新卒採用お役立ちコラム

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新卒採用の時期はいつ? 押さえておくべきスケジュール策定の注意点を紹介

昨今の人手不足の影響を受け、優秀な学生の獲得が困難になりつつある新卒採用市場。

加えて採用時期の早期化・通年化が進んだことで、「新卒採用をどういうスケジュールで進めたらよいのか分からない」と悩む企業が増えています。

本記事では、優秀な学生の獲得競争が激化しているなか、新卒採用を成功させるために実施すべきこと、新卒採用の時期やスケジュールを策定する際の注意点を紹介いたします。


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目次[非表示]

  1. 1.新卒採用の時期とは
  2. 2.新卒採用スケジュール策定の注意点
    1. 2.1.採用したい人材のターゲット像を決める
    2. 2.2.採用の戦略を立てる
    3. 2.3.採用したい学生のスケジュールや他社の動向を把握する
    4. 2.4.内定後のフォロー体制を構築する
  3. 3.採用時期までに準備すること
    1. 3.1.①採用計画の立案
    2. 3.2.②広報活動の準備
    3. 3.3.③最終準備
  4. 4.企業の新卒採用スケジュールの例
    1. 4.1.①夏のインターンシップから開始するパターン
    2. 4.2.②秋・冬インターンシップから開始するパターン
    3. 4.3.③3から開始するパターン
  5. 5.まとめ


新卒採用の時期とは

日本経済団体連合(経団連)は、就職活動の早期化による学業への阻害を防ぐために、広報や採用の解禁時期などを示す就活ルールを定めていました。
そのため、経団連に属する企業は、20卒採用までは経団連が定めた就活ルールに則り採用スケジュールを策定していました。

「21卒採用以降は、経団連が定めた就活ルールを撤廃し、政府主導で新たな就活ルールを策定する」という発表も一度はなされましたが、結果として新ルールの策定は21卒採用・22卒採用では見送られています。急なルール変更で学生や企業の混乱が起きないようにするためです。

正式な発表はされていませんが、政府は2020年10月時点で「23卒採用も従来の就活ルールを維持する」としています。

経団連が定めた就活ルールによる新卒採用の時期は、以下のとおりです。

  • 広報活動開始 :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  • 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日 :卒業・修了年度の10月1日以降

出典:内閣官房『2022 年度卒業・修了予定者の就職・採用活動日程に関する考え方』

ただし、経団連に加盟していない企業は就活ルールの適用外となるため、ベンチャー企業などを中心に、採用時期を早める企業が増加しています。

HR総研の『2020年&2021年新卒採用動向調査』によると、21卒新卒採用において、約7割以上の企業が、本来の選考解禁である6月1日までに内々定出しを始めていました。


新卒採用スケジュール

出典:HR総研『2020年&2021年新卒採用動向調査 2021年新卒採用の内定出しの開始時期』

あくまで就活ルールは「推奨」であり、それよりも早期から「内々定出し」や「選考解禁」を始める企業が多いことが分かります。

新卒採用スケジュール策定の注意点

「新卒採用を実施したことがない」「異動先で初めて新卒採用を担当する」などの理由で、どのように新卒採用のスケジュールを組めばよいか分からない方もいるでしょう。

効率的に新卒採用を進めるためには、事前に戦略を立ててスケジュールを組むことが重要です。
ここでは、スケジュールを策定する際に意識したほうがよい5つの注意点を紹介します。

採用したい人材のターゲット像を決める

はじめに、どのような学生が自社にマッチするのかを洗い出し、ターゲットとなる学生の要件をまとめましょう。

ターゲットが明確でない場合、入社後のミスマッチや選考辞退・内定辞退を招くおそれがあります。採用計画やコストを無駄にしないためにも、ターゲットを詳細に設計することが大切です。

ターゲットを設計する際は、1人の学生が想定できるくらいまで、イメージを具体化させましょう。価値観やライフスタイル、行動特性などの情報を具体化させるのがおすすめです。

