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就活のエントリー数、平均は何社?増やすメリット・デメリットは?

  • 就活ノウハウ
  • 2023.12.18
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本記事では「就活におけるエントリー数はどれぐらいが妥当なの?」と悩む方へ、エントリー数が多いこと、少ないことそれぞれのメリット・デメリットをはじめ、エントリー数の目安について解説しています。

目次

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    就活でエントリーする平均企業数は?

    政府の調査(*)によると、エントリー企業数のボリュームゾーンは「21~50社(23.7%)」でした。また、エントリーした企業のうち第一志望群の数は「1~3社(47.5%)」と、半数近くの学生が3社以内という結果に。

    エントリー企業数は次いで「4~10社(17.7%)」、「51~100社(17.2%)」となっており、平均社数としては20~50社と幅がある状況でした。

    (*)厚生労働省|「大卒者等のインターネットを通じた就職活動に関する調査」P8-9より

    エントリー数を増やすメリットとデメリットは?

    では、多くの会社にエントリーをすることで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。それぞれ確認してみましょう。

    エントリー数を増やすメリット

    メリット1.幅広い業界・企業を知ることで、漏れなく検討できる

    エントリー数を増やすことで、自分に合う企業を漏れなく検討できるというメリットがあります。

    就活において自分自身の知っている情報をもとに、企業や業界を絞り込んでしまう人は少なくありません。エントリー数を増やすことは、最初から業界を絞り込んでいては決してわからなかった、ビジネスの仕組み、働く環境の違いといった事柄を把握した上で漏れなく比較・検討できるようになります。

    メリット2.マッチする業界・企業を見つける可能性が広がる

    エントリー数の増加により、説明会や社員座談会、面接といった企業を知る機会が増えるというメリットがあります。

    エントリー時は第一志望でなくとも、選考が進むにつれて志望度が上がることは多々あります。説明会や面接といった接点を通して企業理解が進み、社員の雰囲気が見えてくるためです。

    メリット3.エントリーシート作成や面接の経験値が増える

    エントリー数が増えると、必然的にエントリーシートの作成数や面接回数が増加します。特に、面接は経験が増えることで、緊張が解け、対応に余裕が出てくるでしょう。

    面接に不安がある方は、志望度が高い企業の面接までに何度か経験を積めるよう、エントリーを増やすことも検討してみると良いかもしれません。

    エントリー数を増やすデメリット

    デメリット1.スケジュール管理が難しい

    エントリー企業数が増えると、各企業の選考日程が重ならないように調整・管理する手間が発生するというデメリットがあります。

    締め切りまでにエントリーシートの作成・提出をすることはもちろん、エントリー後は選考日時に関する連絡が日々届くことになります。特に、同日に選考が重なっている場合は、面接が伸びてしまった際の移動時間も想定しておき、調整する必要があるでしょう。

    このような場合を想定し、志望企業の優先順位をつけておくことはもちろん、最新の自分の予定がすぐ把握できるよう、手帳やスケジュール管理アプリなどを駆使して、管理しなければならない手間が発生します。

    デメリット2.本命業界・企業に割く時間が減る

    対応すべき企業数が増えるということは、本命企業に割く時間数が減るというデメリットがあります。

    企業側が学生の志望度を測るにあたって、企業理解の深さは重要なポイントです。自分の言葉でその企業に対する志望動機が語れるよう、志望度の高い業界や企業の研究は優先的に進める必要があります。

    しかし、エントリーシートの作成や選考対策を行う業界・企業が増えることによって、1社ごとの業界や企業研究に割く時間は必然的に減少します。

    そのため、無計画にエントリー数を増やすことは懸命ではないと言えるでしょう。

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    エントリー数を減らすメリットとデメリットは?

