今年は新型コロナウィルスの影響で、オンラインでのインターンシップが増えたり、開催時期の遅れや中止となる企業も出てきている状況です。
そんな中、22卒の皆さんは、特に
「周りの就活生の状況がわからない」
「インターンにどのくらい参加している?」
といった疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
今回、同じ22卒就活仲間の状況を知って、次の行動の後押しになるよう、「2022卒のインターンシップ状況調査」を実施しました。ぜひ今後の就職活動の参考にしてください。
目次
調査結果の詳細
【調査概要】
・調査対象:22卒dodaキャンパス会員
・調査方法:インターネット調査(登録メールへのアンケート通知)
・回答期間:2020年11月10日(月)~23日(月)
・回答者数:270人
Q1 今の就職活動の状況について、最もあてはまるものを1つ選んでください。
秋冬インターンに向けて動き出している学生が62%と半数以上。内々定をもらっている方も含めて本選考に進んでいる学生は29%と早期に動いている学生が多いと伺える。
Q2 希望業界・希望職種について、最もあてはまるものを1つ選んでください。
希望業界・希望職種の絞り込み状況は、業界職種共に絞れている学生は30%。反対に業界職種両方絞れいていない学生は25%と一定数いることが伺える。
Q3 これまでにインターンに何社くらいエントリーしましたか?
2020年11月中旬時点のインターンシップへのエントリー社数は「10社以上」の学生が最多で45%、次いで「4~6社」が23%。数多くのインターンに参加して、業界企業研究を深めようとした学生が多いことが伺える。
Q4 これまでにインターンに何社くらい参加しましたか?
2020年11月中旬時点における「インターンシップ参加状況」として、89%の学生がインターンに参加していることがわかる。
参加した企業数は、「1~3社」が35%で最多であり、次いで「10社以上」が25%、「4~6社」、が19%、「7~9社」が11%などとなっている。
HR総研×就活会議:2021年卒学生の就職意識調査結果報告【1】
によると、2021卒の学生の11月時点のインターン参加状況は「1~3社」の次に「4~6社」が最多であった。2022卒の学生は、2021卒の学生と比べて多くのインターンに参加している割合が高い傾向が伺える。
Q5 参加したインターンの期間はどれくらいでしたか?
「半日~3日」ほどの短期インターンに参加している割合は83%。参加したインターンシップは「1日」が最多で36%、次いで「半日」が26%。 今年はオンラインでのインターン開催も増えたことで、短期間のインターンの参加が多い傾向にあったのではないかと考えられる。
Q6 インターンシップに参加して良かったと思う理由について、あてはまるものを全て選んでください。
インターンに参加して良かったと思ったこととして、企業理解が深まった割合が31%、次いで志望業界や職種の理解が深まった割合が27%などとなっている。インターンの参加によってキャリアに対する視野の広がりに繋がる傾向もあることが伺える。
Q7 秋冬インターンに何社くらいエントリー予定ですか?
秋冬インターンのエントリー予定社数は、「4~6社」が39%と最多。これまでの多くのインターンに参加して、企業理解や業界・職種の理解が深まったことで、企業選びの基準が定まり、エントリー予定数を絞っていると伺える。
Q8 秋冬インターンは、志望している業界に絞ってエントリーする予定ですか?
秋冬インターンにエントリー予定の業界の絞り込み状況として、「3業界」以内に絞る学生が53%と最多。次いで業界を絞らずにエントリーする学生が26%。 Q7の結果もふまえて、秋冬インターンでは業界、企業ともに絞ってエントリーしようと考えている学生が多いと伺える。
Q9 インターンに参加したことがある方は、参加後、企業からアプローチはありましたか?
インターン参加後に、何かしら企業からのアプローチがあった学生は、94%。「その他」として、”グループディスカッションの免除”など、選考フローの一部免除も見受けられた。
Q10 現時点で希望条件として大事だと考えているものを、3つまで選んでください。
就職活動を進める上で、希望条件として大事だと考えているものを3つ選択してもらった。「業界・職種」を条件としている学生が17%と最多で、その次に「福利厚生の充実」「経営基盤が安定している」「アットホームな社風」など、安定志向の傾向が伺える。
今後の就活の動き方をタイプごとに解説
現在の就活状況や、人によってこれからの動き方は変わってくるはずです。自分に当てはまるタイプの内容について今後の参考にしてみてください。
まだ就活に向けて本格的に動いていない方
まだ就活に向けて本格的に動いていない方は、まずは今後のスケジュールを立てることから始めましょう。
気づいたら3月の解禁時期になっていたということがないように、まずは解禁前までにやるべきことを列挙してみましょう。その中で優先順位をつけて12月に何をやるか決めることをおすすめします。
ぜひ22卒の就活スケジュールも参考にしてみてください。
【2022年卒】効率的な就活のやり方とは?大学3年秋からでも間に合う?
希望業界または職種が絞れていない方
これまでにインターンに参加したことがある方は、参加したインターンを今一度振り返りましょう。 振り返り時に”違ったかも”と感じた違和感があれば、その理由を深掘りして整理すると、業界や職種を絞る基準が見えてくるかもしれません。 整理の仕方は下記を参考にしてみてください。
これまでインターンに参加したことがない方は、まずは様々な業界や職種の秋冬インターンに数社エントリーしましょう。業界業種が絞れている人は、これまで多くのインターンに参加している傾向があり、インターン参加が希望業界職種を絞り込む手助けになる可能性が高いです。
企業選びに悩む方は下記を参考にしてください。
インターンシップの選び方と探し方。自分にあった企業はこう決める!
インターンに参加したことがある人もない人も、ナビサイトでインターン先を探しながらも、dodaキャンパスではインターンのオファーがもらえるようにプロフィールの完成度を100%にしておきましょう。22卒の方のでプロフィールの完成度が100%の人は90%の人より、約1.5倍多くオファーをもらっている結果も出ています。
また希望業界や希望職種を第3希望まで入力している人は、未入力、または「まだ決まっていない」と登録している人と比べて、約3倍多くオファーをもらっています。
希望条件を第3希望まで入れた上で、プロフィール完成度を100%にしておきましょう。いつでも登録情報は変更可能です。
希望業界・希望職種が絞り込めている方
希望業界・希望職種が絞り込めている人は、改めて「この業界・企業でどんな働き方をしたいのか」を考え直すようにしましょう。
再考することで、より企業選びの軸が確かなものになるでしょう。
より自分の希望条件に合った企業からのオファーを受け取るためにも、dodaキャンパスのプロフィールの完成度を100%にした上で、希望条件の項目を最新の状態にしておくことも忘れずに。
今後の動き方が採用選考に大きく関わる
コロナの状況下で先輩たちの就活とは異なるところもありますが、秋冬インターンは本選考前に、業界企業をより深く知れ、志望企業に自己アピールができる最後のチャンスです。
気になる企業には早めに目をつけておきましょう。また夏と比べて就活準備をしっかりしている学生が増えるので、事前に企業分析や、自己分析を徹底するようにしてください。
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