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大学生におすすめのノートパソコン。用途に合わせた選び方とは

  • 大学1,2年生
  • 2020.09.09
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大学生活に必要となるノートパソコン。オンライン授業や課題の資料作り、ゼミの研究、就職活動など、様々な場面で使用する機会が多く、大学生にとって必須アイテムです。しかしいざ選ぼうと思っても

「どれがいいのかわからない」
「どこで買えばいい?」
「値段は高い方がいいの?」

など、悩むことも多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者の方での選びやすい「大学生におすすめのノートパソコン」をご紹介します。購入時はぜひチェックしてみてください。

【目次】


パソコンは買うべき?大学のパソコンも利用できるけれど

A君:「大学生って自分のパソコン持たないとダメ?大学のパソコンを使えばいいんじゃないかな? 大学ってパソコン借りられるんだよね?」
B君:「大学のパソコンは1度にすべて交換すると莫大なお金がかかるから、一昔前のモデルであることが多くて、スペックが低いことがざらにある。そうなると、最新のソフトだと互換性がなくて使えないこともあるよ。しかも、試験期間前とかでパソコンを借りる人が多くなるから、借りようと思っても借りられないかもしれないよ。」
A君:「なるほど。タブレットはどうなの?」
B君:「確かにタブレットは画面が大きいし、キーボードをつければタイピングもできる。でも、理系であれば統計解析ツールなどCPU の処理に負担が大きいソフトが必要で、パソコンのスペックが欠かせないんだ。ExcelなどのOfficeもタッチパネルだと作業が面倒だったりもするよ。」
A君:「じゃあやっぱり自分のパソコンはあったほうがよさそうだね。」

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大学生にパソコンが必要な3つの理由

オンライン授業でパソコンを使うこともある

B君:「新型コロナウイルスの影響で、多くの大学がオンライン授業を取り入れてるっていう事情も考えないと。もちろん、うちの大学でもとっくに始まってる。オンライン授業を受けるためにはパソコンが必要なんだ。カメラとか、場合によってはマイクの機能が必要になることもある。ノートパソコンだったら基本的にはカメラとマイクが搭載されているから問題ないと思うけど、デスクトップを選ぶなら別で用意しなきゃいけない。まあデスクトップは持ち運びもできないし、ノートパソコンを選ぶのが無難じゃないかな」
A君:「ふーん、オンライン授業か。カメラならスマホにもついてるけど、スマホじゃ受けれないの?」
B君:「スマホとかタブレットでも受けられないことはないけど、パソコンより性能が低いから映像や音声が乱れやすいよ。画面も小さいから見づらくなるしね」

パソコンは就活でも必要になる

B君:「しかも、パソコンは就活のときにも必要になるって先輩が言ってた。説明会や面接の予約をしたり、Webテストを受けたり、エントリーシートを書いたり……大変そうだよ。大学のパソコンは土日祝日や営業時間外になると基本的に使えなくなるから、パソコン持ってない先輩はわざわざネットカフェに行ってエントリーシートを書いてるし」
A君:「就活か~。大学入ったばかりだからあんまり実感わかないけど、だったらパソコンを買ったほうがいいのかもな。」

趣味でパソコンを使うシチュエーションもある

B君:「あと、趣味でパソコンが役に立つ場合もあるよ。Aはゲームとかやる?」
A君:「スマホでならやるけど」
B君:「もっと本格的なPCゲームがやりたかったら、スペックの高いパソコンが必要になるよ。最近はeスポーツの大学リーグなんかもあるみたいだし、もしかしたらプレイする機会があるかもね。他には、動画を見たり音楽を聞いたりするときもパソコンが使える。YoutubeとかNetflixの動画も、スマホの小さい画面で見るよりパソコンで見たほうが迫力があるし。SNSにアップする写真とか動画の編集もパソコンがあると便利だよ。パソコンで編集してエフェクトをかけたりして、写真や動画のクオリティを上げられるんだ。SNSに凝ってる人は結構やってるみたいだね」
A君:「いろんな使い道があるんだね~。わかんないけど、もしかしたらそのうち趣味で使うかもなあ」

自分のパソコンを持ったほうがいい理由

・Officeが使いやすい
・統計解析ツールなどのソフトはタブレットだと役不足
・大学のパソコンは、いざ使いたいときに使えないこともある
・オンライン授業で必要
・就職活動のときに、持っていると便利
・趣味で使うシチュエーションもある

大学生が買うパソコンの価格はどのくらい?