    一方で、企業を絞り込みエントリー数を減らすことによる、メリット・デメリットもあります。順番に確認してみましょう。

    エントリー数を減らすメリット

    メリット1.スケジュールに余裕が出る

    エントリー数をある程度絞ればスケジュールに余裕が出るため、1社1社しっかりと理解した上で、選考に臨むことができます。このようなスケジュール面での余裕は、準備や対策という面ではメリットだと言えます。

    複数社にエントリーして選考通過となった場合、同じような時期に選考が行われることも往々にしてあります。十分な準備ができていない状況で、選考に臨まなければならないというシーンも出てくるでしょう。

    メリット2.念入りな企業研究・面接対策ができる

    エントリー数が少ない場合、それぞれの企業について研究する時間を多く確保できるというメリットがあります。 説明会で配布される会社説明の他、ホームページから閲覧できる中期経営計画等を読み込んでしっかりと頭に入れておけば、面接時の引き出しが増えます。企業側にも、よく勉強していることが伝わり、志望度を高く評価してくれるでしょう。

    業界の中での位置づけや、どのような強みを持っているのか、今後どのような事業に注力していくのか、念入りに企業研究を進めることで、選考通過率を高めることにもつながるでしょう。

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    エントリー数を減らすデメリット

    デメリット1.内定・就活終了時期が遅くなる可能性がある

    エントリーした企業の選考が思い通りに進まなかった場合、内定獲得や就活終了時期が遅くなる可能性があります。

    エントリーした数少ない企業の選考過程で落ちてしまった場合、再度、エントリーする企業を探すことから始めることになります。エントリーのピークである2~3月頃であれば、追加でエントリー数を増やすことができますが、それ以降になると注意が必要です。

    遅くなればなるほど、エントリーできる企業が少なくなり、当然ながら選考時期も遅くなるため、内々定をもらえる時期が周囲より遅れることになります。最終的に内定がもらえたとしても、それまで不安な気持ちで就活をすることになるため、選考落ちのリスクも想定しておきましょう。

    デメリット2.ミスマッチが起きた際の仕切り直しが大変

    選考の後半フェーズや内々定といったタイミングで、自分と企業のミスマッチに気がついてしまった場合、エントリー企業が他になければ、改めてイチから就活を始めることになります。エントリー数を絞り込むのであれば、本当に行きたい業界・企業なのか、あらかじめ十分に考えておきましょう。

    デメリット3.マッチする企業を見落とす可能性がある

    エントリー数を減らすと、業界研究や企業研究の範囲も狭くなります。そのため、自分にマッチしていた企業を見落としてしまう可能性も上がることに。明確な志望業界がない方であれば、エントリー数の絞り込みはオススメできません。

    エントリーを増やす・減らす場合の注意点

    エントリー数を増やす場合の注意点は2つあります。

    1.スケジュール管理の徹底

    エントリー数を増やした場合の、最大の注意点はスケジュール管理です。
    説明会や面接、適性検査のスケジュールについては、移動時間も含めて予定を組みたてる習慣をつけましょう。また、説明会や適性検査など複数の日程から選択する場合には、特に他のスケジュールとの兼ね合いを考えて選ぶのがポイントです。

    2.企業研究の優先順位

    エントリーする企業に優先順位をつけて、本命企業の対策がおろそかにならないよう気を付けましょう。面接での深堀りに備えて、志望度の高い業界や企業から順番に研究を進める意識が大切です。

    逆に、エントリーを減らす場合の注意点は以下の2つです。

    選考状況に応じた追加のエントリーを行う

    選考が上手く進まない、エントリーをしたものの企業から連絡が来ない場合には、すぐに追加のエントリーやプレエントリーを行い、受ける企業が全くなくなってしまったという事態を避けるようにしましょう。

    就活の軸に変化があれば追加のエントリーを行う

    就活を進めていく中で、希望条件や就活の軸が変わった際は、随時エントリーを行いましょう。最初に絞り込んだ企業へエントリーを終えた後にも、自己分析を続け、気になる企業をリサーチし続けることをオススメします。

    エントリー数の管理が難しい場合はオファー型がおすすめ

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