「そろそろ就活に向けてなにか始めるか」と思い立ったはいいものの「あんまり就活で話せる経験もないし、どうしよう…」「インターンシップもいいけど、他になにかないかな…」と考えたこともあるのではないでしょうか。 そんなあなたにおすすめするのが「ビジネスコンテスト」。今回は学生でも参加可能なビジネスコンテストを5つ紹介します。
ビジネスコンテストってそもそもなに?
ビジネスコンテストとは、参加者がさまざまなビジネスモデルを考え、プレゼンテーションして競い合うコンテストのことで、一流企業や学生団体、東京都や神奈川県など多くの地方自治体なども主催しており、テーマもさまざま。コンテストで優勝や入賞したビジネスモデルには実際に事業を行うための資金や設備などのサポートが提供されることもあります。
企業に属している人向けのものから起業家向けのもの、学生向けのコンテストまで参加条件はさまざまです。起業を目指す学生はもちろんですが、一般企業に就職をする人にとっても貴重な体験を得ることができます。
ここがおすすめ!ビジネスコンテスト5選
それでは、学生が参加しやすいビジネスコンテストを紹介していきます。
1:GSEA 大学生起業家アワード
大学に通いながら既に起業している学生達のためのコンペティションとして、
The Global Student Entrepreneur Awards (GSEA) は1998年、アメリカ、セン
ト・ルイス大学で始まりました。
現在はEOという起業家団体が運営しています。
先輩起業家である運営メンバーによる大会参加へのフォローやメンバーとの交流
もありますが、なんといっても海外の学生企業家の友人を作れる素晴らしい機会
です。
ワシントン大会に参加する日本代表を決めるべく、2021年中に東京、大阪で行わ
れる国内予選への参加者を募集中。
日本国内決勝で勝ち抜いた1名が、2022年度世界大会へ参加出来ます。
世界大会の賞金は1位がUS$ 25,000、2位 US$ 10,000、3位 US$ 5,000です。
参加費はもちろん不要。会場までの航空運賃、ホテル代もEO側で負担します。
GSEA 大学生起業家アワード概要
【主催企業・団体】EO(Entrepreneurs' Organization)
【スケジュール】9月応募締め切り、2021年12月日本決勝
【賞金】1位 US$ 25,000、2位 US$ 10,000、3位 US$ 5,000
【詳細URL】EOオフィシャルサイト
2:キャンパスベンチャーグランプリ
キャンパスベンチャーグランプリは1999年に大阪で開催したのが始まりです。
現在、全国8地域(北海道、東北、東京、中部、大阪、中国、四国、九州)で展開しています。キャンパスベンチャーグランプリ出場をきっかけに
起業して活躍している先輩も多く、“学生起業家の登竜門”として知られています。
地域大会を勝ち上がった学生は「全国大会」で「経済産業大臣賞」「文部科学大臣賞」を目指します。次に栄冠を手にするのは、あなたかも知れません。
応募できる地区大会エリアは在籍している学校所在地になります。
まずは、ビジネスプランを提出書類に記載し、応募してください。
各地区の審査委員が審査致します。最優秀賞を獲得した1.2組が翌年に行われる全国大会に進出できます。優秀プランは日刊工業新聞などの媒体で公表します。
応募対象:日本国内にある大学、大学院、高等専門学校、短期大学、専門学校に在籍する学生、大学院生が対象です。応募は個人でもグループでも構いません。既に起業していても構いません。就職活動に活用される方もいます。
キャンパスベンチャーグランプリ概要
【主催企業・団体】日刊工業新聞社
【スケジュール】地区大会により日程が異なります
【賞金】5万円~50万円
【詳細URL】キャンパスベンチャーグランプリオフィシャルサイト
3:TOKYO STARTUP GATEWAY
TOKYO STARTUP GATEWAY(TSG)は、テクノロジーから、モノづくり、ソーシャルイノベーション、リアルビジネス、グローバルを見据えた起業など、分野を越えて、「東京」から世界を変える若き起業家を輩出するスタートアップコンテストです。
優秀で実現可能なビジネスプランなど、初めは必要ありません。「こんな世界や世の中をつくりたい、みてみたい。」その、あなたに秘めた夢・情熱こそが全てのはじまりです。この場に集まる仲間や応援団と共に、真に世界を変えていける力を、思い切り磨いていってください。
今年のスローガンは「DREAMER’S HIGH」
TOKYO STARTUP GATEWAY概要
【主催企業・団体】東京都
【スケジュール】決勝大会:11月28日
【賞金】優秀賞50万円 、最優秀賞100万円
【詳細URL】TOKYO STARTUP GATEWAY
4:OGIS-RI Software Challenge Award
OSCA (OGIS-RI Software Challenge Award) は今年で12回目となるオージス総研が主催する学生の方々を対象としたソフトウェアコンテストです。
「混ぜると消える?」をテーマにソフトウェア(ITシステム)のユニークな革新的アイデアを募集しています。審査では、応募していただいたアイデアを、独創性/技術的な工夫/実現可能性/有用性(ビジネス/社会)/面白さ(エンターテイメント性)の観点で評価されます。
このコンテストは若い学生の人たちの活躍の場、自分たちの発想力・想像力をシステム化のアイデアとしてアピールできる場です。そしてこのコンテストを機にITの可能性を知り、ぜひこの業界で活躍する人材になってほしいとのことです。
OGIS-RI Software Challenge Award概要
【主催企業・団体】4オージス総研
【スケジュール】エントリー: ~7月26日/応募:7月27日~8月18日/本選11月11日
【賞金】最優秀賞50万円
【詳細URL】OSCA2021
5:みたかビジネスプランコンテスト
三鷹市では、新たな産業の創出と新事業へ進出する起業支援を行い、地域産業の活性化を進めています。
これに伴い、これから起業を目指す方や新規事業により大きな飛躍を目指す方のビジネスプランを募り、プラン発表の機会を提供するとともに、事業の成長を応援するため、「みたかビジネスプランコンテスト」を開催しています。
起業創業の機運醸成を目的に、具体的な起業創業は未定でもビジネスアイデアをお持ちの方のプランを【アイデア部門】として募集しています。独創性や将来性、地域貢献性とチャレンジスピリットに溢れたプランについて評価されます。
みたかビジネスコンテスト概要
【主催企業・団体】株式会社まちづくり三鷹
【スケジュール】最終審査会:11月18日(木)
【賞金】地域貢献賞10万円、優秀賞10万円 、最優秀賞30万円
【詳細URL】みたかビジネスコンテスト
気になるビジコンで、就活に活かせる経験をしよう
もちろん、今回ご紹介したもの以外にも、学生でも参加できるビジネスコンテストはたくさんあります。「いきなりビジコンに参加してもいいものだろうか」と踏みとどまっている方もいらっしゃるでしょう。しかし、ビジネスコンテストという言葉を検索し、今回の記事をご覧になったあなたは最初の一歩を踏み出しているのです。ビジネスコンテストにチャレンジした経験は就職活動や、今後の社会人人生の糧になるでしょう。企業意識のない学生でも、アイデア次第でいい経験を得るチャンスにもなります。まずは一歩を踏み出して、参加してみてはいかがでしょうか。
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