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【内定者×パーソルホールディングス採用担当者インタビュー】 文系出身の二人がIT企画職の道を選んだ理由

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  • 2023.03.29

プロフィール

パーソルホールディングス株式会社 グループ人事本部 HD人事部 山﨑諭さん(写真左)

中央大学 文学部人文社会学科2023年卒 徳山夏音さん(写真中央)

津田塾大学 学芸学部国際関係学科2023年卒 石榑倭子さん(写真右)

ボランティアや学園祭の実行委員の活動で自分の強みを発見

――大学を選んだ理由は?

石榑さん:高校時代の海外留学経験から、大学でも英語を学び続けたいと思いました。また、祖父母が海外の学生に向けた教育支援を長く続けていたので、私自身も教育問題や貧困国などにも興味を持つようになって。そこで、社会問題も学べる国際関係学科を選ぼうと考えました。

徳山さん:人文社会学科は、専攻に関わらず、学科内のすべての授業を自由に選択して学ぶことができます。私は高校時代に女性のはたらき方について発信していく学生団体を立ち上げた経験があるので、情報・メディアなどを学べる社会情報学を専攻しましたが、ほかにもいろいろな分野を学べることに魅力を感じました。

――大学時代に熱中して取り組んでいたことは何でしょう?

石榑さん:大学2年生以降はコロナ禍で活動が難しくなったので、1年生のときに経験した通訳のボランティア活動が一番熱中した出来事だったと思います。
このとき、私はツアーガイドとして、成田空港でトランジットする海外のお客様をお連れする役割を担当しました。ただ案内するのではなく、ツアー前に「行ってみたい場所」についてヒアリングしてリストアップしたり、日本文化を説明できる単語やフレーズをまとめてツアーガイドのメンバーに共有し、英語力の底上げに役立てたりしていました。お客様のニーズをくみ取りながら、自分なりに課題解決を目指して行動を重ねていきました。

約3カ月間という短い期間でしたが、お客様にとって何が最適なのかを考えた上で、さまざまな意見を取り入れていった結果、お客様満足度を72%から98%までアップさせることができました。
物事を多面的に捉える中で、「柔軟性」が身に付き、それが自分の強みになったと感じます。

徳山さん:私はゼミで女性のはたらき方や産業労働学を学んでいました。「ライフスタイルが変化する中、女性が育児や出産を経てもキャリアを諦めない方法」について研究論文をまとめたのですが、その中で学生や社会人、主婦など、トータル60名近くの女性にインタビューとアンケートを行いました。おかげでいろいろな視点や考え方を知ることができたと思います。

また、学園祭の実行委員会で新入生の勧誘係も担当していました。オンラインでの勧誘という前例のない取り組みが必要だったので、SNSの仕組みを活用する方法を自分なりに考えていきました。当初は60人の集客目標に対して、たった6人という状態。けれど、SNSを駆使したことで、最終的に82人の学生が集まってくれました! 「どんな状況にあっても、創意工夫をこらしながら解決に導くことができる」という自分の強みを発見できましたね。

二人とも人材業界を志望。ITの知識はまったくなかった

――企業側としては、石榑さん、徳山さんの経歴のどういった点に着目してオファーを出したのでしょう?

山﨑さん:当社のIT企画職では、PDCA(※)を自ら回していく行動力がとても重要だと考えています。プロジェクトに取り組む際には、ターゲットがどのような人なのか、何に悩んでいるのか、その原因は何かを突き止めることがまず必要であり、「そこから何を変えれば喜んでくれるのか」を考えて企画していきます。

もちろん、何事も一回で成功するはずはないので、企画を実現した後にも生の声を拾って検証し、ブラッシュアップしていくことがとても大事です。だからこそ、当社では、小さなことでもいいから自ら行動し、次の学びと行動につなげながら成長し続けていける人材を求めています。

石榑さんと徳山さんは二人とも大学時代の経験の中でPDCAを回すことに取り組んできたので、そこに注目しました。自ら課題を見つけて挑戦していける素養があり、自分なりに仮説を立てて実行していく行動力がある。まさに、当社が求める人材にマッチしていると感じます。

(※)「Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)」のサイクルを回す改善方法

――オファーが来たときはどう思いましたか?

