採用面接では「最近気になるニュースはありますか?」と聞かれる場面があります。
最近のニュースをチェックしていないとあたふたしてしまいますし、自分の意見を加えられないと好印象を残せません。
この記事では、面接で最近のニュースを聞かれる理由やニュースの選び方を解説。
後半では、最近のニュースを知るのに役立つサービスや具体的な例文を紹介します。
この記事を読めば、自分なりの意見を交える重要性がわかります。
目次
面接で最近のニュースを聞かれる理由
面接で最近のニュースを聞かれる理由は3つあります。
- 理解力・思考プロセス・言語化能力を確認するため
- 情報感度の高さを確認するため
- 人物像を把握するため
それぞれ解説します。
理解力・思考プロセス・言語化能力を確認するため
面接で最近のニュースを聞かれるのは、学生の理解力を確かめ、発言から思考プロセス・言語化能力を判断するためです。
言い換えれば、インプット・スループット・アウトプットの能力を確認するためです。
面接官は、多くの学生に同じ質問をしているため、上辺だけの回答は見抜かれます。
ニュースを本当に理解した上で自分の言葉で説明できないと、理解力などの能力に疑問を持たれるだけでなく、準備不足の印象を与えてしまうわけです。
情報感度の高さを確認するため
面接で最近のニュースを聞かれる2つ目の理由は、情報感度を確かめるためです。情報感度は、「世の中で起きていることに興味を持っているか」とほぼ同じです。
例えば、2022年に施行された成人年齢の引き下げの話題を出すのは、2024年の現時点で、情報感度が低いと捉えられかねません。また、最新のニュースへ興味を持つだけでなく、ニュースの背景を考えることも重要です。
例えば、出生数が減少しているというニュースがあったとしましょう。その背景には、女性人口の減少や経済的負担の増加が要因として挙げられます。このような背景までを説明できると、情報感度の高さをアピールできるでしょう。
まずは気になるニュースを深掘りし、情報を深掘りする習慣をつけることが重要です。
人物像を把握するため
人物像を把握するために、気になる最近のニュースが質問されます。人物像とは、価値観や興味の方向性のことです。
企業は、学生の能力を判断するだけでなく、人柄も重視しています。そのニュースを選んだ理由やどう解釈したかがわかるため、学生の考え方や感性がわかるわけです。
最近のニュースの選ぶ際のポイント
最近のニュースを選ぶ際に押さえたいポイントは、4つです。
- 1年以内のニュースを選ぶ
- 志望する企業に関係があるものを選ぶ
- 自分の意見を交える
- 信頼できる情報源のものを選定する
それぞれ解説します。
1.1年以内のニュースを選ぶ
最近のニュースを聞かれているので、最低でも1年以内のニュースを選びましょう。
情報感度の高さをアピールしたいのなら、2023年下半期以降のニュースを選ぶのも一つの方法です
AI関連であれば、Chat GPTの登場よりもGPT Storeのリリース、金融関連であれば、シリコンバレー銀行の破綻より新NISA制度の開始の方が、情報感度の高さをアピールできます。
しかし、新しいニュースだからといって必ずしも好印象を与えられるわけではありません。
学生の熱意の高さや志望企業への関係性も重要です。
2.志望する企業に関係があるものを選ぶ
ニュースを選ぶ際は、志望企業に関係するニュースを選ぶと良いでしょう。志望企業に関連したニュースを選べば、志望度の高さをアピールできます。
IT業界であればAI関連、保険業界であれば人口減少、自動車業界であれば電気自動車や環境問題についてのニュースを選んでみてください。
しかし、志望企業に関係のないニュースでも、自分の意見を交えることで志望企業に結びつけることも可能です。
3.自分の意見を交える
ニュースを選ぶ際に最も重要なのが、自分の意見を伝えられるかどうかです。
ただニュースの説明をするだけでは 自分の意見を伝えることができません。ニュースを選んだ理由とニュースの背景、自分がどう考えているのかを言語化する必要があります。
例えば、金融業界を志望していて地球沸騰化のニュースを選んだとします。