また、経営層と現場社員へのヒアリングを行い、社内の活躍社員の行動特性や特徴を洗い出しておくと、採用のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

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採用の戦略を立てる

次に、採用に向けた戦略を立てましょう。

売り手市場が続くなか、企業が優秀な学生を獲得するためには、自社の強みを把握し、学生にアピールすることが重要なポイントとなります。

特にアピールすべき項目をいくつか挙げてみました。

  • 自社の知名度
  • 企業規模や市場
  • 扱う商材の魅力や独自性
  • 競合他社と比較した自社の強み
  • 社風
  • 業務内容や働き方
  • 社内制度や福利厚生

これらの項目について自社を分析し、学生にアピールしたいポイントや、具体的なアプローチ手法を検討します。ここでは「競合他社や大手企業と差別化できているか」「ターゲットに合ったアプローチができているか」を意識してみてください。

自社の強みをしっかりと把握できていれば、採用サイトや自社サイトに盛り込むコンテンツ、学生へのメッセージ内容なども、スムーズに考えられるでしょう。

採用したい学生のスケジュールや他社の動向を把握する

採用戦略をもとに、具体的な採用スケジュールを作成します。

  • インターンシップ
  • 広報活動
  • 会社説明会
  • 採用選考活動
  • 内定出し

採用スケジュールを組む際は、「各フローの日程」「必要となる対応」を明確にすることがポイントです。各プロセスで資料作成や会場予約などの細かな準備が必要になるため、最終的な内定出しのタイミングから逆算するとよいでしょう。

なお、採用スケジュールは、企業規模や業種によって異なります。ターゲットとなる学生の就活スケジュールや、他社の動向も踏まえて時期を検討しましょう。

特に中小企業の場合は、競合となる大手企業と時期が重ならないよう、選考時期を前後にずらすケースもあります。

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採用手法を検討する

広報活動開始 ・ 採用選考活動開始・内定出しなどのスケジュールが決まったら、具体的な採用活動について考えましょう。

主な採用手法には、以下があります。

  • ナビサイトの活用
  • 新卒紹介サービスの活用
  • 合同説明会・就活イベント
  • 自社HPにおける採用サイトの活用
  • ダイレクトリクルーティング
  • ソーシャルリクルーティング
  • ミートアップ

就職サイトや合同説明会などで接点を持った学生は、その後企業のホームページをチェックします。そのため、自社ホームページに加えて独立した採用サイトを用意しておくのも効果的です。

また、学生からの応募を待つだけでなく、企業側から学生に直接コンタクトを取るダイレクトリクルーティングや、SNSを通じて採用情報を発信するソーシャルリクルーティングなどの新しい手法も注目されています。

リアルイベントでは、説明会や就活イベントといった一般的なもののほかに、軽食を食べたりゲームをしたりと、学生とカジュアルに交流できるミートアップを実施する企業も見られます。

学生との初回接触の方法も設計しておきましょう。

  • Web説明会・Web面接
  • インターンシップ
  • 個別面談

など、方法は様々です。学生が参加しやすい方法を考案することが大切です。

内定後のフォロー体制を構築する

新卒採用は、内定を出して終わりではありません。
内定辞退を防ぎ、入社意思を固めてもらうためには、内定者へのフォローを行うことが重要です。

スケジュールを策定する際に、内定後のフォローをどのように実施するか、社内体制を構築しておきましょう。

内定者へのフォローには、以下のような取り組みがあります。

  • 内定者研修
  • 採用担当者(教育担当者)との面談
  • 社員との懇親会(食事会、座談会、社内イベントなど)
  • 職場見学
  • 内定者同士のコミュニケーションの場
  • 内定者インターンシップ


内定者フォローを通じて、学生に成長の場を与えたり、入社前の不安を払拭したり、内定者同士の交流を深めたりすることができます。また、実際の職場の雰囲気や働き方を体験してもらい、早期の戦力化を図ることもできます。

