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ガクチカがないときの対処法!ガクチカの目的や見つけ方を解説

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  • 2024.04.10

学生時代を振り返っても、「人に言えるほどのガクチカがない」「ガクチカをまとめたものの、自信がない」と頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

ガクチカが全くないと悩んでいる方でも、対処法さえわかればガクチカを見つけることは可能です。本記事では企業がガクチカを通して知りたいことを説明した上で、ガクチカの見つけ方や例文を紹介します。

目次

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    就活のガクチカで企業は何が知りたいの?

    最近は、就活用にガクチカをあらかじめ用意する学生が増えているため、あえて質問をしない企業もあります。しかし、あなたの人となりやガクチカを通して学んだことなどを確認するために、多くの企業がエントリーシート(ES)や面接でガクチカの質問をしているのが現状です。

    ガクチカの回答準備に悩んでしまう方は、企業がなぜガクチカを聞きたいのか、質問意図を正しく理解することが大切です。まずは、企業がガクチカを質問する3つの理由を見ていきましょう。

    学生の人柄や人となり

    企業がガクチカを聞くのは、あなたの人間性、行動に現れる特性といった人柄を知りたいためです。例えば、学生時代に力を入れた事柄に関するエピソードを通して、素直さや物事に意欲的に取り組む向上心、困難な状況に立ち向かう精神力や、周囲と協働して動くことができるかどうかといった協調性を見ています。

    ガクチカのエピソードを通して、あなたの人柄をわかりやすく伝え、企業が求める人物像に合致しているとアピールできるよう意識してみましょう。

    わかりやすく物事を伝える力があるか

    志望動機や自己PRなど他の質問への回答と同様に、企業はガクチカの話を通して、学生に「わかりやすく物事を伝える力」があるかどうかを見ています。「質問に対してわかりやすく端的に回答できるか」「エピソードをわかりやすく伝えることができるか」といった、プレゼン能力をチェックされていると認識し、ガクチカをまとめるのがポイントです。

    つまり、「全国大会で1位になった」「難関の資格に合格した」といった華やかな実績の有無よりも、エピソードの伝え方のほうが大切だといえます。わかりやすく物事を伝えるためには、事前に伝えたいポイントを整理したり、起承転結を意識して話をまとめたりする工夫をしましょう。

    ガクチカから何を学んだか

    企業は、学生がガクチカから何を学んだかという点も確認しています。ただし、「ゼミで〇〇のテーマについて学んだ」「アルバイトで接客スキルを学んだ」など、ガクチカ自体に焦点を当てすぎないよう注意が必要です。企業が知りたいのは、あなたの人柄や思考力、価値観ですから、ガクチカに熱中するようになったきっかけや動機に焦点を当てて話しましょう。

    「なぜ熱心に取り組むようになったのか」「〇〇にここまで力を注いだ自分なりの考え」など、取り組みの背景を明らかにすることで、物事の判断軸や、あなたらしさが表現できます。過去の感情変化を振り返りつつ、ガクチカの成果に至るまでに得た気付きなどを書き出して整理してみましょう。

    ガクチカがないと悩む理由は?

    「学生時代に、特に頑張ったことが思いつかない」と悩む方も多いのでは?しかし、自分自身の捉え方を少し変えるだけでガクチカを見つけられる可能性は高まります。

    ここでは、就活のガクチカに対する誤解を2つ見てみましょう。

    大きな成果・実績が必要だと考えている

    ガクチカのエピソードには大きな成果や実績が必要だと考えてしまい、「自分には人に誇れる輝かしい実績がない」と悩む方は少なくありません。しかし、ガクチカは成果の大小を確認する質問ではなく、あなたの人柄や物事に取り組む姿勢、頑張ったことを通して得た学びなどを確認するものです。

    「ガクチカには輝かしい成果や実績が必要」といった考えを一度手放して考えてみましょう。華やかなエピソードや成果ではなく、あなたらしさが伝わる内容であることが重要です。

    自分で納得した結果がない

    自己評価が低く、取り組み成果に納得していないため、ガクチカがないと感じているケースもあります。

    例えば、学生時代に全国大会で優勝を目指したにも関わらず、県大会までしか進めなかったとします。周囲から頑張ったことを認められていても、本人が全国大会で優勝してないから納得いかないと思えば、ガクチカのエピソードとして伝えるのは難しいでしょう。

    自分で納得した結果が得られなかったためにガクチカがないと困っている方は、次に紹介する「ガクチカがないときの見つけ方」を参考にして、改めてご自身の体験を振り返ってみることをおすすめします。

