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ありきたりの言葉では刺さらない! 熱意が伝わる志望動機の書き方

  • 就活ノウハウ
  • 2020.04.01

たとえるなら、エントリーシートとはこれから働く会社へ宛てた“ラブレター”。しかし、いくつも書いているうちに、記入する内容が単調になったり重複したりとルーティン作業になってはいないでしょうか?


特に自由記述である「志望動機」は、採用する側はどれほど真剣に働きたいのかを知るために細かくチェックする項目。


今回は、「どう書けばいいのかわからない」という人たちのために、ライバルたちに差をつける説得力のある“志望動機の書き方”についてお伝えします。



企業はどんな人材を求めているのか。大切なのは相手の立場になって考えること

世の中には無数の仕事があり、それぞれの会社で求められる人物像は異なります。

ですが、志望動機を書く際に気にすべき点は基本的には変わりません。ここでは人事採用者が志望動機のどのような点を注視しているのかを紹介します。履歴書やエントリーシートを作成する上でのヒントにしてみてください。



●その会社を選んだ“なぜ”を明確にする

まずはその会社を選んだ理由を明確に書くこと。採用担当者に確かなインパクトを残すためにも、冒頭の一文に簡潔に明記しましょう。


また、多数ある同業の企業の中から“なぜウチの会社を選んだのか?”という点も採用担当者としては興味があるところ。他社との比較を含め、論理的に説明できれば業界のことを細かくリサーチしていると思われ、採用担当者に好印象を与えることができます。



●「やりたいこと」はあまり具体的に書きすぎず、バランスを考えよう

その会社に入って将来的にやりたいこと、実現したいことも記入することも多いはず。しかし、あまり具体的に絞って書いてしまうとマイナス効果になってしまうことも。

たとえばエンジニアリング系企業のエントリーで、「飲み水の確保に困っている地域の人のため、淡水化プラントの開発に携わりたくて応募しました」と書いたとします。一見しっかりとした志望動機に見えますが、あまりに専門的な分野に絞られてくるため、雇用する側としては「それ以外の仕事を与えても熱意を持って取り組んでくれるのか?」と疑問符がついてしまいます。応募企業はひとつの仕事だけをしているわけではありません。そのひとつにフォーカスしてしまうのは、よくありがちなことですので、注意しましょう。


その一方で、応募者の希望と会社の実態が実はかけ離れているというケースもありますので、やりたいことをあらかじめ明言しておくことでミスマッチを事前に回避できるというメリットもあります。


そのため、「やりたいこと」に関しては具体性のバランスを考えながら記入する必要があるでしょう。



●自分の能力を断言するのはNG!

エントリーシートでよく見かける表現として、「私は〇〇の能力が高い」「〇〇で御社に貢献できる」といった自己PRがあります。しかし、その人の能力が高いかどうかは第三者が判断することであり、「御社に貢献~」と書いても、新卒に即戦力になることは求めていません。素直に学生時代に力を入れていたこと、人から感謝されたことなど“他人目線で評価されたこと”を書くといいでしょう。


新卒には“やり抜く力“や“課題を抽出し、解決する力”など資質を問われることが多い傾向にありますので、人柄やポテンシャルを感じてもらえるようなアピールをするのがよいでしょう。



●目標の中にも中長期的なビジョンを加える

「やりたいこと」と似ている部分ですが、自分の希望にプラスして世界情勢や日本経済など世の中の流れをふまえたうえで、今後起こりうることに対して自分がどのような取り組みをしていきたいかを説明できれば、採用担当者への印象もグッとよくなります。


たとえば、高齢化社会に備え自動運転の自動車開発にシフトしているメーカーに対して「カッコいいスポーツカーを設計したい」と書いても採用担当者の心に響かないでしょう。自分が進みたい分野でその企業が生き残るために必要なこと、その中で自分はなにができるのかを常日頃から考えるようにしましょう。



シンプルだけど刺さる志望動機の書き方

上記で説明したことを参考に、実際に自分ならではの志望動機を書く練習をしてみましょう。記入するフォーマットによっては文字数に上限があるので、ダラダラと書いても読む側としては言いたいことが素直に伝わらず印象に残りません。そのため以下の4段構成を念頭に、端的に書く習慣をつけてみてください。


以下には、飲食業界を目指す学生を想定し、志望動機の例文も作成しました。ぜひ参考にしてみてください。



  • ポイント1.自身のビジョン・目標

  • ポイント2.そのビジョン・目標を抱くようになった、理由・きっかけ・経験を書く

  • ポイント3.他業界、他社ではなく、その企業じゃないとだめな理由

  • ポイント4.その企業で、具体的にどのような仕事をしたいのか

●例文(ある飲食業界の志望動機)

(ポイント1)私は焼肉という外食を世間に浸透させていきたいと思っています。特に“和牛”は日本が世界に誇る食文化で、小さい頃に家族で食べた味はいまでも忘れることができません。日本の食習慣の素晴らしさを、改めて世界中の人に理解してもらいたいと思い応募させていただきました。


(ポイント2)私の父親は長距離バスの運転手をしており、月に数日しか父親が家にいない生活に慣れていました。月に一度再会するとき、決まって家族全員で焼肉を食べに行きました。みんなで炭火を囲むことで、家族がふれあえる団らんの時間の大切さに気づき、食事の時間を共有することの大切さと、それによって生まれる家族間の絆を、仕事を通じて多くの人に体験してほしいと思いました。


(ポイント3)ファミリーレストランなどは食べるメニューも個々で分かれており、提供される時間にもばらつきがあります。一方で焼肉は、家族同士で話し合いながら注文するメニューを決めたり、自ら調理するという過程があるため一体感が生まれます。これは他の外食産業にはない魅力だと思います。また、とくに御社では、個室やキッズルームを完備したり、キッズメニューが他社より豊富だったりと、子供連れの家族にやさしい店舗作りをされています。


(ポイント4)焼肉は値段の高い食べ物という認識が強いですが、ファミリー向けをターゲットにした業態も増えています。より食事を楽しんでもらえるよう、家族連れでも気軽に入れるような明るく、清潔な店舗づくりに自分のアイデアを発信していきたいと思います。



以上のように、書くべきポイントをあらかじめ分割しておき、各項目に沿って“なぜ”をしっかりと記すことで採用担当者に確かなインパクトを残すことができるでしょう。



志望動機では偽りのない気持ちを熱意を伝えよう

新入社員を採用するということは、ある意味新たな「家族」を迎え入れるような感覚に近いかもしれません。当然、自分の親兄弟とは違い、これまで皆さんが育ってきた環境や背景を先輩社員が知ることには限界があります。しかし一緒に働いていく以上、もしかしたら家族以上に今後多くの時間を共有することになるのです。新しい家族として迎え入れてくれる会社のためにも、偽りのない気持ちと熱意を伝えることはとても大切なことだといえるでしょう。



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