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経済学部は就職に有利? おすすめ資格もあわせて紹介!

  • 就活ノウハウ
  • 2019.02.18

文系の主要学部として、国公立・私立問わずほとんどの大学に設置されている経済学部。経済学部は就職に有利と言われていますが、なぜそのように言われているのでしょうか?

この記事では、その真偽と主な就職先の業界、できれば持っておくと良い資格などについて紹介します。

【目次】


経済学部の学生が就職の際に活かせる強みって?

経済学部は就職に強いと言われています。「大学通信」が2017年に発表したデータによれば、2016年卒の商・経営系の平均就職率は87.6%と高く、“就職に弱い”と言われる文・人文系の83.3%と差をつけています。

経済学部が就職に有利な理由は、なんでしょうか? 理由はいくつか考えられますが最大の理由は、実務に直結した知識を学ぶから。財務や会計、経済学・経営学に加えてマーケティング(経営学部や商学部で学ぶところもあります)など……社会人になってから必要となる知識を学生時代に学んでおけるというのは、大きな強みになります。

経済学部といっても専門は様々なですが、共通しているのは世の中のお金の流れや仕組みである経済を学んでいるという点です。世の中の一般企業は売上と利益を生み出すことが使命のため、業界・業種を問わず多くの企業が必要とする人材となります。

経済学部生の就職先ってどんなところ?

では実際、経済学部生が目指す就職先が多いのはどういった業界なのでしょうか? 主要な業界を3つほど紹介したいと思います。

・金融業界

メガバンク、証券、生保・損保など、金融業界に進む学生は多いもの。社会的信用の高さや30代で1000万円を超える年収の魅力などにより、金融業界の人気は衰えることを知りません。

慶應義塾大学三田キャンパスの学生部 就職・進路支援担当が発表している2018年3月卒業・修了生、2017年9月卒業・修了生の経済学部生の就職先ランキングを見てみましょう。これによれば、1位:みずほ銀行、2位:三菱UFJ銀行、3位:東京海上日動火災保険と、上位を金融業界の企業が独占しています。

慶應義塾大学三田キャンパスの学生部 就職・進路支援担当

特に、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行は3大メガバンクと呼ばれ、依然として人気。また証券会社は、野村證券・大和証券・SMBC日興証券などが有名で、生保は日本生命保険・第一生命保険などが、損保は東京海上日動火災保険・ 三井住友海上火災保険など認知度も高く、就活生からも高い人気を誇っています。

お金の流れや企業の経済活動の仕組みを知っているのと知らないのとでは、業務の理解に大きな差が生まれます。大学で経済学を学んでいるという強みは、ビジネスパーソンとしての基礎体力になることは確実です。

・商社

経済学部の就職先として商社も人気です。商社というと、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅のいわゆる「五大商社」を思い浮かべる学生が多いと思いますが、兼松、JFE商事、大塚商会など専門分野に特化した専門商社も存在します。専門商社には、伊藤忠丸紅鉄鋼のように、大手商社の一部門が統合してできた会社も存在します。

商社の仕事というと、世界中の資源や商品を調達するのがメインの仕事であることが多く、「世界を股に掛けてビジネスがしたい」という学生に人気。

一般的に給与が高いのも、商社人気の理由といえるでしょう。2018年6月末時点での上場企業における平均年収ランキングを見てみると、三菱商事(平均1540.9万円)が8位にランクインしています。

経済学部は数字を扱う講義・演習が多く、数学にふれる機会が多いため、商社ビジネスに携わる上で重宝されます。とくに国際貿易業務に関しては、例えば「比較優位」など、経済学で学んだ知識が役立ちます。

さらに、証券アナリストや公認会計士資格などを学生のうちに取得しておくと、新卒で入社した後も有利になります。もし時間があるのなら、これらの資格の勉強をしておくと良いでしょう。

・メーカー

金融、商社と同様、メーカーに就職する経済学部生も多くなっています。自動車や飲料、IT機器など、各メーカーの存在が身近な存在だからかもしれませんし、経済学部生が必ず学ぶ「ミクロ経済学」は、メーカーの経済活動を理解する上で必要であり、経済学部生が有利と言われているゆえんです。

上で書いたとおり、一口にメーカーと言っても、自動車会社から家電までメーカーの範囲は広いもの。企業数が多いためか、メーカーにも経済学部卒の先輩社員が大勢います。そのためOB/OG訪問がしやすく、メーカーに内定する経済学部生が多いようです。

文系出身者がメーカーで配属になるのは営業の部署が多いですが、就活生の間では「商品企画」「マーケティング」といった部署が人気です。これらの部署は企業の中でも花形であるため、配属されるのはなかなか難しいものですが、大学の授業でマーケティングに関することに触れてきた経済学部の学生は、有利でしょう。

各業界に共通しているのは「お金」や「経済」が絡んでいる点。経済学部で学んだ専門知識を仕事に活かしたいと考える学生が多いのでしょう。

経済学部の学生が就活のときに持っておくといい資格は?

ここでは、経済学部の学生が就活時に所有していると強みになる資格について紹介します。ゼミにサークル、アルバイトやインターンシップなど、大学生活はなにかと忙しいもの。もちろん紹介する資格を持っていないからといって、就活が不利になるわけではありません。

ですが、時間をみつけて学んでおくことで、就活で伝えられることが増えるだけでなく、社会人になった後も他の同期と比べて一歩リードすることができるでしょう。

・日商簿記検定

商工会議所の検定である日商簿記検定。1級、2級、3級、初級の4種類があります。合格率は、2018年6月時点の段階では、1級が13.4%、2級が15.6%、3級が44.3%、初級が60.7%(2018年4月1日~6月30日の期間)。簿記検定は履歴書に書けるばかりか、企業の経済活動の仕組みを学べるので、勉強しておいて損はありません。

・ファイナンシャルプランナー(FP)

投資、税金、不動産など、お金に関するあらゆる知識を持っていることを証明する資格です。とくに金融業界、不動産業界への就活で役立ちます。

国家資格である「ファイナンシャル・プラニング技能検定(FP技能士)」と、民間資格であるAFP、CFPがあります。さらにFP技能士は1級、2級、3級があり、それぞれ合格率は8.24%、26.74%、42.92%となっています(2018年9月9日実施)。なお、AFPの試験は2級FP技能検定の試験を兼ねており、難易度は同等と考えて良いでしょう。CFP試験の合格率は4.5%です(2017年11月実施)。合格率一桁と、かなりの難関の資格ですが、少しずつ学んでいくことで合格の道はみえてくるでしょう。

・TOEIC

英語検定として有名なTOEICも、学生時代のうちに学んでおくといい資格のひとつ。例えば総合商社でもある楽天では、TOEICスコアが選考に影響することはないものの、内定から入社までの間に800点を取得しておく必要があります。国際化が進む昨今では、TOEICを重視する企業が増えてくるものと思われるので、学生時代のうちに勉強しておくと良いかもしれません。

就職に強い経済学部でも業界研究や自己分析を徹底しよう

文科省の調査では、商・経済学部は全国で所属している学生がもっとも多い学部。

それゆえ、商・経済学部を卒業した社会人も多く、OB/OGもたくさんいるので、リクルーター面談などがしやすい、という利点も……ですが、「就職に強い」「OB/OGもたくさんいる」と経済学部のブランドに甘えるばかりでは、志望企業の内定は難しくなるでしょう。資格の勉強や企業のインターンシップに参加するなど、しっかりと自分を磨くためのアクションを起こしておくことが大切です。

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