地球沸騰化の説明をするだけでは効果的なアピールにはならず、知識を披露するだけです。
自分の意見を交えると次のようになります。
私は地球温暖化に課題を感じており、最近では地球沸騰化が流行語大賞に選ばれたというニュースに興味関心があります。
関心を持った理由としては、環境問題がまだまだ解決されないところにあります。環境問題は地球全体の問題であり、国や大企業に任せるのではなく、1社でも多くの企業を巻き込むことが重要です。
金融業界においては、環境問題に取り組む企業に融資したり、環境問題への取り組み方がわからない企業にアドバイスしたりできる人材が求められるのだと考えています。金融機関が直接、環境問題を解決するのではなく、環境問題に取り組む企業を増やすことが重要だと考えています。
このように、自分の考えを交えて伝えるためには業界理解や企業理解が欠かせません。ぜひ、ニュースとあわせてdodaキャンパスの業界研究ファイルも活用し、事前準備を進めておきましょう。
4.信頼できる情報源のものを選定する
ニュースは、信頼できる情報源から収集してください。個人が発信するX(旧Twitter)やYouTubeは二次情報の可能性が高いため、信頼性は低くなります。
対して、新聞や専門情報サイトの信頼性は高いといえます。現在はWebサイトやアプリでも新聞社や専門サイトのニュースが収集できるため、日頃から信頼性が高いメディアのニュースに触れておきましょう。
避けるべき最近のニュースのジャンル
避けた方がよいニュースのジャンルは3つあります。
- 芸能
- 政治・宗教・思想
- プライベートなニュース
それぞれ解説します。
芸能
芸能のニュースは自己PRと接続することが難しいため、可能な限り避けましょう。
特に芸能人のゴシップは世間話になってしまいます。
芸能関連のニュースを回答すると、「この学生は社会問題には興味がなく、トレンドのニュースに流される人なのかもしれない」といった印象を与えかねません。
政治・宗教・思想
最近気になるニュースを聞かれたとき、政治・宗教・思想に関わるニュースは避けましょう。政治・宗教・思想に関するニュースは、個人によって考え方が異なります。どれが正解という世界ではないため、面接官を困らせてしまう可能性もあるでしょう。
また、伝え方によっては否定している印象を与えてしまいます。ネガティブな印象を与えないためには、政治・宗教・思想のジャンルは選ばないようにしましょう。
プライベートなニュース
自分の身近で起きたことや家族に関するニュースは避けましょう。面接官と共有できないニュースですし、情報感度の低さを露呈してしまいます。
自分にとってどれだけ重大な出来事があったとしても、社会で話題になっているニュースを選ぶ方が無難です。
最近のニュースを知るのに役立つサービス
最近のニュースを知るのに役立つサービスを5つ紹介します。
サービス | 強み |
---|---|
NewsPicks | 媒体ごとにSNSが存在するため、 SNSを通じて情報収集の習慣が作ることができる |
日本経済新聞 | |
NHK就活応援ニュースゼミ | 面接に役立つニュースがまとめられている |
Googleアラート | 志望企業に関する最新ニュースをメールで受け取ることができる |
マスメディア | 地域に特化した情報が得ることができる |
どれを使えばいいか迷う方にはNewsPicksをオススメします。理由も合わせて、それぞれ解説します。
NewsPicks
NewsPicks(ニューズピックス)は、各SNSで最新のニュースを発信するメディアです。
スマホアプリ・X(旧Twitter)・Instagram・YouTube・TikTok・Webサイトなど各媒体で最新ニュースを伝えてくれるため、自分がよく使う媒体で情報収集の習慣を作ることができます。
YouTubeチャンネルの登録者数は100万人を超えており、信頼性も高いメディアです。動画コンテンツが充実しており、通学中や食事中に聞き流すこともできます。無料でユーザー登録でき、有料プランには学割(500円/月)も。
スマホアプリやWebサイトでは、志望業界や志望企業をフォローして通知が来るように設定できるため、毎日最新のニュースに触れることができるでしょう。