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採用時期までに準備すること

採用活動が始まるまでは、以下のスケジュールで準備を行いましょう。
採用時期までに必要な準備は、大きく分けて以下の4つです。

①採用計画の立案

  • 前年の振り返り
  • ターゲット設計
  • 戦略の立案
  • スケジュール作成
  • 予算・採用担当者を確保

採用戦略やターゲット、採用スケジュールなどを決定します。
採用活動には、サイト掲載の費用や人的コストも必要です。学生1人当たりの採用コストを考慮したうえで採用人数を決定しましょう。

②広報活動の準備

  • 求人票作成
  • 採用サイト作成
  • パンフレット作成
  • インターンシップの実施
  • 説明会などの出展計画を作成

採用活動を始めるにあたって、求人広告や採用サイト、パンフレットを含む資料などの制作が必要です。コンセプト設計やデザイン考案、制作などに数ヶ月かかるため、前年のうちに着手しておきましょう。

③最終準備

  • スケジュール確認(広報活動開始~選考~内定出しまで)
  • 採用サイト・パンフレット
  • 使用する採用サービスの選定
  • 来年のインターンシップの計画・準備

広報活動や選考、内定出しまでのスケジュールを最終調整します。
採用業務の一部を外注する場合は、各担当者とスケジュール調整を行いましょう。また、並行して翌年の採用に向けたインターンシップの準備も開始します。

企業の新卒採用スケジュールの例

23卒採用においても、経団連が定めた就活ルールに則った採用活動が推奨される見込みです。
しかし最近では、採用活動が早期化・通年化しているため、就活ルールを遵守しない企業も多く、採用活動の開始時期はバラバラです。

採用活動の開始時期は、大きく以下の3パターンに分けられます。

①夏インターンシップから開始するパターン
②秋・冬インターンシップから開始するパターン
③3月から選考を開始するパターン

準備しておく時期については、採用活動の開始時期によっても異なるため、自社が採用活動を始めたい時期を確認しておきましょう。

2023年卒の場合の新卒採用スケジュールは以下です。

①夏のインターンシップから開始するパターン

  • 2021年4月~2021年6月:採用計画の立案
  • 2021年7月~2021年9月:夏インターンシップの募集開始・実施
  • 2021年10月~2022年2月:夏インターンシップ参加学生への早期選考、秋・冬インターンシップの実施
  • 2022年3月~2022年5月:説明会・本選考
  • 2022年6月以降:内定者フォロー

②秋・冬インターンシップから開始するパターン

  • 2021年7月~2021年9月:採用計画の立案
  • 2021年10月~2022年2月:秋・冬インターンシップの募集開始・実施
  • 2022年2月~2022年5月:説明会・本選考
  • 2022年6月以降:内定者フォロー

③3から開始するパターン

  • 2021年10月~2022年1月:採用計画の立案、広報活動の準備
  • 2022年2月~2022年6月:説明会・本選考の実施
  • 2022年6月以降:内定者フォロー

まとめ

学生の獲得競争が年々激化する新卒採用市場。
コロナ禍という状況も採用スケジュールに影響を与えるなか、採用を成功させるには、より効率的に採用活動を実施するためのスケジュール策定が肝要です。まずはターゲットを明確にして戦略的なスケジュールを立て、学生や企業の動向を把握したうえで、効果的な採用時期やアプローチ手法を検討しましょう。

より効率的に新卒採用を進めたい方は、ダイレクトリクルーティングサービスである「dodaキャンパス」の利用もおすすめです。ターゲットとなる学生に直接アプローチできるため、欲しい学生に絞って採用活動を進められます。

無料で低学年向けにもオファーを送信できるため、「早い段階から戦略的に採用活動を進めたい」という企業にも適しています。
新卒採用にお悩みの場合は、ぜひ活用をご検討ください。



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