徳山さん:人材業界を目指していたのでパーソルグループにはとても興味があり、すでにグループ会社のインターンシップや選考に進んでいた状態でした。けれど、パーソルホールディングスが選考を行うこと自体知らなかったので、すぐ受けようと思いました。

そもそもdodoキャンパスを活用しようと思ったのは、「自分で情報を取りに行くだけでは企業選びの視点が偏ってしまう。自分の知らない企業にも出会ってみたい」と考えたからなんです。企業からのオファーを得ることで、視野を広げることができ、選択肢も広がるだろう、と。まさに当初の目的通りになりました!もしもdodaキャンパスを利用していなかったら、この会社には出会えていなかったと思います。

石榑さん:私も同じです。人材業界を志望し、パーソルグループのほかの企業の選考を受けていた中で、オファーをもらいました。グループ全体への志望度が高かったので、無条件で受けようと決めました。

dodaキャンパスは知らない企業を知れるきっかけになりますよね。私はオファーメールの中から企業研究につなげられる情報も得ることができました。また、dodaキャンパスのプレミアムオファー担当者の方に面接対策などの選考支援も受けていたので、利用して良かったなと思っています。

――どのような内容のオファーをされたのでしょうか?

山﨑さん:石榑さんと徳山さんには、グループワークを兼ねた企業説明会に参加していただきました。二人とも文系学生であり、ITの専門知識を学んだ経験はありません。しかし、当社では、IT知識がなくとも、「ITに可能性を感じ、そこに挑戦していきたい」という思いがあれば問題はありません。

むしろ、ITを通じた挑戦で「誰かの“はたらく日々”を支え、より良いものに変えていきたい」というモチベーションがある人材にこそ、出会いたいと考えています。

徳山さん:実は、それまでIT関連の仕事を意識したことがなかったんです。けれど、会社説明会ではたらき方のモデルケースや、ITの可能性について本部長が語るメッセージ動画を見て、「ITは難しい。自分にとって遠い世界だ」というイメージがなくなりました。企業のことや、そこではたらいている先輩たちのことを知ったおかげで、ギュッと距離が近づきましたね。

――まったく知識のないIT関連の職種ではたらくことを決めたのはなぜでしょうか?

徳山さん:高校生の頃から女性のはたらき方などの課題に向き合うときが一番楽しくて、夢中になれる自分のことを好きだと思えたんですよね。その経験から、「“はたらく”を支えることで、自分らしくイキイキとはたらける人を増やしたい」と考えて人材業界を志望しました。ITを活用すれば、より多くの人に、よりスピーディーに、その仕組みを届けることができます。そして、パーソルホールディングスなら、ITを手段として、自らの手で“はたらく”を変えることに挑戦できると感じました。

石榑さん:私が人材業界を志望したのは、ボランティアや長期インターンシップなどを経験する中、「自分のアイデアを活かして、はたらく人の生産性を上げること」にやりがいを感じたためです。面接で話を聞く中、この会社のIT企画職ならまさにそれを実現できると思いました。また、パーソルグループ全体が持つ社会への影響力も魅力的でしたね。自分の仕事を通じて、より多くの人に良い影響をもたらすことができれば、と考えました。

就活では、ありのままの自分を大事にしてほしい

――dodaキャンパスの「キャリアノート」を記入する際に気をつけたことは?

石榑さん:「ありのままの自分」を書くことを大事にしましたね。あまり作り込まず、企業に寄せることも考えないほうが、本当の自分を知ってもらえると思ったんです。それに、今の自分を受け入れてくれる企業がどんなところか知りたいという気持ちもありました。

徳山さん:私も等身大で書くことを意識しました。選考を進めるうちに、どうしても自分を良く見せようとしてしまい、キレイな言葉でまとめようとしてしまうところがあって…。けれど、キレイに飾った自分として出会った企業は、たとえ内定をもらえてもマッチしないということに気づいたんです。

それからは、等身大の自分に近づくために更新頻度を上げていき、最後のほうは1カ月に1回は見直しを行いました。読み手のわかりやすさはもちろん、心情も考えた上で、語尾や情報の順番などにも気をつけていきましたね。

