大学生になったら学業だけでなく、部活やサークルにも入って学生生活を楽しみたいと思っている人も多いはず。そこで、大学生の先輩に部活・サークルについて聞いてみた。部活・サークル選びの参考にしてみよう。
大学生はみんな部活・サークルに入っているの?
Q. 大学で部活・サークルに入っている?
A. 過半数が入っている。途中でやめた人も2割いる
部活・サークル加入率
※2017年1月実施 大学生300名のアンケートより
まず、大学で部活やサークルに入っているか聞いてみたところ、約半数の先輩が何らかの部活・サークルに所属していることがわかった。部活・サークルの種類については、文化系団体の方が、体育会系団体よりやや多かった。
文化系団体の内訳を見てみると、人気が高かったのが音楽系の部活やサークルだ。体育会系団体では、野球やテニス、バスケットボール、バレーボールなど、球技が人気を集めているようだ。そのほか、高校まではあまり見かけない団体として、「よさこいサークル」「アルティメット(フリスビーを使ったチームスポーツ)サークル」「大学生同士で悩みを聞く、カウンセリングサークル」といったものも!
今回のアンケートでは、「入っていたけどやめてしまった」という先輩が約2割程度いることがわかった。その理由として、「サークルのノリについていけずにやめた」「サークルに入ったら部費や飲み会代など思っている以上に出費があったのでやめた」などが挙げられていた。
人間関係を広げるには部活・サークルに入るといい?
次に、大学生活を過ごすのに、部活やサークルに入った方がいいか聞いてみた。
Q. 大学生活を過ごすのに、部活・サークルは入った方がいいですか?
A. 7割以上の先輩が入った方がいいとすすめている!
部活・サークル加入をすすめるか?
※2017年1月実施 大学生300名のアンケートより
7割以上の先輩が「入っていた方がいい」と回答。その理由をいくつか紹介しよう。
入っていた方がいい理由
先輩の体験記
部活やサークルに入ると、他学年や他学部との交流が増えるので、友達が増えて大学生活が楽しくなりますよ。
(鳥取大学/S・N先輩)
大学の良いところは全国からさまざまな人が集まっているところです。多くの人と交流を持つことで、自分自身の考えが広がります。
(東海大学/O・A先輩)
同じ学科の先輩には履修計画などを相談でき、かなり心強かったです。
(名古屋工業大学/E・M先輩)
就活を始めて、たくさんの社会人に会うが、多くの方が「何かしら本気で頑張ったと自信を持っていえる経験を作ってほしい」とおっしゃいます。もっとサークルやアルバイトに積極的に挑戦しておけば、そんな経験ができただろうなと後悔しています…。
(立命館大学法学部/M・O先輩)
一方、入らなくてもいい理由をいくつか紹介しよう。
入らなくてもいい理由
先輩の体験記
意外と大学生活は忙しいものです。自分はアルバイトもしていたので、サークルに入っていなくても忙しく、かつ充実した生活を送っていますよ。
(神戸大学/S・K先輩)
部活・サークルなどに時間を取られて勉強がおろそかになるよりは、思い切り勉強できる時間を作れるように、部活・サークルに入らないという選択肢も十分ありだと思います。
(富山大学/H・S先輩)
サークルに入ったら部費や飲み会代など思っている以上に出費があります。部会などもあるので、毎回決まった日に集まることもあり時間も拘束されます。活動頻度が多く、アルバイトがしにくくなるので、私は入りませんでした。
(明治大学/S・A先輩)
サークルや部活に入らなくても、アルバイトやボランティアなど、いろいろな所で経験する・成長するチャンスはあると思います。
(武庫川女子大学/S・N先輩)
人間関係、人脈を広げるには、部活・サークルに入るのはおすすめと言えるだろう。ただ、活動状況によっては、予想以上に練習等が忙しく、学業に影響が及んでしまうこともあるようだ。新入生歓迎会や説明会などに参加して、詳しい活動を知ってから所属するかどうか決めるようにしよう。
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