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【内定者×ドコモ・サポート 採用担当者インタビュー】 互いの「伝えたい」気持ちが結びつき、思わぬ出会いが生まれた

  • インタビュー
  • 2023.03.24

プロフィール

東洋大学 社会学部メディアコミュニケーション学科 2023年卒 山口華奈さん(写真左)
ドコモ・サポート株式会社 採用担当 髙橋伶奈さん(写真右)

2つの課外活動で伸ばした「伝える力」

――学生生活は何に力を入れていましたか?

山口さん:結果的に、いわゆる「ガクチカ」としてアピールすることになった活動が2つあります。
1つは、ICT(※)分野への苦手意識を克服しようと1年生の5月から始めた、携帯電話販売のアルバイト。お客様に合う端末、キャリア、料金プランを提案するのが主な仕事ですが、最初は「わかる人呼んでよ」とお叱りの声を受けてばかり。1年半経ったころから売り上げが伸び始め、2年が過ぎる頃には販売員の中で1、2位の成績を出せるようになりました。
きっかけは、先輩のアドバイスです。「今のあなたは、自分ができることを押し付けているだけだから、まずはお客様の話を聞いてみて」と、相手の視点に立つ重要性を教えていただきました。お客様に合わせて話すスピードを変えたり、図を描いて説明したりと、伝え方の工夫を重ねました。

――もう1つの活動というのは?

山口さん:2年生の3月から、ラジオのパーソナリティを務めています。埼玉県川越市のコミュニティFMで、2週間に1回、2時間の生放送番組の企画と進行を担当。マスコミ志望だったこともあり、キャリア形成の一つとして挑戦しました。川越市から離れた場所に住んでいますが、ツイッターや川越の情報を発信するサイトで情報を集め、地域の方に愛される番組作りをしてきたつもりです。

――それらの課外活動で、どのような力が身に付きましたか?

山口さん:最も伸びたと思うのは、伝える力です。携帯電話販売は、お客様の多くが高齢者世代。ICTに明るくない人に、わかりやすく説明する力がついたと思います。ラジオでは、何千、何万人もの人を相手に話す経験を通じて、「どんな人にも聞き取りやすい話し方」を鍛えられました。

(※)ICT…Information and Communication Technologyの略称。情報通信技術を指し、身近な例だとスマートフォンやタブレットなどが該当する

やりたいことを実現できる環境が、何と他業界に

――就職活動の経緯を教えてください。

山口さん:2年生の3月にはdodaキャンパスにも登録して動き出しましたが、マスコミ業界は狭き門で、3年次夏のインターンシップにはほとんど参加できず。そんな時、キャリアノートの存在を思い返し、記述に力を入れ始めました。
書いていくうちに考えたのは、人事の方に注目されるには最初の2、3行が勝負だということ。自分は何を頑張った人間なのか、読み始めて数秒でわかってもらえる文章を目指しました。
アピールしたのは、向上心です。携帯電話販売で実績を出した一方、ラジオパーソナリティとしてはまだ成長途上でしたが、挑戦し始めたときと記述時点を比べた自分なりの力の伸びを、努力の「プロセス」として示しました。

――山口さんのプロフィールを見てどんな印象をもたれましたか?

髙橋さん:ラジオブースで話している写真がすごく印象的で、他の学生にない経歴に興味を惹かれました。文章も、冒頭にインパクトがあり、思わず続きを読みたい気持ちにさせられました。
弊社はドコモのお客様に向けて、コールセンターやポータルサイトの運営を行う会社です。山口さんの第一志望であるマスコミ業界ではないのですが、携帯販売で得た知識や説明力があれば、お客様向けに案内すべき内容を検討してもらえそうですし、話術に長けていればコールセンターのオペレーターの育成も任せられるかもしれません。入社後に活躍するイメージがいくつも浮かび、オファーを送りました。

――オファーを承諾した理由を聞かせてください。

山口さん:通信キャリアとしてのドコモには良いイメージがあり、詳しい話を聞いてみたくなりました。参加した説明会で、お客様対応、サービスの普及、推進といった業務が、私の就活の軸である「さまざまなモノ、コトの良さを、広く伝える」ことと一致することに驚きました。

――選考過程で印象に残っていることはありますか?

髙橋さん:山口さんはdodaキャンパス上のやり取りをはじめ、言葉遣いが丁寧だったことに加え、面接やイベント後に必ずお礼のメールをくれました。
今の就職活動では、チャットで手軽に企業とコミュニケーションができます。面会、電話、メールが主流だったころに比べて、接触のしやすさにおいても、礼儀においても、企業とのやり取りがカジュアルになりました。すると逆に、対応が折り目正しい学生は印象に残ります。誠実さが垣間見えて、「弊社に入社してくれるかどうかは別として、この子の人生をフォローしたい」という気持ちになりました。

山口さん:選考過程でこの会社ならではと思ったのが、面接後の「フォロー面談」。説明会や面接では聞ききれなかったことを、人事担当者と話せる機会があったんです。人を大切にする企業姿勢がわかり、ここで働きたいという思いが強くなりました。

髙橋さん:フォロー面談では、評価に携わらない社員が、その日の面接を共に振り返ります。もちろん弊社に来てほしいですが(笑)、他社を含めた就職活動全般に生かせるアドバイスを心がけています。山口さんは、弊社で活躍している女性の具体例や、副業の可否など、入社を見据えて質問してくれたのが印象的でした。

知ろうとする一歩が、可能性を広げる

――dodaキャンパスを利用するメリットはなんでしょうか。

髙橋さん:弊社の採用活動では、従来通り学生の応募を待つエントリー型も併用していますが、内定者のほとんどはdodaキャンパスでオファーした人たちです。
ドコモというブランドは誰もが知っていますが、ドコモ・サポートを知っている学生は多くありません。オファー型の採用であれば、山口さんのような他業界を中心に見ていた方に対しても、こちらからアプローチをかけて存在を知ってもらえます。仕事のやりがいにも、福利厚生などの環境面にも自信があるので、「名前さえ知ってもらえれば」という弊社のような企業には非常に適した手法です。

山口さん:マスコミ志望だった私が通信系の企業と出会えたのは、他業界も視野に入れていたから。業界、企業を見る視野は、できるだけ広くもっていた方がいいと思います。自分で見られる範囲には限界がありますが、dodaキャンパスのようなオファー型サービスは、思わぬ業界、企業と出会うチャンスを広げてくれました。

髙橋さん:少しでも気になれば行動してみることが、良い出会いの第一歩だと思っています。その時は選考まで進む気持ちにならなかったとしても、就職活動を進めていくうちに気持ちが変わることもあるでしょう。実際、オファーに承諾してもらえなかった学生が、後からエントリー型で応募してくれたこともありました。その時々の感覚を大事にしながら、いろいろな企業の話を聞いてみると、運命の一社が見つかるかもしれませんよ。

――おふたりとも本日は、どうもありがとうございました。

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