    ガクチカがないときの見つけ方3選

    どうしてもガクチカが見つけられない方に向けて、ガクチカの見つけ方を3つご紹介します。

    1.成果の大小にこだわらず探してみる

    まずは、学生時代に力を入れたことで得られた成果の大小にこだわらず、「自分が夢中になったこと」を素直に書き出してみましょう。

    繰り返しになりますが、企業がガクチカを聞く理由は、あなたの人柄やわかりやすく物事を伝える力があるかどうか、ガクチカから得た学びやあなたの思考を聞くことです。華やかで魅力的なエピソードを無理に探すのではなく、純粋に「自分が最も頑張ったこと」「学生時代に熱中したこと」を思い出してまとめてみましょう。

    2.経験や行動を書き出してみる

    学生時代に力を入れたことがパッと思いつかない方は、これまでの経験や行動を事細かく書き出してみる方法もおすすめです。日常のささいな行動や習慣にしていること、今までの学生時代の経験を書き出すことで、見落としていたガクチカに気付くこともあるでしょう。

    書き出す経験や行動の例

    • 趣味の登山を続けたこと
    • 読書にはまったこと
    • 祖父母にSNSの活用を教えたこと
    • 節約のためにお弁当作りをしていること

    経験を深掘りする質問

    • その行動を始めたきっかけは?
    • 取り組みの中で一番苦労したことや工夫した点は?
    • その経験で何が一番楽しかったか?やりがいは?
    • その経験から何を得たか?経験から得たことで仕事に活かせるポイントは?

    もし、過去の経験を振り返ってもガクチカを選ぶのが難しい場合は、dodaキャンパスのキャリアタイプ診断がおすすめです。キャリアタイプ診断は、質問に答えるだけで自分に合った働き方や、ご自身の特性が理解できるため、ガクチカのエピソードを選ぶ際にも役立つはずです。

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    3.周囲の人に聞いてみる

    ガクチカが思い浮かばない場合は、友人や家族など学生を知る身近な人にガクチカになりそうなエピソードがないか聞いてみるのもおすすめです。周囲の客観的な意見に頼ると、自分では当たり前と思っていることや、すっかり忘れていた話が出てくる場合もあります。

    また、友人や家族に加えて大学のキャリアセンター、就活エージェントなどに相談するのもおすすめです。日々さまざまな学生と向き合っているプロの目線を借りれば、自分では考えなかった視点や切り口でエピソードを見つけ出すのに役立ちます。

    ガクチカの例文

    最後に、ガクチカの例文とまとめるときのポイントをご紹介します。

    ガクチカの例文

    私が学生時代に力を入れたのは、パン屋のアルバイトです。パン屋でアルバイトを始めたのは、シンプルにパンを食べることが好きだったからです。

    パン屋のレジ打ちは、商品名と価格を暗記する必要があります。初めのうちは料金表を見ながら対応したため、レジ打ちが遅く、並ぶのを諦めたお客様が店を出ていってしまうこともありました。

    お客様をお待たせせずに、1人でも多くの方にスムーズに販売するために、私が取り組んだのは次の2つです。

    (1) パンの種類と価格表を2週間以内に丸暗記する
    (2) 先輩に協力してもらい、レジ打ちの動画を撮って動きの無駄をなくす

    1日も早く暗記するために、単語カードに商品名と価格を書き写して持ち歩いたり、袋詰めが早い先輩に動画撮影を依頼をしたりして取り組みました。その結果、レジ打ちスピードを大幅に改善し、ランチタイムの客数を倍増することができました。

    私がこの経験から学んだのは、何事においても「苦手なことに正面から向き合う」「すぐに行動に移す」の2つが大切ということです。貴社に入社後も、苦手な仕事から逃げずに改善策を自分で考え、改善を続けられる人になりたいと考えています。

    上記の例文では、ガクチカを始めたきっかけや、取り組んでいる最中の感情の変化、ぶつかった壁をどう乗り越えたのか、そこで得られた学びなどが漏れなくまとまっています。また、締めの言葉に、ガクチカの学びをどのように仕事に生かしたいか、自分の言葉で伝えている点がポイントです。

    小さな取り組みにも目を向けてガクチカを探してみよう

    ガクチカに関する質問の目的は、華々しい成果や実績を証明することではありません。なぜあなたが熱中したのか、どのような感情の変化があり、どんな苦難を乗り越えて取り組んだのかなど、あなたの価値観をしっかり伝えることがポイントです。

    「ガクチカが全くない!」と悩んだときは、成果の大小ではなく、素直な気持ちで夢中になった出来事を振り返ってみてくださいね。

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