A君:「ところで、パソコンっていくらくらいするの?」
B君: 「パソコンの値段はスペックによって大きく変わるから一概には言えないかな。5万円くらいの安いパソコンもあれば、15万円以上するハイスペックなパソコンもあるからね。自分の必要に応じて価格帯を選べばいいと思うけど、まあ10万円から15万円くらいのやつがいいんじゃないかな。これくらいの価格帯なら、大学生に必要な機能はだいたい備わってると思う」

大学生におすすめのパソコンのスペック

B君:「パスコンを選ぶ際、持ち運びが楽なサイズ・重さにしたほうがいいよ。サイズは11~13インチで、重さは1kgまでがおすすめ。15インチになると、普通のリュックやカバンに入れるときにパソコンだけでパンパンになっちゃうかもしれない。」
A君:「僕はカフェでレポートとか試験勉強をやりたい派だからサイズと重さは大事だな」
B君:「次はCPU・(プロセッサー)かな。CPUはパソコンの頭脳。個人用パソコンなら性能が良い順にCore i7、core i5、core i3、Pentiumn、Celeronなどが有名だね。理系で、高度な演算ソフトを使う予定ならcore i5以上はほしいところだけど、普通に使うだけならCeleronでも十分かな」
A君:「レポートを書いたり、YouTubeで動画を見たりすることが中心になるだろうから僕はCeleronってやつで十分だな。メモリーはどれくらいがいいんだろう?」
B君:「メモリーは、パソコンが一度に処理できる容量のことで、メモリが大きければ大きいほどパソコンが処理するスピードが早くなるんだ。だいたい4GB、8GB、16GBのどれかで売られていることが多い。これもあまり高度なソフトを使わないなら4GBで十分だよ」
A君:「へー。ストレージっていうのは?」
B君:「それはスマホの容量と同じで、どれだけデータが保存できるか、だよ。一昔前まではHDD(Hard Disk Drive)というものが主流だったんだけど、今はSSD(Solid State Drive)を使うことのほうが多いかな。HDDは安くてたくさん保存できるけど、壊れやすい。SSDは高くてあまり保存できないけど、壊れにくくて処理速度がはやい。持ち運びを前提にしてパソコンを買うなら耐久性のあるSSDにしたほうがいいよ。しかも、大学生のレポートは基本的に数十KB(キロバイト)だから、あまり容量があっても意味がないんだ。何十ページにも及ぶ卒業論文でも1MB(メガバイト)もいかない(1024KB=1MB)。だから基本的にSSDの128GBで十分(1024MB=1GB)」
A君:「なるほど。基本的にあまりハイスペックなパソコンは買わなくてもいいのか。」
B君:「パソコンを買う前に、OSについても知っておいた方がいいよ。OSっていうのは、端末のシステムを包括的に管理するためのソフトウェアのこと。パソコンを使うためには欠かせないソフトなんだ。このOSで代表的なのがWindowsとMac OSの2種類。有名だからA君も聞いたことあるんじゃないかな。MicrosoftのWindowsはシェアが圧倒的で、多くの企業がWindowsのパソコンを採用してる。だから、社会に出た後も同じパソコンを使いやすいと思う。Mac OSはAppleのパソコンに使われてるOSだね。直感的に操作できて、デザインがスタイリッシュなんだ。Officeなんかの有名なソフトはどっちのOSでも使えるから、自分の好みに合ったほうを選ぶといいんじゃないかな」
A君:「なるほど~。無難なのはWindows、おしゃれなのはMac OSってことだね」

パソコン初心者が購入するときのオススメPCスペック

・持ち運びを重視するならサイズは11~13インチ、重さは1kgまで
・レポート書くだけならCPUはCeleronでも大丈夫
・メモリは4GB、ストレージはSSDの128GBで十分

大学生におすすめのパソコンメーカー

B君:「パソコンはいろんなメーカーから出てるから、メーカーごとの特徴を押さえておくことも大事だよ。僕がおすすめするメーカーは、Microsoft・Apple・富士通・DELL・VAIOの5つ。MicrosoftはWindowsを開発したことで有名だけど、パソコンも発売してるんだ。Surfaceっていうブランド名で売り出してて、タブレット型が多いのがMicrosoftのパソコンの特徴。キーボードとかタッチペンなんかのアクセサリーが別売りされてるから、必要に応じてカスタマイズできるんだ。Appleが発売しているパソコンはMacってブランド名でよく知られてるね。Macはクリエイティブ系の仕事をしてる人たちから特に人気があって、どの製品もスタイリッシュなデザインになってる。あと、他のApple製品、例えばiPhoneなんかとの互換性が高いのも人気の理由だね」
A君:「OSを開発してる会社はパソコンも人気なんだね~」
B君:「そうそう。他にも、富士通はサポート体制がしっかりしてて、日本を代表するパソコンメーカーの1つなんだ。DELLはコスパの高さに定評があって、シンプルでカスタマイズしやすいメーカーだね。日本でパソコンを製造してるVAIOも人気があって、キーボードの操作性とかバッテリー対応の利便性にこだわったパソコンを発売してるんだ」

