にとってなにかとメリットの多い長期インターンシップですが、「学業と両立できるのか?」という悩みもあることかと思います。それでは、どのような条件なら働きやすいのか考えてみましょう。


■講義がない日を利用する

時間割によっては丸一日講義がない日や、午前か午後がフリーになる日があると思います。そういった空き時間を利用することです。また、1・2年生のうちに単位を集中して取っておき、3年生以降、空き時間を多くつくるといったように計画的に履修をしておけば、長期インターンシップで働きやすい環境が整うことでしょう。


■アルバイトを見直す

学校とアルバイトに加え、長期インターンシップでも働くとなれば、時間や体力的にも難しいもの。先ほども述べましたが、長期インターンシップでは給与が支払われることが多くなってきています。アルバイトにかけていた時間をインターンシップ一本に絞り、働くのもひとつの策です。


ぜひ長期インターンシップに挑戦してみよう!

長期インターンシップには、短期のものや通常のアルバイトでは経験できない魅力があります。ぜひ、あなたが興味のある業界、職種を体験できる長期インターンシップに挑戦してみてください。きっと「企業選びの軸」を考える上で、参考になるはずです。


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