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インターンシップ感想文の書き方と例文|ライバルに差をつけるポイントとは?

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  • 2024.02.09

インターンシップに参加すると、ほとんどのケースでアンケートか感想文の提出を求められます。

 

特に、汎用的能力・専門活用型インターンシップの場合は、学生の情報が選考時に活用されることもあるため、採用担当者が感想文をチェックしている可能性は高いでしょう。

 

今回は、インターンシップに関する感想文の書き方や例文、そしてライバルに差をつけるポイントについて詳しくお伝えします。

目次

    インターンシップ感想文の作り方

    インターンシップの感想文を書くときは「何から書けば良いかわからない」など、戸惑うことも多いでしょう。

     

    感想文の書き方がわからない場合は、参加内容を思い起こし、次の順序で考えを整理してみてください。

    感想文を書くまでの流れ

    STEP1:インターンシップの目的や概要を振り返る
    STEP2:インターンシップで学んだことを整理する
    STEP3:総括と今後の目標を考える
    STEP4:御礼

    STEP1:インターンシップの参加目的や概要を振り返る

    インターンシップの感想文を書くときは、参加目的やプログラムの概要を思い出し、箇条書きにしてみましょう。

     

    例えば「マーケティング関連の職種に興味があった」「〇〇株式会社の社会貢献事業に共感した」など、インターンシップに参加した理由を書き出してみてください。参加目的を明確にし、感想文に織り込めるようにすれば、好印象を持ってもらえる可能性も高いでしょう。

     

    企業は「目的意識があるか?」「主体性を持っているか?」など、多面的な角度から学生を評価します。「漠然とインターンシップに参加したのでは?」などと思われないよう、参加目的は明確にしましょう。

    STEP2:インターンシップで学んだことを整理する

    次に、実際にインターンシッププログラムで学んだことを整理しましょう。

     

    業務を通して学んだ内容やチームワークによって得た学び、課題と解決に向けた動きなどを思い起こし、書き出しましょう。

     

    企業は「学生に学んでほしいこと」や「体験して欲しいこと」を考え、有益なプログラムを用意してくれています。インターンシップの資料や、担当者の方からの挨拶を思い起こしてみると、何を学ぶべきだったのか整理しやすいでしょう。

    STEP3:総括と今後の目標を考える

    学んだことが整理できたら、自分の学びを今後のキャリアでどのように活かすのかを書き出します。

     

    例えば「マーケティングの基本的な知識を学べたので、今後はマーケティング戦略の立案などに関わりたいと感じた」など、具体的に書くとよいでしょう。

     

    採用担当者が感想文を見るときは「キャリアビジョンを明確に描けているか?」「ポジティブな考え方ができる学生か?」といったこともチェックしています。総括と今後の目標については、ポジティブな自分をアピールできる大切なポイントです。

    STEP4:御礼

    ここまでの情報が整理できたら、最後にインターンシップへ参加させていただいた感謝を述べて締めくくりましょう。

     

    感想文は、冒頭と最後で御礼の言葉を書くのが基本ルールです。人事担当者はインターンシップの開催に際し、資料を用意したり参加した学生にアドバイスをしたり、多大な時間と労力を使ってくれています。

     

    就職を希望しない企業だとしても、一般的なビジネスマナーとして感謝の言葉を述べることが大切です。

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    類型別インターンシップ感想文の例文と注意ポイント

    ここからは、オープンカンパニーや汎用的能力・専門活用型インターンシップなど、実際のケースを参考に、理想的な感想文の例文をご紹介します。

     

    ちなみに「感想文は最低何文字書くべきか」気になるところですが、特に決まったルールはありません。ただ「入力フォームがほとんど埋まらない」など、極端に文字数が短い感想文は考えものです。最低でも300文字以上、できれば500文字程度の文章は書きましょう。

    オープンカンパニーの感想文

    オープンカンパニーの感想文は、説明会で感じたことや、実際に企業の雰囲気を見て思ったことを率直に書くと良いでしょう。

     

    仕事内容に関する具体的な説明があったなら、自分が描いているキャリアビジョンとの関連性や、「説明を聞いて目標が明確になった」といった参加前後の変化を伝えるような内容がオススメです。

     

    オープンカンパニーは数時間のみの参加となるため、取り上げる要素が乏しく、内容も薄くなりがちです。単なる感想文で終わらないよう、説明会の内容などを一度書き出して情報を整理しておくと、上手に書けるでしょう。