おすすめのパソコンのメーカー

Microsoft
Apple
富士通
DELL
VAIO

大学生におすすめのパソコン5選

B君:「それじゃあ、Aにおすすめのパソコンを各メーカーから1つずつ選んで紹介するよ」
A君:「待ってました!」
B君:「まずMicrosoftでおすすめなのがSurface Pro7だね。タブレット型のパソコンだけど、別売りのタイプカバーをつければノートパソコンとしても使えるんだ。タッチパネルでタッチペンにも対応してるから、かなり自由に使えるんじゃないかな。Microsoftが発売してるパソコンだけあって、Officeも標準搭載されてるから結構コスパはいいんだ。どんな用途でパソコンを使うのかわからない段階で選ぶなら、汎用性が高いSurface Pro7がいいと思うね。Appleだったら、やっぱり定番のMacBook Airがおすすめかな。大学生なら誰もが憧れる、おしゃれなパソコンの代名詞だね。MacBook Airは画面の解像度が高くて、ダイナミックでリアルな映像が楽しめるんだ。キーボードにはMagic Keyboardっていうのを採用してて、タイピングしやすいからレポート作成にも便利だよ。大学がWindows推奨じゃなければ、デザイン性と実用性を兼ね備えたこのモデルを選んでみるのもいいと思う」
A君:A君「どっちのパソコンも魅力的だね~」
B君:「富士通のパソコンから選ぶんだったら、おすすめはLIFEBOOK WU2/D2。いくつかのモデルがあるんだけど、世界最軽量モデルは約698gでとにかく軽い。持ち運びやすさを重視するならこれで決まりかな。タイピングのしやすさも評価されてるんだ。DELLのパソコンでおすすめなのはInspiron 13 7391だね。液晶画面が360度回転するのが特徴で、いろんな形に切り替えながら使える面白いパソコンだよ。授業でも趣味でも使いやすいんじゃないかな。VAIOのパソコンだと、 SX12が大学生向けだと思う。天板にカーボンウォールを採用していて、頑丈なうえにコンパクトだから、持ち運びに適したモデルなんだ。キーとキーの間隔が広くてタイピングも快適だよ」

おすすめのパソコン5選

Surface Pro7
→Officeも標準搭載されて汎用性が高い。どんな用途でパソコンを使うのかわからない段階で選ぶなら◎

MacBook Air
→デザイン性と実用性を兼ね備えている。大学がWindows推奨でなければ◎

LIFEBOOK WU2/D2
→世界最軽量モデルで軽くて持ち運びやすい

Inspiron 13 7391
→頑丈なうえにコンパクト。キーとキーの間隔が広くてタイピングも快適

どこで買うのがお得?大学?ネット?

B君:「パソコンを買うならネットで買うと良いよ。ネットで購入すると、割引が適用されていることが多いから定価より安く買うことができる。学割で通常の割引よりもさらに安く買うことも可能だったりする。でも、家電量販店で買うのも決して悪いわけじゃない。家電量販店は保証がしっかりしてるし、最初のセットアップもやってもらえたりするよ。」
A君: 「大学生協でも売ってるよね」
B君:「大学の生協で売られているモデルはハイスペックなものが多くて、サポートやオプションがたくさんついているから普通に買うより高くなることが多いんだ。もちろん、そのサポートやオプションはかなり手厚いけどね」

パソコンを買う場所のメリットデメリット

・ネット
メリット…割引やキャッシュバックなどが豊富で、店頭で買うよりも安く買える
デメリット…購入サイトによっては、初期設定を自分でやらなければならないことも

・家電量販店
メリット…保証がしっかりしている。初期設定もやってもらえる
デメリット…値引きしてもらうには直接交渉が必要になる。最安値を探すには何店舗も回らなければいけないことも

・大学生協
メリット…家電量販店よりもしっかりした保証・サポート
デメリット…選べるモデルが限られており、多少値が張る

自分にあったパソコンを選ぼう

今回紹介したスペックなどは、あくまで一例です。文系であっても音楽や動画などの編集を趣味にしている人であれば、今回紹介したスペックでは物足りないでしょう。理系であっても、研究室で高性能なパソコンを利用できるのであれば、わざわざ自分で高いお金を出して買う必要はないかもしれません。

パソコンは奥が深く、自分で組み立てる人もいるくらいです。パソコンは決して安くない買い物なので、今回の記事を読んでもまだ迷っているなら、焦って購入する必要はありません。パソコンは、短ければ半年単位で次のモデルが発売されます。使うのであれば、できるだけ新しいモデルを使いたいですよね。気になる製品があれば、いざ必要になったときのために、こまめに情報はチェックしておきましょう。

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