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【社会人インタビュー】世界を見て決めた自分の道 株式会社日本IBM 古川桃子さん

  • インタビュー
  • 2021.12.24

プロフィール

古川 桃子 さん
株式会社日本IBMテクニカルセールス担当
2021年大学卒業。社会人1年目
大学時代のタイへのインターンをきっかけに社会課題×ITに興味を持ち現在の道を志す
矢崎 愛梨 さん
山梨学院大学に通う大学2年生(24卒)
2021年7月より「dodaキャンパス クリエイティブキャリアサークル」コミュニティに参加し、コミュニティ内編集部プロジェクトに所属。

就活…企業選び…

就活をしなくてはいけないけどどうしたらいいのだろう??

「実際に社会人の人の話を聞くなかで自分の視野を広げる」ことを目的に社会人インタビューとして、社会人1年目古川桃子さんにインタビューさせていただきました。

古川さんにインタビューをさせていただいた背景

ここ数年、コロナ禍で就職が難しいと周りから聞くことが増えました。将来の目標が漠然としている私としてはこのままではいけないという思いはありましたが、どのような事から始めたら良いのかわからないままでした。そこで、実際にコロナ禍での就活を経験した人に話を聞くことで、自分の考え方を広げることができるのではないかと考えるようになりました。そのような中で、コロナ禍での就職を経験した、社会人1年目という私と比較的年齢の近い古川さんにお話を伺うことができる機会をいただきました。
インタビューでは、古川さんの就活についてや、コロナ禍での就活のメリットやデメリットを質問していこうと思います。

目次

    古川さんが今の道を選んだわけ

    ――日本IBMという会社を選んだ理由を教えてください。

    大学時代に休学してタイへインターン留学した際にテクノロジ―の力の凄さを身近に感じました。その中で大学生の頃から社会課題に興味を持っていたのですが、タイへの留学を通してITなら社会問題を解決できるかもしれないと感じ、自分のやりたい社会課題×ITをできると感じた日本IBMを選びました。

    ――タイへ留学されたということですが、タイを選んだ理由はありますか?

    大学生のうちに海外へ行きたいという思いがあって、タイへ留学する前に初めてアジア内でインドへ行った際に、生きる活力を感じ、同じアジア内なのに日本との違いに驚きました。このことから、アジアに目を向けてみようと感じ、行く国を選ぶ中で自分の興味のあった社会問題や国連を学べると思ったタイを選びました。

    ――海外へ行くことで自分への影響は大きかったですか?

    はい。やっぱり自分の視野を広げるという面では、自分の中ですごく大きかったです。

    就活での大切なこと

    ――就活を意識した時期はいつですか?

    ある程度考え始めたのは大学2年生のはじめです。

    ――大学2年生の時に就活を考え始めたきっかけはありましたか?

    それより前にカナダに行った際に日本のことについて知らないと思い、知りたいと思ったことが1つです。
    もう1つは大学の授業で課題解決の授業があり、実際に企業さんがいらして課題解決のグループディスカッションをした際に課題解決が面白いと感じ、企業さんの話を聞く中でもっと企業さんのことを知りたいと思ったことがきっかけです。

    ――就活はどのようなことから始めましたか?

    何をもって就活といっていいのかわからないのですが、企業さんのことを知りたいと思い始めたのは大学2年生のはじめで、大学3年生の1月ぐらいから、がっつり説明会や座談会に参加したり、自己分析をしたりし始めました。

    ――自己分析はどのような風に行っていましたか?

    大学2年生のころからやっていたのは、今日どんなことがあって、どんなことに自分が違和感を持ってどうしたいのかということをひたすら日記に書いてました。
    実際に企業さんを受けていた大学3年生の時にやっていた自己分析は、ひたすら過去の自分を掘り下げてました。いままで自分が何を思ってどういうことをしてきて、それがどのような風にして今に繋がってきているのかが、点ではなくスムーズに繋がるように考えていました。過去を振り返るのも限界があるので、その後は自分が今後どうしたいのかを項目で洗い出していました。就活の中で自己分析は大切だと思います。

    コロナ禍での就活のメリット・デメリット

    ――社会人1年目ということで、コロナ禍での就活だったと思うのですが、大変だったことを教えてください。

    2つあります。1つ目は周りの情報がわからないということです。実際に企業などに行って情報を得るということができなかったことが大変でした。
    2つ目は、オンラインでの面接です。Wi-Fiのネット環境が悪かったり、グループディスカッションで周りの雰囲気などがわからなかったことが大変でした。

    ――逆にコロナ禍でよかったと思うことはありますか?

    デメリットで挙げたのですが、逆にオンライン面接でよかったと思うこともありました。移動時間などを気にせず沢山面接や説明会の予約ができたことや、割とラフな格好で参加できたことは良かったと思っています。

    ――社会人になってみてコロナ禍の学生に求められることを教えてください。

    自分が学生に戻ったらどうするかを考えたときに、一番大切なことは自分に素直になることだと思っています。日本では就活が大切だと思われがちですが、就活は人生の中の通過点に過ぎないので、就職のために頑張ることも大切ですが、個人的には就活に限らず自分に素直になって自分の好きなことをすることが大切だと思います。

    大学2年生のうちに私たちがやるべきこと

    ――最後になるのですが、大学2年生のうちに行っておくべきと思うことを教えてください。

    社会人になると時間が限られてしまうので、自分の時間が自分で計画できる学生のうちにやりたいことはやっておいたほうがいいと思います。就活の面でいうと、過去の自分を振り返る中で見えてくるものも多いと思うので自己分析は大切だと思います。自己分析で見えない場合は、自分の興味のある物をピックアップして見てみるのもいいと思います。

    インタビューを通して

    短い時間でしたが、古川さんにインタビューをさせていただいて学んだことが多くありました。一番強く感じたことは自己分析の大切さです。
    自分自身を知らなくては自分がどこに進むべきかわからないことに加え、相手に自分を知ってもらうことができません。これらのことから、改めて自己分析の大切さに気づかされました。今後は私も自分自身と向き合い、自分の軸を見つけていきたいです。

    また、コロナ禍での就活については、少し安心しました。コロナ禍だからといってデメリットだけではなく、メリットもあることがわかったので、自分がおかれた環境に言い訳するのではなく、その環境に合った努力をしていくようにしたいです。

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