    【構成と例文 ※データサイエンティストに関するオープンカンパニーに参加した場合】

    1.冒頭の挨拶 このたびは、〇月〇日の御社のオープンカンパニーに参加させていただき、誠にありがとうございました。
    2.参加目的の振り返り 私は、現在教育分野におけるビッグデータの活用について研究をしています。今回のオープンカンパニー「データサイエンティストの未来」は、私の研究分野と重なる部分もあり、大変学ぶところが多くありました。
    3.学んだこと 今回、オープンカンパニーでの経験を通じて、データサイエンスの実践的な応用について多くを学ぶことができました。特に、教育分野におけるビッグデータの分析方法や、それを用いた学習効果の最適化に関するセッションは、とても参考になりました。また、御社からデータサイエンスの応用事例や課題についても教えていただき、大学での研究内容とリンクさせることもできました。
    4.今後の目標 今回のオープンカンパニーでの経験を踏まえ、私は教育分野におけるビッグデータの活用方法について、さらに研究を深めたいと思います。また、データサイエンスのスキルを磨き、御社に貢献したいと考えています。
    5.御礼 最後に、このような貴重な機会を提供していただき、心から感謝申し上げます。今後も御社のインターンシッププログラムや会社説明会があった際には、可能な限り参加させていただきたいと思います。この度は本当にありがとうございました。

    汎用的能力・専門活用型インターンシップの感想文

    次に「汎用型能力・専門活用型インターンシップ」の感想文についても例文を見ていきましょう。長期間にわたるプログラムでは、さまざまなスキルが学べるため、感想文も具体的な内容が理想です。

     

    例えば、汎用的能力インターンシッププログラムの場合は、コミュニケーションスキルや課題解決能力、チームワークの在り方など、具体的に学んだ内容と将来的な目標を書くとよいでしょう。

     

    専門活用型インターンシップでは、自分が希望している職種と学んだ内容がどのようにリンクしたかといった事柄について、具体的に書くのがオススメです。

    【構成と例文 ※マーケティング戦略に関するインターンシッププログラムに参加した場合】

    1.冒頭の挨拶 貴社のインターンシッププログラムに参加させていただいた「〇〇大学経営学部の〇〇〇〇」です。このたびは、貴重な機会を提供していただき、心より感謝申し上げます。
    2.参加目的の振り返り 私がこのインターンシップに参加した主な目的は、学んできたマーケティング理論を実際のビジネスシーンでどのように活用できるかを理解することでした。また、即戦力となれるようにWebマーケティングの最新の動向を理解し、実践的なスキルを身につけることも目標としておりました。
    3.学んだこと インターンシップを通じて、SEO、コンテンツマーケティング、デジタル広告戦略など、Webマーケティングに関する深い知識を得ることができました。特に2日目に実施されましたグループワーキングでは、御社の担当者さまや他校の学生の違った視点での考え方に刺激を受け、とても有意義な時間となりました。
    4.今後の目標 今回の経験を活かし、将来はマーケティング戦略の立案と実行を通じて、企業の成長に貢献できるよう努めたいと思います。また、マーケティング分野での最新のトレンドや技術を学び続け、変化する市場環境に柔軟に対応できるスキルも高めます。
    5.御礼 今回のインターンシップを通じて、大学で学んでいる理論と実務で必要なスキルとのギャップも埋めることができました。このプログラムをご準備いただいた関係者の方々に改めて感謝申し上げます。このたびは、本当にありがとうございました。

    否定的な意見は書かず、根拠に基づく文章にすること

    インターンシップでネガティブな体験があっても、感想文に否定的な意見は書かないようにしましょう。また「インターネットの情報からコピーしただけ」のような、内容が薄い根拠のない感想文も書くべきではありません。実際に学んだ内容をもとに、説得力のある感想文を書きましょう。

     

    企業の採用担当者は、学生の主体性を見ています。ネガティブな体験をした場合でも、自分が主体となってどのように改善していくのか?など、前向きな意見に変換して文章にまとめるのが理想です。ポジティブな表現に変換することで、リーダーシップや問題解決能力をアピールする機会にもなります。

     

    下記に、ネガティブな体験をポジティブな表現に変換する例文をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

    【ネガティブな体験をポジティブな表現に変換する例】

    ネガティブ ポジティブ
    タスクが難しく、ついていくのが大変 挑戦的な課題を頂き、自分のスキル向上に役立った
    グループワークで意見が対立した 違った視点での意見を聞くことができ、大変参考になった
    期待していた業務体験ができなかった 自主的な学びをしていく機会を頂けた

    自己アピールばかりの感想文はNG

    感想文を書くときは、自己アピールだけの内容になっていないか、提出前に見直しましょう。

     

    たしかに、自分の強みやスキルをアピールすることは大切かもしれません。しかし、インターンシップの感想文で求められているのは自己アピールではなく「学んだことの感想」や「将来の目標達成における気づき」です。

     

    自己主張ばかりの文章を書いてしまうと、企業の採用担当者は次のようなイメージを持ってしまうかもしれません。

     

    ●自己中心的・・・他人の意見や貢献を尊重しない人では?

    ●協調性がない・・・個人プレーに重きを置きチームワークを乱すのでは?

    ●柔軟性の欠如・・・異なる意見や新しいアイデアに対して柔軟に対応できないのでは?

     

    インターンシップの感想文は、実際の学びを詳細に記載し、反省すべき点などがあった場合は謙虚な考えを書くことも大切です。

    企業が感想文の提出を求める理由&チェックポイント

    ところで、インターンシップを開催する企業は、なぜ学生に感想文の提出を求めるのでしょうか?