石榑さん:オファーメールをもらったときは、その内容をしっかりチェックしていました。私は「キャリアノート」にかなり長めのガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を書いていましたが、ちゃんと読んでくれたのか、どんな活動に興味を持ってくれたのかをメールの文章から判断し、オファーを受けるかどうかを決めていました。

徳山さん:私も同じ! 就活がうまくいかない時期は、すべての企業のオファーを受けたくなってしまうものですが、自分を見てくれていると感じたオファーを受けるほうが、良い企業に巡り合えると実感しました。

――最後に、これから就職活動を迎える後輩へのメッセージをお願いします。

徳山さん:就活を進める中では、自分と誰かを比べて落ち込んだり、周囲の声に流されたりすることもあり、ゴールの見えない迷路に迷い込んだような気持ちになるものです。

でも、そんなときには、自分の心に嘘をつかないことが大事です。「今の自分を好きだと思えるか」を大切にしていけば、ちゃんと自分に合う企業に出会えます。自分を見失って一度嫌になったら活動を止めてもいいし、とことんまで落ち込んでもいい。けれど、そこからまた這い上がって頑張ってほしいと思います。

石榑さん:就活が本格化する中、とにかく焦らず、自分のペースで進めることが大事です。そうすることで、自分の力を一番発揮できるはず。また、オファーメールは、知らない企業、業界、職種を知るきっかけになります。ぜひ有効に使い、たくさんの情報を得てください。企業研究や企業選びに役立てれば、きっと自分にぴったりの企業に出会うことができると思います。

山﨑さん:当社では、「自分で“はたらく”を決めること」を大事にしています。リモートワークやフレックス制度を用意しているため、自分ではたらき方を選べますし、ドレスコードも自由です。また、職種別採用も行っており、本人の希望する仕事を選べるようにしています。
このように、当社は社員一人ひとりに「自分がどうありたいか」を大事にしてほしいと考えているため、学生の皆さんにもぜひ自分らしさを大事にして、ありのままの姿で就活に臨んでいただければと思います。

内定が欲しいからと企業に合わせようとするより、自分がどうありたいかに目を向けて、ぜひ自分の思いや考えを大事にしていただきたいです。ありのままの自分で内定を得た企業なら、きっと入社後も楽しくはたらけて、活躍もできると思います。



この方にもお話を聞きました!

鎌田 美沙(かまた みさ)
今回、お二人の就活をサポートしたdoda新卒プレミアムオファー担当の鎌田さんにもお話を聞きました!

――お二人へのオファーを決めたポイントは何ですか?
お二人は所属する組織の現状に満足することなく、「よりよくできることはないか?」と考え、行動されていることがキャリアノートから伝わってきた点です。

――お二人と初めて話した時の印象を教えてください。
フォローアップのためにお電話させていただきました。初めてお話しした際、人材業界へのご興味をお持ちということだけでなく、実現していきたい世界観がパーソルグループの方向性と合っていたこともあり、ぜひご内定をお届けしたいと思ったことを覚えています。

――選考から内定まで、お二人とどのように進められたのですか?
選考までの間についても、何度もお電話やオンラインでお話しさせていただき、面接の準備をサポートさせていただきました。キャリアノートに書いてあることをアウトプットするだけでは、これまで取り組んできたことをうまくアピールすることができなかったため、経験の棚卸しを実施。アピールポイントを定め、話す練習も行うことで、体系的に話すことができるようになりました。

また、就職活動の軸の見直しをはじめ、「仕事でどのような価値を提供していきたいのか」、「将来はどのようになりたいのか」といった事柄についても壁打ちを行い、パーソルホールディングス社のIT企画職がご本人たちのファーストキャリアとして本当によい選択なのか?も一緒に考えていきました。

最終的にはご内定をお届けでき、お二人とも納得感の高いご入社先として選んでいただくことができました。

――これから内定を目指す皆さんへメッセージをお願いします。
このように、プレミアムオファーでは、オファーさせていただいた企業の面接の準備から、ファーストキャリアの選択に向けた壁打ちまで就職活動のサポートも行っています。ぜひご活用ください!

サービスの詳細は下記リンクよりご参照下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=HaYlUyY4A-A

――皆さま本日は、どうもありがとうございました。

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