日本経済新聞 電子版
昔から存在する紙媒体をベースとしたメディアのため信頼性の高さが魅力です。
日本経済新聞もNewsPicksと同じく、各SNSで最新ニュースを発信するメディアのため、使う頻度の高い媒体から情報収集できます。面接で話す予定のニュースに関しては、NewsPicksだけでなく日本経済新聞でも情報収集してみてください。
NewsPicksと日本経済新聞の併用だと情報収集が大変になり、習慣が続かないかもしれないため、ニュースタイトルを読むだけにするなどハードルを下げましょう。
NHK就活応援ニュースゼミ
NHKが運営する就活応援ニュースゼミでは、面接で役に立つ最新のニュースをまとめてくれています。経済や国際などのジャンルごとに複数のニュースを紹介しているため、社会で注目度の高いニュースがわかるでしょう。
社会の大きな流れを掴みたい方は、一度見てみることをオススメします。
Googleアラート|志望業界の最新ニュースが通知される
Googleアラートとは、登録したキーワードに関する最新ニュースをメールで通知してくれるサービスです。Googleアカウントがあれば誰でも無料で使えます。
通知の頻度は調整できるため、「1日1回以下」か「週1回以下」に設定しましょう。「その都度」に設定すると1日に何度もメールが来るため、オススメしません。
メールから自動でニュースが送られてくるため、情報収集の習慣がない方にもってこいのサービスです。また、業界や志望企業をキーワードに登録することでニュースの範囲を狭められるメリットもあります。
マスメディア(新聞・テレビ・雑誌・ラジオ)|話題のニュースを知ることができる
新聞・テレビ・雑誌・ラジオといったマスメディアでは、全国で話題のニュースを知ることができます。また、マスメディアのニュースは社内で精査後に報道されるため、信頼性が高いメディアです。
情報の入口としてマスメディアを使い、気になったニュースはNewsPicksや日本経済新聞でも調べてみるとよいでしょう。
面接で最近のニュースを聞かれたときの答え方のコツ
面接で気になる最近のニュースを質問されたとき、以下の手順で答えてみてください。
答え方の手順 | 答え方の具体例 |
---|---|
1. ニュースのテーマ | 最近気になったのは、少子高齢化のニュースです。 |
2. 具体的な内容 | 65歳以上の割合は30%弱、15歳未満の割合は10%強となり、今後ますます少子高齢化が進んでいくと言われています。 |
3. そのニュースが気になった理由 | このニュースが気になったのは、日本の将来に対する不安が大きくなっているからです。 |
4. 自分の意見 | 問題が大きすぎて自分ごととして考えられない人も多いかもしれませんが、私は小さくてもいいから少子高齢化の改善のために取り組みたいと考えています。 例えば、育児中に短時間で働ける制度や金銭的な補助など子どもを諦める要因を減らしたいです。 |
5. 追加の質問に回答 | 面接官「働きやすい制度を整備するために必要なことは何だと思いますか?」 まずは企業の業績向上に貢献することだと思います。働きやすい制度を作るには、理想論だけではいけません。制度整備のための予算を作ることができるような、結果にコミットする人材になりたいと考えています。 |
※参考サイト:総務省統計局 統計データ「人口推計」より
気になる最近のニュースを聞かれたら、まずは何のニュースを話すのか一言で伝えましょう。その後、具体的な内容に移り、気になった理由を話します。
最も重要なのが自分の意見を伝えることです。自分の意見がなければ、面接官から「あなたはどう思いますか?」と聞かれるはずです。先回りして自分の意見を伝えることで、好印象を与えられます。
追加で質問される場合もあるため、表面だけ理解するのではなく、背景まで理解しておきましょう。
面接で最近のニュースを聞かれたときの回答例文
面接で最近のニュースを聞かれたときの回答例文を10個紹介します。
業界ごとにまとめたので、志望業界に近いニュースの例文を参考にしてみてください。また、想定される追加質問も記載しています。追加質問への回答を自分の頭で考えることで、ニュースへの理解が深まります。