     

    企業側が感想文に求める3つの要素を理解しておくと、感想文で書くべきポイントも見えてきます。

    1)次回のインターンシッププログラムの内容を検討するため(社内用)

    感想文を求める一つ目の目的は「次回のインターンシッププログラムの内容を検討するため」です。

     

    感想文で学生からのフィードバックを求めるのは、プログラムの効果を評価し、より実践的で有益な体験ができるように次年度の内容を改善していく必要があるからです。

    2)参加した学生の習得度を確認するため

    二つ目の目的は「参加した学生の習熟度を確認するため」です。

     

    学生の習熟度が低い場合、企業側はプログラムの内容を変更する必要があるでしょう。そのため「担当者のスキル不足」など、企業側の課題をチェックできる機会として活用されています

     

    ちなみに、汎用的能力・専門活用型インターンシップにおいて「習熟度が低い」と判断された場合は、学生自身の適応能力についてネガティブな評価を受ける可能性もゼロではありませんので留意しましょう。

    3)組織への適応度を把握するため

    三つ目の目的は「組織への適応度を把握するため」です。

     

    企業側は、選考において学生の協調性や主体性、積極性などを見ています。ネガティブな感想文を書いてしまうと、主体性に欠けると判断されるかもしれません。

     

    感想文では、自分の役割などを主体的に考え、どのようにイニシアティブを取ったのかなど、積極的な要素を入れるとよいでしょう。

    インターンシップに参加するときの注意点

    「第一志望の企業に絶対に就職したい!」なら、インターンシップ参加時から下記3つのポイントをおさえておくとよいでしょう。

     

    1.感想文に書くべき重要なポイントをメモしておく

    2.積極的にグループワークなどに参加する

    3.わからないことは企業担当者に質問する

    1.感想文に書くべき重要なポイントをメモしておく

    根拠に基づいた前向きな感想文を書くためには、インターンシップ参加時から「感想文に書くべきポイント」をメモしておきましょう。

     

    インターンシップの開催日から時間が経ってしまうと、内容も忘れてしまいがちです。

    簡単なメモでもよいので、次のような要素を書き留めておくのがオススメです。

     

    ●インターンシップでの具体的な活動や成果:どのようなプロジェクトに取り組んだか、具体的な成果や気づき

    ●挑戦したことや失敗体験:新しいことに挑戦した経験や、失敗から学んだ教訓

    ●フィードバックの内容:担当者やグループワークでのフィードバックの内容

    2.積極的にグループワークなどに参加する

    グループワークが実施された場合は、積極的に参加しましょう。

     

    「黙って聞いているだけ」など、消極的な態度でいると、グループワークでの気づきも得られず感想文も内容の薄いものになってしまいます。

     

    グループワークなどがあった際は、次の点に注意するとよいでしょう。

     

    ●積極的に発言する・・・自分の意見やアイデアを積極的に提案する。意見を交わすことで参加メンバーから新しい気づきをもらえる

    ●他者の意見を尊重する・・・他のメンバーの意見も尊重することで協調性の大切さを学べる

    ●リーダーシップを発揮する・・・プロジェクトのリーダーを務めるなどリーダーシップを発揮する。自己アピールの機会にもなる

    ●解決案を提案する・・・グループ内で問題が発生した際には、積極的に解決策を提案する。問題解決能力を発揮するチャンス

    消極的なインターンシップの参加は、得るものが限られてしまいます。積極的に参加し、自分の強みを発揮できる機会とすれば、よりポジティブな感想文も書けるでしょう。

    3.わからないことは企業担当者に質問する

    インターンシップ参加中に不明な点があったら、遠慮せずどんどん質問しましょう。

     

    積極的に質問すれば、企業側担当者にポジティブなイメージを持ってもらえますし、自分もプログラムの内容を具体的に理解でき、感想文も書きやすくなります。

     

    ただし、質問をする際には、自分なりの意見を考えたうえで論理的に尋ねるようにしましょう。単純にわからないことを聞くのではなく「わたしは〇〇と理解したのですが、実務ではなにが正解なのでしょうか?」と、自分の意見をしっかりアピールすることも大切です。

    インターンシップの感想文は前向きな言葉で締めくくろう

    インターンシップの感想文を書くときは、実際の学びを根拠にした論理的な文章が理想です。

     

    インターンシップに参加した学生は、選考対象として見られています。インターンシップの感想文も、選考基準のひとつとして捉えられることもあるでしょう。

     

    感想文では自身の体験をポジティブに表現し、最後は感謝の気持ちで締めくくると好印象を持ってもらえます。

    本記事のおさらい

    ●インターンシップの感想文は、学んだことを振り返り、今後の目標と感謝で締めくくるのがポイント

    ●自己アピール中心の文章や、単なる感想は避ける

    ●インターンシップに参加する際は、あとで感想文を書くために要点をメモしておくのがオススメ

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