【志望企業】御社の海外進出や新商品開発について
私が興味を持っているニュースは日本のGDPランキングについてです。
ニュースでは、世界のGDPランキングで日本はドイツに抜かれ、世界4位になる見通しです。新商品の開発により日本での競争力を高めることはもちろんですが、海外進出により外需を取り込むことが、これからの日本ではさらに重要になってくると考えています。
私は、日本のGDP成長に貢献できる人材になりたいです。異文化間コミュニケーションのスキルや市場分析のスキルを伸ばして、御社の海外進出をサポートしたいと考えています。また、御社の海外進出や新商品開発にすごく興味を持っており、新商品開発に関しては、クリエイティブな発想と顧客中心のアプローチで貢献したいと考えています。
将来的に御社の更なる成功に貢献できるよう、全力を尽くしますので、
どうぞよろしくお願いします。
※参考サイト:NHK「日本の去年のGDP ドイツに抜かれ世界4位になる見通しに」
想定される追加質問
「こんな商品あったらいいなと思うものはありますか?」
企業研究のやり方のヒントは以下の記事をご参照ください。
【金融】新しいNISA制度が開始
私が気になった最近のニュースは、新しいNISA制度が2024年1月に始まったことです。
従来のNISA制度は、つみたて枠と一般枠の併用ができなかったり、期間が限られていたりしました。しかし、新NISA制度では併用が可能になり、期限もなくなりました。また、年間投資枠や非課税保有限度額が拡大された上、枠の再利用も可能になるなどメリットばかりです。
このニュースが気になったのは、若年層の金融リテラシーが向上すると思ったからです。
資産形成への意識が高まれば、眠っているお金を動かせますし、貯金以外の選択肢を増やせます。
金融業界を志望する私は、将来的に適切なアドバイスをできるようになり、顧客とWin-Winの関係を築きたいと考えています。
※参考サイト:金融庁「新しいNISA」
想定される追加質問
「新しいNISA制度で気をつけることはあると思いますか?」
【IT】GoogleがAIモデル「Gemini」を発表
私が気になった最近のニュースは、2023年12月にGoogleがAIモデルのGemini(ジェミニ)を発表したことです。
GoogleのAIサービス「Bard」では、これまでPaLM2(パームツー)が使用されていましたが、英語版ではGemini Proに変更されています。中でも、最上位モデルのGemini Ultraが気になっています。Googleの発表では、多くの項目でGPT-4に勝る結果が得られています。※
このニュースが気になったのは、GeminiやChatGPTが進化することで業務の自動化や意思決定のサポートに役立つと考えたからです。
私は、将来的にGeminiやChatGPTのような先進的なAI技術を活用できる人材になりたいと考えています。従来の技術では創造できなかった製品やサービスを生み出すために、適切に生成AIを使っていきたいです。
※参考サイト:Google Jpana Blog「Gemini で Bard がさらに便利に」、※Google DeepMind「Gemini」
想定される追加質問
「生成AIでどんな仕事が効率化されると思いますか?」
【保険】出生数が過去最少、死亡数が過去最多
私が最近気になったのは、日本の人口構造の変化に関するニュースです。
2023年に厚生労働省が発表した確定数では、出生数が過去最少、死亡数が過去最多となっています。これは、保険業界にとって重要な意味を持っていると思います。
人口減少は保険市場規模の縮小、死亡数の増加は生命保険や終身保険の需要拡大に関わります。また、少子高齢化社会において、若年層向けの保険商品のニーズが減少し、健康保険や介護保険の重要性が高まります。
私は、人口構造の変化による市場の変化をいち早く察知し、顧客に寄り添った保険を考えて企業の競争力を高めたいと思っています。
※参考サイト:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計(確定数)」
想定される追加質問
「あなたならどんな保険に入りたいですか?」
【国際】パレスチナ・イスラエル問題
私が気になった最近のニュースは、パレスチナ・イスラエル問題です。この問題は、多くの国際企業にとって重要な意味を持つと思います。
この地域の不安定性は、エネルギー市場やグローバルサプライチェーンに影響を及ぼすと考えています。また、企業の社会的責任と倫理的な観点からも、このような国際的な問題は重要だと思います。企業は、その事業活動が地域の政治的・経済的状況にどのように影響を与えるかを慎重に考慮する必要があるのではないかと思います。
私は、このような複雑な国際問題を理解し、企業がグローバルな視点を持って戦略的に行動できればと思っています。企業が世界各地でビジネスを展開する際には、地政学的リスクの管理と文化的感度を持って行動することが不可欠だと思います。私は、このような背景を理解することで、企業の国際戦略の立案やリスク管理に貢献できる人材になりたいと考えています。
想定される追加質問
「イスラエル・パレスチナ問題は今後、日本にどのような影響を及ぼすと思いますか?」
【自動車】日本のEV販売台数が増加、世界では中国のBYDが米国のテスラを上回る
私が気になっているのは、電気自動車に関するニュースです。日本でEV・PHEVの普及台数が増加し、世界ではアメリカのテスラの販売台数が中国のBYDに抜かれたという記事を見ました。※1
この背景には、世界の脱炭素化への動きとバッテリー技術の進歩があると考えています。
日本の自動車産業は電気自動車の分野で出遅れており、世界との差が広がっています。電気自動車はバッテリーのコスト削減やエネルギーの効率化が鍵だと思っています。その点、中国のBYDはバッテリー産業において群を抜いているそうです。※2
今後、自動車産業において持続可能なエネルギーの開発と市場ニーズへの迅速な対応が不可欠だと考えています。私は、EV関連の技術開発や市場戦略に貢献できる人材になりたいです。効率の良い電池技術を開発し消費者のニーズを察知して、企業の競争力を高めたいと思います。
※参考サイト:※1Bloomberg「テスラ、EV販売世界首位の座から陥落-中国BYDに抜かれる」、※2ジェトロ「EVとともに急成長する中国の車載電池メーカー」
想定される追加質問
「日本が世界のEV市場を取りに行くにはどうすればいいと思いますか?」
【広告】ステマが景品表示法違反に
私が気になった最近のニュースは、2023年10月からステルスマーケティングが景品表示法違反になったことです。
ステマとは、実際は広告であるのに、広告ではないかのように製品やサービスを宣伝する手法で、私も疑った経験があります。ステマが法的に規制されることで、透明性と誠実性がより一層、重視されることになります。この動きは、消費者の保護と倫理的な広告実践に対する社会の関心の高まりを反映していると思います。
この変化は広告業界にとってチャンスだと思います。透明性の高い広告は、消費者の信頼を得るために不可欠です。
法規制を遵守し、倫理的な広告実践を推進しながら、SNSやインフルエンサーマーケティングを活用することが重要だと思います。消費者の信頼を築きながら、クライアントのブランド価値を高めることができるクリエイティブな広告キャンペーンの企画に携わりたいです。
※参考サイト:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」
想定される追加質問
「消費者に誠実すぎると商品が売れないと思いませんか?」
【ホテル・レジャー・旅行】イマーシブ・フォート東京が2024年3月にオープン予定
私が気になった最近のニュースは、イマーシブ・フォート東京が2024年3月1日にオープンすることです。
イマーシブは没入感という意味で、イマーシブ・フォート東京のアトラクションでは、お客さんが別の世界にいるように感じるみたいです。
イマーシブ・フォート東京のような新しいアトラクションができることで、ホテルや観光業界にどう影響を与えるのかが気になっています。
このような新しいアトラクションがあると、国内外からの観光客を惹きつける力が強くなると思います。ホテルや旅行会社にとっては、これを活かしたパッケージプランを作ったり、特別なプロモーションを企画したりするチャンスがあるのではないかと思います。
私は、イマーシブ・フォート東京のような新しい取り組みのイベント企画やマーケティング戦略を考えるのが好きです。ぜひ、この熱意をいかして、会社のサービスをもっと魅力的にするために貢献したいです。
※参考サイト:イマーシブ・フォート東京
想定される追加質問
「イマーシブ・フォート東京はディズニーランドと近いですが、お客さんが来ると思いますか?」
【不動産】マンション価格が高騰し続けている
私が気になった最近のニュースは、マンション価格が高騰し続けていることです。
この背景には、需要と供給のバランスが大きく影響していると思います。特に都市部では、限られた土地と住宅に対する高い需要が価格を押し上げていると感じています。
こうした市場環境の中で、不動産業界は、手頃な価格で質の高い住宅を提供するための新しい戦略を考える必要があると思います。例えば、コンパクトながらも機能的な住居の設計、または持続可能な建材の使用など、コストを抑えつつ顧客に価値を提供する方法を模索することが重要だと思います。
それに、不動産のデジタル化も大事なポイントだと思います。バーチャルツアーやオンラインでの物件紹介などを通じて、より多くの顧客にアクセスしやすくすることで、市場の拡大を図ることも重要です。
このような市場分析や戦略立案に貢献したいと思っています。特に、持続可能でコスト効率の良い住宅ソリューションの開発に関わりたいです。お客様にとって最適な選択肢を提供できるように努めたいと考えています。
想定される追加質問
「あなたならどんなマンションを買いたいと思いますか?」
【環境】「地球沸騰化」が流行語大賞に
私が気になった最近のニュースは、地球沸騰化が流行語大賞に選ばれるなど地球温暖化が深刻化していることです。気温の上昇、極端な天候、海面上昇など、私たちの生活に直接影響を与える問題だと思っています。これは単に環境の問題だけじゃなく、経済や社会にも大きな影響を与えると思います。
特に、再生可能エネルギーの利用拡大や、脱炭素化に向けたイノベーションが重要だと思います。これは、日本にとって大きな課題であり、同時にチャンスだと思います。例えば、太陽光発電や風力発電などのクリーンエネルギーを推進することで、環境に優しい社会を実現できます。
私は環境分野に興味を持っています。環境問題へのアプローチには、科学的な分析と創造的な解決策が必要だと思います。例えば、廃棄物管理の改善や持続可能な製品設計など、環境負荷を減らすための具体的な方法を提案したいと思っています。
企業としての社会的責任を果たすためにも、環境問題に対する深い理解と実践的な取り組みは欠かせないと思います。私は、この分野でより良い未来を築く手助けがしたいです。
※参考サイト:自由国民社「ユーキャン 新語・流行語大賞」
想定される追加質問
「個人ができる環境問題への取り組みは何があると思いますか?」
面接で最近のニュースを聞かれたときは自分の意見を加える
面接で気になる最近のニュースを聞かれるのは、学生の能力と人柄を見るためです。日頃からNewsPicksや日本経済新聞で情報収集することで、その分野に関する知見が溜まります。
1年以内のニュースを選ぶことはもちろんですが、最も重要なのは自分の意見を加えることです。自分の意見に正解はありません。この記事で紹介した10個の回答例文を参考にして、あなたなりの考えを言葉にしてみてください。
また、ニュースの理解と同時に進めたいのが、業界研究や企業研究です。そもそも社会の仕組みが分かっていなければ、ニュースの理解はもちろん、自分の意見を持つことも難しいでしょう。
dodaキャンパスでは、学業やアルバイトで多忙な学生の方に役立つよう、人気の12業界に関する資料を無料で配布しています。業界の仕組みやビジネス構造といった理解をはじめ、業界動向や押さえておきたいキーワードがわかるので、最近のニュースを考える際にぜひ役立ててくださいね。
気になる最近のニュース以外にも面接でよく聞かれる質問が知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
無料
- ▼ 自己分析に役立つ適性検査(GPS)
- ▼ 自己PR添削